
歴史的な年金危機
- 2017年05月27日
- 株・投資ニュース情報
2017年5月27日(土)曇りのち晴れ
・日本経済新聞社まとめた2017年度の設備投資動向調査で、全産業の計画額は前年度比13.6%増。
4年ぶりの2ケタ増で、16年度実績の3.85減から大きく上昇する。
けん引するのは08年のリーマン・ショック後で最高の伸び率示した国内投資。
足元で目立つのは深刻な人手不足に対応する投資。
・セブン&アイHD <3382> [終値4749円]16年度比2.1倍の8070億円の設備投資を計画する。
「セブンイレブン」への投資額は1832億円と16年度比約5割増。
冷凍食品の棚を2~3割増やし、高齢者や共働き世帯の増加で需要が伸びる弁当や総菜の売り場充実する。
揚げ物などの調理器洗う食洗機を17年度中に全店で入れ、働き手の負担減らす。店の全面刷新は創業40年で初。
・安倍晋三首相は26日午前(日本時間同日夕)、訪問先のイタリア・タオルミナでトランプ米大統領と約50分間会談。
北朝鮮に対し、追加制裁含めて圧力強めていく方針で一致。
北朝鮮に影響力を持つ中国の役割が重要と改めて確認した。
・中国人民銀行(中央銀行)は通貨・人民元の対ドル取引の基準となるレート「基準値」の算出方法を見直し、
元相場の急落を防ぐ方針。
今後は前日に元相場が大きく変動しても基準値はあまり動かさない方式とする。
当局の裁量の余地が広がる恐れがあり、元の市場化に向けた改革に逆行する。
(日経1面)
・トランプ米大統領とロシアとの不透明な関係巡る疑惑「ロシアゲート」の捜査が政権中枢に波及。
米連邦捜査局(FBI)がトランプ氏の娘婿、クシュナー上級顧問を捜査対象としていると報じた。
捜査当局による疑惑追及の矛先は鋭さを増している。
・政府は来月閣議決定する成長戦略にIT(情報技術)やロボットを活用した中小企業支援策を盛り込む。
今年中に1万社以上支援する目標、生産性の向上や新サービスの創出につなげる。
サービス業でも、従業員が備えるべきスキルを「おもてなしスキルスタンダード(仮称)」として明確にし、
サービスの水準を底上げする。
成長戦略は30日の政府の未来投資会議で素案示す。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国が25日合意した協調減産の9カ月延長は、原油市場で失望売り誘った。
減産幅の拡大には踏み込まず、過剰在庫の圧縮にも時間がかかり、上値は当面重いとの見方が強い。
・2017年度当初計画設備投資額ランキング
1位(16年度当初計画ベース1位)NTT <9432> [終値5220円]2017年1兆7000億円 16年度実績1兆7000億円 増減率0.0%
2位(2)トヨタ <7203> [終値5941円]1兆3000億円 1兆2118億円 7.3%増
3位(9)セブン&アイHD <3382> [終値4749円]8070億円 3841億1900万円 7.3%増
4位(3)国際石油帝石 <1605> [終値1030.5円]6070億円 5890億9500万円 3.0%増
5位(6)JR東日本 <9020> [終値10645円]5600億円 5060億700万円 10.5%増
6位(4)ホンダ <7267> [終値3058.0円]5300億円 5410億円 2.0%減
6位(4)KDDI <9433> [終値3061.0円]5300億円 5193億6500万円 2.0%増
8位(7)日産自 <7201> [終値1076.0円]5100億円 4693億円 8.7%増
9位(8)イオン <8267> [終値1650.5円]5000億円 5515億600万円 9.3%減
10位(13)パナソニック <6752> [終値1388.0円]4750億円 3116億円 52.4%増
・米商務省26日、1-3月期の実質国内総生産(GDP)改定値、前年比年率換算で1.2%増。
個人消費と設備投資が上振れし、速報値から0.5ポイント上方修正された。
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・日本電気硝子 <5214> [終値752円]26日、米塗料大手PPGインダストリーズから米国のガラス繊維事業買収する。
買収額は約5億4500万ドル(約600億円)。自動車部品に使う樹脂強化用ガラス繊維を現地の化学メーカーに供給する。
・デンソー <6902> [終値4757円]26日、動力にリチウムイオン電池採用した車載用冷凍機開発。
従来品より6割軽く、充電時間も半減させた。ヤマト運輸 <9064> [終値2397.0円]の車載冷凍機として採用。
・ドラッグストア最大手ウエルシア <3141> [終値3895円]2019年度末までに24時間営業店を4倍の400店へ増やす。
人件費抑えながら、全店の約2割を終夜営業に切り替える。食品も充実し、コンビニエンスストアに対抗する。
・気象庁26日、清涼飲料水とエアコンの売れ行きと平均気温との間に強い関連性があるとする調査結果公表。
平均気温が22度下回る時期から、暖かいコーヒー飲料などの販売数が増え始めていた。
家電では夏季のエアコン販売数のピークは平均気温のピークと重なっていることが判明。
7月は平均気温が平年より2度高くなると、販売数が1.5倍になる。
(日経新聞)
・清水建設 <1803> [終値1122円]など日本企業が手掛けるベトナム初の地下鉄工事で、
掘削に用いる「シールド機」の発進式が26日、ホーチミン市で開かれた。
にhンの技術力武器に、インフラ受注拡大目指す。
・世界経済フォーラムは26日、人口の高齢化がこのままのペースで進めば、
2050年に日米など先進6カ国で年金積立金など
国民の老後の生活支える資金が計224兆ドル(約2京5千兆円)不足する恐れとの報告書発表。
報告書は先進国が「歴史的な年金危機に陥る可能性がある」と警告、各国に労働者が仕事から引退する年齢の引き上げや、
現役時代の貯蓄の奨励、年金制度の見直しなど促す。
(産経新聞)
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり売り気配になる場合も
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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株式分割
モバイルファクトリー <3912> [終値2920円]6/30 1株→2株
ジェイリース <7187> [終値1928円]6/30 1株→2株
自己株処分
アグロ カネショウ <4955> [終値1428円]3万3500株 1455円 処分日6/12 処分先 三井住友信託銀行(信託口)
平田機工 <6258> [終値11220円]100万株
公募・売り出し価格
M&Aキャピタルパートナーズ <6080> [終値5610円]70万株
立会外分売
テーオーシー <8841> [終値1043円]5/29 1016円 50万株
不二ラテツクス <5199> [終値267円]6/1-5 21万2000株
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(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、べた凪の小動き。
高安の差が、ダウ工業株30種平均は、42.33ドル、ナスダック総合指数は14.86ポイント、S&P500種株価指数は4.48に。
週明け月曜日がメモリアルデーで休日で3連休前で今年最低の薄商い。
S&P500種指数とナスダック指数は終値としては前日に続き最高値更新(ザラ場の高値は更新せず)。
アップル(-0.17%)グーグル(+0.20%)ヤフー(+0.14%)フェイスブック(+0.11%)アリババ(+0.29%)エヌビディア(+0.29%)
ネットフリックス(-0.38%)アマゾン・ドット・コム(+0.24%)バイオジェン(-0.86%)ドイツ銀(-2.14%)
ラッセル2000(-0.08%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.06%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-0.78%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約億株、過去20日間月初平均約億株を上回る。
週間ベースでは、ダウは1.3%高、3週ぶりの反発、ナスダック総合指数は2.1%高、2週ぶり反発、
S&P500種指数は1.4%高、3週ぶり反発で取引を終えた。
ダウは週足でダブルトップ形成といったきわどい場面は回避。
市場最高値更新が再び視野に入ってきています。
欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
FT100種総合指数(ロンドン)は3営業日続伸で史上最高値更新。
英仏主要株価は3営業日続落。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数(+0.85%)、イタリア(MIB)株価指数(-0.38%)で終了。
週末26日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶり反落。
東証株価指数(TOPIX)も3日ぶり反落。
東証1部出来高は15億6361万株、売買代金は2兆1551億円。
東証1部騰落数は値上がり379(18%)銘柄、値下がり1,538(76%)銘柄、変わらず99(4%)銘柄に。
業種別では33業種中、1業種上昇、32業種下落に。
値上がり上位は、その他製品(任天堂)
ポケモンGOフィーバー(古い?)の高値を抜けてきましたね。
相場の福の神こと、SBI証券の藤本誠之さんはずっと、この高値(3万2700円)は取れると言い続けていましたね。
値下がり上位は、鉱業、パルプ紙、水産農林、機械、電気ガス、ガラス土石、海運、輸送用機器・・・
東証マザーズは6日続伸、日経ジャスダック平均、東証2部は6日ぶり反落で終了。
週間ベースでは、日経平均株価は0.5%高、東証株価指数(TOPIX)0.6%高、ともに2週ぶり反発。
東証マザーズ指数は3.5%高、2週ぶり反発、引け値では2016年6月以来、約1年ぶりの高値になってきました。
日経ジャスダック平均は1.7%高、6週続伸(累計10.7%上昇)、26年ぶりの高値となっております。
東証2部指数は1.3%高、2週ぶり反発で終了。
2部指数も2017年4/3に付けた6051.09が上場来高値で、ほぼ高値水準に戻って来ています。
セブン&アイHD <3382> [終値4749円]16年度比2.1倍の8070億円の設備投資を計画する。
「セブンイレブン」への投資額は1832億円と16年度比約5割増。
冷凍食品の棚を2~3割増やし、高齢者や共働き世帯の増加で需要が伸びる弁当や総菜の売り場充実する。
揚げ物などの調理器洗う食洗機を17年度中に全店で入れ、働き手の負担減らす。店の全面刷新は創業40年で初。
食洗器導入では、既発表記事ながらも、ホシザキ <6465> [終値9670円]注目も・・・
続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://kabucoro3.toypark.in/index.html
週末の【銘柄研究】の検証(2017.1.23)です。
http://ameblo.jp/kabucoro/entry-12240826234.html
気象庁26日、清涼飲料水とエアコンの売れ行きと平均気温との間に強い関連性があるとする調査結果公表。
平均気温が22度下回る時期から、暖かいコーヒー飲料などの販売数が増え始めていた。
家電では夏季のエアコン販売数のピークは平均気温のピークと重なっていることが判明。
7月は平均気温が平年より2度高くなると、販売数が1.5倍になる。
今年の気象庁の3カ月予想(5/24発表)、7月 北日本と東日本日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
気温は、北日本で平年並または高い確率ともに40%、沖縄・奄美で高い確率50%。
8月、東・西日本と沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
気温は、北・東・西日本で高い確率50%、沖縄・奄美で平年並または高い確率ともに40%です。
平年並みより多少高い確率のが優勢。ダイキン <6367> [終値10925円]富士通ゼネラル <6755> [終値2560円]に、
据え付け・故障業務で、三機サービス <6044> [終値1545円]などもマーク。
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週末の【銘柄研究】の検証(2017.1.23)です。
http://ameblo.jp/kabucoro/entry-12240826234.html
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