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中国、企業が活動を再開

2020年2月10日(月)晴れ 新聞休刊日

・新型肺炎の感染が広がる中国で10日、上海などの大都市や製造業の集積地である広東省などで企業が活動を再開する。
在宅勤務の延長や生産の再延期を決めた企業も少なくないなかで、手探りの再開となりそうだ。
生産の本格回復の道筋が見えるまで予断を許さない状況が続く。

・塩野義製薬 <4507> [終値6773円]抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」で苦戦。
投与した患者の体内で、薬が効きにくくなる耐性ウイルスが子供を中心に発生する問題が広く報じられたためだ。
売り上げが急減し、2020年3月期の業績予想を引き下げる要因になった。

・厚生労働省は9日、横浜港で検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、
新たに57人に対して新型コロナウイルス検査を実施し、外国籍の男女6人の感染を確認したと発表した。重症者はいない。
同船の乗員乗客は約3700人。検査を受けたのは延べ336人で、うち陽性は70人になった。

・新型コロナウイルスによる肺炎の拡大で、アジアや日本の格安航空会社(LCC)が打撃を受けている。
シンガポール航空の子会社スクートや全日空(ANA) <9202> [終値3459.0円]系国内最大手ピーチ・アビエーションは中国便を全面的に運休。
旅行客が多い中国線を収益の柱にする会社も多く、業績の悪化は避けられない。

・中国国家衛生健康委員会の8日、中国本土の死亡者は前日から89人増えた。
この結果、SARSによる世界全体の死者数774人を上回った。新たな死者のうち、81人は湖北省で確認。
新たな感染者数は2656人で、2/1以来初めて減少に。このうち2147人は、感染拡大が最も深刻な武漢がある湖北省で確認された。
中国国内で確認された感染者数は、3万7198人となった。

・米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した2/7までの週の国内石油掘削リグ稼働数は、前週比1基増の676基。
生産業者は2020年に、新規掘削への支出を2年連続で削減する計画を示しているが、稼働数は過去4週間で3週目の増加となった。
前年同期の稼働数は854基。
リグ稼働数が減少する一方で、生産性向上などにより米国の石油生産は増加が続いている。

・ムニューシン米財務長官は7日、2020年の国内総生産(GDP)伸び率が3%を下回るとの見通しを示した。
航空機大手ボーイング(BA.N)の737MAXの運航停止などが理由。
「われわれの予想はボーイングや他の要因のため引き下げられた。
そうでなければ3%に達しただろうが、ボーイングは最大の輸出企業であり、米国の輸出に大きくな影響を及ぼす」と語った。

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2019年週末の【銘柄研究】検証(2020年1/10現在)
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・新型コロナウイルスの感染による肺炎が疑われた邦人男性がなくなった中国湖北省武漢市は、感染拡大の「震源地」となっている。
現地では治療体制が整わず、中国本土全域と比べても感染者の致死率は高い。
感染拡大に歯止めがかからず、事実上の封鎖措置が長期化する厳しい状況が続く。
感染者の致死率は8日午後時点で湖北省を除く中国本土の0.24%に対して、武漢は4.01%に上る。

・中国国家衛生健康委員会8日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国本土で計3万4546人、死者722人に。
感染者数は前日から3399人、死者数は86人増えた。

・中国武漢市で発生した新型コロナウイルスが猛威を振るう中、米国でjはインフルエンザが流行している。
7日最新の推計値発表。2019~20年のシーズンで患者数は2200万人に上ったとし、さらに拡大する恐れが指摘。
インフルエンザのため21万人が入院し、死者数は1万2千人に達したとしている。
米国ではインフルエンザが原因で毎年少なくとも1万2千人以上が死亡、17~18年のシーズンには患者数は4500万人に上り、6万1千人死亡した。

・中国国家衛生健康委員会7日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国本土で計3万1161人、死者636人に。
感染者は前日から3143人増えたが、1日当たりの増加数は2日連続で減少。
中国の感染対策の指導グループは6日、会議開き
「現在のところ(感染拡大の中心になっている)湖北省を除く地域では感染者の増加は全体的に安定しており、致死率も低い」として
生産活動の再開を進めていく方針示した。
一方、世界保健機関(WHO)は6日、新型コロナウイルスに関し「まだ深刻な感染拡大のさなかにある」との見方示した。

・3月決算企業の2019年4-12月期決算発表が7日にピーク。
SMBC日興証券集計では、営業利益は前年同期比5.9%減、19.8兆円と低迷。
さらに新型コロナウイルスの感染拡大などを受け、約15%にあたる121社が2020年3月期の営業利益の予想を下方修正。
上方修正した72社を大きく上回り、先行きの厳しさが際立ってきた。

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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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株式分割

扶桑電通 <7505> [終値3640円]3/31  1株→2株

自己株処分

日本精鉱 <5729> [終値2256円]16万5000株 2256円 処分日2/26 処分先 ナガワ

公募・売り出し価格

ダイワハウスリート投資法人 <8984> [終値291000円]12万1000口

TOB(公開市場買い付け)

フルキャストHD <4848> [終値2480円]買い手自社 買い付け価格 2206円 期間 2/10~3/10

新規公開株

銘柄  コード  市場   発行株数  公募価格  主幹事証券 注目度

2020/2/7 ジモティー 7082  マザーズ 公開株数 1,461,300 公開価格 1,000円 引受証券 大和他 注目度 A
事業内容:クラシファイドサイト「ジモティー」の企画・開発・運営 初値つかず 2300円買い気配
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(今日の一言)

週末の海外NY株式市場は、反落。
1月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は22万5000人増と、
市場予想16万人増を大幅に上回ったものの、4日連騰の後の週末で売り優勢に。

高値警戒感が強まり、週末を前に利益確定売りが出た。
新型肺炎の感染拡大は続いており、投資家心理の重荷になった。

米連邦準備理事会(FRB)が7日に発表した金融政策報告書で
「新型肺炎の発生は中国景気に混乱を招き、世界景気にも広がる可能性がある」と指摘した。

「新型コロナウイルスが市場で大きく注目されるようになってから、
週末の間に何が起こるか分からないため、毎週金曜日は下落する傾向が出ている」との指摘も。

アップル(-1.59%)グーグル(+0.20%)フェイスブック(+0.70%)アリババ(-1.98%)エヌビディア(-1.04%)
ネットフリックス(-0.05%)アマゾン・ドット・コム(+1.42%)バイオジェン(+0.43%)バークシャー(-0.97%)
ラッセル2000(-1.23%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.15%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約71億株、過去20日間平均約77億株を下回る。

週間ベースでは、ダウは3.0%高ナスダック総合指数は4.0%高、S&P500種指数は3.2%高、3週ぶり反発で取引を終えた。
週初からの上昇率はS&P500種指数は8カ月ぶり、ナスダック総合は約1年ぶりの大きさに。

欧州株式市場の主要3指数は5営業日ぶり反落。
新型コロナウイルスによる経済への打撃についての不安も相場の重しに。

週間では、英FTSEは2.5%高、3週ぶり反発、独DAXは4.1%高、2週ぶり反発、仏CAC40指数は3.9%高、3週ぶり反発で終了。

ギリシャ(アテネ総合)株価指数(-1.14%)、イタリア(MIB)株価指数(-0.05%)と反落。

週末7日の東京株式市場で日経平均(-0.19%)は4日ぶり小反落。
東証株価指数(TOPIX)(-0.28%)も4日ぶり反落。

東証マザーズ(-0.13%)、日経ジャスダック平均(-0.27%)、東証2部(-0.05%)はそれぞれ4日ぶり反落で終了。

前日の大幅上昇、3日連騰で、日経平均株価は2万4000円前で利益確定売りや週末を控えてポジション調整的な売り物も。
土日で新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を気にする向きも・・・

東証1部出来高は12億6463万株、売買代金は2兆3996億円。
東証1部騰落数は値上がり678(31%)銘柄、値下がり1,409(65%)銘柄、変わらず72(3%)銘柄に。

業種別ランキングでは6業種上昇、27業種下落に。
値上がり上位は、情報・通信業、医薬品、不動産業、鉱業、石油石炭製品、精密機器。
値下がり上位は、その他製品、空運業、繊維製品、保険業、サービス業、ガラス土石製品、陸運業、輸送用機器、・・・

東証1部値上がり上位は、燦HD <9628> [現在1700円 +235円]アイロムグループ <2372> [現在1616円 +216円]
アルペン <3028> [現在1910円 +247円]アルプス技研 <4641> [現在2130円 +267円]

値下がり上位は、日総工産 <6569> [現在841円 -169円]レック <7874> [現在1096円 -167円]
日本化学 <4092> [現在2921円 -419円]カナミックネットワーク <3939> [現在681円 -96円]

三菱UFJ <8306> [現在579.4円 -1.5円]みずほ <8411> [現在164.5円 -0.1円]三井住友 <8316> [現在3954円 -11円]

野村 <8604> [現在561.6円 +2.6円]大和 <8601> [現在567.3円 -3.8円]ソフトバンクグループ <9984> [現在5064円 +337円]

週間ベースでは、日経平均株価は2.7%高、東証株価指数(TOPIX)2.8%高、ともに3週ぶり反発。
東証マザーズ指数は3.2%高、6週ぶり反発、日経ジャスダック平均は0.7%高、2週ぶり反発、東証2部指数は2.5%高、2週ぶり反発で終了。

新型ウイルスに対する懸念後退、急速な円安、中国の関税引き下げと相次いだ好材料で相場環境が一変、
日経平均は2万4000円回復目前まで戻してきた。

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株式市場の先行きに楽観的な見方と悲観的な見方が、真っ二つに分かれているような状況。
どちらへも振れそうなところ。

楽観派は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大はしているものの、
影響は限定的で、一時的に中国景気や世界景気を下押すだろうが、少し長い目でみれば景気には中立だとの考え。
新型肺炎が峠を越せば工場の操業が順次再開するなど供給が回復し、
それを機にそれまで抑圧されていた需要(ペントアップ・デマンド)が顕在化するという。
さらに米中貿易交渉の第1次合意で、米国の製造業を中心に景気循環に底入れ機運が強まっていることも。
また中国は、何が何でも経済の失速を緩和、下支えするといった観測も。

一方、悲観派は、中国の新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しがみえなく、中国経済の失速が世界経済の減速につながる懸念。
また世界的に景気や企業収益は、悪化、米中通商交渉も進展難しく、不透明感が漂う。
企業心理の悪化で設備投資など抑制され、一段と世界経済が悪化していくといったようなところ。
そして「今は低位で安定している米長期金利が本格的に上昇すれば、
今の割高な米国株のバリュエーション(投資尺度)はとても維持できなくなるだろう」との声も。

どちらに振れても、説明がつくようなところでもありますが、日米の株式市場は高値圏となってますので、下落リスクを高めに見ていきたいところ。

ソフトバンクグループ(SBG)<9984> [終値5064円]2/12に決算発表があります。
どう振れるか怖さもあります。

JMC <5704> [終値1157円]新工場「ミーリングセンター」(静岡県浜松市)が本格稼働開始。
大型の製粉にも対応可能な5軸制御マシニングセンターや品質保証のための各種測定機導入により鋳造事業の生産能力を大幅強化。
同社では年内の航空機部品市場参入を計画。

ヨシムラ・フード <2884> [終値1201円]小幅ですがじりじりと上昇傾向になり始めてきたようにも・・・
同社は再度M&A(合併・買収)戦略強化、買収案件も黒字企業が多く「お買い得」になっているとも。

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