
地銀生き残り策
- 2016年03月18日
- 株式投資・経済ニュース全般
2016年3月18日(金)晴れのち曇り
・山口FG <8418> [終値1046円]西日本シティ銀 <8327> [終値208円]広島銀 <8379> [終値438円]
十六銀 <8356> [終値349円]山陰合同銀 <8381> [終値753円]秋田銀 <8343> [終値307円]
山形銀 <8344> [終値433円]地方銀行7グループが共同で資産運用会社設立。
マイナス金利↓、余剰資金集約。安定的な収益を確保する狙い。
メガバンクや外資系金融機関出身のファンドマネージャーなども迎え、
地銀には乏しかった専門人材委が運用担う体制にする。
・東芝 <6502> [終値1918円]2016年から18年度にかけて、主力事業の半導体メモリーに8千億円投じる見通し。
過去3年と比べ3割程度、積み増す。成長の柱と位置付ける半導体事業で投資を加速。
・東芝 <6502> [終値1918円]17日、医療機器子会社東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)を、
キヤノン <7751> [終値3319.0円]に6655億円で売却する契約結んだと発表。
白物家電事業を中国家電大手美的集団(広東省)に売却することも、同日基本合意。
・再生エネルギーの拡大に伴う家計の負担が一段と膨らむ。
標準的な家庭の電気料金の負担は2016年度から月600円台後半となる見通し。
足元の原油安で電気料金は低下傾向も、再生エネの負担が打ち消す形に。
(日経1面)
・来日中のステイグリッツ米コロンビア大教授17日、日銀マイナス金利政策について「効果には限界がある」と。
2017年春の消費増税は「すべきでない」と指摘。
16年の世界経済は、金融危機後で最も成長率が低い年になるとも予想。
「いま必要なのは財政政策に他ならない。技術や教育への投資、
格差問題に対応する子ども手当など社会要請に沿った公的投資を行うべき」。
・政府17日、首相官邸で世界経済について有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」2回目会合。
講師ジョルゲンソン米ハーバード大教授は日本財政持続可能にするため、税負担を
「法人税から消費税に移行することが必要」と述べ、消費税率の引き上げ必要と提言。増税時期が言及なし。
講師元日銀副総裁岩田一政・日本経済研究センター理事長「日本がデフレ克服するためには、
マイナス金利政策と成長戦略にしっかり取り込むことが重要」と指摘。
分析会合は5/26主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)までに5回以上開く予定。
。米連邦準備理事会(FRB)16日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げ見送り、
年内の引き締めペースも2回に引き下げる考え示した。
米景気は拡大続くが、「海外経済と金融市場にリスクがある」(イエレン議長)ため。
昨年末に踏み出したばかりの利上げシナリオ修正、日欧などと足並みそろえた。
市場では追加利上げは6月以降との見方が強まった。
・外国為替市場ではドルを売る動き強まる。
17日には一時1ドル110円70銭台つけ、FOMCの結果公表の直前比3円も円高・ドル安が進んだ。
2014年からのドル高一辺倒の潮目が変わりつつある。ドル売りの最大の理由はFRBの利上げ回数の見通しの変化。
年4回としていたのを年2回に減らした。市場では「やはり利上げは難しい」との見方も広がった。
日欧の金融緩和の限界論浮上したものの底流にある。
ドル安に伴う円高で輸出企業の採算が悪化するとの見立てから日本株も不安定、
日経平均先物は17日夜、一時1万6400円台まで下落。
原油相場は急上昇。米市場では17日に一時1バレル39ドル台まで上昇、約3カ月ぶりの高値。
・インターネットで配信される音楽をテレビ・ラジオ番組で使った放送局に
歌手やレコード会社が使用料を請求できるようになる。政府は著作権法改正する。
・財務省17日公表した2月の税関平均公示レートは1ドル117円36銭と前年同月比0.6%の円高に。
前年比円高になるのは3年7カ月ぶり。2013年以降円安傾向背景に輸出額は増えたが、今後は弱含む可能性も。
平均公示レートが前年比円高に振れるのは79円52銭と1.1%の円高になった12年7月以来。
・フィンテック揺れる秩序。
クラウドシステムのOrb(オーブ 東京・新宿)ブロックチェーンに似た技術使った仮想通貨を
地方銀行と組んで地域ごとに発行することを構想。すでに8行と交渉中。
スペイン金融大手サンタンデール
「ブロックチェーンによって2022年までに年間最大200億ドル(約2.2兆円)のコスト削減が可能」と試算。
新技術は不動産や楽曲の権利移転などでも活用が期待、新たなビジネス領域が拡大する可能性も。
・ブラジル政府16日、ルラ前大統領を17日付で重要閣僚の一つである官房長官に起用。
汚職疑惑捜査当局から「隔離」する奇策。野党や国民は一斉に反発。
・ノルウェー中央銀行17日、政策金利0.25%下げ、0.5%に。
・インドネシア中央銀行17日、政策金利0.25%下げ、6.75%に。利下げは3カ月連続。
・NTTグループ <9432> [終値4900円]米マイクロソフト(MS)とサイバー攻撃対策で提携。
ネットワーク上やパソコンで検知したサイバー攻撃の情報共有、攻撃への対策迅速に進める。
・米投資ファンドのサーベラス、西武HD <9024> [終値2271円]株を16日売却。発行済み株式数の6%強売却。
出資率は15%前後まで下がったよう。
・トヨタ <7203> [終値6025円]グループの愛知製鋼 <5482> [終値437円]17日、
1月の爆発事故で損傷した設備の復旧終え、21日から生産再開。当初予定から1週間前倒しへ。
・ホンダ <7267> [終値3089.0円]17日、新型スポーツカー「NSX」を4月下旬から量産。
新型の生産は米オハイオ州の新工場が担う。見た目、馬力に磨き。
・ソフトバンク <9984> [終値5742円]
あらゆるモノがインターネットでつなぐ「IoT」分野で国内外のベンチャー企業など8社と新サービス開発へ。
・連続増益企業の研究(3)カカクコム <2371> [終値2270円]
食べログは月間利用者7000万人超、国内最大級のグルメサイト。
2015年4-12月期関連売上高は115億円と前年同期比27%増、連結全体の4割占める。
5割占める家電製品などの価格比較サイト「価格.com」は増収率が1ケタ台前半に鈍化。
食べログへの収益依存度強まる。今期連結経常利益は前期比15%増、19億円と10期連続で最高益更新見通し。
「食べログ」が好調なうちに新両利き育てられるかが問わる。
・東証投資主体別売買動向(週間)3月第2週、外国人10週連続売り越し(1兆1932億円)1982年集計始めて以来最大。
世界同時株安となった1987年10/19の「ブラックマンデー」を含む週の売り越し(1兆1220億円)上回る。
個人3週ぶり買い越し(2037億円)信託銀行、16週連続買い越し(736億円)。
・ジャスダック投資主体別売買動向(週間)、3月2第週
外国人2週ぶり売り越し(8.97億円)、個人5週ぶり買い越し(10.36億円)
(日経新聞)
・「燃える氷」とも呼ばれる次世代燃料と期待されるメタンハイドレートを商業化した場合、
3兆3千億円の売り上げが見込めると経済産業省試算。開発計画の進展にも期待。
・2016年度の国内自動車販売・出荷見通し発表。消費再増税前の駆け込み需要期待。
国内販売前年度比6.5%増、525万8400台で3年ぶりプラス。
(産経新聞)
・東芝 <6502> [終値191.8円]2017年度にも、キヤノン <7751> [終値3319.0円]と共同開発した
次世代半導体露光装置をNAND型フラッシュメモリーの量産ラインに採用。
「ナノインプリント露光」技術使った装置で、量産での利用は電機業界初。
メモリー製造コスト削減の切り札。メモリー事業の収益向上につなげる。
・日刊鉱業新聞社主催「第45回日本産業技術大賞」
ホンダ <7267> [終値3089.0円]「ホンダジェットの開発」が最高位内閣総理大臣賞。
文部科学大臣賞 鹿島 <1812> [終値695円]「新世代制振装置『HiDAX-R』の開発」
審査委員会特別賞 日本ゼオン <4205> [終値734円]産業技術総合研究所
「スーパーグロースカーボンナノチューブ量産技術完成」
・キヤノン <7751> [終値3319.0円]半導体露光装置が転機。
ナノインプリント装置が東芝 <6502> [終値191.8円]NAND型フラッシュメモリーの量産ラインに導入。
ナノインプリントでオランダASMLの牙城崩せるかに注目。
御手洗富士夫社長兼最高経営責任者、
「(ナノインプリント装置で)半導体製造業界の勢力図を一変させることも夢ではない」と期待示す。
・富士フイルム <4901> [終値4423円]17日、コラーゲン技術により開発した
人工たんぱく質「セルネスト」を骨欠損部に移植することで骨再生能力大幅に高めることに成功したと発表。
(日刊工業新聞)
・日本電機工業会17日、2016年白物家電の国内出荷額、15年度見込み比5%増の2兆2939億円となる見通し。
消費増税に向けて冷蔵庫などの駆け込み需要見込むが、
インバウンド(訪日外国人)消費でも織り上がった炊飯器は伸び鈍化予想。
中国景気減速に加え、「爆買い」の対象が家電から離れつつあるのが理由。
・三菱自 <7211> [終値844円]電気自動車(EV)などが自動で駐車場の空きスペース見つけて入庫し、
駐車している間に自動充電する技術実用化へ。2020年めどに、主力EVなどでの新機能の実用化目指す。
・アキュセラ・インク <4589> [終値2367円]
米創薬ベンチャーユーヘルス・アイテック(カリフォルニア州)開発中の白内障治療薬候補、
中国と台湾除いた全世界での開発権取得。
・アース製薬 <4985> [終値4405円]
天然ハーブから抽出したハッカ油を有効成分にしたゴキブリ忌避剤と駆除剤「ナチュラス」シリーズ発売。
安全性アピール、新たな顧客獲得へつなげる。約10年かけ製品化。
(日経産業新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も
。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2016/3/18 アグレ都市デザイン <3467> JQS 276,000株 1730円 みずほ他 注目度 C
事業内容:新築戸建て分譲事業、注文住宅・戸建て建築請負事業、その他不動産に関連する事業
2016/3/18 グローバルグループ <6189>マザーズ 2,076,300株 2000円 いちよし他 注目度 B
事業内容:保育所などの運営を通じて次世代を担う子供たちを育成する子育て支援事業
2016/3/18 フェニックスバイオ <6190> マザーズ 471,500株 2400円 日興他 注目度 B
事業内容:PXBマウスを用いた受託試験サービス
2016/3/18 イワキ(銘柄名: イワキポンプ) <6237> 東2 690,000株 2000円 大和他 注目度 B
事業内容:化学薬品などの薬液移送に使用されるケミカルポンプおよび
ポンプ専用コントローラーなどの周辺機器の開発、製造、仕入れおよび販売(輸出入を含む)
2016/3/18 ヒロセ通商 <7185> JQS 1,265,000株 830円 野村他 注目度 B
事業内容:外国為替証拠金取引事業
2016/3/18 アイドママーケティング <9466> マザーズ 1,840,000株 1440円 みずほ他 注目度 B
事業内容:流通小売業の統合型販促支援事業
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、右肩上がりに上昇。
ドル安で商品(コモディティー)市況上昇、エネルギー・素材関連株が相場けん引。
原油先物相場が1バレル40ドル超となった。
アップル(-0.16%)グーグル(+0.23%)ヤフー(+0.78%)フェイスブック(-1.03%)アリババ(+1.02%)
ネットフリックス(+0.37%)アマゾン・ドット・コム(-2.58%)バイオジェン(-1.81%)
ラッセル2000(+1.56%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.64%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-1.51%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約82億株、過去20日平均約80.2億株を上回る。
欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
英FT100種株価指数はドルの下落でドル建て資産の原油や金属値上がりし、鉱業株買われ続伸。
一方、輸出株の多い独仏主要株価はドル安・ユーロ高で輸出株が売られる展開に。
東京株式市場で日経平均は小幅ながら3日続落。
前場は米国市場やFOMCの利上げペースを年4回から年2回へ鈍化、原油高なども好感、
日経平均株価は一時270円超の上げも円相場が重荷に。
東証1部出来高は22億0723万株、売買代金は2兆2618億円。
騰落数は値上がり872銘柄、値下がり915銘柄、変わらず157銘柄に。
為替市場の円高に進んでいるところが気懸り。
日経平均はもたもたとしたところでしょうが、割り切った個別株には乱高下ながらも物色向かいそう。
本日は新規株式公開(IPO)が6銘柄。
どれもそれほど「凄い人気」にはなりそうではありませんが、ヒロセ通商 <7185> [公開価格830円]注目か?!
NTTグループ <9432> [終値4900円]米マイクロソフト(MS)とサイバー攻撃対策で提携。
ネットワーク上やパソコンで検知したサイバー攻撃の情報共有、攻撃への対策迅速に進める。
以前ならFFRI <3692> [終値4160円]が3社提携しており、注目されるところですが・・・
東芝 <6502> [終値191.8円]2017年度にも、キヤノン <7751> [終値3319.0円]と共同開発した
次世代半導体露光装置をNAND型フラッシュメモリーの量産ラインに採用。
「ナノプリント露光」技術使った装置で、量産での利用は電機業界初。
メモリー製造コスト削減の切り札。メモリー事業の収益向上につなげる。
日本電機工業会17日、2016年白物家電の国内出荷額、15年度見込み比5%増の2兆2939億円となる見通し。
消費増税に向けて冷蔵庫などの駆け込み需要見込むが、
インバウンド(訪日外国人)消費でも織り上がった炊飯器は伸び鈍化予想。
中国景気減速に加え、「爆買い」の対象が家電から離れつつあるのが理由。
象印 <7965> [終値1764円]売り目線も・・・
アース製薬 <4985> [終値4405円]
天然ハーブから抽出したハッカ油を有効成分にしたゴキブリ忌避剤と駆除剤「ナチュラス」シリーズ発売。
安全性アピール、新たな顧客獲得へつなげる。約10年かけ製品化。
ヒット製品になるのではないかと・・・
外国為替市場は大幅円高、先物市場も乱高下しております。
2月に続き、3月も証券会社やFX会社のクイック入金は増えるところも・・・
ビリングシステム <3623> [終値4515円]ぴくぴくしています。
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● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
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記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。
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株式会社アスリーム
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