
【銘柄研究】Jトラスト(8508)
- 2013年07月15日
- 株式投資・経済ニュース全般
日経平均株価は先週末(12日)1万4500円台に回復、
直近高値5/22から6/13安値の下げ幅(3526円75銭)の約3分の2(2158円32銭)戻してきました。
今週は米国企業の決算発表が本格化、週半ば(17〜18日)にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言に立ちます。
日経平均株価は短期的に17%ほど戻してきており、テクニカル指標では過熱感表す指標も出ております。
日経平均株価の25日移動平均線とのかい離率が6.6%。もっとも最近ではボラティリティーが大きく、10%ぐらいまで乖離しています。
5/22時点で9.1%、6/14はマイナス13.5%を記録。(通常では5%乖離で行き過ぎ示唆するような指標)
東証1部指数の騰落レシオ(25日移動)が135.36%と買われすぎと言われる120%を超えてきています。
5/20に121.14% 6/14に70.96%を記録。直近では5/10が152.1%、6/26に68.1%(通常で120%超で買われすぎ、70%以下で売られ過ぎと)
今週の銘柄研究は、ある理由により全体の戻りの中、ほとんど戻していない銘柄に注目してみました。
Jトラスト <8508> [終値1881円]「ライツ・オファリング実施」権利行使手続きが7/5〜7/30まで行われています。
払込み1800円で5/27時点の株主に割り当てられます。
東京証券取引所と大阪証券取引所は7/16に現物株市場を統合し、大証1部・2部が、それぞれ東証1部・2部に吸収される。
大証単独銘柄の中で統合で東証の仲間入りをすることで売買が活発化、上昇している銘柄もいくつかあります。
「ライツ・イシュー」という制度を使った1000億円規模の増資を発表し、
株式価値の希薄化が警戒もあり払込みの1800円にさや寄せしてるJトラストは払い込み終了までねらい目ではないでしょうか?
時価総額においても現在1194億円で増資分が上乗せ。
東証2部となると無視できない時価総額となり、機関投資家の眼も引きつけることに。
また近いうちに東証1部上場も視野に入ってくると思われます。
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