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安保法案、可決

2015年9月19日(土)晴れ時々曇り

・安全保障関連法案、19日未明参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立する見通し。
 集団的自衛権の行使認める内容で、戦後の安保政策の大きな転換点となる。

・三菱重工 <7011> [終値568.4円]洋上に浮かべる火力発電船の受注に乗り出す。
 液化天然ガス(LNG)を燃料に洋上で発電し陸上に電気を送る。
 電気料金が割高な島しょ部などでは、従来比3分の2程度の安い電気供給できる。

・総務省、2016年度から、あらゆるモノがインターネットにつながる
 「インターネット・オブ・シングス(IoT)」用の新たな通信企画開発へ。
 NTT <9432> [終値4333.0円]NEC <6701> [終値387円]など通信や自動車など
 有力企業200社あまりに参加呼びかけ、自動運転など実用化する技術つくる。

 (日経1面)

・米連邦準備理事会(FRB)17日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ見送り。
 中国経済の失速懸念に端を発した世界同時株安の余波や、
 さらなるドル高・原油安受け、市場が一時有力視した9月利上げシナリオの修正迫られた。
 米経済に自信持つイエレン議長は10月の利上げも視野に臨戦態勢の構えも、国際金融情勢の不透明感はぬぐえず。

・金融市場ではイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見は
 「思っていた以上に利上げには慎重だった」と受け止められている。
 利上げ時期は12月予想する声多い。世界景気の減速と米利上げの遅れが意識され、米長期金利は大きく低下した。
 東京市場では、日本の長期金利は0.335%と約4か月半ぶりの低水準に低下。
 外国為替市場では米利上げ観測背景に買われていたドルが売られ、1ドル=119円台へ円高・ドル安に進んだ。
 日経平均株価は4日ぶり反落、終値は前日比362円(2%)安、1万8070円に。
 欧州主要市場でも株価下落目立った。ダウ工業株30種平均は続落して始まり、一時下げ幅は300ドル近くに。

・安全保障関連法案成立で、安倍晋三首相は第1次政権以来の悲願達成。
 内閣支持率の下落覚悟で保守色強い政策実現させた後は、憲法改正に一定の道筋付けたい考え。
 当面は経済の立て直しに力入れ、政権基盤固める。

・政府、9月の月例経済報告で、景気の基調判断据え置く方針。据え置きは6か月連続。
 企業の設備投資は足踏みしているが、円安を背景に企業収益が改善しているため、腰折れはないとみる。

・米アマゾン・ドット・コム17日、49.99ドル(日本の価格は8980円)の格安タブレット(多機能端末)
 「ファイア」9/30に発売。端末の購入者は総額120万円以上に相当する様々なソフトを無料で利用できる。
 映画、楽曲、ゲームなど3800万以上のコンテンツそろえ、「お得感」演出。価格破壊で勝負。

・シャープ <6753> [終値164円]
 液晶パネルや太陽電池生産する堺工場(堺市)の敷地の一部と千葉・幕張地区の大型ビルを売却する検討へ。
 合計数百億円規模とみられる不動産の売却で収益の改善につなげる。
 収益改善と複写機など戦略分野への投資拡大を同時に実現するキャッシュを必要としているため。

・三菱自 <7211> [終値982円]撤退決めた米イリノイ州工場を閉鎖する方向で調整に入った。
 工場の売却先を探してきたが、労働者の高い賃金水準などが影響し、現時点で買い手が現れていない。
 このため全米自動車労組(UAW)と解雇に向けた手続きに切り替える。

・日本鉄鋼連盟18日、8月の粗鋼生産量、前年同月比5.8%減、880万1千トン。
 自動車向けなどの需要伸び悩み、12か月連続で前年実績下回った。

・日立 <6501> [終値641.7円]ATM子会社、日立オムロンターミナルソリューション、
 2016年度にもインドにATM組み立て工場新設する検討。100人規模で従業員採用する見通し。
 18年にインドのATM保有台数現在の3万台強から10万台に増やし、売上高も13年度比4倍以上の600億円狙う。

・富士通 <6702> [終値589.4円]ATM子会社富士通フロンテック <6945> [終値1569円]フィリピン工場増設。
 1億7000万円投じ敷地面積2割程度増やし、組み立てライン拡充。生産能力5割増強、年間4万台前後の体制へ。
 生産増強分はインド、東南アジアに供給する計画。

・OKI <6703> [終値195円]中国・深圳の工場でATMを組み立てしており、今後中国以外への輸出増やす。

・オーミケンシ <3111> [終値63円]木材から低カロリー食品素材を製造する技術開発。
 パルプを分解してできるセルロースを溶かし、こんにゃく粉と混ぜ麺などに加工。 
 低カロリーで満腹感得られ、ダイエット食品や医療食に使える。2016年にも量産、新たな収益源に育てる。

・新関西国際航空会社は18日、関空と大阪国際(伊丹)空港の運営権売却最終入札締め切り、
 オリックス <8591> [終値1594.0円]と仏空港運営大手バンシ・エアポートの企業連合応募。
 両空港の運営権は総額で約2兆2000億円、契約期間は約44年に及ぶ。

・8月の全国百貨店売上高、前年同月比2.7%増の4362億円と5か月連続プラス。

・ユーグレナ <2931> [終値1701円]18日、クルマエビ養殖の竹富エビ養殖(沖縄県竹富町)30日付で買収。
 ミドリムシをクルマエビに与え、飼料としての機能の研究などに役立てる。

・ナノキャリア <4571> [終値1204円]
 新株予約権付社債(転換社債 CB)と新株予約権を第三者割当方式で発行。
 全額筆頭株主の投資ファンドウイズ・パートナーズ(東京・港)が購入。
 発行済み株式数は約5080万株と現在から19%増。

・金相場に底入れの気配が出てきた。中国の株安などで世界経済の先行き懸念される中、
 安全資産とされる金の需要が動き始めた。相場は転換期に入った可能性も。

・18日の東京株式市場では、保険やメガバンクなど金融株の下落が目立った。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ見送り決定受け、世界的な低金利環境は一段の長期化見込まれる。
 金利低下は金融株にとって利ザヤ縮小意味し、収益悪化嫌気した売りが膨らんだ。
 
 第一生命 <8750> [終値1882.0円]が一時7%安、損保JPNK  <8630> [終値3526.5円]6.4%安、
 三菱UFJFG <8306> [終値744.0円]三井住友FG <8316> [終値4699.5円]は4%安、
 みずほFG <8411> [終値233.4円]も3%安になる場面もあった。

・金融庁、今事務年度(2015年7月〜16年6月)の金融行政方針で、3メガバンクに対し、
 自己資本増強するよう求める。
 地域銀行には初めて数値指標導入、地元経済へのリスクマネー供給拡大するよう促す。

 (日経新聞)

・NTTドコモ <9437> [終値2200.0円]定額通話の月額料金1700円値下げすることで、
 2016年3月期連結決算で200億〜300億円の減収要因となると見込む。
 コスト削減や米アップルのスマートフォン「アイフォーン6s」などの発売により、
 本業のもうけを示す営業利益は期初予想の6800億円上回る見通し。
 
 KDDI <9433> [終値2747.5円]ソフトバンク <9984> [終値6270円]追随した新料金プランで3社横並び。

  (産経新聞)

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TOB(公開市場買い付け)

東京鋼鉄 <5448> [終値386円]買い手 大阪製鉄  買い付け価格 630円 期間 2016年2月めどに開始

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(今日の一言)

週末の海外NY株式市場は、続落。
前日に米連邦準備理事会(FRB)が利上げ見送り、
世界経済の低迷が長引いて米企業の業績に打撃となる可能性が不安視された。

アップル(-0.41%)グーグル(-2.12%)ヤフー(-0.61%)フェイスブック(+0.06%)アリババ(-0.38%)
ネットフリックス(-1.53%)アマゾン・ドット・コム(+0.26%)バイオジェン(-3.27%)
ラッセル2000(-1.47%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.28%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-1.62%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約109億株超、
株式オプション、株価指数先物と個別株の先物が同時に期日迎える「4重ウィッチング」で売買ふくらみ、
過去20日間平均約81億株をに上回る。

週間ではダウ工業株30種平均は0.3%安、2週ぶりの反落、
ナスダック指数は0.1%高、2週続伸、S&P500種は01%安、2週ぶりの反落で終了。

欧州株式市場の主要3指数は大幅下落。
米連邦準備理事会(FRB)が金利据え置きで、世界経済への懸念が強まった。
背j買越額経済への懸念でm原油や銅の価格が下落、エネルギーや鉱業関連株が売り優勢になった。
金利が上がると利益増の銀行も売られる。

東京株式市場で日経平均は4日ぶり大幅反落。
東証1部出来高は24億0868万株、売買代金は2兆6543億円。
騰落数は値上がり286銘柄、値下がり1545銘柄、変わらず68銘柄に。

米国の利上げ見送りで、直後には上昇した米国株市場も、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見で、
10月利上げなど不透明感先送りを嫌気した格好。
「利上げ」ができないのではないかと、米国経済への疑心暗鬼も少し現れたようなところも・・・

前日までに3日続伸、売り方の買戻しだけだったような印象も売り直された一因にも。
東京市場の5連休を、やっぱり不安視され、買い物が入りづらい一日になった。
利上げ見送りとメガバンクへの自己資本増強との話が伝わり、金融株が売られる。

週間ベースで日経平均株価は1.1%安、TOPIXは1.2%安、ともに2週ぶりの反落。
マザーズ指数は0.9%安、2週ぶりに反落、日経ジャスダック平均は0.3%高、2週続伸。
東証2部は0.1%安、2週ぶりの反落で取引を終えた。

日経平均株価は歴史的な大幅高(1343.43円 7.7%高 9/9)の大陽線の間の値幅内でいます。
何とかと下値は(1万7758円)は下回らず、上値(1万8770円)を上抜けてほしいところ。
あと3日間、欧米の株式市場は取引があります。
下がっても、24日(木)休み明けを迎える時までには戻ってることを期待しておりますが・・・

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