最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

宴の終わりに備えよ


2017年8月27日(日)晴れ

・宴の終わりに備えよ 米欧発、緩和縮小で運用は。
米ワイオミング州ジャクソンホール25日、「世界経済の回復は着実に進んでいる」。
3年ぶりに講演した欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁は強調。
金融政策の具体論には触れなかったが、
米市場の金融緩和縮小に向け歩みを進めていると受け止め、ユーロは対ドルで一時2015年1月以来の高値に。
米欧中央銀行が金融緩和の縮小にかじを切る。
最大の要因は景気回復だが、北朝鮮リスクやトランプ米政権の混乱は依然先行きに影落とす。

・宴の終わりに備えよ 米欧発、緩和縮小で運用は。
米連邦準備理事会(FRB)イエレン議長「金融規制の緩和は慎重に」と火に油を注ぎかねない規制緩和への懸念にじませた。
心配の種の一つが不動産市場。
米ゴールドマン・サックスが公表する住宅バブル崩壊の可能性示す「バースト(破裂)」指数の上位には
マイナス金利政策採るスウェーデン、移民マネーが流入するニュージーランド、カナダが並ぶ。
今後2年以内に3カ国の住宅バブルが崩壊する確率は3~4割に上る。
緩和マネーのもう一つの行き先が格付けの低い高利回り債。
米テスラ18日発行、8年物普通社債に投資家が殺到。社債発行額は当初予定の15億ドル(約1650億円)から18億ドルに増額。
米格付け会社S&Pグローバルはテスラを投機的格付けするが緩和マネーは意に介さない。
ただ緩和縮小が進めば風景はがらりと変わる可能性がある。

・宴の終わりに備えよ 余波恐れる新興国。
量的緩和第三弾(QE3)のさなか2013年5月、FRB議長だったバーナンキ氏が突然緩和縮小示唆したところ、
株安・金利上昇誘発、日経平均株価は1日で1000円超急落し、「バーナンキ・ショック」招く。
15年12月、米国が9年半ぶりの利上げに踏み切った時は中国で資本流出懸念が高まり、
年明けの上海株式市場はパニック売り集中。
迫る緩和の宴の終わりに投資家も身構える。

・先週の東京株式市場で日経平均株価が週間で0.1%下落。下落幅は17円と小幅ながら、6週連続に。
6週連続の下落は2014年1~2月以来3年7カ月ぶり。
目先の企業業績や経済環境に悪材料が目立つわけでない。
政治経済や金融政策の先行きは世界的に不透明感強い。投資家が売買手控える中、じりじり売り優勢に。
北朝鮮情勢意識。外国為替市場で一時1ドル108円台後半まで円高が進んだことも、日経平均の下落に拍車。
日本時間25日午後11時に米経済シンポジウム(ジャクソンホール)で米連邦準備理事会(FRB)イエレン議長講演控え、
外国人中心に日本株を積極的に物色する動きも限られた。
今後の見通しについては、
「米国や中国などの経済指標で世界経済の堅調さが確認できれば、日本株買いのきっかけになる」との見方も。

・宴の終わりに備えよ シナリオ3つ、市場どう動く。
米連邦準備理事会(FRB)が9月にも着手する資産縮小。
量的緩和で保有資産はリーマン危機前の5倍の4.5兆ドル(490兆円)に膨らみ、
異例の低金利で世界の投資マネーは株式などのリスク資産へ向かった。
緩和縮小が進めば金融市場はどう動くのか。為替を見ると緩和縮小に入るFRBや欧州中央銀行(ECB)に、
日銀は取り残される構図で、ドルとユーロの2強体制が鮮明になる。
インフレ率が高まれば金融引き締めが想定よりも進む。
ただ市場では米利上げが進んでも「将来の景気後退を織り込むため、米長期金利が低い環境は継続する」との見方が多い。
「来年末の米長期金利は2%を割り込む」との予想も少なくない。
FRBの緩和縮小が進まないとの見方も根強い。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の「Fedウオッチ」電気・ガスは年内の追加利上げ確率は約4割。
来年夏まで見ても、一段の利上げ見込むのは2割ほど。
利上げ観測が高まらなければ、低金利環境が続く可能性は高い。最大の理由は低インフレ。
さらにFRBのシナリオ狂わす可能性があるのは、トランプ米政権。
「政府機関を閉鎖してでもメキシコ国境に壁を建設する」。とらんぷだの発言は金融市場を大きく揺らす。
「政治とは距離を置く」との立場を固辞するイエレン議長。
だが、金融市場に動揺広がれば、金融緩和を求められる可能性すらある。
北朝鮮巡っても、事態打開の糸口はみえないまま。

・宴の終わりに備えよ シナリオ3つ、市場どう動く。
ケース1:利上げは緩やか、金利上がらず。適温相場が続く。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/koroasamembers/

・宴の終わりに備えよ シナリオ3つ、市場どう動く。
ケース2:利上げは進み、米金利上昇。日米金融株に恩恵。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://info.koronoasa.com/

・宴の終わりに備えよ シナリオ3つ、市場どう動く。
ケース3:北朝鮮問題などリスク顕在化。安全資産にマネー退避。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://kabushiki.koronoasa.com/

・宴の終わりに備えよ 中銀「3つの苦悩」
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演は「危機開始後の10年間の金融安定」がテーマ。
リーマン危機後に導入した銀行規制の重要性を主張したのは、規制緩和が金融政策のかじ取りをさらに困難にしかねず。
「銀行規制の緩和に向かうトランプ政権に向けたメッセージ」と受け止めた市場関係者も多い。
イエレン議長は講演で
「過度な楽観、レバレッジ、短期の借り入れへの依存に慣れっこになる」と危機の記憶が風化することを警告。
「規制の枠組みの修正は控えめであるべきで、巨大なディーラーや銀行の強固さは保たなければならない」と指摘。
ECBドラギ総裁も「金融の安定を損なう副作用なしに長期に低金利を続けられているのは強い規制のおかげだ」と同調。
「金融政策が緩和的な環境では、規制当局は危機につながるようなインセンティブに気をつけなければならない」と話す。

米景気が拡大しても、インフレ率は2%の目標になかなか届かない。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://info.koronoasa.com/

・米国の政治混迷、北朝鮮問題という政治リスクの高まりが市場を揺さぶっている。
米国ではトランプ大統領と議会・共和党の関係がぎくしゃくし、
米国債の債務不履行(デフォルト)や政府機関の閉鎖リスクも浮上。
北朝鮮問題もくすぶる。投資家は警戒感強めている。
2015年夏はチャイナ・ショック、16年夏は英国の欧州連合(EU)離脱(ブレクジット)ショック。
「緊張な夏、三たび」となるか。
地政学リスクや米政治の混乱で投資マインドは弱気に傾く。
日本株最大の買い手である海外勢は8月第三週(14~18日)まで4週連続で売り越し、日経平均は3カ月ぶりの安値圏。
米株式市場も「上昇ピッチが速いだけに政治不安きっかけに利益確定売りが出やすい」との声も。
外交的な解決に向け北朝鮮問題が進展し、米債務上限問題も乗り切り、相場反転のきっかけをつかめるか。
政治リスクの霧の中で三たび緊張が高まるか。当面、国際政治から目が離せず。

・発掘実力企業:自己資本利益率(ROE)改善(9)アルゴグラフィックス <7595> [終値2823円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/koroasamembers/

・注目企業ここが知りたい ドンキホーテHD <7532> [終値4035円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://info.koronoasa.com/

・海外勢が日本株を買う意欲を失いつつある。
北朝鮮問題や安倍晋三政権の揺らぎを意識し、円相場が強含んでいるため。
円安への期待は、※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://kabushiki.koronoasa.com/

・OUT Look:今週(28日~9月1日)の株式相場、日経平均株価は1万9500円挟みもみ合う展開に。
日本時間※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/koroasamembers/

・Wall Street:今週の米株式相場は上値が重い展開か。
9/1に8月の※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://info.koronoasa.com/

・ランキング:手元資金(ネットキャッシュ)が潤沢、総資産に占める比率が高い企業のランキング(時価総額500億円以上)
上位には電機、機械、医薬などの銘柄が多く顔を出す。
期末にかけて業績が改善する中でROE(自己資本利益率)の改善圧力が高まれば、株主還元を手厚くする可能性がありそう。

1位OBC <4733> [終値5550円]ネットキャッシュが総資産に占める割合 68.95%

2位SANKYO <6417> [終値3540円]68.04% 3位クックパッド <2193> [終値771円]67.34%

10位マブチモーター <6592> [終値5110円]47.53% 独自の配当基準で上乗せ余地。

16位マースエンジニア <6419> [終値2236円]39.47% ICカード読み取りで需要増

41位ドトール日レス <3087> [終値2434円]27.90% 新業態やM&Aも視野

45位第一三共 <4568> [終値2358.5円]26.95% 自社株買いに期待集まる

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち20指数が上昇。
米欧が金融政策の正常化姿勢を強めないとの見方で、
米国などへ投資マネーが回帰せず、新興国にとどまるとの安心感につながった。

上位1位ポーランド週間騰落率4.74% 2位ブラジル3.43% 3位ロシア3.18% 4位香港2.96% 5位南アフリカ2.55% 11位米国0.64%
下位25位マレーシア▲0.40% 24位イタリア▲0.31% 23位フランス▲0.19% 22位日本▲0.09% 21位フィリピン▲0.02%

日経ヴェリタスを含め、日経新聞、日経産業新聞、日刊工業新聞
そして産経新聞を元証券マンの目でいいとこ取り!?
ディトレード・スイングトレードの種が満載。市場の噂も好評です。
忙しい朝の時間と手間の短縮と費用の縮小に『コロ朝プレミアム』
こちらをクリック http://info.koronoasa.com/

<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5

URL : http://koronoasa.com/

【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/blog/?page_id=30
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから