
長寿お助け銘柄を狙う
- 2019年09月15日
- 日経ヴェリタス
2019年9月15日(日)快晴
・長寿お助け銘柄を狙う シニア20億人「グロース」の魅力
「長寿ビジネスへの投資は、経済成長が著しい中国に投資するのと同じこと」。
国連推計、世界の60歳以上の人口は2050年に20億人と、現在の2倍に増える見通し。
中国の人口(約14億人)を大きく上回る巨大市場が、誕生しつつあるというわけ。
・長寿お助け銘柄を狙う シニア20億人「グロース」の魅力
国内の平均寿命は、男女ともすでに80歳突破。
さらなる長寿化を後押しするのが、これまで治療が難しかった病気を治したり、予防したりする最新のヘルスケア技術。
日本の死因トップを占めるがん。
治療法は手術と抗がん剤、放射線治療が主流だが、近未来の主役は遺伝子操作したウイルスや体内の免疫細胞になる。
「体を切らずにがんを治す」創薬ベンチャーのオンコリスバイオファーマ <4588> [終値1937円]が取り組むのが「がんウイルス療法」。
同社の臨床試験では、新興した食道がん患者の7割でがん細胞が消失した。
・長寿お助け銘柄を狙う シニア20億人「グロース」の魅力
ヘルスケア技術の革新は、創薬分野にとどまらない。
川崎重工 <7012> [終値2403円]シスメックス <6869> [終値7247円]は、国産第1号の手術支援ロボットを共同開発している。
手術支援ロボットは、米インテュイティブ・サージカルが手掛ける「ダビンチ」が約20年にわたって市場を独占してきた。
国産ロボの市場投入は早ければ19年度とみられている。
ダビンチの牙城はどこまで崩せるかが焦点。
・長寿お助け銘柄を狙う シニア20億人「グロース」の魅力
高齢者の日常生活を支える介護分野でも、テクノロジーの活用が進んでいる。
介護現場の人手不足を補うのは、人工知能(AI)など最新技術を活用した「介護テック」。
富士ソフト <9749> [終値4465円]の介護施設用ロボット「パルロ」は、100人超える顔と名前を記憶。
施設のスタッフに代わり、レクレーションなどの進行役をこなす。
・長寿お助け銘柄を狙う シニア20億人「グロース」の魅力
株式市場もヘルスケア銘柄に熱い視線を送る。
長期化する米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題などで、世界経済の先行きにはなお不透明感が漂う。
だが、ヘルスケアは、外部環境に業績が左右されにくいデフェンシブ業種の代表格として、着実な成長が期待できる。
実際、ヘルスケア業種はリーマン・ショックや欧州債務危機といった局面でも、底堅いパフォーマンスを上げてきた。
世界の株価の動きを示すMSCIワールド指数は過去20年で約8割上昇したが、
ヘルスケア関連株で構成するMSCIワールド・ヘルスケア指数は同期間の上昇率は約2.7倍に。
最先端のヘルスケア技術は、容易にまねできない究極の高付加価値商品。
・長寿お助け銘柄を狙う ヘルスケアは宝の山
世界の60歳以上の人口は2050年に20億人と現在の2倍に増え、平均寿命も72歳から77歳に伸びる見通し。
「長寿イノベーション」で巨大市場を切り開こうとする、国内外の銘柄を探った。
・長寿お助け銘柄を狙う ヘルスケアは宝の山 風邪ウイルスでがん破壊
【創薬】がん治療につながるバイオ薬開発に取り組む主な銘柄
ウイルス治療 オンコリスバイオ <4588> [終値1937円]開発段階フェーズ1
食道がん向けに「テロメライシン」を放射線との併用療法で治療中。中外薬 <4591> [終値586円]とライセンス契約。
タカラバイオ <4974> [終値2272円]申請
悪性黒色腫向けで厚生労働省に承認申請。大塚製薬 <4578> [終値4702円]とライセンス契約。
アムジェン(米:AMGN) 発売 悪性黒色種向けに製品化
CAR-T療法 ノバルティス(スイス:NOVN)発売 新薬「キムリア」を開発、日米などで発売済み。日本での薬価は3349万円
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
ADC技術 ※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・長寿お助け銘柄を狙う ヘルスケアは宝の山 臓器の形、AIが瞬時に判別
【医療機器】主な医療機器銘柄
メニコン <7780> [終値3770円]老眼と乱視を矯正できるコンタクトを発売
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・イノベ企業ファイリング ERIホールディングス <6083> [終値798円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・MARKETS FOREX 欧州リスク「英のEU離脱」が5割 合意なき離脱なら「ポンド5~10%下落」の見方。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・MARKETS STOCK 銀行など割安株に買い戻し 米中摩擦への悲観和らぐ。持続力には疑念の声。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・MARKETS COMMODITY 原油下落、供給過剰の観測
上昇基調だった原油相場が9月に入り下落に転じた。
中東産原油に供給過剰の観測が出ているため。
強硬派で知られるボルトン氏の解任で、イランが原油輸出を再開すれば需給が緩むとの観測が広がった。
・MARKETS 仮想通貨
インターネット上の暗号資産(仮想通貨)ビットコインは方向感に乏しい展開に。
情報サイトコインディスクによるとドル建て価格は日本時間13日時点で
1ビットコイン=1万400ドル程度と前週末(1万700ドル程度)をやや下回る水準で推移。
・ランキング:割安銘柄の構造配率ランキング 時価総額500億円以上、PBRが1倍未満
1位日本郵船 <9101> [終値1846円]今期の配当予想 40円 予想配当率 100% コンテナ船復調 配当2倍
2位出光興産 <5019> [終値3180円]160円 60.00% 3位商船三井 <9104> [終値2939円]65円 44.44%
6位日本製紙 <3863> [終値1860円]40円 33.33% 値上げ浸透、業績回復で増配
10位住友商事 <8053> [終値1759.0円]90円 20.00% 貿易摩擦で苦戦も還元に力
・読者が選ぶ注目企業 ここが知りたい 日医工 <4541> [終値1245円]成長に頭打ち感。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・世界株式番付:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち22指数が上昇。
上位1位トルコ週間騰落率4.13% 2位日本3.72% 3位ポーランド3.69% 4位南アフリカ296% 5位香港2.48%
下位25位▲タイ%0.49 24位スイス▲0.26% 23位マレーシア▲0.20% 22位メキシコ0.31% 10位米国1.58%
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