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ロシア軍日本周辺で挑発

2011年9月18日(日)晴れ時々曇り

・日本の中堅・中小製造業、東南アジアへの進出加速。今度3年間で350社が商社造成する工業団地に進出へ。
 
 双日 <2768> [終値141円]インドネシア・ジャカルタ近郊に1300ヘクタールの工業団地。約60社入居見込む。 

 豊田通商 <8015> [終値1317円]ジャカルタ近郊の工業団地15ヘクタール取得。十数社が進出検討。

 伊藤忠 <8001> [終値813円]インドネシア「カラワン工業団地」で2012年上期中にレンタル工場始める。

・ホンダ <7267> [終値2448円]ロシアで乗用車を現地生産する意向。同国政府に打診。
 ホンダ進出実現すれば日本の大手出そろう。

・日米欧やアジアの銀行、貿易取引決済の電子化で新国際基準作りに乗り出す。
 貿易決済を大幅に効率化する試み。2013年本格導入目指す。

・欧州連合(EU)の非公式財務相会合17日、2日間の日程終え閉幕。
 焦点のギリシャ問題では10月に次回融資実行する方針で一致も、これまで決めた対策の作業加速の確認にとどまる。
 財政不安、景気減速、金融機関の損失拡大の三重苦、政策発動の余地乏しい。

・欧州自動車市場、小型乗用車巡る世界大手の販売規模が激化。攻防ラインは販売価格1万ユーロ(約106万円)
 円高や自由貿易協定(FTA)での出遅れなど逆境下での挑戦となる日本車メーカー。

・米家計6月末の純資産残高3月末比0.3%減58兆4635億ドル(約4500兆円)に。
 家計の主要資産である株式と住宅の価格下落響き2010年6月以来4四半期ぶりに減少。

・ポルトガル財政赤字を過小申告判明。
 16日EU非公式財務相会合終了後レーン欧州委員明らかに。申告漏れはGDP比0.3%程度と。(日経新聞)

・ロシア軍、日本周辺で挑発繰り返し、カムチャッカ半島では21日までの予定で大規模演習。
 日本に中露との「二正面作戦」強い、北方領土問題で譲歩引き出す「外交カード」として利用する思惑も指摘。

・ギリシャ財政危機対応、欧州連合(EU)非公式財務相理事会でガイトナー米財務長官乗り込むも
 欧州側の反応は「米国に言われたくない」と冷ややか。欧米間の亀裂露呈する結果に。

・トヨタ <7203> [終値2734円]家庭用電源から充電できるハイブリッド車「プリウス・プラグイン・ハイブリッド(PHV)」 
 米国で来春に発売。価格3万2千ドル(約246万円)約2500ドルの環境対応車向け税控除。(産経新聞)

 

・ゴールドの輝きいつまで。
 金上場投資信託(ETF)「SPDRゴールドシェア」一時764億ドル(約6兆円)と
 株式時価総額最大のETF「SPDRS&P500」(744億ドル)を抜き、世界のETFで最大に。個人らによる金投資が空前のブーム。
 背景は主要国通貨への不信。ほぼ10年にわたる上昇が続く金。

・金投資で有名な米ヘッジファンド、ヘイマン・キャピタル創業者カイル・バス氏
 「中央銀行が紙幣増刷、通貨価値低下。金は中銀が増刷できない貨幣」と金投資の狙い説明。

・金の適正価格を探ろうと市場は試行錯誤。

 T&Dアセット神谷尚志氏推計、金価格は米国の金利、ドルの実効レート、
 ギリシャ国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証料で概ね説明できると。
 今後米国の金利もドルも大きく下げるとは考えにくい。ソブリンリスクはどれだけ高まるかで金の価格は決まってくると。

 インフレ率加味した実質価格では金価格の上値のメドとして2200ドルとも。

 銀との比較で2000ドル。プラチナとの比較なら2200ドル。

・世界の鉱山から生産される金は2010年で2689トン。過去10年で価格は約6倍も生産量は年2400〜2700トン弱の間で推移。
 ほぼ横ばい。算出コストは1トロイオンスあたり857ドル。09年比2割高。

・2010年中国の民間金需要量714トンと07年比2倍超。ベトナムも増加。
 日本2006年からの5年間、主要国唯一の「金地金純輸出国」
 歴史的に実物資産である金は覇権を握る国家から国家へと移動。
 スペインやオランダ、英国から米国、一時は日本そして新興国へ。日本衰退する象徴するとの解釈も。

・国内金投資 主な4つの方法。

 金上場投資信託(ETF)地金の裏付けがある商品が主流。
 三菱UFJ信託金ETF「金の果実」国内でも金の現物と交換でき人気高い。

 現物投資。地金やコインの購入。まとまった金額の投資に向く。保管にも注意。

 純金積み立て。少額からの投資に適する。毎月数千円単位で一定金額分の金購入する仕組み。現物への交換も可能。

 先物取引。レバレッジをかけて投資額の数倍の金を売買。ハイリスク・ハイリターンな手法。

・著名投資家、金投資へのスタンスの違い。

 ジョン・ポールソン氏6月末時点で保有するSPDRゴールドは3150口(約461億ドル)と最大保有。

 ジョージ・ソロス氏「金は究極のバブル」と指摘。ファンド保有していたSPDRゴールドを1〜3月中に99%売却。
 金鉱株を新たに購入。「SECに報告義務無く、相対リスクもない金の現物投資に乗り換え」との憶測も。

 ウォーレン・バフェット氏金投資に懐疑的な見方たびたび表明。
 「金そのものは何も生み出さない。世界の金約7兆ドルの延べ棒。
 7兆ドルあったら延べ棒をなでているより、エクソンモービル7社分と全米の農地を買う」と語る。

・20〜21日米連邦公開市場委員会(FOMC)と22日ワシントンで開かれる20ヵ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議が今週の焦点。
 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長何らかの追加緩和実施。
 1.金融緩和第3弾(QE3)
 2.FRBの保有資産を短期から長期に振り替えるツイストオペ
 3.準備預金に付けている0.25%の利息の廃止。
 が取りざたされる。

・インド準備銀行(中央銀行)16日、政策金利(レポ金利)を0.25%と決め、即日実施。
 市場では「今日で打ち止め」「次回で終わり」など思惑広がる。

・「通貨戦争」の震源地、長期的な上昇続けていた通貨「レアル」。
 そのレアルがサンパウロ外国為替市場で8/31〜9/14まで10営業日連続下落。引き金は8/31夜の利上げ。
 2ヵ月足らずで対ドルで10%下落。
 ブラジルが相対的に高金利、短期的にドル高・レアル安が進んでもレアル高に転じるとの見方根強い。

・世界経済フォーラム主催夏季ダボス会議、中国・大連で14-16日開催。話題の中心は中国も日本への関心も高く。
 日本経済の復興は「債務問題に揺れる欧州の需要減の一部を補い、アジア経済の助けになる」と指摘。

・スズキ <7269> [終値1610円]
 後ろ盾望んだパートナーに自ら「決別宣言」突きつけ、戦略の練り直しとともに企業価値の向上が待ったなしの課題。
 焦点は独フォルクスワーゲン(VW)保有するスズキ株(発行済み株式19.9%=約1800億円相当)の放出をVWのむかどうか。
 株価VW取得時2061円と2割以上下回る。敵対的TOB(公開市場買い付け)などの強硬策に打って出る可能性も排除できない。

・ケーズHD <8282> [終値3170円]
 2012年3月期のキャッシュフロー(純現金収支=FCF)黒字額200億円と前期比約1.5倍に膨らむ見通し。
 株主への配当増加額上乗せする可能性も。

・会社がわかる 特集 大和ハウス <1925> [終値958円]経営が新たな段階迎える。
 中国大規模マンション開発が収益に貢献し始め、自然エネルギーへの意識高まり追い風に環境配慮型住宅へのシフト進める。
 中国モデルルーム住設機器ほぼすべて日本製に統一。富裕層中心に契約進む。
 課題多角化での既存事業とのシナジー効果薄いと業績の足かせにも。

・外国為替市場でユーロ圏に属さない欧州各国(ノルウェーやスウェーデンなど)通貨が乱高下。
 ユーロからの資金逃避とその逆流の動き繰り返されている。
 スイスが無制限の為替介入方針表明、代わって北欧通貨が注目。ユーロからの資金逃避資金は欧州域外に向かう可能性も。
 その場合受け皿となりうるのが円とも。

・株式市場で内需関連の中小型株が相次いで年初来高値更新。関連主力輸出株には下位不安値強い。
 そのため外部環境の影響受けにくい内需株へと資金移しているよう。
 「リーマン・ショック後、中小型株の下落は大型株ほどきつくなかった。」との経験則も。

・OUT Look:今週の株式相場は8600〜9000円でもみ合う展開か。
 欧州の金融システム不安がひとまず後退、弱気に傾いていた投資家心理が足元でやや改善。
 一方、世界景気減速懸念も根強い。
 「日経ボラティティーインデックス」先週末29.36(前週比2.31ポイント改善)
 正常心理の目安とされる25程度を上回る状態は1ヶ月半続く。これまでの過度の不安心理は後退しつつある。
 今週の焦点、米連邦準備理事会(FRB)が20〜21日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)。
 短期債を売って長期債を買うことで長期金利を押し下げる「オペレーション・ツイスト」を導入するとの見方が一般的。

・Wall Street:今週の米株式相場は20〜21日米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ、神経質な動きと。
 ダウ工業株30種平均先週516ドル(約4.7%)高と3週ぶり上昇、上げ幅は約2ヵ月ぶりの大きさに。
 日米欧の主要中央銀行が金融市場にドル資金を無制限に供給する仕組みの再開で合意。欧州銀の資金繰りも和らいだ。
 米景気の下振れリスクを示しており、米連邦準備理事会(FRB)は追加策に動くとの見方が多い。
 一方、「FOMCはオバマ大統領の雇用対策がまとまるのを持つ」との見方も。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派53%(前回比+4)弱気派28%(同+8)中立派19%(同-12)
 欧州系銀行の信用不安が和らいでも、問題の根本にある財政問題の解決は困難との見方も多い。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場はドイツやスペインなど欧州株の上昇目立つ。
 15日に日米欧の主要中央銀行が金融市場へドル資金を無制限に供給することで合意。
 金融株への買戻しが相場全体を主導した。

・ランキング:中間配当で見た配当利回りが高い銘柄(9月中間、権利月最終日27日)

 1位アートネーチャー <7823> [終値845円]中間配当利回り2.959% 2位国際計測器 <7722> [終値712円]2.809% 

 3位アイ・ティー・シーネットワーク <9422> [終値507円]2.613% 
 7月以降発売されたスマートフォン(高機能携帯電話)が人気。年間販売台数期初予想上回る可能性も。

 10位IHI建機 <6321> [終値420円]2.381% 業績にかかわらず安定配当続ける方針。利益剰余金162億円、配当余力は高い。

 27位日本精化 <4362> [終値524円]2.099% 長期保有目的の株主確保する目的で安定配当の方針。 

 40位共同印刷 <7914> [終値197円]2.030% 配当97年3月期から年8円(中間配4円)維持。業績低迷、株価低迷。PBR0.4倍。

(日経ヴェリタス)

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