ノーベル物理学賞真鍋淑郎氏

2021年10月6日（水）晴れ 水星逆行（9/27～10/19）

・2021年のノーベル物理学賞を日本出身で米国籍の真鍋淑郎・米プリンストン大学上席研究員（90）らに享受する。
大気中の二酸化炭素（CO2）濃度が気候に与える影響を始めて数値で明らかにした。
独自モデルを用いた計算で、地表から高度数十KMまで現実とそっくりの大気の温度分析を再現することに成功。
大気中のCO2の量が2倍になると地上の気温が2.3度上がると試算し、67年に発表。
CO2が長期的な変動に重要な役割を果たしていることを示し、世界中で温暖化研究が進むきっかけとなった。

・岸田文雄内閣の発足受け、日本経済新聞社とテレビ東京　<9413> ［終値2163円］4,5両日に緊急世論調査実施。
内閣支持率は59％で、政権発足時としては過去三番目に低かった。
第2次安倍晋三・菅義偉両内閣の初回調査を下回った。
菅内閣で最後となった9/23～25日の前回調査から21ポイント上昇。

・新政権を問う（1）改革なくして好循環無し
岸田文雄新総裁は、「成長と分配の好循環」「令和板所得倍増」「新自由主義からの転換」「新しい日本型資本主義」と
経済政策ではいくつもの新たなキャッチフレーズを掲げた。
特に首相が強調するのが成長と分配の好循環。
「改革→成長→分配」の好循環こそ日本が目指す道だ。
改革なくして、成長と分配の好循環はない。

・フランスのマクロン大統領とルドリアン外相は5日、それぞれブリンケン米国務長官とパリで会談。
欧州やアジア太平洋での安全保障協力の強化などで一致したもよう。
中国への対応を念頭に米仏関係修復を急ぐ方針。

・日本経済新聞社は4，5両日の緊急世論調査で、岸田文雄首相が掲げる「成長と分配の好循環」に関する意識調べた。
国自体の経済力を高める成長戦略と、格差是正につながる分配政策のどちらを優先すべきかを聞くと「成長」が47％「分配」38％に。

・液化天然ガス（LNG）の需要が世界でひっ迫している。
脱炭素を急ぐ中国が輸入を大幅に伸ばし、ロシアからの天然ガス供給が滞る欧州も調達を増やしているため。
国際価格は過去最高を更新。日本でも電力需要が増える冬場にLNGが不足し、電力価格が高騰リスクが高まっている。
原油の上昇も日本経済の重荷になりかねない。

・企業に環境対応の強化を求める株主提案をする環境アクティビストの波が日本にも押し寄せてきた。
国内主要運用10社の議決権行使状況を調べたところ、アセットマネジメントOneなど2社が全ての提案に賛成へ。

・米国株式市場でハイテク銘柄の株安が進んでいる。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3カ月半ぶりの安値に沈み、
主要5社「GAFAM」の時価総額も1カ月余りで8500億ドル（約95兆円）減。
インフレ懸念を受けた米金利の上昇や、米政権の規制強化も影を落とす。
市場による成長期待にも陰りが出ている。躍進を続けてきたハイテク株は転機を迎えつつある。

・世界的な株安を受け、5日の東京市場では日経平均株価が7日続落し、前日比622円安の2万7822円で引けた。
1カ月ぶりに2万8000円を下回る。7日続落は2019年4～5月以来2年5カ月ぶり。
物価高で米連邦準備理事会（FRB）が緩和縮小を急がざるを得ないと市場は警戒し始めた。
岸田文雄首相が金融所得課税見直しの検討を表明したもとも重荷になった。

・インドルピーが下落。
5日の外国為替市場では一時、1ドル＝74ルピー台後半と8月下旬以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。
資源高に伴う国内景気の悪化懸念や米連邦準備理事会（FRB）による早期利上げ観測がルピーへの売り圧力を強めている。

・ベトナム初の都市鉄道の開業が宙に。
日立　<6501> ［終値6324円］が車両を供給するホーチミン市の案件は2021年末の予定を断念し、2年以上昨送りされる見通し。
ベトナム特有の政治的な問題による支払い遅延などが主因。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数前日比（死者数）10/5午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ　世界全体49万人（7493人）
米国169189（2115）インド18346（263）ブラジル10425（204）英国34502（40）ロシア25150（877）トルコ58196（475）
フランス1293（62）イラン14607（238）アルゼンチン981（38）スペイン4271（64）コロンビア1189（24）イタリア1612（37）

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・共同通信社、岸田文雄内閣発足受け4、5両日実施した全国緊急電話世論調査、内閣支持率は55.7％となった。
不支持率は23.7％に。
最近の内閣発足時の支持率は、昨年9月の菅義偉内閣が66.4％、2012年第2次安倍晋三内閣は62.0％。

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※記事の後ろの記号は、◎（好材料大）〇（好材料）▲（悪材料）×（悪材料大）など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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公募・売り出し価格

たけびし　<7510> ［終値1553円］1498円　申込み10/6-7　払込日10/11

TOB（公開市場買い付け）

カーディナル　<7855> ［終値854円］買い手ヤマダマーケティング　買い付け価格　851円を955円へ　期間　8/6～10/19に変更

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、反発、主要株価3指数は軒並み約1％高となった。
大手ハイテク株が上昇し、グロース（成長）株の回復を主導した。

9月の米サプライマネジメント協会（ISM）の非製造業景況感指数が市場予想より好調だったことが分かると、
米景気の底堅さを意識した買いが強まった。
ISMの非製造業景況感指数は61.9と、前月の61.7から上昇し、市場予想（60.0）も上回った。

フィラデルフィア半導体指数(SOX)は2日ぶり反発。

ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金塊先物相場は米長期金利の上昇とドル高が重しとなり、4営業日ぶりに反落

ニューヨーク商業取引所（NYMEX）の原油先物相場は有力産油国による大幅増産見送り決定を受けた買いが加速し続伸。

アップル（1.42%）グーグル（+1.80%）フェイスブック（+2.06%）アリババ（+2.51%）エヌビディア（+3.64%）
ネットフリックス（+5.21%）アマゾン・ドット・コム（+0.98%）バイオジェン（+0.76%）バークシャー（+1.61%）
マイクロソフト （+2.00%）ズーム（-0.95%）テスラ（-0.12%）ラッセル2000（+0.49%）HTG(ハイイールドファンド)（-0.05%）
（米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加）

3市場（NYSE、MKT、ナスダック取引所）出来高は約103億株、過去20日間平均約109億株。

欧州株式市場の主要3指数は4日ぶり反発

5日の東京株式市場で日経平均（-2.19％）は7日続落。
東証株価指数（TOPIX）（-1.33％）も7日続落。

東証マザーズ（-2.25％）は2日続落、日経ジャスダック平均（-0.85％）は6日続落、東証2部（-1.02％）は6日続落で終了。

東証1部出来高は15億1132万株、売買代金は3兆3152億円。
東証1部騰落数は値上がり288(13％)銘柄、値下がり1,843(84％)銘柄、変わらず52(2％)銘柄に。

マザーズ出来高は8359万株、売買代金は1458億円。
マザーズ騰落数は値上がり73(18％)銘柄、値下がり309(79％)銘柄、変わらず9(2％)銘柄に。

東証1部業種別ランキングでは7業種上昇、26業種下落に。
値上がり上位は、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、銀行業、電気・ガス業、保険業、卸売業。
値下がり上位は、精密機器、機械、情報・通信業、医薬品、電気機器、パルプ・紙、その他製品、・・・

東証1部値上がり上位は、アジュバンHD　<4929> ［現在1235円　+147円］グリー　<3632> ［現在758円　+59円］
住石HD　<1514> ［現在164円　+12円］太平洋興発　<8835> ［現在728円　+51円］

値下がり上位は、国際紙パルプ商事　<9274> ［現在350円　-43円］日本コンセプト　<9386> ［現在1677円　-160円］
ナガイレーベン　<7447> ［現在2376円　-218円］アドバネクス　<5998> ［現在1151円　-104円］

三菱UFJ　<8306> ［現在634.7円　+2.5円］みずほ　<8411> ［現在1547.0円　+6.0円］三井住友　<8316> ［現在3849円　+49円］

野村　<8604> ［現在542.9円　+0.8円］大和　<8601> ［現在641.3円　-4.1円］
ソフトバンクグループ　<9984> ［現在6027円　-239円］トヨタ <7203> ［現在1902.0円　-30.0円］

日経平均株価は、7営業日続落。
7日続落は2年5カ月ぶり。
2万8000円割れは8/30（終値は2万7789円）以来約1カ月ぶり。

朝方は4日の米国株式市場でハイテク株中心に下落した流れを受け、売り優勢で始まった。
下げ幅拡大の流れとなり、前場終盤には2万7460円（前日比984円安）まで値を崩した。

一巡後は、米株先物が持ち直し、香港ハンセン指数が上げに転じたこともあり、
後場序盤にかけて下げ渋ったが、戻りは限定され、大引けにかけては2万7800円近辺で推移した。

マザーズ指数は、大幅続落。
東京市場全般が大幅安商状となり、マザーズ市場もリスク回避の動きに。

ここまで下げるかといったところですが、下げも事実に・・・
上昇相場が始まる前の水準に行ってこいとなってしまいましたね。

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厳しいところですが、秋の突っ込みは「買い」が報われる傾向が高いです。

頑張っていきましょう！！

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