
銘柄研究・買い&売り
- 2012年12月15日
- 株式投資・経済ニュース全般
いよいよ第46回衆院選です。
各新聞社市場調査では自民・公明両党で小選挙区300、比例代表180(全国11ブロック)で300議席超の議席獲得で政権奪還と予想伝えています。
自民党安倍晋三総裁が12月の衆議院選挙の政権公約、「まさに、『日本を、取り戻す。』。
政権公約は、震災からの復興に加え、経済・教育・外交・暮らしの4つの分野の「再生」をキーワードに構成。
経済政策と教育を前面に打ち出す内容に。
経済政策では、内閣に司令塔となる「日本経済再生本部」を設置し、名目で3%以上の経済成長を達成へ。
デフレ脱却に向けて、2%の物価上昇率の目標を設定したうえで、
日銀法の改正も含め、政府・日銀の連携強化の仕組みを整え、大胆な金融緩和を行うとした。
株式市場はこの自民党政権誕生を期待しています。
野村証券が主催し12月3〜7日に開催した日本・アジア株の機関投資家向けIRイベント
「野村インベストメント・フォーラム」(通称CEOフォーラム)の参加者が、登録ベースで過去最高に。
アジアの投資家の参加は昨年比で横ばいだが、欧米からの参加が増加と。
参加人数は登録者ベースで1650人となり、過去最高だった昨年の1600人を上回った。
海外投資家の登録は300人になり、1999年に初めてCEOフォーラムを開催して以来、過去最高となったそうです。
時期が時期だけに欧米の参加増加は日本株の運用枠を落としていた関係者の焦りもあったような・・・
上記自民党政権奪還の際には買い物が入ってくるような気も致します。
ただ衆院解散から投開票日前日までは株価は上昇する傾向も投開票日以降の株価は下落傾向との過去の相場が示しています。
東京株式市場は外国人の売買で上へも下へも行ってしまいます。
選挙終了で日本の今後の政権の枠組みが出来て一旦調整して、改めていつものように4〜5月にかけて上昇といったシナリオを描いています。
そんな中で本日の注目銘柄は売り買い二通りで逃げる作戦です。
まず買いで注目は直近新規株式公開(IPO)銘柄でUMNファーマ <4585> [終値1281円]から。
公募売り出し価格は1300円で初値は1196円と公募割れ売り気配での始まり。
何度か1300円公募価格回復でこれからというところで公募売りなどで失速しております。
公募規模が40億円超との大きさも需給面での重しとも言われおります。
主力季節性インフルエンザワクチン(UMN-0502)は8週間で製造可能。
また世界最大級の岐阜工場は2013年3月竣工、製造受託事業にも参入。
製品開発と製造受託という「攻め」と「守り」の収益の柱で成長しそうな感じが致します。
今は赤字の企業ではありますが、一般的なバイオベンチャーと違い収益の安定性は将来の強みとなってきそうです。
株価は爆発的な上昇にはならないながらもじり高となっていくような・・・?!
そして売り感覚で日経平均株価が下落したら上昇すると設定されている指数連動型上場投資信託(ETF)に注目。
日経平均インバース・インデックス連動型上場投信 <1571> [終値5600円]
投資の留意点として次の項目が挙げられます。
・原指標である日経平均株価の値動きの反対向きに利益・損失が生じます。
・日経平均インバース・インデックスは,中長期にわたって投資する場合,
日経平均株価の変動率と日経平均インバース・インデックスの変動率の乖離が大きくなる可能性があり,留意が必要です。
・株価の上昇と下落が相互に繰り返される場合,複利効果により,
日経平均株価が下落しても日経平均インバース・インデックスがマイナス1倍の変動率で上昇しなくなりますので,
株価の変動についてこのような予想をする場合には投資に向いていません。
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