JRグループ初の公募増資

2021年9月2日（木）雨時々曇り

・特許の重要度をスコア化し出願企業を順位付けしたところ、トヨタ　<7203> ［終値9652円］首位に。
日本企業が上位50社の4割を占めた。上位50社中21社に日本メーカーやデンソー　<6902> ［終値7726円］など部品大手。
特許競争力1位トヨタ（総合スコア8363）、2位米フォード・モーター（6564）、3位ホンダ　<7267> ［終値3357.0円］（3849）
4位米ゼネラル・モーターズ（GM）（3283）、5位米テスラ（1741）

・バイデン米大統領は8/31、海外での紛争解決への関与をできるだけ減らす方針を鮮明に。
「他国を造り替えるための大規模な軍事作戦の時代の終わりだ」とアフガン戦争、終結宣言。
アフガンでの民主国家の建設が失敗に終わったと事実上認めた。
中国とロシアは米国のアフガニスタン撤収の間隙をつき地域への影響力の拡大目論む。

・ドルなど実体のある資産に裏打ちされた暗号資産（仮想通貨）の一種「ステーブルコイン（安定通貨）」の規制強化論が米国で浮上。
ドルと連動する人気のステーブルコインで安全性が疑問視されたため。

・世界の保険会社が石炭火力発電所に絡む損害保険の引き受けを相次ぎ止める。
独アリアンツなど欧州勢は石炭火力の売上高が一定割合を超える企業とは保険契約しない。
自然災害の頻発でリスク分散するための再保険料が急騰していることも選別の背景に。

・JR西日本　<9021> ［終値6011円］1日、公募増資などで最大2786億円を調達する。
新型コロナウイルスの感染拡大で鉄道利用落ち込み、2022年3月期は2期連続の連結最終赤字となる見通し。
財務基盤の立て直しを急ぎ、コスト削減につながる機器の導入や大阪駅周辺の再開発も進める。
1987年の国鉄の民営化後、公募増資はJRグループで初めて。
公募増資などは国内外で実施し、国内6割、海外4割となる。最大で現在の発行済み株式数の3割弱にあたる。

・新型コロナウイルス「第5波」で保育所の休園が相次ぐ。
園児や保育士の感染例が相次ぎ、8月末時点で7月の11倍にあたる全国179カ所が休園。
国や企業による働く親支援の強化が不可欠。

・政府は自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで18～39歳対象にした枠を設ける。
東京では3日にも予約開始し、4日から接種受けられるようにする。
大阪でも早期の接種開始目指す。米モデルナのワクチン使う。
東京と大阪の両会場で若者枠として3万人分用意。センター設置期限も11月まで2カ月程度延長する。

・政府・自民党内で急浮上した菅義偉首相（党総裁）があ9月中旬に衆院解散に踏み切るとの観測は一夜にして消える。
首相は1日「解散できる状況ではない」と否定、17日告示-29日投開票の党総裁選は予定通りだと表明。

・デジタル政策の司令塔となるデジタル庁が1日、発足。
初代デジタル相に平井卓也デジタル改革相を、事務方トップのデジタル監に一橋大名誉教授の石倉洋子氏を起用。
国民向けサービスの具体策を持った重点計画を年内にまとめる。

・新型コロナウイルスの影響で経営が悪化した企業の借り入れが膨らむ。
財務省が1日発表した法人企業統計調査、4‐6月期の借入金総額は477兆円で21年ぶりの高水準に達した。
感染収束が見えず経営は消耗戦になりつつある。

・2021年4‐6月期の国内総生産（GDP）の改定値は8月の速報値から小幅の上方修正に。
1日に日本経済新聞社が行った民間エコノミスト調査、GDP改定値の予測平均は物価変動の影響除いた実質で前期比0.4％増、年1.6％増に。
内閣府の速報値（年率1.3％増）を上回った。

・全国で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向。
1人の感染者が何人にうつすかを示す「実効再生産数」は首都圏で感染拡大の目安となる1を割った。
厚生労働省は感染防止対策が緩むのを警戒している。
国立感染症研究所によると、実効再生産数は15日時点で全国が1.06まで下がった。
7月下旬に1.5まで達していた。都内は0.92まで落ち、他の首都圏3県も1を割る。

・ブラックストーンやKKRなど米大手投資ファンドによる保険会社の買収が相次いでいる。
企業買収後に価値を高め、数年後に売却する従来の投資サイクルにとらわれず、
長期に渡る保険料収入や資産を得て市場環境に左右されにくい安定的な成長につなげる狙い。
ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ流の経営に軸足移しつつある。

・ソフトバンクグループ（SBG）<9984> ［終値6204円］9月、劣後特約が付いた期間7年の個人向け公募社債4500億円を発行する。
調達資金は主に2021年度に期限を迎える個人向け劣後債の償還に充てるとみられる。

・全面高の様相だった国際商品の値動きに格差生じる。
中国の景気減速など背景に鉄鉱石やゴム、原油は下落、投資マネーが高騰に拍車をかけた木材は急落。
上昇が続く品目には供給制約が強い。アルミニウム上昇。用船料も高騰。コーヒー豆約7年ぶりの高値も。

・インドの株式相場が上昇基調になっている。
主要な株価指数のSENSEX指数は8/31まで連日で最高値更新。
新型コロナウイルスの感染動向が改善し、景気回復の期待が高まっている。

・中国メディア財新と英調査会社IHSマークイット1日発表、2021年の製造業購買担当者景気指数（PMI）前月比1.1ポイント低い49.2に悪化。
好不調の境目である50を下回るのは20年4月以来。
新型コロナウイルスの感染再拡大を受けた移動制限で、中小メーカーの生産活動が鈍った。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数前日比（死者数）9/1午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ　世界全体59.3万人（9035人）
米国140789（1421）インド41965（460）ブラジル24589（839）フランス24（18）英国32167（51）ロシア17374（776）
トルコ21893（252）アルゼンチン6731（205）イラン31319（643）コロンビア1822（62）スペイン7767（194）イタリア5492（75）

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結婚に関する儀式は行わない方向。眞子さまは皇籍から離脱される見通し。

・米マイクロソフト、8/31に6年ぶりに刷新した新たな基本ソフト（OS）「ウインドウズ11」を10/5から提供する。
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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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立会外分売

初穂商事　<7425> ［終値1575円］9/8-13　3万1000株

公募・売り出し価格

アクティビア・プロパティーズ投資法人　<3279> ［終値462000円］45万2760円　申込み9/2-3　払込日9/7

ケイアイスター不動産　<3465> ［終値5290円］5131円　申込み9/2-3　払込日9/7

コロワイド　<7616> ［終値1735円］1682円　申込み9/2-3　払込日9/8

JR西日本　<9021> ［終値6011円］4854万5400株 （海外追加分上限274万7800株含む）

TOB（公開市場買い付け）

NCHD　<6236> ［終値1047円］買い手自社　買い付け価格　900円　期間　9/2～10/1

新規公開株

銘柄 コード　　市場　　　発行株数　　公募価格　　主幹事証券　注目度

2021/9/2 モビルス 4370 マザーズ　公開株数 1,267,000 公開価格 1,280円 引受証券 大和他注目度 B
事業内容:コンタクトセンター向けSaaS(Software as a Service)プロダクト「モビシリーズ」などのCXソリューションの提供

2021/9/2 メディア総研9242マザーズ　公開株数 345,000 公開価格 2,900円 引受証券 東洋他注目度 C
事業内容:高専生および大学生向けの就職活動イベントの企画など

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、まちまち。
ナスダック総合株価指数が終値ベースの最高値を更新し、S&P500種株価指数は最高値近辺で取引を終了。
8月のADP全米雇用報告がハト派的な金融政策を支持する内容になったことを受けた。

8月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数の伸びが37万4000人と、前月の32万6000人から拡大する一方、
市場予想の61万3000人を大きく割り込んだ

一方、8月の米供給管理協会（ISM）製造業景気指数は59.9と、市場予想（58.6）に反して前月から上昇。
新規受注が好調だった。ただ人手不足により、雇用が9カ月ぶりの低水準となった。。

フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2日続落。

ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金塊先物相場は強弱まちまちの米経済指標を受けて売り買いが交錯し、小反落。

ニューヨーク商業取引所（NYMEX）の原油先物相場は石油輸出国機構（OPEC）加盟・非加盟の産油国で構成する
「OPECプラス」が現行生産計画の維持を決めたことを好感し、反発。

アップル（+0.45%）グーグル（+0.26%）フェイスブック（+0.70%）アリババ（+3.77%）エヌビディア（+0.25%）
ネットフリックス（+2.25%）アマゾン・ドット・コム（+0.24%）バイオジェン（-0.20%）バークシャー（-0.18%）
マイクロソフト （-0.02%）ズーム（+0.47%）テスラ（-0.22%）ラッセル2000（+0.58%）HTG(ハイイールドファンド)（+0.09%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約98.1億株、過去20日間平均約89.9億株。

週間ベースでは、ダウは％、ナスダック総合指数は％、S&P500種指数は％　で取引を終えた。

欧州株式市場の主要3指数は反発。
旅行や小売り株が上昇。

1日の東京株式市場で日経平均（+1.29％）は3日続伸。
東証株価指数（TOPIX）（+1.02％）も3日続伸。

東証マザーズ（+0.07％）、日経ジャスダック平均（+0.26％）、東証2部（+0.38％）はそれぞれ3日続伸で終了。

東証1部出来高は10億8266万株、売買代金は2兆7721億円。
東証1部騰落数は値上がり1,548(70％)銘柄、値下がり532(24％)銘柄、変わらず109(4％)銘柄に。

マザーズ出来高は8852万株、売買代金は168億円。
マザーズ騰落数は値上がり193(50％)銘柄、値下がり165(43％)銘柄、変わらず21(5％)銘柄に。

東証1部業種別ランキングでは30業種上昇、3業種下落に。
値上がり上位は、パルプ・紙、空運業、証券商品先物、保険業、銀行業、その他製品、ｶﾞﾗｽ土石製品、医薬品、・・・
値下がり上位は、海運業、鉄鋼、陸運業。

東証1部値上がり上位は、東京機械　<6335> ［現在1333円　+300円］明和産業　<8103> ［現在547円　+80円］
VTHD　<7593> ［現在586円　+47円］ミライアル　<4238>　 ［現在1403円　+176円］

値下がり上位は、ラクーンHD　<3031> ［現在1765円　-500円］関西スーパー　<9919> ［現在1381円　-157円］
ヤマエ久野　<8108> ［現在1173円　-81円］日本電子　<6951> ［現在7630円　-500円］

三菱UFJ　<8306> ［現在607.5円　+13.1円］みずほ　<8411> ［現在1572.0円　+23.0円］三井住友　<8316> ［現在3857円　+56円］

野村　<8604> ［現在542.8円　+9.2円］大和　<8601> ［現在640.2円　+17.3円］
ソフトバンクグループ　<9984> ［現在6204円　+23円］トヨタ <7203> ［現在9652円　+60円］

日経平均株価は、大幅に3日続伸。
朝方は、買いが先行し、2万8400円に上昇。
その後、菅義偉首相が衆院解散を否定したと伝わり、解散による株高への期待が後退し、一時伸び悩む。
大引け間際には2万8457円銭（前日比368円高）まで上昇。

75日・200日の両移動平均線を回復。

マザーズ指数は、14時ぐらいまでマイナス圏も、東証1部市場に引っ張られてプラスに浮上。

今までのもやもやうっぷんが一気に噴き出したようなところも・・・

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