みつけた！サナギ銘柄

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◎みつけた！サナギ銘柄

2021年8月22日（日）曇り一時晴れ

・みつけた！サナギ銘柄　東証基準が刺激、万年割安の殻破るのは
GSIクレオス　<8101> ［終値953円］「配当性向50％とする」4日、
11月の中間決算発表時に公表予定の中期経営計画の要点を「骨子」として先行発表。
背景には来年4月に控える東京証券取引所の市場再編。
クレオスは「流通株式の時価総額」が実質最上位市場「プライム」に必要な100億円に達していないことも公表。
プライム上場のため企業価値向上を目指す、不退転の決意強調。
「プライム実現に向け、いち早く投資家に具体的な方針を示したかった」小野国広執行役員。

・みつけた！サナギ銘柄　東証基準が刺激、万年割安の殻破るのは
来春の新市場スタートに向け、水面下で上場企業が急ピッチの準備を進めている。
東証は7/9、各企業に対し、どの市場予測（）に適合しているかを一斉に個別通知。
企業側はそれに基づき、9月から12月にかけて「プライム」「スタンダード」「グロース」のどこに上場するかを東証に申請する流れ。
19日時点で約450社が新市場への適合状況など、市場再編に関する何らかの情報を開示。
「改善への意欲をわかりやすくアピールする銘柄は評価できる」とも。

・みつけた！サナギ銘柄　東証基準が刺激、万年割安の殻破るのは
「『変化率』という点では、スタンダード絡みが1番大きいのではないか」との指摘も。
東証2部やジャスダックの中小型株は事業内容が評価しにくく株価が上がりにくい「バリュートラップ」の沼にはまっている銘柄も多い。
「市場再編がガバナンスや情報開示の改善につながれば、バリュートラップを脱する銘柄も出てくる」との予想も。

・みつけた！サナギ銘柄　東証基準が刺激、万年割安の殻破るのは
日経ヴェリタスはQUICKと共同で、市場での知名度や流動性の低さなどから株価が割安に放置されてきたが、
財務や収益性の面で輝きを秘める20余りの銘柄をリストアップ。
長年の眠りから目を覚まし、サナギの殻を破る企業は。色鮮やかな蝶となって空へ羽ばたく銘柄を探す。

・みつけた！サナギ銘柄　チョウ躍企業　眠る3つの森
「サナギ銘柄」は株式市場のどのような場所に隠れているのだろうか
手掛かりとなるのは、株式の流動性を示す「流通株」の比率や、その時価総額。

・みつけた！サナギ銘柄　チョウ躍企業　眠る3つの森
【スタンダード「未達」】高い自己資本比率＆厚い手元資金の注目5銘柄
経営安定、大胆な「変身」しやすく
「もともとの期待値が高くない企業が改善に向けて努力し、優良企業に進化する過程は変化率が高く、投資妙味も大きい」
ゼロ　<9028> ［終値1225円］現在の市場　2部　新市場基準満たさない項目　流通株式比率　保有する現預金の時価総額比26.8％
セキチュー　<9976> ［終値1748円］JQスタンダード　流通株式比率　19.8％
アスコット　<3264> ［終値173円］JQスタンダード　流通株式比率　11.5％
トシン・グループ　<2761> ［終値6770円］JQスタンダード　流通株式比率　29.7％
帝国ホテル　<9708> ［終値1925円］2部　流通株式比率　15.5％

・みつけた！サナギ銘柄　チョウ躍企業　眠る3つの森
【上場子会社】流通日株式比率がスタンダード基準25％未満の12銘柄
TOB（株式公開買い付け）で完全子会社化の可能性
ゆうちょ銀行　<7182> ［終値951円］現市場1部　親会社日本郵政　<6178> ［終値930.2円］親会社の保有比率89.0％
サコス　<9641> ［終値354円］JQスタンダード　西尾レントオール　<9699> ［終値2757円］86.3％
サンデー　<7450> ［終値1502円］JQスタンダード　イオン　<8267> ［終値3020.0円］77.2％
イオン北海道　<7512> ［終値1103円］1部　イオン　<8267> ［終値3020.0円］75.7％
イオン九州　<2653> ［終値1980円］JQスタンダード　イオン　<8267> ［終値3020.0円］75.3％
NFCHD　<7169> ［終値1811円］JQスタンダード　光通信　<9435> ［終値18390円］74.3％
マックスバリュ西日本　<8287> ［終値1830円］2部　イオン　<8267> ［終値3020.0円］72.8％
日本アセットマーケティング　<8922> ［終値108円］マザーズ　パンパシフィックHD　<7532> ［終値2131円］69.9％
近鉄百貨店　<8244> ［終値2368円］1部　近鉄グループHD　<9041> ［終値3665円］63.1％
ABホテル　<6565> ［終値1048円］JQスタンダード　東祥　<8920> ［終値1548円］52.8％
日産車体　<7222> ［終値691円］1部　日産自　<7201> ［終値524.7円］50.0％
東映アニメ　<4816> ［終値14820円］JQスタンダード　東映　<9605> ［終値19340円］34.2％

・みつけた！サナギ銘柄　チョウ躍企業　眠る3つの森
【プライム「未達」】財務健全でも流通株式比率・時価総額が低い6銘柄
M&A（合併・買収）・新規事業・・・積極策に注目。東証1部の約3割、664社がprime基準に達していない。
中山製鋼所　<5408> ［終値410円］基準満たさないとみられる項目　流通時価総額　保有する現預金の時価総額比70.7％
ケーユーHD　<9856> ［終値1007円］売買代金・流通株式比率　33.4％
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・みつけた！サナギ銘柄　チョウ躍企業　眠る3つの森
株主重視・流通株式比率上げ・ガバナンス向上・・・
「プライム落ち」回避へ急ピッチ
プライムをにらんだ企業の動き
【流通時価総額引き上げ】株主還元　※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
【流通株比率引き上げ】大株主による株式売却　ZOZO　<3092> ［終値4080円］トヨタ紡織　<3116> ［終値1898円］
自社株の消却　※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
【ガバナンス向上】取締役の構成変更　信越化学　<4063> ［終値17590円］SMC　<6273> ［終値66770円］
政策保有株の方針明記　※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・みつけた！サナギ銘柄　基準未達企業には経過措置
改善計画書提出で「当分の間」残留　当分の間について具体的な期間は明示されていない
市場再編のスケジュール
2021年6/30　新市場の適合状況判定のための基準日
7/9　どの市場に適合しているかを東証が各企業に通知
9～12月　企業が新市場を選択し申請
2022年1/11　各企業の上場市場を東証が公表
4/4　新市場に一斉に移行
「経過措置」適用の条件
現在の市場1部→新市場スタンダードまたはプライム
2部・JQスタンダード→スタンダード
マザーズ・JQスタンダード→グロース

・企業分析　パーソルHD　<2181> ［終値2505円］人材需要底打ち、間接業務に商機
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・イノベ企業ファイリング　SHIFT　<3697> ［終値22450円］バグ取り職人、ソフト開発支援
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・ワタミ　<7522> ［終値941円］渡辺美樹会長兼グループ最高経営責任者（CEO）が12年ぶりに社長復帰。
創業者が自らに経営と執行の責任を集中し改革に取り組む。
業績回復に道筋をつけられるか、これからが正念場。

・記者の目　「水素のイワタニ」成否を握るLPガス
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・ここが知りたい　ブックオフGHD　<9278> ［終値936円］大型店で「調達」、富裕層・海外に的
ビジネスモデルの再構築に取り組む。
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・IPO　8/20上場　シイエヌエス　<4076> ［終値2310円］金融機関のシステム開発で実績
自社運用とクラウドのシステム構築から運用まで一貫して提供する。
ビッグデータ分析やデジタル・トランスフォーメーション（DX）トランスフォーメーション（DX）を推進するサービスも収益の柱。
取引先は野村総研　<4307> ［終値3830円］やNTTデータ　<9613> ［終値1817円］などのほか通信や広告、流通、小売りなど幅広い。
2022年5月期の業績は増収減益を見込む。利益はほぼ横ばい。

・IPO　8/20上場　フューチャーリンクネットワーク　<9241> ［終値3615円］地域密着の情報サイト運営
地域の店舗や施設、イベント、サークルなどの地元情報をまとめたウェブサイト「まいぷれ」の運営が主力。
ソーシャルメディアやテレビ、デジタルサイネージなどでも情報を発信。
パートナー企業による運営を含めると、7/1時点で46都道府県・736市区町村で事業展開。
地方自治体や国と組み、関連情報の発信や地域共通ポイントの運用、ふるさと納税の業務支援なども手掛ける。
情報を掲載する店舗や運営パートナー企業の増加、掲載料単価の上昇傾向が続き、収益に貢献すると見込む。
今後の事業拡大を見据えた人材の確保や育成も課題。

・IPO　8/24上場　タンゴヤ　<7126> ［公開価格1600円］オーダースーツ、若い世代取り込み
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・デジタルマーケティングのメンバーズ　<2130> ［終値2893円］ESG（環境・社会・企業統治）の面で変身。
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・MARKET　マザーズ大台割れ、「逆張り」窮迫　日経平均も一時2万7000円割れ、個人の含み損拡大。
20日の東京株式市場で日経平均株価が一時2万7000円を下回り、年初来安値となった。
新興市場も東証マザーズ指数が一時大台割れとなるなど安値圏で、個人投資家の「逆張り」投資が苦しくなっている。
追い証を避けるための投げ売りが一部出たとの指摘も。
主力のネット株で下げが目立つ展開になっている。
メルカリ　<4385> ［終値5160円］16～20日の週で前の週比11％安、フリー　<4478> ［終値8310円］6％下落。
新規株式公開（IPO）銘柄がさえないことも市場のムードを暗くしている。
トヨタ　<7203> ［終値8915円］の減産をきっかけに、自動車株で売りが広がっていることも懸念材料。

・海運株が連日で荒い値動きを見せている。
19日の東京株式市場では日本郵船　<9101> ［終値7290円］など大手3社は下げて始まったものの、いずれも上昇に転じる場面があった。
その一方で、大きく下げる銘柄もある。
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日経ヴェリタスを含め、日経新聞、日経産業新聞、日刊工業新聞
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