
世界経済見通し(WEO)を下方修正
- 2018年10月10日
- 株・投資ニュース情報
2018年10月10日(水)くもり SQ前の「魔の水曜日」
・経団連は9日、大手企業の採用面接の解禁日など定めた指針を2021年春入社の学生から廃止することを決定。
今の指針は大学3年生が該当する20年入社が最期の対象となる。
新たなルール作りは政府主導となり、大学側や経済界と月内に策定へ。
横並びの新卒一括採用を見直す動きが企業に広がる可能性も。
・膨大な個人データ扱う「ネットの巨人」の管理能力が問われている。
米グーグルは8日、最大80万人分の情報が流出した恐れがあると発表。
数年にわたり情報が野ざらしになった可能性があるが、約半年公表せず。
先月末には米フェイスブックで5千万人の情報流出リスクが浮上したばかり。
各国は個人情報の保護を巡り規制強化に動く。
・国際通貨基金(IMF)は9日、約2年ぶりに世界経済見通し(WEO)を下方修正。
米国発の貿易戦争で世界の輸出入が減速し、米国の利上げも課題債務の新興国景気を下押しする。
貿易戦争のエスカレートに歯止めがかからなければ今後の景気下振れは一段と深まると試算。
18年の世界の成長率見通しを0.2ポイント下方修正し、3.7%に減速。
世界景気は08年の金融危機やその後の欧州債務危機から脱し、
日米欧や新興国の経済がそろって拡大する「同時成長」にあった。
それが一転、「ユーロ圏も日本も中国も成長鈍化の兆しがある」(ラガルド専務理事)。
巡航速度なら19年の成長率は3.7%と予測も、
貿易戦争次第で世界景気は好不況の境目とされる3%ぎりぎりまで落ち込み、失速の懸念すらにじむ。
IMFは米中貿易戦争で中国の成長率は現状でも19年に0.6ポイント下振れすると指摘。
米国の制裁関税が中国からの全輸入に広がれば、下方修正幅は1.1ポイントに拡大する。
金融不安に直結すれば中国の成長率は1.6ポイントも下振れすると警告。
IMFは貿易戦争で消費や投資が落ち込めば、米国も成長率が最大1.0ポイント低下すると予測。
・東京証券取引所 <8697> [終値1965円]株式売買システム「アローヘッド」で9日、
障害発生し、約40社経由の売買が一時執行できず。
特定の証券会社のミスが原因。買い注文が減り日経平均株価の下げ幅拡大にもつながった。
・ペンス副大統領は政治、経済、軍事のあらゆる分野で、中国が掲げる価値観そのものに批判の矛先を向けた。
突き詰めれば、共産党にあらゆる権限を集める仕組みをやめろという要求につながり、
習近平指導部は受け入れられるはずはない。
「米国は中国の発展の方向を正しく見据え、認識し、中国に歩み寄るできだ」と
王毅国務委員兼外相はポンペオ米国務長官に繰り返し妥協求めたが、米国も譲れず。
米中のいがみ合いは、外交や安全保障にも広がる「新冷戦」の瀬戸際まできている。
・内閣府9日、9月の景気ウォッチャー調査、現状の景況感示す指数、前月比0.1ポイント低下し、48.6に。
低下は2カ月ぶり。台風や地震などの自然災害でサービス関連が落ち込んだ。
内閣府は基調判断を「緩やかな回復基調が続いている」に据え置く。
・銀行送金システムが9日、大きく変わる。
減速いつ振り込んでもすぐに着金する。全国504機関が参加。
給与や賞与の振込みのぞく1億円未満の送金を24時間365日できるようにした。
・中国の国慶節(建国記念日)祝う大型連休(1~7日)が終了。
中国商務省、期間中の国内小売り・飲食業の売上高(速報値)は1兆4千億元(約23兆円)、
1日当たり平均では前年比9.5%増。前年(10.3%増)を下回る。
予約段階では人気の旅行先として日本が初めて首位も、
連休中の台風の影響で飛行機に欠便出て、最終的にはタイに抜かれ2位に。
・国内電池メーカー相次ぎ電気自動車(EV)用向けに、希少金属のコバルトを極力使わない電池を開発する。
中国企業の「爆買い」で争奪戦が激しく、価格が2年で3倍近くに高騰したため。
パナソニック <6752> [終値1308.5円]まず3年以内に、電池のコバルト使用量を半減させ、将来はゼロを目指す。
GSユアサ <6674> [終値2604円]も、ホンダ <7267> [終値3223.0円]や三菱自 <7211> [終値749円]に
供給しているリチウムイオン電池のコバルト使用量を減らす。
スズキ <7269> [終値6071円]にハイブリッド車電池など供給する
東芝 <6502> [終値3345円]や住友鉱山 <5713> [終値3856円]も技術開発急ぐ。
住友鉱山はリチウムイオン電池の正極材を製造しパナソニックに供給。
コバルト争奪戦から抜け出すことが出来なければ、EVビジネスの主導権を握ることはできない。
・中国新車販売台数7-9月、米ゼネラルモーター(GE)が前年同期比15%減、一方トヨタ <7203> [終値6786円]は同19%増。
米GMは米中関係悪化の影響と。日系メーカーも苦戦。
ホンダ <7267> [終値3223.0円]9月の販売台数は前年同月比6%減、約13万3千台で8カ月連続のマイナス。
マツダ <7261> [終値1320.5円]も同25%減で5カ月連続で減少、
三菱自 <7211> [終値749円]同5%減、7カ月ぶりのマイナスに。
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://www.koronoasa.com/info/
2018年週末の【銘柄研究】検証(2018年9/11)
http://www.koronoasa.com/?p=43479
・医療行為などの診療報酬を主要な収入源とする「医療・福祉事業」の1~8月の倒産件数、
前年同期比40件増の196件と、年間件数が過去最多(250件 17年)を更新する見込みに。
病院・医院の倒産に加え、身売りも続発。経営難につけ込み、
暴力団やブローカーらが、医療機関の診療報酬請求権を売買するなど暗躍も。
・ゆうちょ銀行 <7182> [終値1358円]9日、今月12日から来年4/12までの6カ月間、
仲介しているスルガ銀 <8358> [終値574円]の住宅ローンについて一部商品の取り扱い停止。
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://www.koronoasa.com/info/
2018年週末の【銘柄研究】検証(2018年9/11)
http://www.koronoasa.com/?p=43479
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
—————————————————————————————
公募・売り出し価格
アジアパイルHD <5288> [終値696円]675円 申込み10/10-11 払込日10/16
プリントネット <7805> [IPO]1400円
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2018/10/10 CRGホールディングス 7041 マザ―ズ 公開株数 1,552,500 公開価格 1,120円 引受証券 大和他 注目度 B
事業内容:人材派遣紹介関連事業
—————————————————————————————
(今日の一言)
海外NY株式市場は、まちまち。
国際通貨基金(IMF)は9日、2018年と19年の世界経済見通しを下方修正。
米中貿易戦争が両国に打撃受ける可能性も警鐘鳴らす。
原油高背景にエネルギー株が上昇した。
アップル(+1.39%)グーグル(-0.88%)フェイスブック(+0.41%)アリババ(-2.78%)エヌビディア(-0.09%)
ネットフリックス(+1.89%)アマゾン・ドット・コム(+0.32%)バイオジェン(+0.45%)バークシャー(+0.77%)
ラッセル2000(-0.47%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.15%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-0.38%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約72.6億株、過去20日間平均約72.7億株とほぼ同水準。
欧州株式市場の主要3指数は反発。
エネルギー株が買われた。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数(-2.43%)、イタリア(MIB)株価指数(+1.06%)とまちまち。
連休明け9日の東京株式市場は厳しい始まりに。
日経平均株価(-1.32%)は大幅4日続落。
東証株価指数(TOPIX)(-1.76%)も大幅4日続落。
海外市場の株安が波及、特に中国上海市場の国慶節明けの大幅下落(3.7%)に警戒感も。
ただ、4%前後の下落は想定済みだったようなところも、いざ下がると慌てるようなところでもあります。
東証の「アローヘッド」の一部システム障害も、下げを加速させたようなところも。
後場は、日銀のETF(上場投資信託)の買いもできないのではないかとの思惑もあったとのことも・・・
東証マザーズ(-2.14%)は3日続落、日経ジャスダック平均(-1.03%)は5日続落、東証2部(-0.91%)は2日続落で終了。
東証1部出来高は15億6850万株、売買代金は3兆0380億円。
東証1部騰落数は値上がり247(11%)銘柄、値下がり1,823(86%)銘柄、変わらず40(1%)銘柄に。
業種別ランキングでは1業種上昇、32業種下落に。
値上がり上位は、不動産。
値下がり上位は、電気機器、輸送用機器、鉱業、ガラス土石、金属製品、精密機器、機械、・・・
東証1部値上がり上位は、SI <3826> [現在2533円 +390円]多木化学 <4025> [現在7150円 +1000円]
OATアグリオ <4979> [現在3335円 +358円]大阪有機 <4187> [現在1580円 +157円]
値下がり上位は、アルテック <9972> [現在302円 -69円]アイビーシー <3920> [現在1544円 -221円]
古野電気 <6814> [現在1312円 -182円]中広 <2139> [現在701円 -79円]
3メガバンク三菱UFJ <8306> [現在724.3円 -8.4円]みずほ <8411> [現在198.3円 -1.5円]
三井住友 <8316> [現在4665円 -57円]
続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://www.koronoasa.com/info/
前日に「予告」が欲しいところですが・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】10月特別篇 藤本誠之氏登壇(ダウンロード)
2018年10月6日(土)開催
ハロー貸会議室茅場町駅前 相場の福の神参上
ダウンロード(料金後払い)ですぐにご覧いただけます。
10月の相場展望と有望注目銘柄。
お申し込み・詳細は⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4628
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
坂本慎太郎(Bコミ)氏 独演会 (東京・八重洲)
2018年10月13日(土)開催 14:20~16:50
スペシャルセミナー 前回『満員御礼!!』
『2018年終盤の市場動向、今から輝いてくる個別材料株特集』
有望個別材料株と投資タイミング
ハロー貸会議室八重洲ファーストビル 7階 (45名限定)
ダウンロードでもご覧いただけます
お申し込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4605
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】11月特別篇 藤本誠之氏登壇(東京・茅場町駅前)
2018年11月3日(土)開催14:20~16:50(開場 14:10)
ハロー貸会議室茅場町駅前 相場の福の神参上
ダウンロード(料金後払い)でもご覧いただけます。
11月の相場展望と有望注目銘柄。
お申し込み・詳細は⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4627
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】坂本彰氏 独演会(東京・日本橋室町)
2018年11月10日(土)開催
「株で成功するための投資ノウハウ&有望株情報」
現物投資のみで億利人達成できます!!
ビデオダウンロード(料金後払い)でもご覧いただけます。
お申し込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4629
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日経ヴェリタスを含め、日経新聞、日経産業新聞、日刊工業新聞
産経新聞そして新たに化学工業日報を加え、元証券マンの目でいいとこ取り!?
ディトレード・スイングトレードの種が満載。市場の噂も好評です。
忙しい朝の時間と手間の短縮と費用の縮小に『コロ朝プレミアム』
こちらをクリック http://www.koronoasa.com/info/
ザラ場の「独り言」も好評です。
http://www.koronoasa.com/blog2/?p=359
2018年週末の【銘柄研究】検証(2018年9/11)
http://www.koronoasa.com/?p=43479
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝NEWS】をメール(無料)にてお届けいたします。
https://www.directform.info/form/f.do?id=308
『コロ朝メールマガジン登録』で。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。
———————————————————————–
株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5
URL : http://koronoasa.com/
【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/?page_id=30
———————————————————————–
記事の続きはコロ朝プレミアムで!