テック株　宴は続くか

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台風10号は、8日（日）午前9時現在、八丈島の北東約150キロにあって、時速25キロで北東に進んでいます。
中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。

この台風は伊豆諸島付近を北東へ進み、8日（日）午前中は伊豆諸島から関東地方に接近し、
東日本太平洋側を中心に荒れた天気となって、大しけや大雨となる所があるでしょう。

低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、うねりを伴った高波に警戒し、土砂災害、強風に注意・警戒してください。

2021年8月8日（日）雨

・テック株　宴は続くか　カネ余り相場に迫る3つの暗雲
「アマゾン・ショック」に世界の投資家が身構えた。
7/30、米アマゾン・ドット・コムの株価が8％安と急落。
前日に発表した4‐6月期決算で、売上高が市場予想を下回ったことが切っ掛け。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、7－9月期には経済正常化に伴って
ネット通販の成長が減速するとの見方を示したことも株価の重荷になった。
アップルやフェイスブックにも決算発表の翌日、株式市場は「売り」で反応した。
市場は「GAFAM」の成長ペース鈍化を懸念する。

・テック株　宴は続くか　カネ余り相場に迫る3つの暗雲
世界中にあふれた緩和マネーの受け皿となり、米株高をけん引したGAFAMの存在感は群を抜く。
時価総額合計は1000兆円を上回り、わずか5社で東京証券取引所の市場全体（約735兆円）を大きく上回る。
それだけに、いったんＧＡＦＡＭ株が調整局面に入れば、日本をはじめとする各国の株式市場に与える影響は大きく
「日経平均株価が年初来安値をつける可能性も否定できない」との声も。

・テック株　宴は続くか　カネ余り相場に迫る3つの暗雲
足元を見渡すと、リスクの火種はくすぶっている。
一つはインフレ懸念。
政治の動きも大きなリスク。
投資指標をみると、既に米国株には割高感がでている。
テックの宴が終わるときに備えて、どう動くべきか。
リスクシナリオと、投資家のとるべき戦略を点検していく。

・テック株　宴は続くか　巨星・新星　波乱の引き金は
パンデミック後に米国のテック株は約7割上昇した。
割高な水準まで上昇したバリュエーション（投資尺度）の修正、緩和マネーの引き締め、
巨大になり過ぎたＩＴ企業への規制が株価の本格調整の引き金（トリガー）になりそう。

・テック株　宴は続くか　巨星・新星　波乱の引き金は
Trigger（1）割高感、成長期待上回る膨張。
GAFAM、巨大テック（情報技術）に代表されるテック株がけん引し、米国の主要株価指数は最高値圏にある。
巨大IT5社を「GAFAM」株式会社と見た時、QUICK・ファクトセットの今期予想利益ベースのPER（株価収益率）は32倍。
上海や東京市場を超える1021兆円という巨大な時価総額（7/28時点）でもPERが30倍台にとどまるのは、予想純利益も32兆円を超えるため。
コロナ禍でビジネスでオンラインツールを使う需要や、巣ごもりによるネット広告ニーズを取り込み、利益が急拡大。
他のテック企業の株価も上昇し、テック株全体の投資指標はITバブル期以来の割高感を指し示す。
「CAPEレシオ」は38倍に迫り、割高の目安とされる25倍を大きく上回る。
足元ではITバブル期（約44倍）に迫る水準。
「FOMO（Fear Of Missing Out）」直訳すると「取り残される事への恐怖」。
上げ相場に乗り遅れたくないとの心理から、個人投資家などが上値を負う「順張り」の買いに向かってきた。
ウォール街の相場格言「木は天までは育たない」（成長や人気が永遠に続くものではない）が説得力を持つ日は近いかもしれない。

・テック株　宴は続くか　巨星・新星　波乱の引き金は
Trigger（2）テーパリング（金融緩和の段階的縮小）、締める「蛇口」
ぬぐえぬインフレ懸念、低金利の前提揺るがす。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・テック株　宴は続くか　巨星・新星　波乱の引き金は
Trigger（3）バイデン政権、巨大ITに包囲網
当局トップに相次ぎ規制推進派、行政の裁量拡大
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・テック株　宴は続くか　ROE（自己資本利益率）・塞いで探る、大荒れ相場の「お守り」銘柄
住宅や資源関連、手堅さ光る。
相場をけん引してきたテック株の上値を追いづらいとすれば、これからはどんな企業が有望なのか
リオ・ティント（英豪）資源大手　予想PER　5.6倍　PBR　2.6倍　ROE　23.4％
プルドグループ（米）住宅建設大手　7.1倍　1.7倍　23.2％
近鉄エクスプレス　<9375> ［終値2525円］航空貨物　7.4倍　1.5倍　17.0％
レナー（米）住宅の建設・販売　7.8倍　1.3倍　14.4％
DRホートン（米）住宅の建設・ローン　8.5倍　2.3倍　21.7％
キングレッド・グループ（マルタ）オンラインカジノ　9.1倍　4.0倍　51.8％
ガンホー　<3765> ［終値2079円］スマホゲーム　9.2倍　1.6倍　17.9％
日立　<6501> ［終値6070円］総合電機　10.0倍　1.4倍　15.0％
オープンハウス　<3288> ［終値5550円］戸建て住宅　10.3倍　2.0倍　32.0％
大東建託　<1878> ［終値12350円］アパート建築　13.2倍　2.9倍　21.2％
アンリツ　<6754> ［終値1904円］スマホ計測器　13.8倍　3.0倍　15.8％

・トヨタ　<7203> ［終値9838円］と投資家　温度差あらわ
経営が慎重すぎるのか、投資家の期待が過ぎるのか。
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・Focus　「されど原油」高騰局面始まるか
石油輸出機構（OPEC）が協調減産縮小を決めた後、原油相場は一時1バレル＝60ドル台に下げたが、すぐに70ドル前後まで回復。
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・発掘！！　滋味スゴ銘柄　トランコム　<9058> ［終値8510円］荷主と運転手仲介、DX（デジタル・トランスフォーメーション） で深化
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・ここが知りたい　キッセイ薬品　<4547> ［終値2300円］特許切れ・薬価改定・・・苦境下の戦略は
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