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【銘柄研究】夢真HD(2362)

NY株式市場は大幅反落。
引けにかけて売りが膨らむ展開に。

月間ではダウ工業株30種平均は1.9%高、6ヵ月連続上昇。ナスダック総合指数は3.8%高、6ヵ月連続上昇。
S&P総合500種指数は2.1%高、7ヵ月連続上昇。

週間ではダウ1.2%安、ナスダック指数は1.1%安、S&P500種も1.1%安とそれぞれ2週続落。

東京市場では日経平均株価は反発も注目された月足陽線になる1万3799円超えはならず、月足では10ヵ月ぶりの陰線となりました。
先週の木曜日までは、ほぼ月足で10ヶ月陽線確実視されていましたが、
5/23の1143.28円安、そして5月最終週の837.91円安で24.81円下回りました。
3月高ければ5月が安いとのアノマリーが勝ったということでしょうか・・・
アノマリーでは5月が安いと8月が高いとなっております。

先週週間ベースで日経平均株価は5.7%安、TOPIXは4.9%安、ともに2週続落。日経平均の下落幅は2年2ヵ月ぶり。
マザーズ指数は4.4%高、3週ぶり反発、日経ジャスダック平均は0.2%安、3週続落。東証2部は1.5%安、3週続落。

月間ベースで日経平均株価は0.6%安、10ヵ月ぶりの反落、TOPIXは2.5%安、9ヵ月ぶりの反落。
マザーズ指数は1.3%高、10ヶ月連続上昇、日経ジャスダック平均は2.1%安、9ヵ月ぶりの反落。東証2部は2.0%安、7ヵ月ぶりの反落に。

週末のNY株式市場も大きく下がり、シカゴ225先物価格(円建て)は13455円と週末の大証先物(1万3700円)比245円安で帰ってきました。
ダウ工業株30種平均も史上最高値付近で上値を抑えられてるところの大幅安、高値波乱含みの不安な展開にもなってきそうです。

6月は3日新甫と荒れる要素の多いはじまり。厳しい立ち上がりが想定されてしまいます。
ただここ10年間の日経平均株価は月足で陽線確率は70%(7勝3敗)と月初より月末高の傾向にあります。
立ち上がりの3日、4日の動きが注目です。下がった後切り返せるかどうかでしょうか・・・

波乱相場の中での注目銘柄としては、やはり業績の良いと思われるものとなります。

夢真HD <2362> [終値610円]に注目します。
同社は建設現場の施工管理技術者派遣が主体。
施工管理技術者というと難しく感じますが「現場監督」で主に施工技術者(大工・鉄筋工などの職人さん)とのコミュニケーションと
設計通りに鉄筋の本数など入っているかなどの確認作業が主なところ。

熟練者になるともっとさまざまな仕事はありますが、現場の指示を職人さんの正しく伝えることが大切。
その派遣が主となると思われますので、若い方が受けもよく、マニュアルがあればそう経験もなくても派遣できそうなところ。

建設会社本体では経営環境の悪化で人材を多く育てられず、また高齢化で現場監督員が退職と縮小傾向。
ここしばらく最低3〜5年はとても順調な成長が見込まれるところではないでしょうか。

採用人数年間800人以上から1200人以上へ引き上げ、採用が増えればその分売り上げ増、設備投資増加もそれほどなく業績上向き。
株主還元策にも積極化して高株価政策を考えている節もあり何らかのサプライズも期待できそうです。

おまけで季節柄のアノマリーとして梅雨入りで買って、梅雨明け、もしくは台風シーズン後半で売って良さそうな銘柄で
ウェザーニューズ <4825> [終値2147円]も見ていきたいところ。
船舶関連の航海気象情報サービスが業績に与える影響が大きいものの、異常気象の続く最近の梅雨も大型被害になりうるところも。
有料会員数の増加も期待に。

【お知らせ】

「雨宮京子先生と「円安恐慌」の著者ヘッジファンドCEO菊池真氏」
株式セミナーコラボレーション第8弾 東京・日本橋人形町

2013年6月15日(土)14:30〜16:45(開場14:15)
申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=2854
今まで(過去8回)のセミナー概要もまとめてあります。

ヘッジファンド運用者からの直のお話しはなかなか聞けないものです。

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