
韓国文在寅政権落胆
- 2019年03月01日
- 株・投資ニュース情報
2019年3月1日(金)雨
・米朝首脳会議28日、非核化合意できず。
トランプ米大統領は北朝鮮による非核化の取り組みが不十分と判断し、北朝鮮が求めた制裁の完全な解除を拒否。
両首脳による合意文書の発表は見送りとなったが、協議はこれからも続ける。
ポンペオ国務長官は今後の交渉について「楽観的だ」と述べる。
・安倍晋三首相28日夜、トランプ氏と電話。
記者団に「安易な譲歩せず、北朝鮮の具体的な行動促していくトランプ氏の決断を日本は全面的に支持する」と表明。
米国の関心ごとは米本土射程に収める大陸間弾道ミサイル(ICBM)。
IBCMの廃棄を北朝鮮が受け入れ、日本に届く中距離ミサイルの保持を米国が黙認するのが日本には悪夢のシナリオ。
首相はそれを回避できた点を評価。
・米商務省28日、2018年10-12月期実質国内総生産(GDP)前期比年率換算で2.6%増。
7-9月期の3.4%増から減速したものの、大型減税の効果で潜在成長率(2%弱)を上回る伸びを維持。
好調な雇用情勢を受けて個人消費が底堅い。だが、金利上昇で住宅投資は減少、指標には濃淡がある。
18年通年の実質成長率は前年比2.9%。
トランプ米大統領が公約する3%成長には届かなかったが、15年(2.9%)と並ぶ3年ぶりの高い伸び率に。
・トランプ米大統領の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告、
27日の議会公聴会で、トランプ氏の常道を逸した言動を次々明らかにした。
同氏は2016年の米大統領選で勝利想定せず、
学業成績の開示阻止するため出身校に法的措置ちらつかせ脅すようコーエン氏被告に求めてきたと。
ロシア疑惑や醜聞、政権運営さらに逆風。
・米朝非核化巡る膠着打開目指した8カ月ぶりの再会は融和ムードが一転。
寧辺核施設の廃棄と経済制裁の解除を取引しようとした金正恩委員長の提案をトランプ米大統領は受け入れず。
隔たりの大きさを露呈した非核化交渉の先行きには濃い霧が立ち込める。
・「米朝首脳会談、合意至らず」のニュースを受け、28日のアジア市場は敏感に反応。
市場に疑心暗鬼が広がったのは日本時間午後2時半ごろ。韓国や日本の株式市場に漂っていた楽観ムードは一変。
韓国総合株価指数(KOSPI)が、2時50分ごろに2200台から2100台後半に急落。終値は2%安と約2週間ぶりの安値に。
日経平均株価も取引終了までの30分間で前日終値比で200円近く下げ幅広げる場面もあった。
日経平均株価は心理的節目を挟んで一進一退となっていたことから、戻り待ちの売りが出やすい面も。
・中国など世界経済の成長鈍化で日本企業の輸出が振るわない中、企業の生産にも影響で始める。
経済産業省28日、1月の鉱工業生産指数(速報値)前月比3.7%低下し、基調判断を「足踏みしている」に下方修正。
中国向け輸出が低迷する電子部品やロボットなどが下押しした。1-3月期も前期比マイナスを予測。
民間シンクタンクでは景気回復局面の継続を疑う声も出ている。
・経団連がデジタル技術に強みを持つなど約60の新興企業に入会打診。
重厚長大の企業中心に運営してきた体質を改め、IT(情報技術)やデジタル化の進む経済構造に合わせた提言力高める。
打診受け複数の企業が3月に入会する。
・米景気の減速懸念が強まる。金融危機後の景気回復の象徴だった住宅市場は利上げの影響で失速。
減税効果が期待された設備投資は、貿易戦争が逆風となって頭打ち。
個人消費も政府閉鎖で一時的に落ち込む。
雇用の拡大と株価の回復で米景気は再び加速する可能性があるが、トランプ政権の場当たり的な政策が重荷となる。
・インド統計局28日、2018年10-12月期の実質成長率は、前年同期比6.6%増。6四半期ぶりの低成長。
6%台後半とみていた市場予想とほぼ一致。
個人消費(8%)、設備投資(11%)伸びたが、
外需項目である貿易赤字の拡大と、政府支出の伸び悩みが主因となり成長率が鈍化。
・米フォード・モーターの中国主力合弁会社は従業員の約1割にあたる2千人の人員削減に踏み切る。
中国新車市場は昨年、28年ぶりに減少に転じた。
米中貿易摩擦が長引けば同市場はさらに冷え込み、本格的な淘汰の時代迎える可能性も。
・独ダイムラーと独BMW28日、自動運転技術を共同開発すると発表。
まず限定されたエリアで完全自動運転する「レベル4」までが対象。2020年代半ばに開発した技術の市場投入めざす。
・セブン&アイHD <3382> [終値4894円]28日、インドに進出すると発表。
2019年中にコンビニエンスストア「セブンイレブン」を現地企業と組み出店へ。
・SUBARU <7270> [終値2826.5円]28日、全世界で226万台対象にリコール(回収・無償修理)実施すると発表。
同社として過去最大。ブレーキランプの不具合でエンジンがかからなくなるという。
世界年間販売台数(約100万台)の2倍を上回る規模。
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://www.koronoasa.com/info/
2018年週末の【銘柄研究】検証(2018年12/24)
http://www.koronoasa.com/?p=44478
・米朝首脳会談での成果を、両国の仲介役として期待していた韓国文在寅政権は、
「楽観から百八十度反対の結果」となった会談の事実上の決裂に落胆を隠せない様子。
・北朝鮮金正恩委員長は「制裁解除」ありきでトランプ米大統領とのハノイでの2回目の会談に臨んだ。
しかも十分な実務者協議なしにトランプ氏の決断に全て委ねる賭けに出たが裏目に出た。
今回の会談失敗は、金氏にとって最高指導者就任以来の重大危機とも言えそう。
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://www.koronoasa.com/info/
2018年週末の【銘柄研究】検証(2018年12/24)
3カ月間で50%超上昇銘柄18.4%
http://www.koronoasa.com/?p=44478
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
—————————————————————————————
第三者割当
エムスリー <2413> [終値1846円]3050万株 1646円 4/1 割当先 NTTドコモ ソニー
パイオニア <6773> [終値65円]3/8
株式分割
博展 <2173> [終値1458円]3/31 1株→2株
ウエルス・マネジメント <3772> [終値1295円]3/31 1株→2株
立会外分売
Orchestra HD <6533> [終値882円]3/1 859円 6万株
神姫バス <9083> [終値3980円]3/15-19 8万7100株
—————————————————————————————
(今日の一言)
海外NY株式市場は、小幅下落。あまり大きな変動はなく。
米朝首脳会談で非核化合意に至らず、協議持越しも、米実質国内総生産(GDP)成長率が予想を上回り、下げは限定。
アップル(-0.98%)グーグル(+0.35%)フェイスブック(-0.84%)アリババ(-0.84%)エヌビディア(-0.64%)
ネットフリックス(-1.31%)アマゾン・ドット・コム(-0.08%)バイオジェン(-0.27%)バークシャー(-0.49%)
ラッセル2000(-0.35%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.06%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(-1.30%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約億株、過去20日間月初平均約億株を上回る。
欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
英国市場は3営業日続落、独仏は反発。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数(+1.76%)、イタリア(MIB)株価指数(+0.78%)と上昇。
2月最終日(2/28)の東京株式市場で日経平均(-0.79%)は2日ぶり反落。
東証株価指数(TOPIX)(-0.79%)も2日ぶり反落。
東証マザーズ(-2.26%)は9日ぶり反落、
日経ジャスダック平均(-0.24%)、東証2部(-0.49%)はそれぞれ2日ぶり反落で終了。
このところ急上昇していたバイオ関連株が一服。
その影響もあり、東証マザーズ指数が大きく下落した。
東証1部出来高は13億0122万株、売買代金は2兆4480億円。
MSCIの入れ替えに伴い商い増加
東証1部騰落数は値上がり702(32%)銘柄、値下がり1,337(62%)銘柄、変わらず91(4%)銘柄に。
業種別ランキングでは2業種上昇、31業種下落に。
値上がり上位は、水産・農林、サービス業。
値下がり上位は、電気機器、海運、証券商品、不動産、機械、化学、その他製品、非鉄、電気・ガス、・・・
東証1部値上がり上位は、トレファク <3093> [現在781円 +57円]サイボウズ <4776> [現在692円 +44円]
グローブライド <7990> [現在2894円 +182円]ライクキッズ <6065> [現在1006円 +60円]
値下がり上位は、エンビプロ <5698> [現在775円 -150円]ショーケースTV <3909> [現在798円 -93円]
協栄産業 <6973> [現在1480円 -133円]ラサ工 <4022> [現在2130円 -167円]
3メガバンク三菱UFJ <8306> [現在576.7円 -2.4円]みずほ <8411> [現在175.2円 -0.2円]
三井住友 <8316> [現在3942円 -23円]
米朝首脳会談、非核化で合意に至りませんでしたね。
米朝首脳会議決裂か?で瞬間ヒヤッとしましたが、事前予想では、トランプ氏は大統領再選を考え、
合意あり機での交渉に臨んでいるのではないかとの憶測もありましたが、結果は合意せず。
トランプ氏は「基本的に北朝鮮は制裁の全体的な解除を求めていたが、これには同意できなかった」と述べる。
安易な合意をしなかったことは、世界にとっては良い方向に進んでいるとの受け止めも。
安倍晋三首相28日夜、トランプ氏と電話。
記者団に「安易な譲歩せず、北朝鮮の具体的な行動促していくトランプ氏の決断を日本は全面的に支持する」と表明。
2月の月間ベースでは、日経平均株価は2.9%高、東証株価指数(TOPIX)2.6%高、ともに2カ月続伸。
東証マザーズ指数は2.3%高、日経ジャスダック平均は2.7%高、東証2部指数は2.3%高、それぞれ2カ月続伸で終了。
悪くない2月相場でしたが、意外に取れていないとの声も多いところ。
ただ、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)は、半値戻し水準にあと一歩で届かない状況です。
このまま、上抜けず、だらだらするようでしたら、
3月下旬から4月上旬には、ゴールデンウィーク10連休の怖さが脳裏に浮かんできそうです。
今日から3月、今月もどうぞよろしくお願いいたします。
2018年週末の【銘柄研究】検証(2018年12/24)
3カ月間で50%超上昇銘柄18.4%
http://www.koronoasa.com/?p=44478
続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
http://www.koronoasa.com/info/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
坂本慎太郎(Bコミ)氏 独演会 (ダウンロード)
2019年2月23日(土)開催
『2019年春年の市場動向、決算発表から読みとれること&個別材料株特集』
ダウンロード(料金後払い)ですぐご覧いただけます。
お申し込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4710
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】3月特別篇特別篇 藤本誠之氏登壇(東京・茅場町駅前)
2019年3月2日(土)開催14:20~16:50(開場 14:10)
ハロー貸会議室茅場町駅前 相場の福の神参上
「相場の福の神」3月は中小型材料株相場も。
ダウンロード(料金後払い)でもご覧いただけます。
2019年3月の相場展望と有望注目銘柄。
お申し込み・詳細は⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4695
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好氏独演会(東京・日本橋室町)
2019年3月9日(土)開催14:30~16:50(開場 14:15)
世界経済・市場展望~
2019年前半、ゴールデンウィーク10連休 世界金融市場の行方
ダウンロード(料金後払い)でもご覧いただけます。
お申し込み・詳細は⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4699
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】坂本彰氏 独演会(東京・八重洲 5F)
2019年3月23日(土)14:30~16:50 (開場 14:15)
「株で成功するための投資ノウハウ&有望株情報」
「業績好調で上がる株!高配当株 新アングル」
ダウンロード(料金後払い)でもご覧いただけます。
お申し込み・詳細は⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4706
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】田代 岳(たしろ がく・YEN蔵)氏
独演会(東京・日本橋室町)
2019年3月30日(土)14:30~16:50 (開場 14:15)
「ファンダメンタルズプラス短期のテクニカル」
為替から見える株式、債券、商品の「YEN蔵斬り!!」
ダウンロード(料金後払い)でもご覧いただけます。
詳細・お申し込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=4707
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。
———————————————————————–
株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5
URL : http://koronoasa.com/
【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/?page_id=30
———————————————————————–
記事の続きはコロ朝プレミアムで!