
【銘柄研究】ビリングシステム(3623)
- 2014年11月08日
- 株式投資・経済ニュース全般
10月31日ハロウィンでの黒田東彦日銀総裁が打ち出した追加金融緩和が、市場の雰囲気を一変させたようなところ。
日経平均株価は緩和前の10月30日(1万5658円20銭)から11月7日終値で1万6880円38銭と実質5営業日で1222円18銭(7.8%)上昇となりました。
東証株価指数(TOPIX)は同期間6.6%高、マザーズ指数も7.3%高、日経ジャスダック平均は3.2%高、東証2部指数は2.5%増となっています。
米国株式市場は同期間(実質6営業日)、ダウ工業株30種平均は2.2%、ナスダック指数は1.5%、S&P500種も1.9%、それぞれ上昇した。
外国為替市場での円がドルに対して、10/30、1ドル=108円44銭から11/7には1ドル=115円50銭台まで約7円、6.5%の円安・ドル高となっています。
ユーロに対して1ユーロ=137円13銭から1ユーロ=143円00銭まで4.3%の円安・ユーロ高となりました。
日経平均株価の25日移動平均のかい離は、一時10%超、11/7終値でもプラス8.2%(プラスマイナスのかい離が5%以上になると過熱圏)。
急ピッチな上昇で、押し目というか一服が欲しいようなところでもあります。
そんな中本日は東証マザーズの暴れ馬(ビリー)こと、ビリングシステム <3623> [終値4340円]に注目してみます。
2013年10月には高値2万1250円まで行った銘柄で、ご記憶されている方も多いかと存じます。
この時の材料は、携帯端末でのキャッシュレス決済サービスが話題になったと記憶しています。
この材料も進んではいるのですが、なかなか本流にはなってきていません。
今回の注目しているのは、外国為替証拠金(FX)取引や株式売買に関しての材料です。
日銀金融緩和発表以来、市場一変と前述した通りですが、当然FXや株取引を再開する方も増加中。
ラジオNIKKEIで、カブ・ドットコム証券の方が、ログインパスワードの問い合わせが急増しているとのこと。
また株式取引では、追加保証金(追証)の差し入れ件数も急増と。
一般的には追証の発生は株価が急落した時が多いのですが、
今回は相場が下落するような雰囲気も漂っており、信用で売り建てしていた方も多かったとの事です。
となると入金が必要になってきます。
当然ログインパスワードを尋ねてくるということは、取引再開が目的。
忘れるような口座にはキャッシュは残ってないと思われますので、ここでも入金が必要になってきます。
ビリングシステムは金融機関向け向けのクイック入金システムが柱の一つで、入出金があるたびに、手数料が入ってきます。
動き出すとほとんど自動でのシステム運営となっているようですので、ほぼ収益となります。
11月13日に決算発表が予定されています。
今期は業績に反映するのが間に合わないかもしれませんが、来期見通しでは上乗せできるのではないでしょうか。
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