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扉を開いて(2012.1.15号)

2011年1月15日(日)はれ

・宇宙ビジネス、日本の宇宙予算3000億円規模。欧州の半分以下、米国の10分に1以下。背後には中国やインド迫る。
 
・世界の宇宙市場(ロケット製造と打ち上げ、衛星の製造と運用、地上支援など)2009年度1600億ドル。
 10年後5900億ドル(約46兆円)に膨らむ。

 三菱電 <6503> [終値729円]日本で唯一衛星の設計から製造、試験までを一貫してできる設備持つ。

・日本の宇宙銘柄、裾の広く。

 明星電気 <6709> [終値89円]日本の衛星やロケット採用された同社製機器2500種超。
 「はやぶさ」にも同社製エックス線分光装置搭載。最近NASAはじめ海外衛星への受注も増加。採算は厳しく。

・米格付け会社S&Pユーロ圏9ヵ国の国債格下げ発表。フランス最上級格付け失い市場欧州債務問題への警戒感再び強まる。

・欧州債務問題今週も綱渡り続く。格下げは16日からの取引で反映、「格下げは利回りに織り込み済」との見方も。
 市場フランスの格下げで欧州金融安定基金(EFSF)債の格付も引き下げられるとの見方も。
 今週19日フランス、17、19日にスペイン、18日ドイツ国債入札予定。17日EFSF債発行も。

・米企業2011年10-12月期決算発表本格化。13日時点アナリスト予想、主要500社の純利益前年同期比7%増。
 欧州債務問題や新興国の景気減速など不安材料は多く。波乱含みの決算シーズンになりそうと。

・中国株反発しつつ。上海総合指数9日、節目の2200台を半月ぶり回復。
 温家宝首相「株式市場の自信取り戻す」と語り、新たな株式相場のテコ入れ策期待に。インフレ圧力の低下も株価の支援材料に。

・会社がわかる 特集岡村製作所 <7994> [終値579円]オフィスつくりの「総監督」狙いは「丸ごと受注」。
 内製率7割でオフィス家具自在に加工。
 2012年にかけ、東京23区で大型オフィスビル相次ぎ完成。09〜10年の2年間から7割増。2年間で545億円のオフィス需要発生。
 最低4割受注獲得目標。海外売上高15年までに10〜15%に。M&A(買収・合併)による販売網の獲得も必要と。

・銀行貸し出しの減少傾向に歯止め。日銀統計3ヵ月連続で増加。
 海外でのM&A(買収・合併)向け融資伸びたほか、東日本大震災被災地で復興に向けた資金需要も上向いたのが主因。
 企業の設備投資需要は依然低調。

・今年の有望な投資先、世界の有力ファイナンシャル・アナリストの4割が株式に強気。
 昨年は世界的に株式から債券への資金流れたが今年はその反動が起きるとの見方多い。

・アジア中心に新興国の債券市場に世界の投資マネーが流入。
 足元でインフレ圧力の緩和に伴い値上がり期待の強い新興国にも資金シフトが波及。資金流入アジアが特に目立つ。 

・OUT Look:今週の株式相場は欧州債務問題の行方をにらみながら神経質な展開に。
 市場の関心再びイタリアやスペインなど重債務国の国債入札に移りそう。
 日本株固有の売買材料乏しい中、投資家「短期の値動きに合わせ細目に売買繰り返す」との見方も。
 閑散相場に活気戻る機運見られず。パナソニック <6752> [終値629円]31年ぶりの安値。
 任天堂 <7974> [終値10340円]アドバンテスト <6857> [終値687円]は昨年来安値更新。
 米ダウ工業株30種平均5ヵ月ぶりの水準回復も日本株連れ高せず。
 今週はスペイン国債入札、20日に独仏伊3ヵ国首脳会談。

・Wall Street:今週の米株式相場は上値の重い展開か。
 今週から本格化する米主要企業の2011年10-12月期決算や欧州国債入札の動きみながら神経質な値動きに。
 今週金融やIT(情報技術)大手の決算発表相次ぐ。
 18日11年12月の米鉱工業生産、20日12月の中古販売発表。週初め16日は祝日全市場休場に。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派48%(前回比+10)弱気派27%(同-5)中立派25%(同-5)
 米景気の底堅さ背景、投資家のリスク回避姿勢やや後退。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は中国やベトナムなどアジア株の上昇目立つ。一方欧州各国の株式相場は伸び悩む。
 中国上海株・香港株上昇。温首相株式市場への投資家の信認高めると表明、株価底入れの期待で買われた。

・ランキング:配当による利益配分に前向きな会社。「老舗企業」程配当性向高くなる傾向。
 条件に時価総額100億円以上、直近本決算最終損益が黒字、今期最終損益増益見通し。

 1位巴コーポ <1921> [終値277円]予想配当性向244.58% 「安定配当を重く考えている」

 2位日本電子 <6951> [終値204円]158.73% 3位島精機 <6222> [終値1308円]146.40%

 7位資生堂 <4911> [終値1391円]95.24% 業績回復遅れるも安定配当重視、年50円配当続ける。
 
 16位アートネイチャー <7823> [終値918円]83.09% 利益落ち込み結果的に配当性向高くなる。

 22位グンゼ <3002> [終値221円]74.98% 株価電子部品関連の収益力向上が上昇のカギ。

 29位アステラス <4503> [終値3100円]68.82% 配当据え置き、株主配分重視姿勢。 

・5月22日オープン東京スカイツリー(東京・墨田)銘柄。経済波及効果年間1300億円。

 東武 <9001> [終値397円]「東京スカイツリータウン」子会社運営。初年度540万人来場者見込む。

 近ツリ <9726> [終値84円]東京・横浜観光組み合わせたパックツアー商品発売。

・日本のM&A(買収・合併)市場が活況。2011年日本企業がかかわったM&A10兆4956億円と前年比58%増。
 海外での買収攻勢印象残る。12年もファンドが関係するM&aは増えそう。(日経ヴェリタス)

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