
同時株安のゆくえ
- 2018年10月14日
- 日経ヴェリタス
2018年10月14日(日)はれ
・同時株安のゆくえ
緊急点検 市場「株高のシナリオ消えず」
先週11日、市場の不安心理が一気に高まり、世界の金融市場は久々のショックに見舞われた。
10月初めに付けた高値に比べ、米ダウ工業株30種平均や日経平均株価はそれぞれ7%下落。
アジアや欧州株も軒並み売り込まれ、世界同時株安を演じた。
連鎖的な下げのきっかけの1つは米長期金利の急上昇。
市場関係者が「警戒ライン」と意識する3.2%を上回った。
米株高をけん引してきた米アマゾン・ドット・コムといったPER(株価収益率)が100倍を超す
IT大手の割高感が強く意識され、下げ主導した。
・同時株安のゆくえ
緊急点検 市場「株高のシナリオ消えず」
10~11日の米国株の動きは機械的な売りが拍車かける。
いずれもVIX指数の上昇に呼応するように午後の取引から徐々に下落幅拡大。
2日間で合計1400ドルの下落のうち「6~7割程度は機械的な売り物」(市場関係者)との見立ても。
問題はこうした売りがいつまで続くか。
米中貿易戦争が一段と不確実性をましたこと。これこそが今回の株安の真因とも。
市場では「新冷戦」という言葉もささやかれ始めた。貿易の次元を超え本格的な覇権争いに突入したという意味。
政治的な落としどころもなく、相手がギブアップするまで争いは続く。
そうなると分が悪いのは米国が最大の輸出先である中国。足元の市場で中国関連株が上げ主導するのはこうした見方が背景。
・同時株安のゆくえ
緊急点検 市場「株高のシナリオ消えず」
「中長期の投資家の押し目買い意欲は今も健在」。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・同時株安のゆくえ 市場の不安 どこまで
同時株安の引き金には米長期金利の急上昇があった。
2月に起きた機械的な売りも下落に拍車をかけた。
長引く貿易戦争が世界経済の下押し懸念を強める中、市場関係者に今後の見通しを聞く。
・同時株安のゆくえ 市場の不安 どこまで
今回、市場関係者対象に実施した緊急アンケートでは半数が「株高シナリオは崩れていない」と回答。
年度内は2万4000円~2万5000円が高値の目処となる声が大半で、12日終値の2万2694円より1000円以上高い。
「米経済は堅調さを保っている。米中間選挙が終わればいったん悪材料を消化し、もう一度高値を試す」
「株価の調整は短期的なものにとどまる」との見立て。
前提となる日本企業の増益シナリオも健在。今のところファンダメンタルズ(基礎的条件)に多くな変化はない。
急落ショックでいったんは株価が不安定になる可能性はあるものの、
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・同時株安のゆくえ 市場の不安 どこまで
今年7/15日号の「不安と楽観」で実施したアンケートでは「米長期金利が3.22%を超えると危険」との声は出ていた。
今回は一気にこの水準を上回り、市場の警戒感が高まった。
好調な米国経済を背景とする緩やかな金利高なら市場は許容する。
だが、※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・同時株安のゆくえ 市場の不安 どこまで
今回の急落局面で市場参加者の多くが想起したのが、今年2月の米VIXショック。
当時は相場が回復するまで数カ月擁した。
今回も大まかな構図は似通うが、市場環境をつぶさに見ると、当時との違いも垣間見える。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・日本経済新聞社と日経リサーチ共同で、全国116銀行対象に「第14回 銀行リテール力調査」実施。
店頭サービスや金融商品の充実ぶりを調べ。
総合ランキング
1位(前回22位)イオン銀 <8570> [終値2231円]綜合点数(300点満点)245.6
店頭サービス(200点満点)166.5 商品充実度(100点満点) 79.1
2位(12位)三井住友銀 <8316> [終値4436円]244.5 173.2 71.3
3位(17位)池田泉州銀 <8714> [終値369円]236.8 166.6 70.2
4位(6位)埼玉りそな銀 <8308> [終値611.9円]236.7 162.4 74.3
5位(31位)伊予銀 <8385> [終値676円]232.8 171.9 60.9
8位(1位)三井住友信託銀 <8309> [終値4485円]228.7 159.0 69.7
12位(2位)横浜銀 <7186> [終値544円]26.6 164.0 62.6
114位(117位)静岡中央銀 154.4 113.5 40.9 <> [終値円]
115位(94位)東日本銀 149.2 128.8 20.4
116位(116位)神奈川銀 137.7 116.0 21.7
・日本経済新聞社と日経リサーチ共同で、全国116銀行対象に「第14回 銀行リテール力調査」実施。
店頭サービスランキング
1位あおぞら銀 <8304> [終値3865円]店頭サービス(200点満点)177.7
2位三井住友銀 <8316> [終値4436円]173.2
3位足利銀 <7167> [終値378円]173.1
・日本経済新聞社と日経リサーチ共同で、全国116銀行対象に「第14回 銀行リテール力調査」実施。
商品充実度ランキング
1位イオン銀行 <8570> [終値2231円]商品充実度 79.1
2位りそな銀 <8308> [終値611.9円]76.2
3位埼玉りそな銀行 <8308> [終値611.9円]74.3
・発見中小型成長株 エフオン <9514> [終値1205円]バイオマス発電の先駆者
再生可能エネルギーの1つで、木材チップを燃料としたバイオマス発電手掛ける。
今期は株式分割を考慮すると実質3期ぶりの復配に。
【ここにすごさ】
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・MARKETS STOCK ハイテク関連下げ主導 買い場は「まだ先」多く
半導体や電子部品などハイテク関連銘柄が日本株の下げを主導している。
今月2日に27年ぶりの高値に沸いた日経平均株価だが、
ハイテク関連の下げが重荷で、翌3日から11日までに1679円(6.9%)下落。
ハイテク株はまず米国で崩れた。
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・半導体・電子部品株は下げを主導
村田製作所 <6981> [終値16495円]2~11日の騰落率 ▲7.7% 12日の騰落率 3.0%
ソニー <6758> [終値6258円]▲8.0% ▲0.5%
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・MARKETS STOCK 仮想通貨
インターネット上の仮想通貨ビットコインはやや買われる。
情報サイトコインディスクによるとドル建て価格は日本時間12日時点で1ビットコイン=6200ドル程度
11日は一時6120ドル程度と6500ドル中心とした最近のレンジから大きく下げていた。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち4指数が上昇。
長期金利の上昇をきっかけに米株が急落し、世界の株式市場が不安定になった。
米国だけでなく、欧州やアジア市場も下げが目立った。
上位1位トルコ週間騰落率1.87% 2位インド1.04% 3位ブラジル0.73% 4位インドネシア0.43% 5位フィリピン▲1.04%
下位25位中国▲7.60% 24位イタリア▲5.36% 23位フランス▲4.86% 22位ドイツ▲4.86% 19位日本▲4.58% 14位米国▲4.18%
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