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【銘柄研究】RS TECHNOROGIES(3445)

週末の海外NY株式市場は、大幅下落。
ギリシャの債務不履行(デフォルト)懸念や中国当局の信用規制強化との噂に懸念示したようなところも。
週間ではダウ工業株30種平均は1.3%安、ナスダック指数は1.3%安、S&P500種も1.0%やすとそれぞれ3週ぶりの反落。

欧州株式市場の主要3指数は大幅続落。
中国先物市場の軟調が意識されたとの報道。
中国政府が信用取引の取り締まりなど規制強化図るとの噂も。
米情報会社ブルームバーグのシステム障害も下げ幅拡大の一因と。

東京株式市場で日経平均は反落。
TOPIXコア30は年初来高値を更新。
東証1部出来高は26億8328万株、売買代金は2兆9720億円。
騰落数は値上がり461銘柄、値下がり1301銘柄、変わらず119銘柄に。

週間ベースで日経平均株価は1.3%安、TOPIXは0.1%安、ともに3週ぶりの反落。
マザーズ指数は2.4%高、日経ジャスダック平均は0.6%高、ともに3週続伸。
東証2部は0.4%安、3週ぶりの反落で終了。

週末の日経平均株価は25日移動の日経平均の騰落率は99.33%、
日経平均の25日移動平均線とのかい離率もプラス0.4%、
信用評価損益率は4月3日時点でマイナス8.73%です。

もっとも松井証券の店内顧客の16日の買い方の信用評価損益率は2.842%、
売り方が9日に14.61%で昨年買い方の最小は -1.76%で売り方の最大は-15.37%となっており、
かなりいいところに来ているとも言えます。

サイコロジカルラインで12日の数値は勝敗で58.3%となっています。
日々で見ますと何ら過熱感はないように見えます。
ただ警戒したいのが月間でのサイコロジカルラインが9勝3敗(87.5%)となっております。

2000年から見ると月間でこの9勝3敗が最高なところ。
1ヵ月(2回)か2ヵ月(2回)で今回が5回目の珍しいところです。
今月上昇しても9勝3敗は変わりません。

過去4回の9勝3敗の時期は、2004年4月(1万2195円その後5月1万0489円 13.9%下落)、
06年1月(1万6754円そのご2月1万5389円 8.1%下落)
06年3-4月(1万7563円その後6月1万4045円 16.2%下落)
そして記憶に新しい2013年4-5月(1万5942円その後6月1万2415円 22.1%下落)。

その後は高値を取るんですが、瞬間ショック安(平均15%)があるようなパターンになっております。
2万円からの15%となれば、3000円幅となります。

また日経平均株価の高値は4/9、東証株価指数(TOPIX)の高値が4/16と違ってきています。
割高な銘柄を売って、割安な銘柄を買うリバランスとの声がありますが、同様な状態が2013年年末年始にあると・・・

13年12/30に日経平均が高値、翌年1/8にTOPIXが高値となっています。
その後は急落となっているところが懸念となります。

そして毎年何か怖い5月もやってきます。

全体相場も黄色信号から、赤信号の点滅に換りそうな懸念を持っています。

今週の【銘柄研究】はRS TECHNOROGIES <3445> [終値1971円]に注目致します。

3月の生まれたての新規株式公開(IPO)でまだ株価の居所も定まっておりません。
公募価格は2750円を下回る価格で初値(2100円)を付けた銘柄。
現在はその初値も下回る価格(安値1831円)で推移しています。

シリコンウエハ再生加工大手、主要取引先には台湾TSMCやソニーセミコンダクタが名を連ね、国内外の半導体メーカーが顧客。
再生ウェーハは大手10社の寡占状態、同社がシェアNo.1企業となっており、評価不足との感もあります。

岩井コスモ証券も3/30に同社のレーティングで、新規「A」、目標株価2760円としています。

【お知らせ】

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櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。
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