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【銘柄研究】シリコンスタジオ(3907)

地震により被災にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早く復旧を果たされることをお祈りすると同時に、
被災された皆様が平穏な日々を取り戻せるようお祈り申し上げます。

週末の海外NY株式市場は、下落。
週末の主要産油国会合では、世界的に供給過剰を早急に解消できるような効果が出ないとの観測。
原油価格が下落し、エネルギー株が売られ、アップル株の値下がりも相場の重しに。
アップルが売り上げ低迷で、「IPhone(アイフォーン)」の減産継続との報道が材料視。

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約66億株、過去20日間平均約70億株を下回る。

週間ベースでは、ダウは1.8%高、ナスダック総合指数は1.8%高、S&P500種指数は1.6%高、
それぞれ2週ぶりの上昇で取引を終えた。
過去9週間で7週間は上昇と好調。

欧州株式市場の主要3指数は反落。
仏自動車部品メーカーフォルシアの四半期決算が、中国での売り上げ減で売り材料となり、
自動車・部品株の売りにつながる。
ギリシャの銀行株上昇で、ギリシャ主要株価指数は4.86%上昇と、今週初めてプラスに転じた。

東京株式市場で日経平均株価は小反落。
12〜14日に日経平均は1159.92円(7.4%)上昇した割には、反動も63.02円(0.4%)の小幅にとどまった。
東証1部出来高は19億8537万株、売買代金は2兆0592億円。
騰落数は値上がり565銘柄、値下がり1262銘柄、変わらず125銘柄に。
TOPIXは0.73%の下落。
中国の第一四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.7%増と市場予想並みであったことも
波乱にならない一因にも。

先週週間の投資主体別売買動向で、海外投資家が14週ぶりに買い越しになったことも変化の兆しと受け止められる。

熊本の大地震の被害も株式市場全体においての影響は限定的との見方も。
ただ16日未明に、再び大きな地震があり、一昨日の地震は前震で今回が本震と気象庁は異例の訂正に。

週間ベースでは、日経平均株価は6.5%高、東証株価指数(TOPIX)5.7%高、ともに3週ぶりの大幅な反発。
東証マザーズ指数は6.9%高、9週続伸(期間2月2週から累計67.0%上昇)、
日経ジャスダック平均は2.9%高、3週ぶりの反発、東証2部指数は2.2%高、3週ぶりの反発で終了。

東証マザーズ指数は、大幅続伸が続き、さすがにそろそろ一服しても良さそうなところではありますが、
個別銘柄を見ていくと絶妙に銘柄間で調整しているとも言えます。
そこでの出遅れていて将来性高そうに見込める銘柄の物色があり得るように思えます。

今週はシリコンスタジオ <3907> [終値4055円]を注目してみます。
3Dコンピューターグラフィック技術基盤のゲーム用ミドルウェアが主力。
4/日大引け後(15:30)に決算を発表。
2016年11月期第1四半期(15年12月-16年2月)の連結経常損益は8400万円の赤字(前年同期は7700万円の黒字)に転落。
決算発表嫌気され、直近高値(5370円 4/7)から1465円(27.3%)下落、
25日移動平均線(3965.2円 4/15)にほぼタッチ。
上昇トレンドは辛うじて崩れていないともいえるところも。

マザーズ上場は2015年2月、最高値(1万9660円 15年3月)から約1年下落、16年2月1800円付けて反転。
商いも4月からでき始めてきました。
10月にソニーがプレイステーションVRが発売予定で、バーチャルリアリティ関連が人気。
ソニー・コンピュータエンタテインメントやスクウェア・エニックスはシリコンスタジオの株主です。

2016年におけるバーチャルリアリティ(VR)技術への取り組みについて発表。
16年は各メーカーより様々なVRデバイスの発売が予定されており、ゲーム、映画やアミューズメント施設での利用、
さらに建築や自動車など非エンターテイメント分野での活用なども期待。
VRの市場規模は2020年までに300億ドル(約3兆2700億円)に達するとの予想(Digi-Capital)もされています。

出展予定のイベント
6/22〜24 第24回 3D&バーチャルリアリティ展
6/29〜7/1 第2回 先端コンテンツ技術展
7/5、7/5 GTMF 2016(Game Tools & Middleware Forum)
8/24〜26 CEDEC 2016(Computer Entertainment Developers Conference)
9/15〜16 東京ゲームショウ2016

6月から9月に集中しており、5月以降IR・PR情報が発信され、株価を刺激してくるのではないでしょうか。

【お知らせ】

馬渕治好の世界から見た株式金融市場

【2016年波乱の世界金融市場の見通し】

講師:馬渕治好 (ブーケ・ド・フルーレット代表)

2016年4月23(土) 開催 14:30〜16:50(開場 14:15)

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。

分かりやすい解説、コロ。は4半期に一度は必要に感じております。

詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3881

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