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中国大気汚染日本への影響

2012年2月4日(月)くもりにち雨 立春 暖かく

・経済産業省、電気自動車(EV)など最先端エコカーの価格低下を自動車メーカーに促す仕組みを2013年度導入へ。
 13〜15年度車両価格目標決め、下回ればガソリン車との差額分全額国が補助。

・厚生労働省半年に一度必要だった医薬品臨床試験(治験)の副作用報告を1年に一度に減らす。
 日米欧で審査基準統一へ。製薬会社などの負担減。2014年から実施。

・慶応大、液晶ディスプレーに組み込むだけで有機EL(エレクトロルミエッセンス)超える画質実現するフィルム開発。
 東洋紡 <3101> [終値146円]4月にも量産開始。アップルが関心。フィルム原料ポリエステル樹脂で安価。

・国内設備投資、円高是正により活発になると期待。輸出企業などの設備投資促す効果、補助金の2倍強となるとの試算。
 企業の海外収益が円換算で上振れ。円安生かし手輸出企業が外貨建て製品価格引き下げ現地販売伸ばす波及経路。

・協調融資(シンジケートローン)で3メガバンクの攻勢続く。
 日本勢2012年に取りまとめた融資額の世界シェア13.2%と11年比2.9ポイント上昇。米欧勢シェア総じて低下。

・証券会社個人投資家向けにアジア株の品ぞろえ増やす。

 大和証券グループ <8601> [終値539円]2月にタイ2位タナチャート証券と提携。タイ株取り扱う。80銘柄対象。

 岡三証券 <8609> [終値588円]中国株、韓国株に続き、台湾株の取り扱い検討。

 SBI証券 <8473> [終値744円]1月シンガポール、タイ、マレーシア株のリアルタイム取引始めた。

・中国大気汚染で政府への風当たり強まる。自動車排ガス規制の遅れなど原因との見方広まる。政府企業一体で成長優先。

・米議会財政赤字の抜本的削減の議論が置き去りに。上院1月末連邦政府の国債発行枠(債務上限)の上限5月半ばまで3ヶ月分延長。
 先送り重ねれば財政への信認一段と低下も。党派対立解けないと2011年度と同様深刻な上限危機再燃するとの予想も多く。

・日産 <7201> [終値935円]今春スズキ <7269> [終値2434円]から軽自動車OEM(偲手先ブランド生産)調達縮小。
 三菱自 <7211> [終値103円]との共同開発にらみ、自社開発車の比重高める。

・KDDI <9433> [終値6830円]英国タクシー配車支援ベンチャー・ヘイロー・ネットワーク・HDと提携。
 今夏からスマートフォン(スマホ)使った配車支援事業に乗り出す。従来無線より効率的に配車できる。 

・リニカル <2183> [終値1187円]
 製薬会社から臨床試験(治験)受託。がんをはじめ難病治療薬の開発案件で以来舞い込む。(4日 日経新聞)

・三井物産 <8031> [終値1374円]
 ミャンマーでコメ事業に参入。物産による輸出支援は新興・途上国の食料の安定確保につながりそう。

・株式時価総額1兆円以上の企業急増。1日時点でトヨタ <7203> [終値4495円]筆頭に71社と2ヵ月半前(47社)から5割増。
 富士重工 <7270> [終値1282円]ユニ・チャーム <8113> [終値4850円]など業績好調な企業加わる。

・世界的に株価上昇。先進国の金融緩和や米景気の回復期待でダウ工業株30種平均約5年4ヵ月ぶりに1万4000ドル大台に回復。
 欧州の債務不安の後退もあり、マネーがリスク資産である株式に流れやすくなっている。ブラジルやインド株は見劣り。
 昨年12月以降主要15か国の株価指数全て上昇、中国上海総合指数(22%)が上昇首位。2位日経平均株価(18%)が続く。
 世界同時株高の最大のポイントは「終わりの見えない金融緩和」(米ヘッジファンド)欧州債務危機の後退も大きく。

・JFEスチール <5411> [終値2045円]
 台湾の石化中心とする複合企業、台湾プラスチックグループに自動車部品などに使うステンレス鋼の生産技術供与。
 子会社への出資も検討。自動車各社の部材の現地調達拡大につながりそう。

・胃の粘膜に感染して胃がんなどを引き起こすピロリ菌の感染による慢性胃炎について除菌治療が保険診療として認められる見通し。
 対象拡大で胃がんの発症者数大幅に減らせる可能性も。

・世界貿易機構(WHO)2日までに世界中で新たながん患者は毎年1400万人に上り、死亡者年間760万人との統計発表。
 対策強化しなければ今後20年で新たな患者は倍増する恐れと。感染症だけでなく、慢性疾患の対策強化も呼びかけ。
 がんの死亡例で一番多いのは肺がん、うち8割は喫煙によるもの。運動不足やアルコール飲料もがんの原因になり得るとも。

・1月の米新車販売台数前年同月比14.2%増104万3103台。年率換算値で1529万台となり3ヵ月連続で1500万台大台超え。
 年末商戦に反動で例年1月は販売縮小も100万台超えるのは2008年以来5年ぶり。
 主要メーカー別ではトヨタ <7203> [終値4495円]ハイブリッド車好調で26.6%増。日本勢復活が鮮明に。
 GM15.9%増、フォード21.7%増、クライスラー16.1%増、ホンダ <7267> [終値3515円]12.8%増、日産 <7201> [終値935円]2.0%増

・金の国内小売価格2日、32年11ヵ月ぶりの高値。1グラム5257円に。
 為替市場の急速な円安が金の国内価格を押し上げた。(3日 日経新聞)

・経済産業省有識者委員会、電力システム改革の報告書案。発電、送配電、小売りの事業ごとに横割りの免許導入、参入と競争促す。
 電力会社の送配電部門分社化する法的分離を「4〜6年後(2017〜19年)の実施となる」と明記。

・米1月の雇用統計、非農業部門の雇用者数前月比15万7000人増加。市場予測平均(17万人前後)失業率7.9%、前月比0.1ポイント悪化、
 2012年11月改定値24万7000人増、12月もほぼ20万人増に上方修正。民間雇用者数増加は35ヵ月連続。

・東電 <9501> [終値211円]2017年メドに米国から新型天然ガス「シェールガス」原料とする割安の液化天然ガス(LNG)を調達。
 三菱商事 <8058> [終値1890円]三井物産 <8031> [終値1374円]から合計年80万トン買い取る。

・株高と金融緩和で大手銀行・証券会社の業績堅調。大手銀5グループ2012年4-12月期連結純利益1兆8045億円と通期計画の9割弱に。
 大手証券2社は差オス有損益が黒字転換。

・1日の東京株式市場、日経平均株価連日で昨年来高値更新。週間ベースでは12週連続上昇に。54年ぶりの長期連騰記録。
 円相場1ドル=92円台前半と約2年8ヵ月ぶりの水準まで下落。日本株への先高観高まる。

・外国為替市場ユーロ高主導の円安傾向強まる。1ユーロ=126円台まで円安・ユーロ高進行。ユーロは対ドルでも7日続伸。
 欧州債務危機への不安が後退、逃避マネーが欧州に回帰していることが背景。

・シャープ <6753> [終値329円]2012年10-12月期連結営業損益26億円の黒字。5四半期ぶり黒字化。財務改善は道半ば。 

・パナソニック <6752> [終値592円]2012年10-12月期連結営業損益346億円の黒字も新たな収益の柱は見えない。

・米メディア狙ったサイバー攻撃が相次ぎ表面化。中国ハッカー集団の関与が浮上。中国共産党要人の個人情報暴露したメディアが共通。

・主要証券20社2012年10-12月期決算、17社の最終損益、前年同期比改善。投資信託など個人向けの販売が回復。
 中小型株に強いいちよし証券 <8624> [終値767円]純営業収益42%増、対面営業主力とする中堅証券の収入の伸びネット証券上回る。

 岡三証券 <8609> [終値591円]純営業収益42%増、最終損益45億円(黒転)丸三証券 <8613> [終値664円]33%増、6億円(黒転) 

 大和証券 <8601> [終値539円]37%増、140億円(黒転)野村証券 <8604> [終値512円]4%減、201億円(前年同期13億円)

 SBI <8473> [終値744円]11%増、14億円(前年同期54億円)松井証券 <8628> [終値841円]16%増、12億円(前年同期94億円)

・電気自動車(EV)の本格普及に向け、各国が様々な工夫凝らす。100万台構想掲げる米政府13社と組んで充電スタンド10倍にする計画。
 中国EV購入支援拡大する動き。日本政府500億円以上を拠出し国内充電設備4倍の5千ヵ所設置へ。

・ユーロ圏2012年12月失業率11.7%となり、前月比で横ばい。11月分は前月発表時点11.8%も0.1ポイント下方修正。
 ドイツ5.3%(前月同水準)フランス10.6%(-0.1)スペイン26.1%(+0.1)EU全体で10.7%(横ばい)

・ロシア経済減速鮮明。2012年実質国内総生産(GDP 速報値)伸び率前年4.3%から3.4%に下がる。10-12月期前年同期比2.2%に低下。
 欧州景気低迷で石油や天然ガスの輸出や投資振るわず、小売りも伸び鈍化。

・ユニ・チャーム <8113> [終値4850円]中国で紙おむつ事業拡大。3年後メドに現在比約8割増1400都市で自社製品を売る。
 中国には約2500都市があり、売上高12年3月期約560億円を15年3月期1千億円目指す。100億円投じた中国新工場(江蘇省)が年内稼働。
 製販とも体制強化し、紙おむつ市場首位の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に対抗する。

・3月期決算企業2012年4-12月期決算発表本格化。企業業績見通しが明暗分ける。
 1日まで13年3月期最終損益見通し見直した企業、6割下方修正、4割上方修正へ。下方修正は中国景気減速が要因多く。

・日立 <6501> [終値545円]全額出資子会社日立プラントテクノロジー(東京・豊島)4/1付で吸収合併へ。

・キーエンス <6861> [終値25420円]
 2012年4-12月期連結純利益481億円と4-12月期累計として過去最高。センサー海外向け伸びる。(2日 日経新聞)

・政府・与党検討している一般用医薬品(市販薬)のネット販売に関する薬事法改正案概要、
 副作用の強弱で3分類されている市販薬のうち、リスク比較的高いとされている「第2類」のネット販売条件付きで解禁。
 特にリスクの高い「第1類」のネット販売禁止明記。「第3類」販売許可。

・安倍政権の経済対策「アベノミクス」により個人マネーの動き活発。
 個人顧客大半のインターネット証券の新規口座の開設増加。(4日 産経新聞)

・中国で観測の大気汚染、山形県蔵王の樹氷に汚染の恐れ。
 1/29〜30に九州へ、31日には日本海付近に到達。西日本各地にも影響及ぼす可能性も。

・中国北京市2日までに、大気汚染防止する条例を年内に制定する方針決め、状況の抜本的改善に乗り出す。
 専門家はかつて流行した新型肺炎(SARS)以上の危険性指摘、市民の不安膨らむ。空気清浄機求める市民急増。(3日 産経新聞)

・米国株価、金融危機前2007年につけた史上最高値(S&P500種株価指数 1565.15)に接近。
 米連邦準備理事会(FRB)による思い切った金融緩和の効果が出ている上、米国企業の業績回復が見込まれているため。
 
・トヨタ <7203> [終値4495円]中国での1月新車販売台数前年同月比23.5%増7万2500台に。7ヵ月ぶりにプラスに。

・国立感染症研究所1日、全国約5千の定点医療機関から1月21〜27日の1週間に報告されたインフルエンザ患者数、
 1機関あたり36.44人と警戒レベルの目安となる30人超える。「今後さらに流行拡大する恐れも」

 患者数、新潟(53.22人)千葉(53.22人)長崎(50.91人)埼玉(49.53人)愛知(46.65人)福岡(45.74人)(2日 産経新聞)

・外国人どこまで買うか。日本株世界で聞いた期待と不安。
 衆院解散・安倍晋三政権誕生受けて外国人投資家11週連続で日本株買い越し。買越額合計2兆9581億円。「外国人買い=株高の図式」
 昨年11月以降まず積極的に動いたのは海外ヘッジファンドなどの短期筋。
 年金基金など「ロングオンリー」長期投資家の多くは買いそびれ焦りを感じているとも。
 ロングオンリー海外投資家の日本株保有比率「中立」のポジションに戻すだけで約兆円の買い需要生じるとも。
 小泉政権下での「郵政相場」2005年6月から06年4月、日経平均5割超上昇。その間外国人買越額合計10兆円超。26週連続買い越し。
 直近10年間、外国人1兆円買い越しで日経平均5.8%押し上げに。

・海外長期マネー、本格的に日本株を買うとしたらどんな業種や銘柄に注目するか。
 世界の株式市場のPER(株価収益率)は同じ水準に収れんしつつある。今は15倍前後。東証1部採用銘柄PERは約19倍に。
 PERの比較だと日本株の上げ余地は限られるように見えるが、PBR(株価純資産倍率)で評価すると全く違う景色に。
 東証1部のPBRは平均で1.16倍と出遅れ鮮明。「買う理由」とする可能性も。

 トヨタ <7203> [終値4495円]ホンダ <7267> [終値3515円]日産 <7201> [終値935円]など自動車注目。

 世界的に銀行株の見直し機運高まる。3メガバンクPBRが1倍に回復すれば、1〜4割の株価上昇が見込まれる。

・上場企業ROE(自己資本利益率)改善度ランキング:首位SUMCO <3436> [終値945円]ROE改善度15.3ポイント 13年度予想ROE16.7%

 2位日本電産 <6594> [終値5220円]11.4 12.9 3位オリンパス <7733> [終値2042円]9.1 20.5 

 4位東海理化 <6995> [終値1531円]7.1 7.7 5位マツダ <7261> [終値257円]6.5 10.1
 
・米国株堅調。ダウ工業株30種平均、5年4ヵ月ぶりに1万4000ドル台回復。リーマン・ショック前付けた史上最高値にあと154ドルに迫る。
 米景気の回復期待と企業業績の底堅さが原動力に。
 欧州債務危機への過度な悲観後退、中国景気の底入れ観測なども支えに「リスク・オン」に傾く。

・欧州中央銀行(ECB)7日に理事会開く。市場関係者「ステルス・レート・ハイク(隠れた利上げ)」と。
 政策金利引き上げたわけではないが、短期金利上昇する状況指す。
 1月から銀行がECBに資金返済始め、需給引き締まるとの予想で金利上がりだした。景気持ち直す気配も背景に。
 ドラギECB総裁、ユーロ高にどう言及するのかが焦点になる。

・中国9〜15日、旧正月である春節に伴う大型連休に。国内外への旅行など消費活発に。気懸りは1/28「節約励行、反浪費」宣言。
 日本向け団体客は大幅減も中国の個人客や台湾や香港、シンガポール、タイなどの旅行客で補えるとも。

・老朽インフラの延命に挑む。2029年には建築後50年経過する設備の割合50%に達する。既存インフラの長寿化技術に注目。
 
 NIPPO <1881> [終値1235円]補修工事関連の問い合わせが年明け以降急増。例年1月の問い合わせは1日1件が今年は10件超の日も。
 IH(電磁誘導加熱)技術応用、騒音低減する舗装工法確立。舗装は繊維状の鉄を混ぜた補強コンクリートを使う。

 横河ブリッジHD <5911> [終値866円]橋梁耐震化技術説明化に約60人の自治体や高速道路会社関係者参加。
 補修設備の内製化や新工法の開発進め、受注増につなげる。耐久性と軟性備えた特殊鉄鋼で自信の振動和らげ橋を長寿化する製品販売。

 ショーボンド建 <1414> [終値3345円]工事後の「見える化」に力入れる。 

 五洋建 <1893> [終値230円]塩害被害受けやすい護岸の長寿化で高い技術。海水はじく特殊塗料工法。

 鹿島 <1812> [終値271円]補修の技術開発進める。セ氏マイナス5度の低温下でも短時間に固まるひび割れ注入剤実用化。
 下水道設備には処理施設の内壁を防食板で覆う工法で長寿化につなげる。

・国土強靭化に期待。建築より土木関連主力とする企業の株上昇目立つ。震災復興や老朽インフラの補修、更新に関する企業株価堅調。
 
 主な復興・建設関連企業:

 がれき・除染:日立造 <7004> [終値145円]タケエイ <2151> [終値2753円]太平洋セメ <5233> [終値245円]
 タクマ <6013> [終値562円]間組 <1719> [終値242円]前田工織 <7821> [終値2319円]

 道路・橋梁・トンネル:ショーボンド <1414> [終値3345円]NIPPO <1881> [終値1235円] 能美防災 <6744> [終値640円]

 コンサル・測量:いであ <9766> [終値1940円]日本工営 <1954> [終値345円]パスコ <9232> [終値292円]

 堤防・地盤改良:不動テトラ <1813> [終値187円]丸藤シート <8046> [終値233円]五洋建 <1893> [終値230円]

 復興まちづくり:ジャパンパイル <5288> [終値578円]ライト工 <1926> [終値459円]

 上下水道:巴工業 <6309> [終値1786円]

 作業車関連:アイチコーポ <6345> [終値489円]極東開発 <7226> [終値1033円]新明和 <7224> [終値604円]

 建設資材・商社・レンタルなど:カナモト <9678> [終値1461円]西尾レントオール <9699> [終値1355円]
 ワークマン <7564> [終値2557円]トストネット <4754> [終値412円]

・昨年10-12月期米実質国内総生産(GDP)3年半ぶりのマイナス成長。市場は「一時的な調整」と受け流す。
 一部では「疑心暗鬼」も広がる。実質増税の重荷を抱え込んだ消費の持続力問われる。
 米経済の「3本の矢」個人消費、民間設備投資、住宅投資はそろって快調。政府支出や在庫投資の減少が足を引っ張る。
 20日発表1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の注目。

・中国証券市場改革に動いている。長期の投資マネーの呼び込み目指す。
 上海証券取引所、上場企業に増配と自社株買い求めるルール発表。
 アメとムチで企業に株主への配分強化を求めることで株式市場の活性化と安定狙う。

・会社がわかる 特集マクドナルドHD <2702> [終値2359円]
 今年の商品戦略、新商品はほとんど発売しない。(年2回程度の)ビックマック値下げはやめる。
 今期約200ヵ所の低収益店舗も閉店。収益の基盤固めの一方、新たな成長戦略を練る構え。宅配事業現在20店を年内に250店まで広げる。
 株主優待手厚く個人投資家長期保有多く、急落するとの見方は少ない。
 500株1年保有、単純換算でハンバーガーセット60セット分最大6万円無料。
 優待と配当(前期30円予定)1月末株価(2347円)で計算すると利回り約6%に。

・世界の投資マネーが株式市場に戻りつつある。
 米中景気に持ち直しの兆しが見えるなど世界経済を覆う霧が少しづつ晴れ、価格変動リスク取れるようになってきた。
 「世界的な株高は5年ぶりのマネー『大転換(great rotation)』のサインか」2008年金融危機から続く投資家のリスク回避姿勢終焉。
 債券から株式への本格的な資金シフトが始まったとの見方広がってきた。
 「世界経済が循環的な回復の域を飛び出し、次の成長に向かうには原動力やテーマが必要。
 これがなければ長期のマネーが資産の配分を見直す『大転換』にはならず、下げ過ぎた株価の水準訂正で終わりかねない」

・OUT Look:今週の株式相場はじり高の展開か。
 円安を背景とした企業業績の改善期待に米国の株高も加わり、投資家の買い意欲は根強い。
 テクニカル面からは過熱感で上値重くなりそう。2012年10-12月期決算手がかりに個別物色進むと。
 週明けの日本株も買い先行で始まりそう。日経平均の目先の上値として2010年4月の高値1万1339円が意識される。
 テクニカル面で25日移動日経平均とのかい離率1日時点で5%。「買われ過ぎ」の水準。
 取引時間中決算発表、「上方修正は買い、下方修正は売り」の動き顕著に。
 7日欧州中央銀行(ECB)理事会で「利下げにおわす発言でるとユーロ高・円安が巻き戻す可能性も」

・Wall Street:今週の米株式相場はダウ工業株30種平均が最高値(1万4164ドル)つけるかが最大の注目。
 株式市場を取り巻くファンダメンタルズ(基礎的条件)は良好との見方多く、投資家心理は上向いていると指摘の声。
 今週は1月のISM非製造業景況感指数、2012年12月貿易収支発表。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派44% (前回比-3)弱気派26%(同+5)中立派31%(同-3)

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25株価指数のうち、6割15指数が上昇。新興国中心に資金が流入。
上昇1位アルゼンチン週間騰落率5.7%(11年末比騰落率43.4%)2位上海5.6%(10.0%)3位ベトナム3.3%(37.5%)4位タイ2.6%(46.2%)
 下位25位スペイン▲5.7%(▲3.9%)24位トルコ▲5.3%(56.5%)23位ギリシャ▲3.7%(43.6%)6位日本2.4%(32.4%)

・日本企業エイズウイルス(HIV)治療薬の開発存在感高めている。

 JT <2914> [終値2961円]「JTK303」の配合剤「ストライビルド」昨年8月米食品医薬品局(FDA)の承認受ける。

 塩野義 <4507> [終値1645円]生み出した「ドルテグラビル」が米国で承認申請。

 タカラバイオ <4974> [終値1259円]HIVの遺伝子治療の臨床試験(治験)フェーズ1を昨年末に始める。

・ランキング:活況に沸く新興市場で割安感のある銘柄。自己資本比率30%以上かつ時価総額50億円以上。今期営業増益予想対象。

 1位アイディホーム <3274> [終値2808円]予想PER4.535倍 PBR1.445倍 

 2位中野冷機 <6411> [終値1560円]4.817 0.869 3位エイチワン <5989> [終値949円]5.091 0.689 

 4位ノジマ <7419> [終値590円]5.249 0.541 規模小さく生き残りが厳しいとの見方強い。

 15位萩原電気 <7467> [終値1109円]7.438 0.443 トヨタ <7203> [終値4495円]収益拡大なら見直しも。 

 23位コシダカHD <2157> [終値2281円]8.348 2.736 
 「カラオケ本舗まねきねこ」と「カーブス」が主力事業2本柱。温浴事業初期投資負担重く営業赤字続く。

 35位シード <7743> [終値955円]9.160 1.521 
 潤い重視のコンタクトレンズ販売好調。流動性低いことがPER低迷の一因。(日経ヴェリタス)

・いすゞ <7202> [終値583円]ピックアップトラック分野で米ゼネラル・モーターズ(GM)と環境対応車開発する検討へ。
 数年後実用化。開発や生産コスト低減GMと組み、ボリューム確保し解決図る。

・三菱樹脂 <4188> [終値426円]
 リチウムイオン二次電池セパレーター事業、パソコンや携帯電話など民生用途で中国市場に参入。2013年度売上高5億〜10億円目指す。

・戸田工 <4100> [終値360円]超小型NFC(近距離無線通信)タグ開発。高温プロセスに対応。金属面でも作動。今春にも商品化。

・栗田工 <6370> [終値1814円]海外電子産業向け水処理事業強化。メンテナンスなどのサービス拡充。(日刊工業新聞)

・所得向上に伴ってアジア医療費支出総額2020年に10年前比2倍以上250兆円との予測。アジア医療関連企業成長。 

・エレコム <6750> [終値1496円]2月上旬にも発売するSDカード新製品から読み取れなくなったデータ復元無料で受け付ける。
 同様サービス通年3万円程度。購入後1年間。

・村田 <6981> [終値5540円]
 NEC <6701> [終値242円]から携帯電話やノートパソコンの開閉検知などで使う磁気抵抗(MR)センサー事業買収。
 車載や産業機器向けMRセンサー技術活用へ。

・子供持つ母親が使うネットサービス、1位(前年1位)クックパッド <2193> [終値2982円]2位(2)楽天市場 <4755> [終値844円]
 3位(-)LINE 4位(4)アメーバブログ(サイバーエージェント <4751> [終値202100円])

・パイロット <7846> [終値237600円]
 女子中高生からの声でデコレーション用ボールペン「ジュース」売り出し。24色とパステル6種。出足好調。

・IMI <7503> [終値1533円]
 人工呼吸器用加温加湿器台湾のメーカーからOEM(偲手先ブランド生産)調達。従来製品比価格3割程度抑え、顧客の要望反映。

・3DM <7777> [終値5330円]
 2015年4月期最終年度とする中期計画修正。13年4月期売上高当初予想から26%減約19億円。止血剤相補承認遅れ。 

・神戸物産 <3038> [終値2349円]今春温泉熱利用、野菜の大規模ハウス栽培を北海道で始める。
 自社展開する「業務スーパー」や外食産業、市場向け野菜出荷。大分県でも同様の事業計画。(日経産業新聞)

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株式分割

ゲートウェイ <7708> [終値13300円]3/14  1株→100株 

公募・売り出し価格

メドレックス(IPO) <4586> 1000円 

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【今日の一言】

週末のNY株式市場は急反発。
1月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比15万7000人増加。過去2ヵ月(11-12月)の増加分も上方修正。
緩やかな景気回復が続いていることが示される。
1月のISM製造業部門指数は9ヵ月ぶりの高水準に上昇、1月の米消費者信頼感指数(確報値)も上昇なども好感した。

週間ではダウ工業株30種平均は0.8%高、ナスダック指数は0.9%高、S&P500種も0.7%高とそれぞれ5週続伸。

欧州株式市場も軒並み反発。
米雇用者数の伸びが市場予想をやや下回り、発表直後は小幅に値を下げる場面も、
過去2ヵ月分が大幅に上方修正を好感して引けにかけて物色が強まった。
世界経済に先行きに対する楽観的な見方が再び高まり全面高に。

東京株式市場で日経平均は4日続伸。
日経平均株価は週足陽線となり、これで12週連騰と「岩戸景気」以来54年ぶりの記録になりました。
1958年12月〜59年4月の17週連続上昇以来です。
6週連続の金曜日高で終了でした。

週間ベースで日経平均株価が2.4%高、TOPIXは2.8%高とともに12週続伸。
マザーズ指数は0.8%高、6週続伸。日経ジャスダック平均は1.6%高で6週続伸。東証2部は2.5%高で12週続伸となった。

液晶ディスプレーに組み込むだけで有機EL(エレクトロルミエッセンス)超える画質実現するフィルム開発。
 東洋紡 <3101> [終値146円]4月にも量産開始。アップルが関心。フィルム原料ポリエステル樹脂で安価。

中国北京市2日までに、大気汚染防止する条例を年内に制定する方針決め、状況の抜本的改善に乗り出す。
専門家はかつて流行した新型肺炎(SARS)以上の危険性指摘、市民の不安膨らむ。空気清浄機求める市民急増。  

自動車排ガス規制強化の動きが出ると思われ、排ガス規制での触媒のパラジウムやプラチナ(白金)の値上がりも・・・
ETFでは純パラジウム <1543> [終値21570円]ETFSパラジウム投信 <1675> [終値6620円]ETFS白金投信 <1674> [終値15080円] 

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胃の粘膜に感染して胃がんなどを引き起こすピロリ菌の感染による慢性胃炎について除菌治療が保険診療として認められる見通し。
対象拡大で胃がんの発症者数大幅に減らせる可能性も。

栄研化 <4549> [終値1223円]検査キット 明治HD <2269> [終値4030円]LD21ヨーグルト
武田 <4502> [終値4680円]大塚HD <4578> [終値2918円]エーザイ <4523> [終値3850円]

世界貿易機構(WHO)2日までに世界中で新たながん患者は毎年1400万人に上り、死亡者年間760万人との統計発表。
対策強化しなければ今後20年で新たな患者は倍増する恐れと。感染症だけでなく、慢性疾患の対策強化も呼びかけ。
がんの死亡例で一番多いのは肺がん、うち8割は喫煙によるもの。運動不足やアルコール飲料もがんの原因になり得るとも。
抗がん剤の開発企業には要注目に。

IMI <7503> [終値1533円]
人工呼吸器用加温加湿器台湾のメーカーからOEM(偲手先ブランド生産)調達。従来製品比価格3割程度抑え、顧客の要望反映。

中央電工 <5566> [終値346円]業績予想下方修正。膿出しとなります。

栗本鉄工 <5602> [終値345円]値動きが気になるところ・・・

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