
16歳トンプソン米女子ゴルフツアー優勝
- 2011年09月20日
- 株式投資・経済ニュース全般
2011年9月20日(火)曇り一時雨
・日本製薬大手新開発の重点を抗がん剤にシフト。各社現在開発中の抗がん剤は4年前の4倍、48種類に。
武田 <4502> [終値3675円]アステラス <4503> [終値2927円]
第一三共 <4568> [終値1576円]エーザイ <4523> [終値3265円]4社。
・オバマ大統領19日、向こう10年間で総額3兆ドル(約230兆円)に上る財政赤字の追加削減案発表。
1.5兆ドルを富裕層などへの増税で賄う。野党の反発招くのは確実。
今秋の財政赤字削減を巡る超党派協議の決着期限にらみ激しい攻防が予想される。
・外国為替市場でドルが対主要通貨で上昇。8月初めからの騰落率ドルの上昇率4.06%と円の上昇率3.73%を上回る。
ユーロ(0.03%)韓国ウォン(-3.91%)インドルピー(-4.89)スイスフラン(-5.74)ブラジルレアル(-7.19%)
・19日米株式市場、ダウ工業株30種平均大幅反落。前週末比下げ幅一時250ドル超。ギリシャ・パパンドレウ首相今週訪米断念。
同国債務問題巡る緊迫ムード再び高まる。
・欧州株式市場でも19日英独仏など主要国株価下落。独DAXや仏CAC40は先週末比一時3%超下落。
・野田佳彦首相20日、国連総会出席のため米国へ出発。
滞在中のオバマ大統領と初会談。日米同盟重視の姿勢協調へ。普天間問題は打開見えず。
・三菱重工 <7011> [終値329円]社内83台のサーバーやパソコンがコンピュータウイルスに感染。
情報漏えいの危険性が判明。製品や技術に関する情報流出は確認されていない。
・22日米ワシントンで開く20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議、欧州債務問題が主要議題になる。
「欧州ショック」の回避へ新興国・中銀依存強まる。
・独フォルクスワーゲン(VW)、米フォード・モーター、日産 <7201> [終値689円]など欧米日の自動車大手、
中国で低燃費向け投資拡大。中国で広がるエコカー需要に応える。
・アジア株式市場、欧米景気の先行き不透明感から売り先行、全面安の展開に。
上海総合指数前日比1.8%安2437.795と2週間ぶりに年初来安値更新。
・北極・南極の2つの極致を巡る関係国のせめぎ合いが顕著に。
北極海では商業航路としての利用や海底資源開発の動きが本格化し、権益防衛へ軍事面でのさや当ても始まる。
南極大陸でも現在凍結されている資源開発が将来解禁される展開をにらむ各国の動き相次ぐ。
・伊藤忠テクノソリューション <4739> [終値3175円]や住商情報システム <9719> [終値1364円]
月内にも複数のシステムを統合するサービス始める。多様なクラウドサービスで顧客囲い込み狙う。
・大王製紙 <3880> [終値712円]創業家出身の井川意高(16日付け辞任)グループ会社から総額84億円個人的に借り入れ発覚。
同社内需減少の他、市場の不信という新たな逆風が加わることになる。
・村田 <6981> [終値4405円]フィリピンに積層セラミックコンデンサーの新工場建設。2013年1月に第1棟を稼働へ。
30億円投資。円高や災害リスクを踏まえ、国内集中を避けて海外の生産能力を高める。
・イオン <8267> [終値1001円]2020年までに現在3%にとどまっている本社社員の外国人比率を5割に引き上げる。
アジア展開するための戦力化急ぐ。
・三菱商事 <8058> [終値1780円]ブルネイへの農業支援強化。
現在10%弱にとどまる食糧自給率の引き上げを目指す同国支援し、持続的発展に貢献する。
液化天然ガス(LNG)安定調達に布石。(20日 日経新聞)
・新築建物に一定の省エネルギー基準義務付け。2020年度以降は基準満たさない建築認めず。
・上場企業手元資金の活用急ぐ。
2011年4-9月期(上期)東日本大震災の影響で純利益前年同期比26%減も配当総額7%増える見通し。
自社株買い1-8月で昨年年間実績上回る。円高生かした海外の企業買収も活発。
・セブン-イレブン <3082> [終値2145円]小学館と専用の月刊漫画誌創刊。誌名「ヒーローズ」青年向け漫画10作品連載。
・海外投資家による日本株売り加速。財務省統計7/24〜9/10まで7週連続で売り越し。同期間売越額計2兆1927億円に。
日本株の売り越し最も長く続いたのはリーマン・ショック直後08年11/30〜09年3/28までの17週連続。売越額計4兆8127億円。
・古川元久経済財政・国家戦略相、円高対策について
「今週早々に中間的なとりまとめ発表できるようにしたい」と20日にも公表へ。
・ギリシャ危機、想定できる今後の展開。
ケース1:段階的に処理。ユーロ諸国が描く基本シナリオは「2013年6月まではユーロ圏でデフォルトは起きない」
ケース2:早期に抜本処理。ギリシャの大幅な債務再編(秩序あるデフォルト)をした上、
必要に応じて各国が金融機関に公的資金で資本注入。欧州金融安定基金(EFSF)の規模拡大で予防的支援も進める。
ケース3:制御不能の突発危機。
世界経済最悪のシナリオ、ギリシャ政権基盤弱まり、政府がある日突然一方的なデフォルトやユーロ脱退宣言。
ギリシャ支援停止に追い込まれたケースも同様。この場合ユーロ解体、市場の大混乱が予想される。
これまでのユーロ圏の対応をみるとケース1のように対策小出しにしつつ、ケース2の最終処理に少しづつ近づく道筋有力。
・米長期金利一時2%割れと過去最低水準に沈む米国でその恩恵広がらず。
マネーのリスク回避で格付け低い企業の社債発行が急減。住宅ローン金利も最低更新も受託販売は低迷。
・独フォルクスワーゲン(VW)19.9%持つスズキ <7269> [終値1610円]を買収し、子会社化する可能性も。
VW首脳「買収の選択肢は締め出さない」と独誌に述べる。
・パナソニック <6752> [終値769円]
中国で溶接機の生産能力2012年メドに4割増強。河北省子会社工場に4億円投資。年産14万台体制に。(19日 日経新聞)
・日本の中堅・中小製造業、東南アジアへの進出加速。今度3年間で350社が商社造成する工業団地に進出へ。
双日 <2768> [終値141円]インドネシア・ジャカルタ近郊に1300ヘクタールの工業団地。約60社入居見込む。
豊田通商 <8015> [終値1317円]ジャカルタ近郊の工業団地15ヘクタール取得。十数社が進出検討。
伊藤忠 <8001> [終値813円]インドネシア「カラワン工業団地」で2012年上期中にレンタル工場始める。
・ホンダ <7267> [終値2448円]ロシアで乗用車を現地生産する意向。同国政府に打診。
ホンダ進出実現すれば日本の大手出そろう。
・日米欧やアジアの銀行、貿易取引決済の電子化で新国際基準作りに乗り出す。
貿易決済を大幅に効率化する試み。2013年本格導入目指す。
・欧州連合(EU)の非公式財務相会合17日、2日間の日程終え閉幕。
焦点のギリシャ問題では10月に次回融資実行する方針で一致も、これまで決めた対策の作業加速の確認にとどまる。
財政不安、景気減速、金融機関の損失拡大の三重苦、政策発動の余地乏しい。
・欧州自動車市場、小型乗用車巡る世界大手の販売規模が激化。攻防ラインは販売価格1万ユーロ(約106万円)
円高や自由貿易協定(FTA)での出遅れなど逆境下での挑戦となる日本車メーカー。
・米家計6月末の純資産残高3月末比0.3%減58兆4635億ドル(約4500兆円)に。
家計の主要資産である株式と住宅の価格下落響き2010年6月以来4四半期ぶりに減少。
・ポルトガル財政赤字を過小申告判明。
16日EU非公式財務相会合終了後レーン欧州委員明らかに。申告漏れはGDP比0.3%程度と。(18日 日経新聞)
・東日本大震災からの復興財源あてる臨時増税について期間10年、所得税・個人住民税軸に検討。
消費増税は温存、法人税は予定していた減税は3年間圧縮する方向。
・東電 <9501> [終値335円]約1割の人員削減柱とする追加リストラ策の検討へ。企業年金支給額も引き下げる方針。
・ユーロ圏財務相会合16日、ギリシャの債務危機を起点にした欧州域内の信用不安を和らげるため、
ギリシャが財政赤字の削減などの約束を守ることを条件に融資続ける方針で一致。次回融資は10月の予定。
ギリシャデフォルト(債務不履行)回避全力。
・欧州株式市場16日、主要国株価4日続伸。過度の悲観論やや後退。独DAX一時2%上昇、銀行株高く。
ギリシャ10年物国債利回り前日に続き低下(価格は上昇)20%前後で推移。2日間で約4%低下。
・日経平均株価16日、大幅続伸。高値引け8864円16銭、前日比195円30銭(2.25%)高。
日米欧の中央銀行がドル資金供給で協調、欧州債務問題巡る投資家の不安心理やや和らぐ。
・内閣発足から2週間、首相答弁が低姿勢。アドリブ封印、安全運転心掛ける。官僚との関係修復。
・ガイトナー米財務長官、前週末仏マルセイユ7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に続き、16日ユーロ圏財務相会合に出席。
1週間で2度の訪欧は極めて異例。
欧州間では米国の「介入」嫌う空気が根強いものの、長官は危機克服に向けてあらゆる協力をする方針明らかに。
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加を巡り、政府再び動き出す。
21日、日米首脳会談をにらみ、枝野幸男経産相はルーズ駐日大使と会談、早期判断を約束。
9ヵ国が目指す11月の「大枠合意」までに参加決断できるか正念場に。
・インド準備銀行(中央銀行)16日、政策金利(レポ金利)0.25%引き上げ年8.25%に。2008年9月(9%)以来の高さ。
・ブラジル政府15日、輸入車や現地で部品調達率が一定水準に満たない現地生産車対象に税率大幅に上乗せへ。
産業空洞化懸念背景。今回の措置欧米系上位4社に優位。メキシコ製自動車は増税対象。
ホンダ <7267> [終値2448円]「CR-V」日産 <7201> [終値689円]「ティーダ」はメキシコから供給、影響懸念される。
・生活関連企業がインド市場の開拓に乗り出す。
ユニ・チャーム <8113> [終値3665円]生理用品の現地生産と販売開始。内陸部中規模都市にも広げる。
ピジョン <7956> [終値2950円]9月から乳幼児用向けスキンケア商品を本格的に販売し始める。
3年後取扱店舗現在の4倍7千店に拡大。売上高2011年1月期の3倍、8億円超へ伸ばす。
花王 <4452> [終値2071円]現地に人員派遣。インド向けの衣料用洗剤などの商品開発始めた。
資生堂 <4911> [終値1453円]
現地代理店経由で高級化粧品の販売も、急拡大する中所得者層向け中価格帯化粧品販売も視野に入れる。
・九州電力 <9506> [終値1021円]米シェブロングループなどオーストラリアで進める液化天然ガス(LNG)開発事業
「ウィーンストーンプロジェクト」の一部権益取得。LNGの安定供給につなげる。
・日産 <7201> [終値689円]
2015年までに米州(北米・中南米)の完成車工場で生産車種再編。サイズの近い車の生産集約して生産効率高める。
・JVCケンウッド <6632> [終値373円]中期経営計画発表。
カーエレクトロニクスや無線機器、映像機器事業などに3年間で約70億円投資、
2014年3月期連結売上高11年3月期21.9%増4300億円に引き上げる。
・ソフトバンク <9984> [終値2758円]韓国系病院情報システムICMジャパン(東京・中央)と組み、
島田病院(千葉・銚子市)を核とする地域医療機関との連携システムを構築。クラウドサービス活用。
9月からはゼネラル・エレクトリック(GE)と提携し、クラウド方式による医療用画像データの保存支援事業を始める。
・ツバイ <2417> [終値725円]アジアで結婚相手を探す「婚活」支援事業に乗り出す。
11月タイに現地法人設立。日本流サービス提供。
・日通 <9062> [終値324円]来年4月、大阪・八尾市に関西最大級の食品・医療品の物流拠点開設。
27億円投じ延べ床面積3万9000平方メートルの配送センター建設。
・日本ケミコン <6997> [終値363円]収益東日本大震災後想定上回るペースで回復。今後は円高対応などがカギ。
・東日本大震災で発生した鉄スクラップや廃木材など再生資源の流通が滞っている。
リサイクル業者処理コスト上昇でがれき処理に及び腰。
岩手、宮城、福島3県では約2500万トンのがれき処理。障壁受け入れ先の不足。重機コストや人件費の上昇も業者悩ませる。
・日本医療事務センター <9652> [終値320円]MBO(経営者参加する買収)実施。
カーライル・グループの投資ファンドがTOB(公開市場買い付け)により全株式取得芽出す。
1株=530円 期間9/20〜11/2まで。 (17日 日経新聞)
・中国大手チャットサイトなどで満州事変80周年の18日、
日本の政府機関にサイバー攻撃行うように呼びかけ、人事院など3機関のウェブサイトが一時閲覧しにくい状態に。
・ギリシャに端を発した欧州の債務危機が重大局面迎えている。
欧州連合(EU)事態の収束できず、通貨は一つだが財政政策はバラバラというユーロ国(17ヵ国)の限界されけだす。
・イラク通貨「ディナール」が紙くずになる可能性高まる。イラク政府が数年内のデノミ(通貨呼称単位の切り下げ)表明。
両替業者が数百倍以上の値上がりの可能性うたって販売。投資総額は数十億円以上とも。
両替業者復興の進展踏まえ、「将来20万円が1億円以上になる」と宣伝。2万5千ディナール紙幣1枚6千円程度で販売。
・住友商事 <8053> [終値1001円]
ロシア最大の石炭産出地のクズバス地域で建機事業強化。追加出資、サービス拠点や人員の増強急ぐ。
・丸紅 <8002> [終値489円]日立建機 <6305> [終値1357円]と共同、
大型建機の販売金融事業に豪州で乗り出す。資源国に攻勢かける。(20日 産経新聞)
・独シーメンス、レッシャー最高経営責任者(CEO)独誌シュピーゲル(電子版)で
原子力エネルギー事業から撤退する考え明らかに。
・金融機関保有株式含み益ゼロになる水準、株価の含み益喪失は自己資本比率の低下要因に。
三菱UFJ <8306> [終値345円]みずほFG <8411> [終値115円]9000円台前半。
三井住友FG <8316> [終値2181円]8000円台半ば。三井住友トラスト <8309> [終値250円]9600円前後。
日本生命8100円、第一生命 <8750> [終値84700円]8400円、明治安田6900円、住友生命9800円。
生保は株式保有割合減らす方法で自ら株価下落を引き寄せるジレンマに。 (19日 産経新聞)
・ロシア軍、日本周辺で挑発繰り返し、カムチャッカ半島では21日までの予定で大規模演習。
日本に中露との「二正面作戦」強い、北方領土問題で譲歩引き出す「外交カード」として利用する思惑も指摘。
・ギリシャ財政危機対応、欧州連合(EU)非公式財務相理事会でガイトナー米財務長官乗り込むも
欧州側の反応は「米国に言われたくない」と冷ややか。欧米間の亀裂露呈する結果に。
・トヨタ <7203> [終値2734円]家庭用電源から充電できるハイブリッド車「プリウス・プラグイン・ハイブリッド(PHV)」
米国で来春に発売。価格3万2千ドル(約246万円)約2500ドルの環境対応車向け税控除。(18日 産経新聞)
・政府税制調査会16日、東日本大震災復興財源として税外収入2兆円上積み、5兆円確保。
政府保有する東京メトロやJT <2914> [終値349000円]株売却などで賄う。
臨時増税額当初想定約13兆2千億円kた11兆2千億円に圧縮へ。
・欧州連合(EU)と欧州単一通貨ユーロ圏(17ヵ国)財務相理事会16〜17日ポーランド西部ブロツクワで始まる。
ギリシャのデフォルト(債務不履行)回避のため豪国赤字削減などの約束実行することを条件に
80億ユーロ(約8500億円)の追加融資を10月上旬までに供給する方向で合意。
・復興増税案、所得・法人税に個人住民税の増税、年収700万円の標準世帯の負担増は年1万2200円。
消費増税も検討しており、復興増税との同時増税となると負担額一気に年約12万円に膨らむ。
・日米欧の中央銀行が欧州発の金融危機を回避しようと協調姿勢強めている。
欧州3中銀は日銀、米連邦準備理事会(FRB)と連携、年末を越えるドル資金を潤沢に供給することを決めた。
市場の不安抑えることに躍起となる。
・欧州の銀行では預金流出目立ち始めている。金融不安の震源地であるギリシャでは預金量が1年で19%減少。
アイルランドでは1年半で約40%も急減。
「引き出された預金はスイス銀行に移したり、金購入に向かう。ギリシャでは不動産購入も進む。」(17日 産経新聞)
・ゴールドの輝きいつまで。
金上場投資信託(ETF)「SPDRゴールドシェア」一時764億ドル(約6兆円)と
株式時価総額最大のETF「SPDRS&P500」(744億ドル)を抜き、世界のETFで最大に。個人らによる金投資が空前のブーム。
背景は主要国通貨への不信。ほぼ10年にわたる上昇が続く金。
・金投資で有名な米ヘッジファンド、ヘイマン・キャピタル創業者カイル・バス氏
「中央銀行が紙幣増刷、通貨価値低下。金は中銀が増刷できない貨幣」と金投資の狙い説明。
・金の適正価格を探ろうと市場は試行錯誤。
T&Dアセット神谷尚志氏推計、金価格は米国の金利、ドルの実効レート、
ギリシャ国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証料で概ね説明できると。
今後米国の金利もドルも大きく下げるとは考えにくい。ソブリンリスクはどれだけ高まるかで金の価格は決まってくると。
インフレ率加味した実質価格では金価格の上値のメドとして2200ドルとも。
銀との比較で2000ドル。プラチナとの比較なら2200ドル。
・世界の鉱山から生産される金は2010年で2689トン。過去10年で価格は約6倍も生産量は年2400〜2700トン弱の間で推移。
ほぼ横ばい。算出コストは1トロイオンスあたり857ドル。09年比2割高。
・2010年中国の民間金需要量714トンと07年比2倍超。ベトナムも増加。
日本2006年からの5年間、主要国唯一の「金地金純輸出国」
歴史的に実物資産である金は覇権を握る国家から国家へと移動。
スペインやオランダ、英国から米国、一時は日本そして新興国へ。日本衰退する象徴するとの解釈も。
・国内金投資 主な4つの方法。
金上場投資信託(ETF)地金の裏付けがある商品が主流。
三菱UFJ信託金ETF「金の果実」国内でも金の現物と交換でき人気高い。
現物投資。地金やコインの購入。まとまった金額の投資に向く。保管にも注意。
純金積み立て。少額からの投資に適する。毎月数千円単位で一定金額分の金購入する仕組み。現物への交換も可能。
先物取引。レバレッジをかけて投資額の数倍の金を売買。ハイリスク・ハイリターンな手法。
・著名投資家、金投資へのスタンスの違い。
ジョン・ポールソン氏6月末時点で保有するSPDRゴールドは3150口(約461億ドル)と最大保有。
ジョージ・ソロス氏「金は究極のバブル」と指摘。ファンド保有していたSPDRゴールドを1〜3月中に99%売却。
金鉱株を新たに購入。「SECに報告義務無く、相対リスクもない金の現物投資に乗り換え」との憶測も。
ウォーレン・バフェット氏金投資に懐疑的な見方たびたび表明。
「金そのものは何も生み出さない。世界の金約7兆ドルの延べ棒。
7兆ドルあったら延べ棒をなでているより、エクソンモービル7社分と全米の農地を買う」と語る。
・20〜21日米連邦公開市場委員会(FOMC)と22日ワシントンで開かれる20ヵ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議が今週の焦点。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長何らかの追加緩和実施。
1.金融緩和第3弾(QE3)
2.FRBの保有資産を短期から長期に振り替えるツイストオペ
3.準備預金に付けている0.25%の利息の廃止。
が取りざたされる。
・インド準備銀行(中央銀行)16日、政策金利(レポ金利)を0.25%と決め、即日実施。
市場では「今日で打ち止め」「次回で終わり」など思惑広がる。
・「通貨戦争」の震源地、長期的な上昇続けていた通貨「レアル」。
そのレアルがサンパウロ外国為替市場で8/31〜9/14まで10営業日連続下落。引き金は8/31夜の利上げ。
2ヵ月足らずで対ドルで10%下落。
ブラジルが相対的に高金利、短期的にドル高・レアル安が進んでもレアル高に転じるとの見方根強い。
・世界経済フォーラム主催夏季ダボス会議、中国・大連で14-16日開催。話題の中心は中国も日本への関心も高く。
日本経済の復興は「債務問題に揺れる欧州の需要減の一部を補い、アジア経済の助けになる」と指摘。
・スズキ <7269> [終値1610円]
後ろ盾望んだパートナーに自ら「決別宣言」突きつけ、戦略の練り直しとともに企業価値の向上が待ったなしの課題。
焦点は独フォルクスワーゲン(VW)保有するスズキ株(発行済み株式19.9%=約1800億円相当)の放出をVWのむかどうか。
株価VW取得時2061円と2割以上下回る。敵対的TOB(公開市場買い付け)などの強硬策に打って出る可能性も排除できない。
・ケーズHD <8282> [終値3170円]
2012年3月期のキャッシュフロー(純現金収支=FCF)黒字額200億円と前期比約1.5倍に膨らむ見通し。
株主への配当増加額上乗せする可能性も。
・会社がわかる 特集 大和ハウス <1925> [終値958円]経営が新たな段階迎える。
中国大規模マンション開発が収益に貢献し始め、自然エネルギーへの意識高まり追い風に環境配慮型住宅へのシフト進める。
中国モデルルーム住設機器ほぼすべて日本製に統一。富裕層中心に契約進む。
課題多角化での既存事業とのシナジー効果薄いと業績の足かせにも。
・外国為替市場でユーロ圏に属さない欧州各国(ノルウェーやスウェーデンなど)通貨が乱高下。
ユーロからの資金逃避とその逆流の動き繰り返されている。
スイスが無制限の為替介入方針表明、代わって北欧通貨が注目。ユーロからの資金逃避資金は欧州域外に向かう可能性も。
その場合受け皿となりうるのが円とも。
・株式市場で内需関連の中小型株が相次いで年初来高値更新。関連主力輸出株には下位不安値強い。
そのため外部環境の影響受けにくい内需株へと資金移しているよう。
「リーマン・ショック後、中小型株の下落は大型株ほどきつくなかった。」との経験則も。
・OUT Look:今週の株式相場は8600〜9000円でもみ合う展開か。
欧州の金融システム不安がひとまず後退、弱気に傾いていた投資家心理が足元でやや改善。
一方、世界景気減速懸念も根強い。
「日経ボラティティーインデックス」先週末29.36(前週比2.31ポイント改善)
正常心理の目安とされる25程度を上回る状態は1ヶ月半続く。これまでの過度の不安心理は後退しつつある。
今週の焦点、米連邦準備理事会(FRB)が20〜21日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)。
短期債を売って長期債を買うことで長期金利を押し下げる「オペレーション・ツイスト」を導入するとの見方が一般的。
・Wall Street:今週の米株式相場は20〜21日米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ、神経質な動きと。
ダウ工業株30種平均先週516ドル(約4.7%)高と3週ぶり上昇、上げ幅は約2ヵ月ぶりの大きさに。
日米欧の主要中央銀行が金融市場にドル資金を無制限に供給する仕組みの再開で合意。欧州銀の資金繰りも和らいだ。
米景気の下振れリスクを示しており、米連邦準備理事会(FRB)は追加策に動くとの見方が多い。
一方、「FOMCはオバマ大統領の雇用対策がまとまるのを持つ」との見方も。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派53%(前回比+4)弱気派28%(同+8)中立派19%(同-12)
欧州系銀行の信用不安が和らいでも、問題の根本にある財政問題の解決は困難との見方も多い。
・世界市場往来:先週の世界の株式相場はドイツやスペインなど欧州株の上昇目立つ。
15日に日米欧の主要中央銀行が金融市場へドル資金を無制限に供給することで合意。
金融株への買戻しが相場全体を主導した。
・ランキング:中間配当で見た配当利回りが高い銘柄(9月中間、権利月最終日27日)
1位アートネーチャー <7823> [終値845円]中間配当利回り2.959% 2位国際計測器 <7722> [終値712円]2.809%
3位アイ・ティー・シーネットワーク <9422> [終値507円]2.613%
7月以降発売されたスマートフォン(高機能携帯電話)が人気。年間販売台数期初予想上回る可能性も。
10位IHI建機 <6321> [終値420円]2.381% 業績にかかわらず安定配当続ける方針。利益剰余金162億円、配当余力は高い。
27位日本精化 <4362> [終値524円]2.099% 長期保有目的の株主確保する目的で安定配当の方針。
40位共同印刷 <7914> [終値197円]2.030% 配当97年3月期から年8円(中間配4円)維持。業績低迷、株価低迷。PBR0.4倍。
(日経ヴェリタス)
・アジア・太平洋地域の11携帯電話会社グループ「コネクサス・モバイル・アライアンス」と英ボーダフォン、
顧客企業の通信契約や課金管理の窓口一本化、国際ローミングサービスなどで協業契約。広範囲の顧客サポートへ。
ソフトバンク <9984> [終値2758円]都は協力関連解消。
・不二越 <6474> [終値374円]
2011年内に精密玉軸受の生産能力現状比2倍の月25万個に引き上げ。10億円投資。(20日 日刊工業新聞)
・日本で開発されたプログラム言語「Ruby(ルビー)」2012年中に国際標準化機構(ISO)で国際規格に。
・セブン&アイ <3382> [終値2145円]傘下のセブン-イレブン・ジャパンの2013年2月期の出店数
過去最多の1200店出店計画している12年2月期と同程度以上の規模に。
・横浜ゴム <5101> [終値437円]インドで計画する専用車用タイヤ工場について
2013年メドに日量1000本規模で生産始めることを明らかに。初期投資数十億円の見込みで年内に最終決定。
・日本製紙 <3893> [終値1886円]
東日本大震災の大津波で被災した石巻工場(宮城・石巻市)半年ぶりに稼働。生産能力は15%減少。
・エスバイエル <1919> [終値80円]
木質パネル住宅の新工法「SxL構法EXP型」開発。部品点数削減、一般的40坪住宅建て方工期3日から2日へ。
・エーザイ <4523> [終値3265円]
アルツハイマー型認知症薬「アリセプト」の特許権の存続期間2013年6/22まで延長。それまで後発薬出せず。(19日 日刊工業新聞
・太陽電池欧州最大手Qセルズ、今秋日本市場向けに従来より発電効率の高い太陽光パネル投入。保証手厚く。
・アズジェント <4288> [終値56200円]24時間体制のセキュリティ監視サービスに進出。
10月から中型・中小企業向けにインターネット通信回線をオフィス入り口で制御する
ファイアーウォール装置の常時監視サービス始める。初年度約300社に導入、1億5000万円の売り上げ目指す。
・MTI <9438> [終値110600円]20日からスマートフォン(高機能携帯電話)向けに「着うた」サービス始める。
米グーグル基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載したほぼ全てのスマホ対象。
好きな楽曲ダウンロードの他その歌詞を見ることもできる。着信音やアラーム音にも設定できる。
利用量に応じて月額315円〜2100円(税込)
・ソフィアHD <6942> [終値106円]子会社ソフィアモバイル、携帯電話事業始める。
NTTドコモ <9437> [終値145400円]の携帯電話網を借り受けスマートフォン(高機能携帯電話)にも対応。
・富士電 <6504> [終値206円]大規模太陽光発電所(メガソーラー)向けに高性能直流遮断機(ブレーカー)開発。
装置2-3割小型化。海外向け中心に販売拡大。
・ハリマ化成 <4410> [終値715円]
従来より銀の使用量30分の1に抑えながら、接合強度が大幅に向上するはんだペースト開発。価格3割安。
・博展 <2173> [終値32500円]
イベント参加は出展者の情報をインターネット上で管理できる新システム開発。運営費1割ほど減らせる。(日経産業新聞)
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売り出し価格
ロイヤルホテル <9713> [終値134円]2192万5000株(森トラスト保有分)申込み9/16 受け渡し日10/14
新規公開株
コード 市場 銘柄 幹事証券 公募価格 発行株数 単位株
9/22 <3655> マザ-ズ ブレインパッド 野村 2200円 310,500株 100株
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、6日ぶりに反落。
ダウ工業株30種平均は一時250ドル超の下落も、
ギリシャ財務省筋が欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の3機関との間で
支援継続について合意近いとのことで買い戻された。
ただギリシャ発の発表で疑問視する向きも多かった。
寄り付きは週末の欧州連合(EU)の非公式財務相理事会で新たな危機打開措置が打ち出されず
失望と5日続伸での利益確定で売られる。
エネルギー関連株や金融株の下落が大きい。
欧州株式市場はFT100種総合指数(ロンドン)は-108.85、クセトラDAX指数(フランクフルト)は-157.60、
CAC40種平均(パリ)は-91.08と軒並み下落して終了。
ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が再燃。
債務危機は銀行への影響が大きく、銀行株の値下がりきつい。
急反発していたソシエテ・ジェネラルやBNPパリバはともに大きく値下がりした。
東京市場はEU、IMF、ECBの3機関の支援継続の情報がどうなのかで動き分かれるところでしょうか?!
また20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と22日ワシントンでのG20が控えており、
どちらへも大きくポジション取れないような様子見の週にも・・・
イラク通貨「ディナール」が紙くずになる可能性高まる。イラク政府が数年内のデノミ(通貨呼称単位の切り下げ)表明。
両替業者が数百倍以上の値上がりの可能性うたって販売。投資総額は数十億円以上とも。
両替業者復興の進展踏まえ、「将来20万円が1億円以上になる」と宣伝。2万5千ディナール紙幣1枚6千円程度で販売
うちにも以前電話がかかってきました。レートは忘れましたが将来20倍は確実とだったような・・・
今後も余った紙幣の売り込みの電話があるかもしれませんので気を付けてください。
独フォルクスワーゲン(VW)19.9%持つスズキ <7269> [終値1610円]を買収し、子会社化する可能性も。
VW首脳「買収の選択肢は締め出さない」と独誌に述べる。
信用取り組み売り残も多く、面白い展開にも・・・?!
北極・南極の2つの極致を巡る関係国のせめぎ合いが顕著に。
北極海では商業航路としての利用や海底資源開発の動きが本格化し、権益防衛へ軍事面でのさや当ても始まる。
ウェザーニューズ <4825> [終値2321円]航路安全航海気象情報が伸びています。
NYダウ3ケタの下落となっておりますが、週末金曜日は上昇してますのでトータルで32ドル安です。
5日続伸してるのですからと見たいようなところですが・・・
様子見とはいっても日計りなどの超短期には動けそうです。
余裕がある方は、大きく下がった時の主力銘柄を無理しない範囲での拾っていってもいいと思ってはいます。
結構売り方もきつくなってきそうな感じもありますが・・・
大王製紙 <3880> [終値712円]創業家出身の井川意高(16日付け辞任)グループ会社から総額84億円個人的に借り入れ発覚。
同社内需減少の他、市場の不信という新たな逆風が加わることになる。
モルフォ <3653> [終値3825円]7月のIPO(新規株式公開)ですが7940円高値で大きく下落、反発してきたら乗れそうです?!
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