
「プーチン氏は侵略者」と
- 2022年03月03日
- 株式投資・経済ニュース全般, 株・投資ニュース情報, ニュース
2022年3月3日(木)晴れ 新月 北京冬季パラリンピック 3/4~3/13
・バイデン米大統領は1日、上下両院合同本会議で内政と外交の施政方針を示す一般教書演説に臨んだ。
ウクライナに侵攻したロシア、プーチン大統領につおて「独裁者は侵攻の代償を払わさなければ更なる混乱を引き起こす」と批判。
日欧の同盟国などと結束してロシア、プーチン大統領に対峙する姿勢を強調。
・ロシア軍はウクライナ西部のジトーミルなどでミサイル攻撃、民間人の死傷者が拡大。
首都キエフをはじめ大都市の封鎖を急ぎ、地上軍の突入は急がない模様。
ウクライナ軍は各地でロシア軍の全身を阻んでいるとみられる。
りいたー通信、ウクライナ当局はロシアによる侵攻開始以降、民間人の死者数は累計2千人を超えたと発表。
米国防省高官は1日、ロシア軍が一般市民への「リスク回避をしていない」と指摘。
・ロシアとウクライナの停戦巡る対話が現地3日開催される見通し。
・米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長2日、議会下院での証言に臨む。
事前に公表された冒頭発言によると、「今月の会合で政策金利の誘導目標を引き上げることが適切だと考える」と述べ、
15~16日の米連邦公開市場員会(FOMC)で利上げに踏み切る方針を明言する。
・ウクライナ侵攻 危機の世界秩序(6)「異質」自覚の大国と対峙
冷戦が崩壊して30年以上たつが、ロシアと西側の間の壁はかつてなく高くなってしまった。
ウクライナ侵攻を断行したプーチン氏。国際的な孤立はとうに覚悟していたと思われる。
力を信奉し、弱みに付け込み、恐怖で支配する。プーチン氏が築き上げた帝国の神髄。
強固な体制を壊すのは常に内部からという。今回の大儀なき戦争は引きが目になるかもしれない。
国際社会でもロシア包囲網が狭まっている。秩序を破壊し、人命を軽視する国に正義はないと訴えるデモは世界に広がる。
異質と開き直る指導者に良質で立ち向かう姿勢は、ロシア国内の変革を望む人々の支えになるはず。
・欧州連合(EU)は2日、ロシアへの追加の経済制裁として
同国2位のVTBバンクなど大手7行を国際的な資金決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除すると決めた。
ロシアには約300の銀行があるが、まず大手行を対象に国際決済から締め出す。
欧州のエネルギー調達への影響を抑えるため、最大手のズベルバンクとエネルギー部門に強いガスプロムバンクは排除見送る。
・ロシアのウクライナ侵攻受け、欧州で天然ガス機器への懸念が高まっている。
ロシア産ガスの供給が急減するリスクが浮上。
途絶えた場合、地理的に近い北米・アフリカから最大限、調達しても消費量の約1割(4000万トン程度)が不足する計算。
液化天然ガス(LNG)の奪い合いは価格高騰を招きかねず、世界的な協調やエネルギー政策の転換も求められてる。
・石油輸出機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は2日、現行の原油増産ペースを4月も続けると決定。
追加増産を見送る。次回は3/31に協議。
閣議協議に先立ち、2日のニューヨーク市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は
一時1バレル111ドル上回り、2013年8月以来の高値を付けた。
・新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を延長するよう政府に要請した自治体が2日、14都道府県に広がった。
延長を要請したのは、関東7都県、関西3府県、北海道と青森、石川、愛知3県、福島、新潟、長野、岡山、広島、佐賀、長崎、宮崎の8県。
三重、高知、福岡は解除求める方向。
・日米欧はロシア、プーチン大統領の資産を凍結する個人制裁を決めた。
日米欧が一致して首脳に制裁の焦点を当てるのはリビアのカダフィ大佐やイラクのフセイン大統領ら過去に数例しかない。
「プーチン氏は侵略者」との印象を強調し、対ロ包囲網の形成につなげる狙い。
・岸田文雄首相2日、ロシアによるウクライナ侵攻で国外に避難する人について「日本への受け入れを今後進めていく」と表明。
新型コロナウイルスの水際対策の枠とは別に柔軟に対応することを検討する。
・ロシアのウクライナ侵攻で世界経済の回復シナリオがぐらつき始めた。
2022年の実質成長率は従来見通し比0.4ポイント強、下振れするとの見方がエコノミストの間で広がっている。
資源高によるインフレの長期化を懸念する声が多い。
・欧州連合(EU)統計局は2日、ユーロ圏の2月の消費者物価指数(速報値)が前年同月比で5.8%上昇。
前月の5.1%を大幅に上回り、上昇幅は統計を遡れる1997年以降で最大を更新。
・世界のフィンテック企業に逆風が吹いている。
投資家の高い成長期待に業績の伸びが追い付いていないためで、株価が半値以下に沈む企業も目立つ。
米利上げを警戒したマネーロンダリング(資金洗浄)のリスク回避は新規株式公開(IPO)や未上場企業の資金調達に影を落とす。
一方、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援するフィンテック企業の株価は持ちこたえており、優勝劣敗も進む。
・三菱UFJFG <8306> [終値681.5円]アニメやゲームなどのコンテンツを
改ざんやコピーが難しい形でデジタル化できる非代替性トークン(NFT)などのデジタル資産事業に参入する。
香港の大手、アニモカブランズと協業し、NFTの発行支援や取引市場の運営など幅広い事業を検討する。
邦銀でNFT関連事業を手掛けるのは初めて。年内にもサービス開始へ。
協業するアニモカブランズはブロックチェーン(分散型台帳)使ったゲームやNFT、仮想空間「メタバース」など手掛ける香港企業。
・外国為替市場で中国の通貨・人民元の堅調ぶりが際立っている。
米利上げ観測やウクライナ問題で新興国通貨が動揺する中、対ドルで約4年ぶりの高値圏にある。
対ロシア制裁が人民元の利用拡大につながるとの見方も。
・日米欧によるロシアへの金融制裁の影響で、ビットコイン中心に暗号資産(仮想通貨)の価格が急騰。
ロシアルーブルなど、海外との取引が制限された通貨の代替となっているのが一因。
ビットコイン価格は3/2、約4万4000ドル(約500万円)と
国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの一部銀行を排除することが決まった2/26比、13%上昇。
・欧米の債券市場で利回りが急低下(価格は上昇)。
長期金利の指標となる10年物国債利回りは、ドイツが1カ月ぶりにマイナス圏に落ち込み、米国も一時1.7%を下回った。
ウクライナを巡る地政学リスクが中央銀行の金融引き締めを難しくするとの見方が台頭し、欧米で利上げの織り込みが後退。
米金利先物の値動きから金融政策を予測する「Fedウォッチ」によると、
1日時点で3月の利上げ幅を0.5%とする織り込みは完全になくなり、利上げ見送りも3%に。
・世界各国・地域の新型コロナ感染者数前日比(死者数)3/2午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ世界全体151.8万人(8052)
米国46317(1926)インド7554(223)ブラジル22279(246)フランス81442(212)英国99670(269)ロシア96092(772)
ドイツ62096(83)トルコ59885(203)イタリア47136(233)スペイン58561(473)アルゼンチン3520(105)イラン9312(226)
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・1日の国連人権理事会では、ラブロフ露外相のビデオ演説時に各国大使ら議場から続々と退出。
国連総会は2日の緊急特別会合で、ロシアを非難し、ウクライナからの即時撤退を求める決議案を採決する見通し。
・東京商工リサーチは2日、新型コロナウイルスに関連した全国の企業の経営破綻が累計で3000件に達したと公表。
飲食業や建設業など中心に、業績不振が続く中で負債が膨らみ、事業継続を断念する事例目立つ。
・ウェザーニューズ <4825> [終値7950円]2日、今年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想発表。
20日に東京都心で開花し、21日に福岡、広島両市と続く。西・東日本は平年並みで3月中にはほとんどの都市で開花。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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第三者割当
海帆 <3133> [終値270円]1000万株 100円 3/28 割当先 吉川元宏・ペガソス・エレクトラ代表
株式分割
CIJ <4826> [終値829円]3/31 1株→1.2株
自己株処分
鳥羽洋行 <7472> [終値2777円]30万株 処分日3/31
公募・売り出し価格
SREHD <2980> [終値3835円]公募国内外で54万4200株 売り出し国内外で288万2600株
明治電機工業 <3388> [終値1053円]1016円 申込み3/3-4 払込日3/9
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2022/3/3 イメージ・マジック7793 マザーズ その他製品 公開株数 546,800 公開価格 1,740円 引受証券 みずほ他注目度 B
事業内容:オンデマンドプリントプラットフォームの提供、オリジナルプリントグッズの販売および製造、
IoT(モノのインターネット)などを活用した製造に関するシステムおよび関連機器の開発、販売およびコンサルティング
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(今日の一言)
海外NY株式市場は、大幅反発。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
25ベーシスポイント(0.25%)の利上げを支持する方向に傾いていると述べ、より大幅な利上げへの懸念が後退。
原油市場で北海ブレント先物が約8年ぶり高値を付ける中、エネルギー指数は大幅(2.2%)高。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3日ぶり反発(3.37%)。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は米長期金利の上昇を背景に、3日ぶりに反落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場はウクライナ情勢を背景とした供給懸念や
石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が大幅な追加増産を見送ったことで買いが加速。
アップル(+2.06%)グーグル(+0.43%)メタ(旧フェイスブック)(+2.27%)アリババ(-1.56%)エヌビディア(+3.18%)
ネットフリックス(-1.61%)アマゾン・ドット・コム(+0.60%)バイオジェン(-1.21%)バークシャー(+2.15%)
マイクロソフト (+1.78%)ズーム(-0.95%)テスラ(+1.80%)ラッセル2000(+2.51%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.24%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約131億株、過去20日間平均約124億株。
欧州株式市場の主要3指数は3日ぶり反発
2日の東京株式市場で日経平均(-1.68% )は4日ぶり反落。
東証株価指数(TOPIX)(-1.96%)も4日ぶり反落。
東証マザーズ(-0.92%)、日経ジャスダック平均(-0.50%)、東証2部(-0.85%)はそれぞれ4日ぶり反落で終了。
東証1部出来高は14億2553億万株、売買代金は3兆1119億円。
東証1部騰落数は値上がり251(11%)銘柄、値下がり1,875(86%)銘柄、変わらず53(2%)銘柄に。
マザーズ出来高は1億2212万株、売買代金は1791億円。
マザーズ騰落数は値上がり155(36%)銘柄、値下がり257(60%)銘柄、変わらず14(3%)銘柄に。
東証1部業種別ランキングでは4業種上昇、29業種下落に。
値上がり上位は、鉱業、石油石炭製品、非鉄金属、海運業。
値下がり上位は、ゴム製品、輸送用機器、保険業、ガラス土石製品、空運業、金属製品、精密機器、・・・
東証1部値上がり上位は、ホウスイ <1352> [現在1217円 +187円]大平洋金属 <5541> [現在3680円 +420円]
大阪チタニウム <5726> [現在1361円 +144円]WTI原油ETF <1671> [現在2489円 +230円]
値下がり上位は、朝日放送GHD <9405> [現在678円 -67円]LIXCL <5938> [現在2391円 -196円]
太平洋セメント <5233> [現在2049円 -166円]東邦ガス <9533> [現在2898円 -227円]
三菱UFJ <8306> [現在681.5円 -19.3円]みずほ <8411> [現在1478.5円 -45.0円]三井住友 <8316> [現在3989円 -107円]
野村 <8604> [現在510.5円 -13.0円]大和 <8601> [現在671.1円 -7.1円]
ソフトバンクグループ <9984> [現在5266円 +34円]トヨタ <7203> [現在2038.5円 -94.5円]
日経平均株価は大幅反落。
朝方は、3日続伸の反動と、ウクライナ情勢への警戒感から1日の欧米株式が下落した流れを受け、売り優勢のはじまり。
時間外取引で米株価指数先物が高かったこともあり、下げ渋る場面もあったが、買いは続かず軟化。
後場下げ渋って始まったが、ウクライナ情勢をめぐる警戒感が続き、一時2万6313円(前日比531円安)までつけ、安値圏でもみ合い。
マザーズ指数は、反落。
3日間の急騰で一服、幅広い銘柄に利益確定売りが出たが、後場からマイナス圏ながらも下げ幅縮小した。
ウクライナ情勢に振らされる相場が続いています。
ただ、もう終盤にきていると思っています。
続きの個別銘柄等は【コロ朝プレミアム】に掲載済
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会場 東京都中央区八丁堀3-17-16 セントラル京橋三立ビル別館703
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