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おじさん企業の逆襲


2018年8月19日(日)晴れ

・おじさん企業の逆襲 波乱相場で際立つ存在感
かつて株式市場で「負け組」と言われていた三井化学 <4183> [終値2814円]が大変化。
2019年3月期連結純利益は800億円(前期比12%増)と、3期連続で最高益見込む。
会社設立は1955年、ルーツは1912年の旧三井鉱山の化学事業にある。
2014年3月までは3期連続で最終赤字に。
リストラ断行、一方で自動車関連や食品包装材料、メディカルの3事業を成長事業と位置づけ、
「景気変動受けにくい分野」に経営資源集中投下し、収益構造転換した。
3期連続赤字となった14年春と比べると、三井化学の株価(株式併合考慮後)は2.2倍に。

・おじさん企業の逆襲 波乱相場で際立つ存在感
東証1部上場企業のうち、19年3月期に純利益が最高になると予想する企業は385社。その6割が社歴50年以上。
日経ヴェリタスでは社歴50年以上の企業を「おじさん企業」と定義、その実力を探る。
3月期の上場企業を「社歴50年未満」と「同50年以上=おじさん企業」に分け、過去5年のROE(自己資本利益率)算出、
「50年未満」の企業のROEは9.1%(12年度)から10.1%(17年度)に改善したのに対し、
おじさん企業は4.9%から10.3%へ大幅改善。
上場企業のROEは初めて2ケタに上回る原動力となる。
おじさん企業と、日経平均株価の推移比較(13年末を100として指数化)すると、
おじさん企業が147と、日経平均株価を10ポイント上回る。

・おじさん企業の逆襲 波乱相場で際立つ存在感
復活・躍進のキーワードは1.体質改善、2.高級化路線、3.新需要開拓、の3つ。
半世紀以上の歴史を持ち、数々の経営危機を乗り越え、安定した経営基盤を持つ企業が多い。
波乱相場が続く今こそ、おじさん企業にじっくりと目を向けたい。

・おじさん企業の逆襲 3タイプ 華麗に変身
【体質改善】体質改善したおじさん企業
昭和電工 <4004> [終値4850円]設立・創立年1939年
復活・躍進の理由 黒鉛電極が高騰、コスト削減で5事業とも収益改善
純利益2012年度93億円→18年度予想1150億円 ROE12年3.6%→17年度10.4%
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・レオス・キャピタルワークスの藤野英人社長に聞く。
努力して綺麗なおじさんに変身する社歴の長い日本企業が増えてきたと。
団塊世代の経営者が退くはじめ、経営者が若返ってきた。それがきれいなおじさん企業が増えるきっかけになっている。
きれいになり始めたおじさん企業を見つけるコツ。
四半期業績を見る。売上高があまり増えていないのに、
前四半期や前年同期比で利益が伸びる状況が2四半期続いた企業は、経費削減などの合理化に着手した可能性がある。

・おじさん企業の逆襲 3タイプ 華麗に変身
【高級化路線】高級・ブランド路線にシフトしたおじさん企業
日本航空ビル <9706> [終値4810円]設立・創立年1953年
復活・躍進の理由 三越伊勢丹HD <3099> [終値1196円]などと組み羽部だ空港亹リルの収益拡大
純利益2012年度16億円→18年度予想313億円 売上高営業利益12年3.1%→17年度予想7.7%
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・おじさん企業の逆襲 3タイプ 華麗に変身
【新需要開拓】新需要をつかんだおじさん企業
ミネベアミツミ <6479> [終値1919円]1951年
復活・躍進の理由 兆円高・タイ洪水被害で一時苦しむも、スマホ部品や軸受け拡大。
2012年度純利益18億円→今期予想660億円 時価総額13年末30697億円→8/17現在8195億円
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・外食大手、収益改善偉四苦八苦
人件費・材料費・物流費増、業績下振れ懸念増す。
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・発見中小型成長株 ディア・ライフ <3245> [終値547円]投資用マンション開発強み
【ここにすごさ】※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・MARKETS STOCK トルコショックに揺れた13~17日の東京株式市場では、
日経平均株価が一時、1カ月ぶりに2万2000円を割り込む場面があった。
小幅ながら3週連続の下落となり、一部投資家はリスクを勘案しながら持ち高の整理に動き始めたようだ。
ただ2万2000円を下回る水準では好業績銘柄を拾う動きも見られ、強弱感交錯する状況に。
東証マザーズ指数は16日、およそ1年7カ月ぶりの安値を付けた。個人の投資マインドは冷え込んでいる。

・MARKETS STOCK COMMODITY 銅の国際価格が節目の1トン6000ドル割り込み、13カ月ぶりの低水準となる。
指標のロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格は17日、1トン5926ドルとなり、2017年7月中旬以来の安値に。
中国景気の減速意識する投資家のリスク回避姿勢が鮮明になってきた。

・MARKETS STOCK 仮想通貨
インターネット上の仮想通貨ビットコインは戻りを探っている。
情報サイトコインによるとドル建て価格は日本時間17日時点で1ビットコイン=6400ドル程度での値動き。
前週半ばまでに下げていた反動で個人投資家などから押し目買いが入りやすくなっている。

・ランキング:2018年4-6月期決算の経常利益進捗率ランキング
1位プレサンス <3254> [終値1605円]経常利益の期初計画に対する4-6月期の進捗率 81.0%
2位出光興産 <5019> [終値5180円]48.0%
3位JXHD <5020> [終値751.0円]46.7% 石油製品の利幅改善が寄与
15位東京製鉄 <5423> [終値908円]35.3% 米の鉄鋼特需で恩恵
16位日水 <1332> [終値592円]35.0% 機能性原料が欧州で好調
39位いすゞ <7202> [終値1603.0円]30.5% 東南アジアでの需要旺盛

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち4指数が上昇。

上位1位米国週間騰落率1.41% 2位オーストラリア0.93% 3位インド0.21% 4位ベトナム0.04% 5位日本▲0.12%
下位25位トルコ▲6.54% 24位インドネシア▲4.83% 23位中国▲4.52% 22位香港▲4.07% 21位イタリア▲3.20%

・QRコード使ったスマートフォン(スマホ)決済への参入相次ぐ。
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