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陰陽率から見る市場の年末年始のバイオリズム

陰陽率から見る市場の年末年始のバイオリズム
2007年10月26日        講師 大岩川 源太

プロフィール 1981年大阪老舗今川証券(現リテラクレア証券)に入社。個人営業・株式ディーラー・事業法人・金融法人等そして大阪労組も経験。
その後(株)アセットレボリューションを設立。インターネットを取り入れた投資顧問会社の先駆け。
現在、『大岩川源太の源太塾』 http://asset-jp.jp/  にて執筆&セミナー活動を通して個人投資家の独り立ち支援を応援。
[投資の要素] からむ部分もある
・情報 ファンダメンタル、企業情報など
・分析 チャート、業績、需給など

[市場の癖を覚える] 癖とはその月々や時間、季節から来る投資にはある一定の決まりがある。

・5月、11月のヘッジファンド決算
・6月、12月の欧州系ファンドや国内ファンドの決算
・3月・9月の国内企業の決算
・11月は株安も2ヵ月後の投資効率はピカイチ
・外国人投資家が買い向かう年前半→処分の多い年後半
・シーズンストック、配当取り、その後の上昇率の高い月
・月曜日はばたばたしない。
・火曜日の後場にその週の方向性が出る
・木曜日の後場にその感情が出る
・9時半と13時(寄り付き後30分ごろ)の商いを避ける
・2:20〜30はディーラー日ばかり等処分の時間
・株は20日前後に買い始め月初に売る

一つ一つに理由がある。

これらを分析して投資判断すると年間通じて中期的に、投資計画を立てることができる。

下がる月ならいつが一番下がる処かを決めてゆく

10月の癖
・一般株は難しい。突っ込みはJDQ(新興系)
・外人が関係するものは見ない(11月へッジファンド決算であり買いは減少)
・警戒している10月は大きな下落は少ない。無警戒時にドカンと来る!!
 (今回は10月怖いから8月9月売りが出たから10月はそうでもない)

気を付けるのは1月月初か!?

11月の癖
・ヘッジファンドの決算(売りますがお金入るまで買わない)
・今年は大きな下げは無いかも
・中盤に中だるみが来る
・11月の頭は上がってきても買わない
・11月の新興市場は毎年きつい(国内ファンド12月決算だから)外人はボチボチ来ますよ
・11月後半に買える状況にしておく
・外資系動向が11月から買いに来てるなら、どこかの需給が変化

12月の癖
・クリスマスで下落。外人が来ない。「まずいものは切っておきましょう」by営業マン
・12月SQはロールオーバー or やらないか(ロールオーバーの可能性高い)
・SQ2日前 ???(注意必要)
・SQ前に処分してX’masに買うことが基本。
・立会日10日で下がった日経平均の場合は買えない。
・新興市場はとことん売られる。X’mas過ぎたら上昇へ。

1月の癖
・12月最後上昇するものの(12月買い過ぎて)成人の日3連休までお休み
・月の半ばから外人戻ってくる
・弱い時は20日過ぎまで売られる。最後は外人買い。
・だけど夢のあるJDQ(新興市場)銘柄は強い!
・1月の勝率は年一番 勝率は1番ですが上昇率はたいしたことが無い。ショック安が来る時はデカイ!!
・1月スタート 第3週4週に意識
・経済数値が1月でる。10,11,12月の経済政策の結果が出る。前半で売っておく。

2月の癖
・僅かな上昇、売りにくいものから売る。大型株は遅くなる。
・1月2月に最低買い残が多い時は3月重い。なら2月下げが前倒しに。
・2月は個別物色が行われ、一度上昇へ。
・新興市場は後半下落傾向 下がってこの辺なら?から売られる。投げ過ぎる状況に
・1月、2月の外人買いの特徴はオイルダラー 年末買いの欧州勢がぶつける
・2月の外人動向は信じられない。
カレンダーから
11月懸念 → いい材料 
日本にお金が廻り易い 米国、欧州いきにくい
日本で内需的企業で安定 金融にも物色の対象へ

10/30 身を軽く
10/31  午後の動き焦点 指数かミクシィか?

11/1,2 外資系動向注目
11月第2週 上値重くて当たり前。5〜7日までにまず処分 強かった銘柄は1,2日に・・・
11/7   好業績の売られすぎ銘柄打診も
11/9(SQ) 裁定買い残が増えてきています。11月勝負をしている向きも。ですからSQは気楽に。
11/16  ファンド系の売り物
11/22 ファンド系の売り物
11/26〜30 経済数位発表
11/29 此処からの買いが安全策。果敢に行くなら22日当たりも

12月はじめは高ければ売る。前半勝負!?
12/5  売り
12月第2週 高ければ3週目ゆっくり買いに行けます。
12/19〜21 急落あれば狙いましょう。
12/20 X’mas があり、20日ぐらいまでは指数が高くても個別は難しい。
12/22〜24 3連休
12/25,26 買いやすい
12/28 大納会 (取引午前中のみ)
12/30,31 FOMC

1月 先が強いと思ったら売りが遅れる。
年末年始の外人動向見ておく
1/4   大発会 (取引午前中のみ)
1/7,8,9 外人が買いに来ているかどうか?確認。
1/16 外人の動向 ここが基準に。
1/21,22 ポイント外資系動向、新興系銘柄 短命ながらもついてゆく。30日ぐらいまで。

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