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2014年5%以上の収益半数

2015年5月21日(木)晴れ一時雨

・特許庁と米国特許庁は8月から、日米両国で出願された発明の共同審査始める。
 大幅な作業の効率化、時間短縮が見込める。企業は特許取得までの期間が短くなる。

・日銀 <8301> [終値52000円]21-22日に開く金融政策決定会合で、
 これまで「緩やかな回復基調を続けている」としてきた景気判断の上方修正検討へ。
 判断引き上げは2013年7月以来、1年10ヵ月ぶり。 (日経新聞一面)

・東芝 <6502> [終値407.6円]
 不適切会計問題受け、個別のインフラ関連工事の利益見通しを現場が経営陣に報告するよう管理体制見直し。
 工事の採算性より受注優先しがちな事業部門の意向が問題を招いたとみられるため。

・東電 <9501> [終値549円]
 タイ発電公社と液化天然ガス(LNG)事業で提携。調達から輸送、発電まで一貫して協力、コスト競争力高める。

・内閣府20日、2015年1-3月期国内総生産(GDP)速報値、14年10-12月期比0.6%増、年率換算2.4%増。
 GDPの6割占める消費が3四半期連続で伸び、昨春の消費増税後に落ち込んだ設備投資や住宅投資も4四半期ぶりにプラスに。

・20日の東京株式市場で日経平均株価4日続伸、ほぼ15年ぶりの高値。
 国内総生産(GDP)1-3月期速報値は市場予測平均(1.5%増 年率換算)上回り、国内景気の回復期待する買いが広がった。
 東京証券取引所第1部の時価総額、590兆円弱とバブル期以来25年5ヵ月ぶりとなる過去最高の規模に迫る。

・米運輸省とタカタ <7312> [終値1353円]19日、欠陥エアバッグ巡り、
 全米で過去最大の3400万台のリコール(無償で回収・修理)実施で合意。世界では延べ6千万台近くに及ぶことになる。

・日本政府観光局(JNTO)4月の訪日外国人客数、前年同月比43%増、176万人となり、単月の最多を3ヵ月連続で更新。
 アジアからの観光客が増え、大きく伸びた。1-3月期は訪日外国人客による消費がGDP伸び率を0.1%押し上げ。

・経団連、民主党政権下で言われた日本経済の「6重苦」がどの程度解消したか探る独自調査初めて実施。 
 「兆円高」「重い法人税負担」「経済連携協定の遅れ」「柔軟性欠く労働市場」「不合理な環境規制」「電力不足とコスト高」
 為替水準は1ドル=120円前後が定着、回答企業の62%が「2014年中に改善した」と。
 電力コストや労働市場などの問題はなお改善が必要との見方が多く。

・月刊誌「日経マネー」の個人投資家調査、2014年に5%以上の運用収益上げた個人投資家は半数超に。

・米司法省20日、米シティグループや英バークレイズなど米欧大手金融機関5社に対し、
 外国為替相場を不正に誘導する反トラスト法(独占禁止法)違反があったとして罰金科すと発表。
 罰金額は総額56億ドル(6700億円)に膨らむ見通し。

・中国で、株券を担保に資金借り入れ株式投資にあてる「信用取引」が急拡大。
 上海市場の株価が過去1年間で2倍を超えて上がる原動力も、中国株の相場は不安定化のリスクはらむ。
 中国市場(上海、深圳の両市場計)の信用取引残高19日時点で1兆9678億元(約38兆7000億円)と昨年同時期の約5倍。
 日本の約13倍、米ニューヨーク証券取引所の7割近くに相当。

・中国政府20日、今後3年間で計1兆1300億元(約21兆5千億円)以上投じ、インターネット通信速度大幅に引き上げる方針。
 ネット環境改善し、新たな起業や事業の創出につなげる狙い。

・原子力発電所で発生する「核のゴミ」の世界初の処分場の建設が、2015年にもフィンランドで始まる。
 原発から出る使用済み核燃料を、地下約450メートルに10万年にわたり閉じ込める。

・パナソニック <6752> [終値1752.0円]2016年3月期に成長戦略の柱である自動車分野に前期比6割増の約1000億円投資へ。
 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズと共同で建設する米電池工場などに充てる。 

・富士通 <6702> [終値670.0円]NTTデータ <9613> [終値5380円]
 IT(情報技術)駆使した新たな金融サービス提供する「フィンテック」事業に参入する。
 新システムの開発や運用時に自社での受注目指す。

・金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)の2つを組み合わせた造語「フィンテック」。
 金融とIT(情報技術)融合した技術革新示す。

・日本半導体製造装置協会(SEAJ)4月の日本製半導体製造装置のBBレシオ、0.98と2ヵ月連続「1」を下回る。

・ホテルの建設計画が都心から郊外へ広がる。
 日本ビューホテル <6097> [終値2189円]は2020年にも東京都立川市に大型ホテル開く。
 東急イン(東京・大田)やルートインジャパン(東京・品川)など大手ビジネスホテルも都心以外に力入れる。

・キングジム <7962> [終値935円]20日、ファイルやラベルなど579品目を7/29から値上げへ。
 上げ幅は平均5%程度。円安や人件費上昇に伴うコスト増を転嫁。値上げ対象は同社の全品目数の約4割相当。

・スーパーとコンビニエンスストアの4月の既存店売上高、13ヵ月ぶりに前年同月比上回る。
 全国スーパー売上高は前年同月比0.4%増加。コンビニ売上高も4%増。昨年4月は消費増税前の駆け込み需要の反動影響。

・20日の新興企業向け株式市場、日経ジャスダック平均株価と東証マザーズ指数がともに年初来高値更新。
 バイオやゲーム関連株など幅広く買われた。

・海外投資家の4月の地域別売買動向(全国証券取引所ベース)、海外投資家、日本株を2兆円近く買い越し。
 欧州勢の買越額7584億円、2013年12月以来、1年4ヵ月ぶりの高水準。
 欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和後に金利急低下、運用資金の一部を日本株に振り向ける動きが出ている。(日経新聞)

・環境庁、火力発電所を建設する際の環境影響評価(アセスメント)を厳格にする方針固める。
 二酸化炭素排出量が液化天然ガス(LNG)火力の2倍になる石炭火力の新設抑制するのが狙い。

・日米など環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に参加する12ヵ国が月内の閣僚会合開催見送り。
 交渉全体の大筋合意は6月以降にずれ込むことが確実に。

・レギュラーガソリン18日時点店頭価格(全国平均)11日の前回調査比1円10銭高い142円10銭。値上がりは4週連続。

・東洋ゴム <5105> [終値2513円]20日、
 免震装置ゴムのデータ改ざん問題で、すべての建物で震度6〜7程度の地震でも「倒壊する恐れはない」ことを確認したと公表。
 30都道府県計154棟の安全性が確認された。(産経新聞) 

・大手ジェネリック(後発)医薬品3社、2015年どにそれぞれ100億円超える大型設備投資計画。
 各社は継続的に高水準な設備投資行い、安定供給責任果たすとともに、業界内での地位確保狙う。

 沢井製薬 <4555> [終値6940円]15年度設備投資255億円計画。15-17年度の3年間で440億円。
 東和薬品 <4553> [終値6380円]15年度136億円。中計(15-17年度)では3年間で506億円の設備投資。
 日医薬 <4541> [終値2841円]15年度前年度比88.2%増の112億円の設備投資計画。

・マツダ <7261> [終値2551.5円]2人乗りオープンスポーツカー「ロードスター」の4代目となる新型を21日発売。
 「スカイアクティブ」とデザインマーク「魂動」全面採用。価格は249万4800-314万2800円(消費税込み)。

・ジャパン・テッシュ・エンジニアリング(J・TEC) <7774> [終値1517円]再生医療製品の新規開発進める。
 自家培養軟骨「ジャック」について、現在は膝関節向けだけの適応症を別の関節向けにも拡大。
 2016年3月期中には治療始めたい考え、並行し、現在の製造販売承認の条件である欠損面積の緩和も求める。(日刊工業新聞)

・「第1回国際ドローン展」20日、千葉県幕張メッセで開幕。海外勢が日本市場席巻。
 日本企業は制御技術や企業向けサービスの強み打ち出す。

・富士経済(東京・中央)世界の太陽光パネル市場規模、
 2030年に5兆1270億円と13年の1.6倍、出力は123.6ギガワットで同2.7倍になる見通し。
 供給過剰で激化した価格競争にも緩和の兆し。市場に薄明かりが出ている。

・セイコーエプソン <6724> [終値2275円]
 6月中旬にインク・保守込みで月額8千円(税別)から複合機やカラープリンター導入できるサービス順次始める。
 印刷コスト最大4割引き下げられる。 

・大垣共立銀行 <8361> [終値440円]4月末、
 窓口の混雑時に500円支払えば、整理券の順番飛ばし優先的に手続できるサービス開始。
 「金融村」寄り顧客の声。全国初のサービス次々。(日経産業新聞) 

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、まちまち。
4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は6月の利下げの公算が小さいことを示唆。
市場観測に変化なく、織り込み済みとも。

アップル(-0.01%)グーグル(+0.36%)ヤフー(+4.42%)フェイスブック(-0.10%)アリババ(+2.82%)
ネットフリックス(+0.82%)アマゾン・ドット・コム(+0.51%)バイオジェン(+1.48%)
ラッセル2000(+0.17%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.12%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+0.81%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約58億株、月初平均約63億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
為替相場の不正操作問題で罰金の支払い合意で銀行大手バークレイズやロイヤル・バンク・オブ・スコットランドが上昇。
英ボーダフォンのM&A(買収・合併)で大幅上昇。

東京株式市場で日経平均は4営業日続伸。
4/23に付けた取引時間中の年初来高値更新。
ヘッドエンドショルダー(三尊天井)になる形を崩したところ。
円安の進行も相場の追い風を受けたところ。

東証1部出来高は25億7091万株、売買代金は2兆9955億円。
騰落数は値上がり1113銘柄、値下がり640銘柄、変わらず129銘柄に。

日経平均株価の4日間の累計上昇率は3.2%で上昇幅は626.32円。

このところの傾向としては、上への下へも抜けて来そうな展開になると、止まって反転するようなところもあります。
米国株式市場も、ダウ工業株30種平均の先行指標と言われることのあるダウ輸送株指数は2.0%(170.14ポイント)安と注意も。

キングジム <7962> [終値935円]20日、ファイルやラベルなど579品目を7/29から値上げへ。
上げ幅は平均5%程度。円安や人件費上昇に伴うコスト増を転嫁。値上げ対象は同社の全品目数の約4割相当。
食品などの生活必需品の値上げ発表は、「買い」材料となる傾向。

ジャパン・テッシュ・エンジニアリング(J・TEC) <7774> [終値1517円]再生医療製品の新規開発進める。
自家培養軟骨「ジャック」について、現在は膝関節向けだけの適応症を別の関節向けにも拡大。
2016年3月期中には治療始めたい考え、並行し、現在の製造販売承認の条件である欠損面積の緩和も求める。

sMedio <3913> [終値3440円]3月の新規株式公開(IPO)で低迷中も、意思表示してきたようなところも・・・
週末の【銘柄研究】の候補にしたいようなところも・・・

インテリジェントウェイブ <4847> [終値396円]内部情報漏えい対策はマイナンバーでも最重要に。

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