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クラブW杯柏ベスト4へ

2011年12月12日(月)はれ 新聞休刊日

・第17回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)会期を1日半延ばして閉幕。
 京都議定書を延長、2020年に米国や中国など温暖化ガスの大排出国すべてが参加する新しい枠組みをつくることで合意。

・ロシアのメドベージェフ大統領は11日、下院選での不正を訴える野党支持者の抗議の高まりを受け、
 不正が指摘されている全ての投票所で調査を実施するよう命じる。

・民主党の小沢一郎元代表11日、野田佳彦首相が目指す消費増税について
 「国民との契約違反だ。何としても今やりたいということならそれなりの覚悟があるはずだ」と反対の考えを強調。

・韓国の公正取引委員会は11日、テレビのブラウン管使用ガラスに関し、価格や生産量を調整するカルテルを結んでいたと
 日韓4社に総額545億ウォン(約37億円)の課徴金の支払いを命じる。
 旭硝子 <5201> [終値656円]の子会社である韓国電気硝子、日本電気硝子 <5214> [終値763円]グループ企業2社、
 韓国のサムスングループのサムスンコーニング精密素材。

・独高級車メーカーBMW、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と近く燃料電池分野で提携と。

・10月の米国貿易赤字、4カ月連続で縮小、434億7000万ドル(約3兆3700億円)。
 輸入は減少も輸出も減少したため赤字削減効果が一部相殺に。

・第42回東京モーターショー閉幕。入場者数は84万2600人。目標の80万人上回る。

・ドイツ連邦銀行(中央銀行)は9日、2012年の経済成長見通し下方修正。2012年成長率見通しは0.6%、6月時点(1.8%)。
 「現時点では景気先行き不透明感が極めて強い。ソブリン債務危機に起因する下ぶれリスクのほうに重点が置かれるべきだ」と。

・米国の格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)の欧州担当チーフエコノミスト
 欧州連合(EU)は深刻なリセッション(景気後退)を避けるために断固とした行動が必要、
 欧州中央銀行(ECB)が介入して危機解決策の策定を後押しできるようにすべきだとの見解。

・WSJ日本版の2011年注目NEWS

 第一位:福島が問う原発の将来
 第二位:東日本大震災 遠い復興
 第三位:深まる欧州ソブリン危機
 第四位:「中東の春」今後の焦点はシリア
 第五位:米国債格下げ 政治の機能不全

 第六位:政治混乱 問われる政権担当力
 第七位:スティーブ・ジョブズ氏 挑戦続けたカリスマの死
 第八位:日本経済をむしばむ円高
 第九位:中国鉄道事故
 第十位:9.11から10周年 ビンラディン容疑者死亡

・WJS2012年の注目のトピックス

 TOPIC 1:どこまで進む世界経済危機
 TOPIC 2:「脱原発宣言」の行方
 TOPIC 3:政治の季節

・米連邦政府、風力発電業者に対する指針。風力発電業界にとって新たな課題に。
 新指針は新たに建設される風力発電所の野生生物に対する危険性を測定する方法や既存の施設の監視方法などについて定める。

・米ツイッターは8日、簡易ブログサービスのデザインを一新、その魅力を高めるために新たな特長を取り入れ。
 デザイン変更は今後数週間で世界的に実施と。 (ネットで拾い読み)

・日中韓3ヵ国が来夏、自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉始める見通し。来春日中韓首脳会談で正式に確認へ。

・東電 <9501> [終値241円]
 17%出資CATV大手ジャパンケーブルネット(東京・中央)株全株をKDDI <9433> [終値490000円]に売却する方向。

・ロシア各地で4日投開票の下院選挙で政権与党・統一ロシアによる票の水増しなど不正行為で選挙無効求める抗議集会。
 首都モスクワ集会には2万5000人参加。プーチン体制では最大規模の抗議運動に。

・欧州連合(EU)首脳会議が9日、ユーロ圏政府債務危機への総合対策で合意受け、
 日本市場では「危機拡大への不安が幾分後退する」との見方。
 株式相場当面底堅い動きとなるとの予測も。信用不安払拭するには力不足との意見もあり、先行き見通しづらい。
 外国為替市場では円相場の膠着は今後も続くとの見方が強く。積極的にリスクを取る動きは限定的と。

・東南アジア大手銀行が業容急拡大。
 五大銀行(シンガポール・DBS、OCBC、UOB、マレーシア・メイバンク、CIMB)
 9月までの半年で貸出残高合計5兆円、15%積み増し38兆9千億円に。
 アジア中心に海外展開、自国企業に加え高成長続くインドネシアや中国本土向け融資伸ばす。

・オリンパス <7733> [終値1206円]過去の決算訂正と2011年4-9月期決算の作成作業が大詰め。
 監査法人が一連の決算書に大筋で適正意見付ける方向で調整。提出期限14日までに間に合う情勢。

・資生堂 <4911> [終値1367円]化粧品のインターネット通販の販路広げる。
 来年4月開く予定の直販サイトに加え、ネットで注文受けた商品を宅配する総合スーパー各社の「ネットスーパー」でも。

・中国日系自動車6社の11月新車販売、日産 <7201> [終値687円]前年同月比24.5%増唯一プラス。
 トヨタ <7203> [終値2636円]1.3%減。マツダ <7203> [終値141円]13.3%減、6ヶ月連続前年割れ。
 スズキ <7269> [終値1629円]12.7%減、三菱自 <7211> [終値91円]11.2%減。ホンダ <7267> [終値2442円]3.3%減。

・9日米欧主要株価そろって上昇。債務危機対策で一定の前進があったと受け止められ金融株中心に買われた。
 ダウ工業株30種平均週間で164ドル(1.4%)高、2週連続で上昇。

・介護大手4社有料老人ホーム展開急ぐ。政府2025年までに現在の3倍近い33万人を受け入れる方針。

 ニチイ学館 <9792> [終値893円]来春時点で1割増333ヵ所に。認知症専門老人ホーム「グループホーム」20以上新設。

 ベネッセHD <9783> [終値3520円]1割増。224へ。
 一時金負担の低い老人ホーム「ここち」注力。一時金約200万円と最大で従来の10分の1。

 ワタミ <7522> [終値1844円]今期中に3割増、81拠点に。

 メッセージ <2400> [終値230000円]入居者負担がなく、ヘルパーなど24時間待機する介護サービス付き貸借住宅の新設急ぐ。

・韓国企業業績減速が鮮明に。主要147社7-9月期の連結営業利益合計25兆1200億ウォン(約1兆7300億円)と前年同期比8.3%減。
 ウォン安で原材料価格の上昇、外貨借り入れの返済負担が重荷に。 (11日 日経新聞)

・欧州連合(EU)首脳会議9日、ユーロ国政府債務危機への総合対策盛り込んだ議長総括採択して閉幕。
 ユーロ圏17ヵ国中心に財政規律強化のため新条約つくることで合意。単一通貨導入の次の財政統合を目指す意思明確に。
 短期の市場安定策としては国際通貨基金(IMF)を使った新安全網打ち出す。
 ユーロ圏各国当面既欧州金融安定基金(EFSF)の拡充とIMFを使った新安全網で合計1兆ユーロ(約104億円)程度の安全網構築。

・トヨタ <7203> [終値2636円]2012年3月期通期純利益前期比56%減、1800億円となる見通し。
 4-6月期決算発表時通期予想(3900億円)から2100億円に下方修正。タイ洪水と円高で大きく狂う。

・参院本会議で自民・公明両党提出した2閣僚の問責決議、野党賛成多数で可決、閉幕。
 野田佳彦首相2閣僚続投させる方針表明。野党は年明けの通常国会で審議拒否を辞さない構え。政権運営一段と厳しさ増す。
 
・EU首脳会議で欧州安定メカニズム(ESM)の2012年7月稼働(13年創設を前倒し)。
 IMFを活用した総額2000億ユーロの支援制度の構築の2点打ち出す。ユーロ圏の共同債導入について判断先送りに。

・中国共産党9日、2012年の経済政策運営について「成長の確保」に軸足を移すことに。
 今年の方針、物価の安定を最優先に揚げた方針転換。

・政府、2012年度経済見通し、実質経済成長率2%台前半と。
 今夏時点予測(2.9%)から下方修正。海外経済の低迷や円高で輸出が伸び悩むため。

・野村HD <8604> [終値257円]個人と法人向けに劣後債計1700億円発行。12日から申し込み受付。
 金融庁が同社の実質破たん認定した場合など元利金の支払いやめる特約付き。利率高め16年まで年2.24%。

・米石油最大手エクソンモービル、2040年までの世界エネルギー需要予測公表。
 天然ガス需要25年までに石炭を逆転、石油に次ぐ第2位エネルギー源と予測。
 40年世界全体のエネルギー需要は10年比32%伸びる。先進国横ばいも新興国増加率57%へ。

・9日アジア金融市場では欧州債務問題の抜本的解決に向けた期待感が後退、新興国通貨が対ドルで下落。
 株式相場も全面安の展開に。EU首脳会議が「財政規律強化で合意するだけではもはや不十分」というのは市場の共通認識。
 欧州中央銀行(ECB)が積極関与するような即効性のある混乱収拾策求めている。

・米格付け大手ムーディーズ9日、フランス銀行大手3行の長期格付け1段階引き下げ。
 BNPパリバとクレディ・アグリコルが「Aa3」ソシエテ・ジェネラルを「A1」に格下げ。

・三菱商事 <8058> [終値1594円]オーストラリア西部の鉄鉱石鉱山の開発体制再編。
 2012年3月末までに全権益取得後、中国や韓国の鉄鋼大手など合弁へ。

・日本電産 <6594> [終値6700円]タイで生産する全部品について供給再開にメド。
 ハードディスク駆動装置(HDD)用モーター部品について3工場すべて復旧。

・パナソニック <6752> [終値694円]独フォルクスワーゲングループとエコカー(環境対応車)向け電池事業で協力関係拡大へ。
 
・東ソー <4042> [終値224円]
 11月火災事故でカセイソーダに品薄感急速に広がる。生産能力回復まで半年から1年かかる公算。
 トクヤマ <4043> [終値265円]信越化 <4063> [終値3700円]設備稼働高めるも
 化学品や生活資材の減産、価格上昇の懸念も。

・日立造 <7004> [終値101円]蛍光灯など室内照明で発電できる小型電池開発。2012年4月からサンプル出荷。
 16年度にも実用化。携帯端末やリモコンなど小型電子機器の補助電源用に売り込む。 

・帝人 <3401> [終値246円]2020年メドに自動車向け炭素繊維を年間売上高2000億円の事業に育てる方針。
 米ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発の他、日本企業含む国内外の自動車メーカーとも連携。

・富士通 <6702> [終値417円]
 米ノースカロライナ州保険会社からデータセンター取得。クラウドコンピューティングサービスを始める計画。
 米国でのデータセンター3ヵ所目。クラウド事業のグローバル展開を加速。

・中国政府系ファンドと見られる「OD05オムニバス」9月末時点で3月末比44社多い167社が大株主(上位10位以内)に登場。
 JR東日本 <9020> [終値4750円]9月末保有比率2.1% ホンダ <7267> [終値2442円]2.1%
 宇部興産 <4208> [終値209円]1.8% ニコン <7731> [終値1730円]1.8%など初登場。

・日銀 <8301> [終値39250円]9日、不動産投資信託(REIT)8億円購入。REIT購入7日以降3日連続に。

・9日の東証取引所第一部、売買高全体に占める上位10銘柄の割合(先導株比率)が19.14%に下がり、
 9/9(17.42%)以来3ヵ月ぶりの低水準に。
 投資家の様子見姿勢一段と強まり、柱となる物色の対象が定まりにくくなったことが背景。

・外国為替市場、英ポンドがドルに対しては弱含み、ユーロに対しては強含無傾向鮮明。
 9/1比ポンドは対ドルで約45下落、対ユーロで約4%上昇。(10日 日経新聞)

・COP17、10日も京都議定書の延長問題中心に討議。欧州連合(EU)が米国や中国などに将来的な削減義務受入れ求める構図。
 交渉難航極め、異例のロングランとなる中、合意できるか予断許さず。

・京都大iPS細胞研究所と東大チーム、
 人工多機能細胞(iPS細胞)から血液を凝固させて止血する機能もつ血小板大量に作り出す方法開発。(11日 産経新聞)

・欧州連合(EU)首脳会議で9日、英国を除く26ヵ国が財政規律を強化する政府間協定結ぶことで合意。
 ドイツ、フランス両国と英国との亀裂決定的となる。

・大企業の景況判断指数(BSI)マイナス2.5となり、2四半期ぶりのマイナスに転落。
 円高やタイの大洪水、欧州景気減速懸念の影響。

・インド政府9日、2011会計年度(11年4月〜12年3月)の中間経済概況調査発表。
 実質国内総生産(GDP)成長率7.5%近辺見通し。当初予想9%から下方修正。

・中国11月の消費者物価指数上昇率、4ヶ月連続で鈍化。前年同月比4.2%と昨年9月以来1年2ヵ月ぶりの低水準に。(10日 産経新聞)

・9日閉幕、欧州連合(EU)首脳会議の合意受け、イタリア5年物国債利回り再び危険水域の7%突破。
 再び荒れる「予兆」と受け止め。止まらない債務危機、危機の構図の底流にあるのは政治と市場との間にある溝が埋まらず。
 財政規律の強化策はいずれも中長期的な対策で市場不安鎮める即効性には乏しく。

・「欧州の7日間」EU首脳会議とECBはひとまず危機対策打ち出すも市場関係者の期待値との距離はなお大きく。

・2012年ユーロはどうなるのか?
 米プライスウォーターハウスクーパーズ・リポート、重債務国が秩序あるデフォルト(債務不履行)に陥る、
 ギリシャが単独でユーロ離脱する、新たな通貨同盟が誕生するなどシナリオが考えられる。
 一方フランス資産運用大手アムンディ・グループ幹部は危機沈静化とみる「強気派」

・米連邦準備理事会(FRB)13日、年内最後となる米連邦公開市場委員会(FOMC)開く。
 FF金利誘導目標現行0〜0.25%に据え置きとなる公算大きいが、
 欧州債務危機が長期戦の様相強める中、FRBも即応態勢続けざるを得ない。
 年明けに中期的政策目標導入へ。

・中国上海総合指数9日、2315.270と年初来安値更新。2009年3月以来の低水準に。
 人民元相場も先安観が台頭しており、中国景気の減速による「熱銭(ホットマネー)」の流出懸念が現実味帯びている。

・ホンダ <7267> [終値2442円]軽自動車事業の立て直しへ動く。新型軽第一弾「N BOX(エヌボックス)」16日売り出す。
 国内販売のテコ入れと国内生産の維持という2つの課題に挑むための戦略車。来年度軽自動車販売台数今年度の2倍の28万台へ。

・東京製鉄 <5423> [終値661円]2012年3月期に3期連続となる単独最終赤字に陥る公算大きく。電炉最大手の苦悩続く。

・2011年、東日本大震災や放射能事故発生などレジャー業界には厳しい環境。
 東京ドーム <9681> [終値175円]常磐興産 <9675> [終値80円]東京都競馬 <9672> [終値107円]
 よみうりランド <9671> [終値244円]花月園 <9674> [終値27円]中堅5社11年度そろって営業減益、営業赤字に。

・ローソン <2651> [終値4510円]IT(情報技術)活用、利益率高める。2012年2月通期の粗利益率37.6%に達する見通し。
 今期連結営業利益が過去最高を更新する下支えに。

・会社がわかる 特集業界分析 人材派遣。人材派遣業界は大きく2つに分かれる。

 事務系にテンプHD <2181> [終値732円]パソナグループ <2168> [終値46800円]が大手。

 技術者派遣はメイテック <9744> [終値1462円]アルプス技研 <4641> [終値754円]

 足元で業績にブレーキがかかるのは技術者系。

 日本マニュファクチャリング <2162> [終値48700円]
 2010〜11年に中国やマレーシアなどに拠点を持つ日本のEMS(電子製品の製造受託サービス)会社2社買収。
 今期海外売上高比率46%(前期35%)に達する見込み。

・国際商品市場で原油の購入需要が予想外に底堅く。
 欧州債務危機問題の緊迫化受けて足元で原油価格は弱含むも下振れリスクは大きくないとの見方優勢。

・生命保険会社一時払い終身保険の販売好調。明治安田生命保険、銀行窓販で販売する保険のうち同商品占める割合94%に。
 生保にとって高齢富裕層市場開拓も収益低下も。銀行では保険というより資産運用商品に近いと。
 5年後解約すると払込み保険料上回り、定期預金よりお得と。
 銀行窓販の歴史、まず定額年金保険、次いで変額年金保険、そして今一時払い終身保険、
 銀行の営業政策次第で販売量左右される。

・OUT Look:今週の株式相場は上値の重い展開か。
 前週末欧州連合(EU)首脳会議では財政規律厳格化と金融安定網の整備で合意進むも、
 欧州中央銀行(ECB)を巻き込む南欧支援など抜本策までは打ち出せず。
 「リスクオン」の流れ定着にはなお時間も。
 年末にかけて国内外ともに手掛ける材料乏しくなる時期でもあり、投資家心理のアヤと世界的なマネーの流れが日本株を左右へ。
 欧米投資家の姿勢が強気化弱気かどちらかに振れるか注目。
 「世界の景気敏感株」であるアジア株の下振れ懸念に対する警戒感は強い。だが下振れリスク指摘する声は少ない。
 日経平均が8000円台半ばを挟んだレンジから抜け出すのは容易ではない。
 
・Wall Street:今週の米株式相場は米国内の生産・消費・金融政策を巡る動きに関心が向きそう。
 欧州危機への対応策を市場は消化しきれておらず、詳細を巡る要人の発言などで相場が乱高下する可能性も。
 上向きつつある米景気の動向にも市場の注目集まる。12日米連邦公開市場委員会(FOMC)で文言しだいで市場反応も。
 13日、11月の小売売上高、15日鉱工業生産発表。欧州情勢への不透明感と米景気をめぐり好材料とが綱引き演じる展開が予想。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派44%(前回比-10)弱気派24%(同+4)中立派31%(同+5)
 緊迫する欧州情勢を受けて投資家心理やや悪化。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は新興国の下落目立つ。
 欧州債務危機収束に向けた期待が後退。投資家のリスク回避姿勢強めた。デモ警戒広がったロシア株が大きく下落。
 中国株景気減速懸念から年初来安値更新。アジア株も下落。スイス株はしっかり。

・サイバー攻撃対策に取り組んでいる企業。サイバー犯罪の検挙数は増加基調続く。

 ラック <3857> [終値564円]
 サイバー攻撃に関する助言やシステム構築、運用監視サービスなどを手掛ける。70人の担当者が24時間体制で監視。

 トレンドマイクロ <4704> [終値2423円]
 サイバー攻撃から企業のサーバーを保護するサービスを強化。19日サーバー改ざん検知ソフト改訂版発売。

 NTTデータ <9613> [終値243300円]使い捨てパスワードの認証サービスの販売伸ばす。10月以降例年の1.5倍の水準で推移。

 野村総研 <4307> [終値1717円]子会社はサイバー攻撃をシュミレーションし、被害を検証するサービス始める予定。

 セコム <9735> [終値3475円]
 法人向けサイバー攻撃対策サービス開始。ネットに接続する「入口」と「出口」などで脅威の分析・診断実施。

 総合警備保障 <2331> [終値818円]サイバー攻撃の監視サービス強化に取り組む。

・第4次M&A(買収・合併)ブームの中、成否の分かれ目はどこか。過去の失敗かに学べ。
 企業、投資銀行、価格算定業者、M&Aには高値掴みのトライアングル構造。相乗効果の発揮の困難さにある。

 良い案件に「3つの法則」
 法則その1:「イイとこ取り」統合する2社の設備や人材のうち、優れた方を新会社に残し、優れた方にさや寄せする。
 法則その2:「布石を生かす」買収した企業を起点に新市場の開拓や次のM&Aにつなげる。
 法則その3:「エースを送れ」買収効果を引き出す本気度は人事に表れる。

・ランキング:買い安心感のある高配当利回り銘柄。

 1位武田 <4502> [終値3210円]配当利回り5.607% 2位住友商事 <8053> [終値1147円]4.680%
 3位三井物産 <8031> [終値1198円]4.591%

 10位NTTドコモ <9437> [終値137500円]4.073% スマホ販売競争激化。株価の上値抑える。

 17位平和 <6412> [終値1335円]3.745% パチンコ・パチスロ楽しむ人減る。現役でも安定配当目指す。

 26位東洋紡 <3101> [終値108円]3.241% 安定配当維持も新しい成長エンジンの育成が課題。

 28位住友鉱 <5713> [終値1023円] 3.128% 
 非鉄市況軟化、電子材料事業の採算も悪化。電子材料事業の収益改善策打ち出せるかが株価を左右。(日経ヴェリタス)

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第三者割当 

クリムゾン <2776> [終値14250円]金銭債権の現物出資 1万5100株 1万6556円 2012年1/31 割当先 茂本真一同社社長 勝時国際物流
 

株式分割

コンドーテック <7438 > [終値937円]12/31  1株→2株

新規公開株

コード  市場   銘柄      幹事証券  公募価格   発行株数  単位株

12/13 <3277> JQS サンセイランディック  野村    500円    1,897,500株 100株

12/14 <3659>  東証 ネクソン       野村   1300円    75,357,500株 100株

12/16 <6619>  マザ ダブル・スコープ   日興   2500円    2,813,000株 100株

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(今日の一言)

週末の海外NY株式市場は、大幅反発。
欧州連合(EU)首脳会議で財政規律強化に向けEU26ヵ国(英国除く)での合意が見られたことを好感。
市場では、債務危機の解決に向け一歩前進と受け止められる。
12月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が67.7となり、市場予測平均(65.5)を上回り、6ヶ月ぶりの高水準に。
11月の64.1から上昇となったことも追い風となった。
投資家の心理を探るVIX指数は26.57とマイナス13.24%と大幅下落した。 
週間ではダウが1.4%高、ナスダックが0.8%高、S&P500種が0.9%高となって終了した。

注目の欧州株式市場は軒並み反発。
FT100種総合指数(ロンドン)は+45.44、クセトラDAX指数(フランクフルト)が+112.27、CAC40種平均(パリ)も+76.86で引ける。
EU首脳会議で、首脳陣がユーロ圏の新たな財政協定で合意したことを好感。
投資家のリスク選好が再度高まり、売り込まれていた銀行株や鉱山株が上昇。
中国人民銀行(中央銀行)が、外貨準備の運用利回り向上のため、総額3000億ドルを運用する新機関を設立報道に好感。

東京市場も海外株式上昇を好感して始まる予想も、
欧州債務危機対策をお休みはさんでどう消化してくるか欧米株式市場の動き気にするようなところかと。

日本電産 <6594> [終値6700円]タイで生産する全部品について供給再開にメド。
ハードディスク駆動装置(HDD)用モーター部品について3工場すべて復旧。

米ツイッターは8日、簡易ブログサービスのデザインを一新、その魅力を高めるために新たな特長を取り入れ。
デザイン変更は今後数週間で世界的に実施と。
デジタルガレージ <4819> [終値239000円]24万〜26万円のレンジです。
75日移動平均線が下支えとなっておりますが・・・

12月も残すところ営業日で本日を含めて14日間です。
外国人も今週後半ぐらいからはクリスマスの準備に。来週は本国へ。成績の良い方から早めに帰るようなとこですって。
苦しんでいる方は最後まで働かされるようなことも言っていました。

となると国内市場では動くものは中小型材料株となってくるところ。
餅つき相場や掉尾の一振といったような季節になってきました。
一旦大幅高した銘柄はそこで見切るのではなく、しばらく追っていくことも。
12月中は何度も動くこともよくあることです。

フジプレミアム <4237> [終値403円]超軽量太陽電池モジュール「希」を来年2月発売から動意。
株のお姉さんも気になってると・・・?!

プラネックスHD <6784> [終値24800円]日足チャートで高止まり。週末は終了前にプラス圏まで買い上がってきたような・・・
動きが気になる銘柄です・・・?!

森下仁丹 <4624> [終値313円]どこかで材料発表から動き出しそうと思っています。
のんびりウォッチしながら動意したら飛び乗っていけそうと・・・(来年かなぁ〜) 

丸善CHI <3159> [終値238円]もまさかと思いますが噂となっております・・・

12月は過去10年間で金とパラジウムが二番目に上がった月とのこと。
金ETF <1328> [終値3960円]ETFS金 <1672> [終値13060円]ETFS銀 <1673> [終値2415円]

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株リッチ・プロジェクトもうすぐ2012年版も。
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