
日経ヴェリタス 10/25日号読んでみて・・・
- 2009年10月25日
- 株式投資・経済ニュース全般
2009年10月25日(日)小雨
・米アップル、韓国サムスン電子最高益。世界のエレクトロニクス企業の好決算連発。
日本の電機4-9月期決算、リストラでやっと水面上に浮上できるかどうかの状態。
世界激動の覇権争い。
液晶テレビ:日本勢サムソンに周回遅れ。
シャープ (6753)[終値992円]ソニー (6758)[終値2670円]連合焦点。
シャープ (6753)[終値992円]東芝 (6502)[終値559円]液晶パネルと半導体の相互供給。
パナソニック (6752)[終値1250円]日立 (6501)[終値293円]キャノン (7751)[終値3620円]
液晶パネル包括提携。
半導体:半導体業界での「法則」強い製品を持ち、3割以上のシェアを握った企業が生き残る。
NECエレク (6723)[終値790円]とルネサステクノロジが統合。「マイコン」の合計シェア3割強。
エルピーダ・メモリー (6665)[終値1369円]台湾勢との提携強化でサムスン電子に対抗。
東芝 (6502)[終値559円]と富士通 (6702)[終値568円]に株式市場が提携・統合相手模索で注目。
携帯電話:最盛期10社以上あった国内端末メーカーは7社。最終的には2-3陣営に集約との見方。
シャープ (6753)[終値992円]中国巨大市場に打って出る。待つも試練、進むも試練の状況まだまだ続きそうと。
電池:世界制覇狙うパナソニック (6752)[終値1250円]三洋電機 (6764)[終値224円]
住宅、パソコンクルマ「勝者連合」電機再編の呼び水にも。
電子部品:韓国サムスン・エレクトロメカにクス4-6月期に
TDK (6762)[終値5320円]太陽誘電 (6976)[終値1070円]抜き2位へ。
日本勢の独壇場、迫る韓国勢、台湾勢。
・主要製品の世界シェア。
液晶テレビ:1位韓国サムスン電子23%、2位ソニー (6758)[終値2670円]15%、3位韓国LG電子10%。
半導体:1位米インテル13%、2位韓国サムスン電子7%、
3位NECエレク (6723)[終値790円]+ルネサステクロロジ5%。
電子力:1位東芝 (6502)[終値559円]米ウエスチングハウス28%、2位仏アレバ26%、
3位米GE、日立 (6501)[終値293円]15%。
携帯電話:1位フィンランド・ノキア39%、2位韓国サムスン電子16%、3位米モトローラ9%。
太陽電池:1位独Qセルズ8%、
2位米ファーストソーラー7%、中国サンテックパワー7%、シャープ (6753)[終値992円]7%。
リチウムイオン電池:1位三洋電機 (6764)[終値224円]+パナソニック (6752)[終値1250円]43%、
2位ソニー (6758)[終値2670円]17%、3位韓国サムスンSDI15%。
・日銀30日「経済・物価情勢の展望」公表。2011年度の見通し明らかも、市場注目は「12年度」
11年がマイナス幅0.5%より小さければ、12年度の上昇率はプラスになるとの展望開ける。
本格金融緩和からの出口は遠い。
・日経ヴェリタスランキング:小売企業の8月中間決算最終増益率ランキング
1位ワンダーコーポ (3344)[終値91300円]純利益の増減率10.4倍。
2位CVSベイ (2687)[終値122円]3.4倍。3位テイツー (7610)[終値6000円]2.8倍。
5位トレジャーF (3093)[終値171100円]80.0%、消費者の節約志向の高まり受け、来店者数増加。
好業績も流動性の低さが株価低迷の一因に。
8位あさひ (3333)[終値1680円]自転車小売大手。健康志向、エコブームで自転車販売伸びる。
12位西松屋チェーン (7545)[終値916円]29.28%、円高で海外からの子供服の仕入れ価格低下追い風。
16位ポイント (2685)[終値5750円]流行品揃え徹底。女性の心つかむ。売上高回転率の高さが高収益の背景。
・ナブテスコ (6268)[終値1076円]日本市場ではブレーキシステムとドア開閉装置でシェアトップ。
鉄道先進国の技術と実績武器に中国市場に攻め込む。駅転落防止ドア国内でも成長見込める。
・地デジ放送企画4種類、欧州方式、米国方式、日本方式、中国方式。
日本方式2006年ブラジル導入、最近アルゼンチン、チリ、ベネゼイラなど相次ぎ導入。
山間部でも画像送りやすい特徴。外付チューナーの需要は見込めそう。
マスプロ電工 (6749)[終値900円]メルコ (6676)[終値1883円]村田 (6981)[終値4470円]
ACCESS (4813)[終値241500円]恩恵が及ぶ可能性。
国内も1世帯あたり1台は外付チューナー需要、
大手スーパーイオン (8267)[終値842円]がピクセラ (6731)[終値341円]製低価格チューナー売り出す。
総務省低所得者層に無料配布、
メルコ (6676)[終値1883円]アイ・オー・データ (6916)[終値494円]単価4000円台で受注。
・OUT Look: 今週の株式相場は上値が思い展開か。日経平均株価は1万円を割る場面がありそう。
決算本格化大きなサプライズがない限り、相場全体への影響少なそう。
市場では「外国人投資家が日本株を本格的に売ってくる」との不安感。
2008年秋のリーマン・ショック以降、株価が下げた局面では個人の買い目立つ。
・Wall Street: 今週の米株式相場はもみ合いか。米景気の先行き懸念から週末は利益確定売りに押される。
今週もエクソンモービル、シェブロンなど石油大手の決算。
27日に8月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数(20都市)発表。
市場予測平均前年同期比下落率11.5%と前月から改善の見通し。
28日新築住宅販売(9月)前月比2.6%増を見込む。
29日7-9月期の米国内総生産(GDP)発表。伸び率前月比年率3%前後との予想。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派40%(前回比-11)弱気派29%(同+2)中立31%(同
+9)
方向感欠ける相場環境映し出す。
・金と原油の国際価格揃って上昇。ドルが下落し、ドル建てで取引される金や原油に割安感。投資資金流入。
過去の例では同時高は必ずしも続かず。
今回も経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)の不透明感から原油の下げ、金との同時高の構図崩れる可能性も。
・BARRON’S:米連邦準備理事会(FRB)「出口戦略」について語るのではなく、実効へ移すべきと。
米景気の回復に入ったのは明らか。現在の政策続けば再び住宅バブルを招きかねない。
短期金利の引き上げは回復基調の米経済に水を指すことはなくインフレを抑制する効果。
・米大手ファンド、がリオン・グループ創業者らの米国最大のインサイダー事件、金融・産業界を揺さぶる。
不正利益総額2000万ドルと過去最大。
今回の事件は投資家の株式市場への信頼を根底から揺さぶりかねない危うさ秘める。 (日経ヴェリタス)
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