
【銘柄研究】アドバンテスト(6857)
- 2015年10月31日
- 株式投資・経済ニュース全般
週末の海外NY株式市場は、続落で終了。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約74億株、過去20日間平均約71億株を上回る。
週間ベースでは、ダウは0.1%高、ナスダック総合指数は0.4%高、
S&P500種指数は0.2%高、それぞれ5週続伸。
月間ベースでは、ダウは8.5%高、ナスダック総合指数は9.4%高、
S&P500種指数は8.3%高、それぞれ3か月ぶりに反発で取引を終えた。
月間ベースでは主要3指数とも2011年10月以来、4年ぶりとなる大幅な上昇で10月相場は終了した。
欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
FT100種株価指数は軟調な企業決算と原油価格の下落でエネルギー関連株の売りが響く。
10月月間ではFT100種は2013年7月以来の大幅上昇で終了。
独仏主要株価指数は、2営業日ぶり反発。
東京株式市場で日経平均は3営業日続伸。
東証1部出来高は26億6855万株、売買代金は3兆1519億円。
騰落数は値上がり1075銘柄、値下がり724銘柄、変わらず125銘柄に。
注目された日銀の金融政策決定会合の結果が12時過ぎに早めに伝わり、後場始まりは、売り先行。
ただ、下げたら買いたい向きの待機資金もあったような、売り一巡後は急反発へ。
政府が15年度補正予算案を総額3兆円超える方向で調整に入ったとの報道も追い風となった。
週間ベースでは、日経平均株価は1.4%高、東証株価指数(TOPIX)0.7%高、ともに2週続伸。
東証マザーズ指数は2.1%高、3週ぶり反発、日経ジャスダック平均は0.4%高、4週続伸、
東証2部指数は0.8%高、5週続伸で終了。
月間ベースでは、日経平均株価は9.7%高、東証株価指数(TOPIX)10.4%高、ともに3か月ぶりに反発。
東証マザーズ指数は5.4%高、4か月ぶり反発、日経ジャスダック平均は4.5%高、3か月ぶりに反発。
東証2部指数は4.5%高、3か月ぶりの反発で終了した。
日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)ともに終値ベースで下落した分の半値戻しは達成しています。
ただ日経平均移動平均線の75日線(1万9093.87円)には、押し戻された形となっております。
ここを早めにクリアすることがポイントとなりますが、
シカゴ225先物の価格(日本時間31日未明)は、大証先物終値比210円安、1万8880円をつけています。
来週は約300円のハンデから始まるところです。
とりあえず大きなイベントが目白押しの10月相場は終了、
終わってみれば、大きな上昇となった10月でしたね。
日経平均月足も3か月ぶりの陽線となりました。
アベノミクスが始まって、まだ3か月連続の陰線はありません。
ただ2か月陰線で翌月陽線の場合は、その翌月は陰線となっており、11月は注意が必要です。
そしてその陰線後(今回は12月以降)は上昇が続く傾向で、11月の調整場面は「拾い場」になりそうです。
アノマリー的にも、10月〜翌年4月は株式市場が上昇する確率が高く、楽しみな11月相場になりそうです。
今回の【銘柄研究】は久しぶりに、まともなところを攻めてみたいと思います。
アドバンテスト <6857> [終値971円]に注目。
ご存知の方も多いと思われますが、同社は半導体検査装置で世界シェアの高い企業。
半導体業界は、浮き沈みが激しく、厳しい業界ですが、よくなる時は急速に好業績となる傾向があります。
韓国サムスン電子が半導体事業の改善で、業績回復といった記事が載っておりました。
モルガンスタンレーMUFG証券(900円⇒730円)やゴールドマンサックス証券(860円⇒780円)、
UBS証券(1200円⇒1050円)の目標株価引き下げも、株価は下値への抵抗感が出てるところも・・・
半導体関連は、悪い悪いと言われて格下げなど続くところが意外に反転しだすところも。
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