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ニクソンショックから40年

2011年8月15日(月)晴れのち曇り 

・本日(15日)は新聞休刊日です。

・金関連投資商品に個人マネーが流入。国内での資金流入額今年260億円と年間ベースで過去最高を上回る。

・イオン <8267> [終値936円]中国本土で個人向け金融に参入。
 傘下のイオンクレジット <8570> [終値1085円]が主体となり家電や家具の分割払いサービス提供へ。

・米国株式市場乱高下。コンピューターを使った株式の高速取引の台頭が不安定な値動きの一因との指摘。
 一般投資家の株離れ招きかねないと。

・米国債の格付け格下げをきっかけに新興国市場が動揺。
 欧米株式相場が下げ主導する形で新興国の株式・通貨も8月に入って軒並み大幅安に。

・ローソン <2651> [終値4270円]
 チケットやCD・DVD子会社などが別々に運営しているエンターテインメント系の通販サイト統合。提案力も高める。

・内田洋行 <8057> [終値192円]オフィスの機器と連動して発行ダイオード(LED)照明を自動制御するシステム開発。
 あらゆる機器と連動。1年で100ヵ所納入目指す。

・大荒れの米株式市場の1週間、ダウ工業株30種平均週間で1.5%安と3週連続で下落。
 ダウ平均は11日まで4日連続終値の騰落幅は400ドル超え115年のダウ平均の歴史で初めての記録。
 世界市場の動揺から日経平均株価も週間で3.6%下落。
 ダウ平均が2営業日連続で上がるのは7/6〜7日以来約1ヵ月ぶり。 (14日 日経新聞)

・全国消費者物価指数基準改定反映した今年6月までの指数、新基準では軒並みマイナスに転落。物価下落続く。

・新興企業2011年4-6月期連結経常利益、前年同期比28%増加。
 ネット関連企業の高成長に加え、価格競争や独自のサービス需要を取り込む企業がけん引。
 2012年3月通期は10%経常増益となり、リーマン・ショック前08年3月期を4年ぶりに上回る見通し。

・欧州株式市場、英独仏など主要国の株価そろって続伸。
 フランス、イタリア、スペイン、ベルギーの欧州連合加盟4ヵ国が金融株の空売り禁止開始うけ、銀行株値動き安定市場心理改善。

・東芝 <6502> [終値336円]半導体の種類削減。5000〜6000種類ある製品を2011年度中に半分へ。特注品減らし開発・生産率高める。

・韓国通貨ウォンの相場を低めに抑える政策を維持。政府による資金流入の規制策も併せてウォン高の抑制で輸出支える狙い。

・外食需要の回復傾向が鮮明に。ファミリーレストラン各社6、7月の既存店売上高軒並み前年実績上回り、8月も堅調。

・米小売売上高7月、3904億2200万ドル(約30兆円)2ヵ月連続増加。市場予測平均と同じ。前月比0.5%増。 

・ヤマダ電機 <9831> [終値5690円]エス・バイ・エル <1919> [終値58円]買収子会社化。TOB(公開市場買い付け)実施。
 第三者割当増資も引き受ける。1株=62円。

・三菱商事 <8058> [終値1826円]
 投資対象データセンターに特化した不動産ファンド運営に乗り出す。資産規模約260億円のファンド組成。

・ホンダ <7267> [終値2537円]
 メキシコに北米8番目となる完成車工場を新設。総投資額8億ドル(約620億円)で2014年から小型車の生産始める。 

・NEC <6701> [終値155円]企業システムなどに使う高性能コンピュータであるサーバーの海外生産本格化。
 円高進行による競争力低下を回避、コスト削減につなげる。

・東証1部予想配当利回り(加重平均)12日、2.37%と前日比0.01ポイント上昇。2009年4月28日(2.43%)以来2年3ヵ月ぶり高水準。

・商品取引会社6社、2011年4-6月期決算。第一商品 <8746> [終値613円]エース交易 <8749> [終値203円]黒字確保も4社赤字に。

・コメ先物取引、最初の1週間。売買伸び悩む。(13日 日経新聞)

・野田佳彦財務相、東日本大震災の復興に向けて「救国内閣をつくるべき」と述べ自民・公明両党との大連立目指す考え表明。

・東京証券取引所、TOB(公開市場買い付け)で大証取引所 <8697> [終値378000円]を子会社化する方向で合意目指し、実務作業加速へ。
 9月中決着図る。 (14日産経新聞)

・日本と台湾、実質的な2国間投資協定「日台民間投資取決め」交渉大筋合意。9月に正式調印。

・「がれき処理特別措置法」12日参院本会議で全会一致で可決、成立。がれき処理の迅速化が目的。

・独シーメンス技術導入、中国国内製造した高速鉄道車両「CRH380BL」型54編成をリコール(回収・無償修理)へ。
 川重 <7012> [終値234円]技術供与新幹線型「CRH380AL」は問題視されず。

・再生エネルギー特別措置法案について民主・自民両党19日に衆院通過させることで合意。 (13日 産経新聞) 

・ウォール街で不気味なシナリオがちらつく。
 7月以降ローッキード・マーチン14%安、ノースロップ・グラマン25%安と軍事企業株価下落がダウ工業株30種平均(9%安)を上回る。
 財政が軍事力を制約するシナリオ恐れる。

・世界的株安を受け、米連邦準備理事会(FRB)が超低金利政策を2013年半ばまで続ける意向示したことから
 先週は日米金利差の縮小見越した円買い・ドル売りが継続。

・欧米の債務問題や米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和の長期観測を背景に「金」の買いに拍車が掛かる。
 金価格1400ドルから1500ドルに乗るのに要した期間は5ヵ月間。1500ドルから1600ドルへは3ヶ月、1600ドルから1700ドルまでは3週間。
 1700ドルから1800ドルまでは3日間。一見異常な上昇ピッチも先高観なお根強い。
 米連邦準備理事会(FRB)の超低金利政策継続方針が上げの要因に。

・官民出資最大9000億円の資金力持つファンドが注目集める。2年前に発足した産業革新機構。分野・規模問わず長期に投資。
 大型M&A(買収・合併)案件が水面下で進む。

 東芝 <6502> [終値336円]ソニー <6758> [終値1630円]日立 <6501> [終値421円]の中小型液晶パネル事業の統合交渉。
 出資額2000億円規模。

・エルピーダ <6665> [終値516円]とルネサスエレク <6723> [終値543円]の株価低迷。
 「半導体暗黒期」の局面を乗り切るうえでのカギは財務戦略。エルピーダ増資で一息つく。ルネサスは資金繰り対策急務。

・住生活グループ <5938> [終値1884円]6月にシャープ <6753> [終値623円との提携に続き、
 今月1月にセコム] <9735> [終値3490円]とリフォームや家庭向け警備サービスの市場開拓について業務提携を発表。
 市場では「本業との相乗効果が見込みにくい」と冷ややかな見方多い。

・「会社がわかる」特集 ワタミ <7522> [終値1617円]今期連結営業利益が76億円(前期比5%増)と6期連続で最高を更新する見通し。
 原動力はシルバー関連。有料老人ホームの棟数は2年後に100を超え、現在6対4の外食とシルバー関連の売り上げ構成も逆転が視野に入る。
 「高齢者向けの事業の成長を加速する」主力3事業(外食・宅配・介護)の中で介護が「格上げ」
 株式市場では株価が再び上値を追うには「居酒屋事業の既存店マイナスに歯止めがかかることが必要」との声多い。

・スマートフォン(高機能携帯電話)普及。意外な業種にも好影響。
 2010年度出荷台数850万台強と前年度比4倍近く増加。11年度も2.5倍の2131万台増に。
 世界の出荷台数10年が約3億台(携帯端末全体は約13億台)17年には約15億台(同21億台)と5倍へ。

 村田 <6981> [終値4735円]積層セラミックコンデンサー(MLCC)で世界シェアの35%を握る。

 旭化成 <3407> [終値517円]道案内機能に欠かせない「電子コンパス」製造。
 米グーグル「アンドロイド」スマートフフォンの実質的な世界標準部品に採用。世界シェア8割に拡大。

 旭硝子 <5201> [終値771円]200億円を投じて11年中にタッチパネル用ガラス生産設備を新設。世界シェア3割目指す。

 ニコン <7731> [終値1735円]液晶露光装置で9割程度の世界シェア持つ。

 アンリツ <6754> [終値823円]基地局などから電波を計測する計測器の需要が増える。

 ビットアイル <3811> [終値146400円]
 データセンター運営だけでなく、昨年12月にネットワーク監視会社を買収して中小企業などにサーバーの保守・管理サービスを提供。

 ウエルネット <2428> [終値59000円]
 携帯コンテンツのナノ・メディア <3783> [終値148200円]の株式約6割取得し、電子認証サービスなどを共同展開。

 エレコム <6750> [終値1145円]端末収納ケースや液晶保護フィルム、小型充電器などの販売伸びている。

 メイテック <9744> [終値1600円]
 リーマン・ショック後の09年に60%台に落ち込んだ技術者の稼働率は足元では90%に回復。派遣料金引き上げ交渉も再開。

・ランキング:4月6日、1ドル=85円半ば起点に製造業の株価上昇率ランキング。
 
 1位カルソニックカンセイ <7248> [終値457円]騰落率63.21% 
 主力取引先日産 <7201> [終値693円]の生産立ち直り、自動車用エアコンや運転席回り部品生産増。

 2位鬼怒川ゴム <5196> [終値600円]61.73% アジア向け伸び収益けん引。

 3位TPR <6463> [終値992円]49.40% 主力自動車向けピストンリングは震災後受注落ち込むもその後回復基調たどる。

 4位富士通ゼネラル <6755> [終値576円]48.07% 
 主力のエアコンすべて海外で生産、為替の円高・ドル安は輸入採算が改善。増益要因に。

 11位カルビー <2229> [終値3250円]31.15% 収益安定したディフェンシブ銘柄として人気高まる。

 18位ホシザキ <6465> [終値1680円]18.14% 日本から輸出していないので、為替の円高による影響をほとんど受けない。

 21位日本光電 <6849> [終値2011円]17.05% 輸入販売多く輸出の採算悪化分を輸入コスト改善で相殺。
 

・OUT Look:今週の株式相場は9000円で挟んで一進一退の展開か。
 米欧の債務問題は金融不安に発展する兆しがあり、投資家のリスク回避による超円高と株安傾向は今後も続く可能性も。
 下値では割安感に注目した買いも入る。
 12日欧州市場ではフランス、イタリア、スペイン、ベルギーが金融株の空売り禁止に踏み切り、銀行株の値動きは安定しつつある。
 日本株の割安感目立つ。東証1部上場全銘柄のPBR(株価純資産倍率)は平均で解散価値の1倍を割り込み、配当利回りは2%超え。
 東証1部の予想益回り7%超とリーマン・ショック直後(08年10月)以来の高水準。
 イールドスプレッド「利回り(イールド)の差(スプレッド)」は6%超と08年10月とほぼ同水準でこの時期を除けば過去最高水準。
 日本時間18日夜には7月の消費者物価指数(CPI)発表。国内ではお盆休みで取引参加者が減り、株価が上下しやすい。

・Wall Street:今週の米株式相場は底入れの兆しが出るかが焦点。
 前週は相場がかつてないほど乱高下。値動きの荒さを嫌気して株式市場からは個人マネーなどが流出。
 冷え込んだ市場心理が改善させるには、欧米当局の踏み込んだ政策対応や景気指標の改善が必要に。
 16日の独仏首脳会談に注目集まる。財政不安に対し、どこまで明確な対応が打ち出されるか。
 同日ユーロ圏の4-6月期域内総生産(GDP)も発表。
 米国では7月の鉱工業生産や消費者物価指数(CPI)が焦点。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派57%(前回比+3)弱気派23%(同-3)中立派20%(同変わらず)
 相場の下落で日本株の割安感が強まっていることなどが投資家心理を支えている。

・株式市場、日経平均株価が直近高値を付けた7/22から8/12までの業種別の騰落率。
 特に下落が目立つのは海運22%、自動車17%、機械16%など。日経平均全体(12%)と比べ下げきつく。
 投資家注目は内需株。パルプ神1%、食品や小売業4%、鉄道・バス5%、サービス8%。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は米国債の格下げに加え、欧州不安がイタリアやフランスに飛び火し、
 リスク回避の動きが世界で広がった。先進国から新興国まで多くの国で株価が下落した。

・米主要企業の4-6月期決算出そろう。主要500社のうちおよそ9割が発表を終え、約7割で市場で市場アナリストの事前予想を上回る。
 投資家の関心が高いのは先行き。企業経営者には今後の事業環境や業績に慎重な見方が広がり始めた。

・世界市場の混乱を受け、投資信託の運用成績が大きく悪化。
 ブラジル関連資産で運用する商品で落ち込み目立ち、下落率わずか10日間で1割を超えたケースも少なくない。
 国内最大の投信「グローバル・ソブリン・オープン」の基準価格は小幅ながらプラス確保。 (日経ヴェリタス)

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第三者割当 

エス・バイ・エル <1919> [終値58円]3500万株 62円 10/12 割当先 ヤマダ電機
 
ジアース <8922> [終値2104円]8万8767株 1870円 8/29 割当先 本岡一也など16先

株式分割

AFC-HD <2927> [終値7040円]8/31  1株→10株

アニコムHD <8715> [終値2400円] 9/30  1株→4株

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(今日の一言)

週末の海外NY株式市場は、2日続伸。2営業日連続で上がるのは7/6〜7日以来約1ヵ月ぶり。
欧州株の上昇が投資家の不安感が和らいだようなところも。
米国ではヨーヨーマーケットと呼ばれているようですが、バンジージャンプのようなところも・・・
ゴム(紐)の切れないことを祈らずにいられませんが・・・

お盆真っ最中で市場参加者が少なく、乱高下も予想されるところですが、5月のゴールデンウィークの谷間のように
確りしている展開も・・・

「TOPIXコア30」がもたもたしております。
海外勢の売りが続いているようです。
朝方発表される外資系証券会社の寄り前注文状況では今月に入り連続売り越し10日間で約10540万株となっております。
今年7月までに約40000万株買い越しとなっていましたので大きな変化ではあります。
ただ本国の相場での損失を穴埋めしているとの声やファンドの手仕舞いでの売りとの声が多く、
日本株への投資を見限る動きではないようですが・・・

業績発表も終了し、日足チャートの形の良い新日本理化 <4406> [終値184円]もみあい放れ期待も?!

アドウェイズ <2489> [終値94000円]週末大きな陽線を立ててきています。
年初来高値射程にしてきており注目も・・・

【コロ朝プレミアム】には12日付で銘柄研究を入れております。

海外市況を見ながらの日本株投資となっております。
NY市場はまだわかりませんが少し落ち着いたような兆しも出てきています。

ラックHD <3857> [終値308円]急騰後の大幅な下落と荒い動きとなっていますが、
割り切れば直近安値(202円)からの高値(443円)で半値落ち水準(322円)

日経ヴェリタスではワタミ <7522> [終値1617円]が特集。居酒屋関連の持ち直しが次の焦点となっておりますが
外食関連に人は戻ってきたような記事もちらちら出てきております。

旭硝子 <5201> [終値771円]200億円を投じて11年中にタッチパネル用ガラス生産設備を新設。世界シェア3割目指す。
下げ止まり感はまだないような形ではありますが、昨年11月に止まったところで・・・

ドリコム <3793> [終値311000円]出来高がじんわり増加してきております。 

大証取引所 <8697> [終値378000円]いよいよ東証と統合へ。TOB(公開市場買い付け)価格が焦点ですが・・・

一段の下落もあるかもしれないという構えながらも、日本代表する優良株や目先チャートの良さそうな銘柄を物色する動きも・・・

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岡本VS大魔神 大阪恒例夏の陣 2011
『日本復活へ相場は熱く燃える』
2011年8月20日(土)15:20〜16:50
http://www.koronoasa.com/blog/?p=4713
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カブケイ」(株式経済新聞)がスタート。
「岡本が吠える 」
お笑い系変態チック武闘派のキャラクターです。

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リッチ・プロジェクト始まりました!!
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