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老舗企業に変革迫る

2022年9月12日(月)晴れ 新聞休刊日

・政府は10月までをメドに新型コロナウイルスの水際対策で導入している1日あたりの入国者数の上限を撤廃する調整に入った。
現在の1日5万人の制限をなくす。個人旅行客の受け入れの解禁、短期滞在での査証(ビザ)取得の免除もあわせて検討へ。
政府は円安に伴うインバウンド(訪日観光客)増加の経済効果も期待する。
木原誠二官房副長官は11日、インバウンド拡大が経済活性化に「最も効く」との認識を示した。

・IHI <7013> [終値3815円]現金創出力が高まっている。
2022年3月期には営業キャッシュフロー(CF)が初めて1000億円を超えた。
新型コロナウイルス禍で痛手を負った航空機関連事業を筆頭に各事業で収益力が回復していることに加え、
在庫圧縮や売掛金の早期回収など運転資本の削減が奏功。
00年代から直近まで、低い収益力を補うため東京湾岸の保有不動産を切り売りして利益を捻出してきたが、体質改善進む。

・株式市場が創業100年前後の老舗企業に変革を迫っている。
女性社長や海外投資家がしがらみを断って資本効率を前面に押し出し、株価上昇につなげている。

1936年創業の昭和電線HD <5805> [終値1838円]長谷川隆代社長、2018年に同社初の女性社長に抜てき。
16年3月期の最終赤字を乗り越え、新型コロナウイルス禍ただ中の22年3月期に過去最高益を実現。
長谷川社長は就任後すぐ、稼ぐ効率を示す「投下資本利益率(ROIC)」が、
資金調達の費用を表す「加重平均資本コスト(WACC)」を上回っているかを事業ごとにはじきだした。
2つとも投資家が重視する指標だ。

・株式市場が創業100年前後の老舗企業に変革を迫っている。
三ツ星ベルト <5192> [終値3230円]21年12月、米ダルトン・インベストメンツ系のファンドが
同社株5%以上を保有していると把握。ダルトンはアクティビスト、いわゆる「物言う株主」として知られる。
株主の圧力が間近に迫っていると感じた三ツ星ベルトは、初めて機関投資家へのヒアリングを実施。
2桁近くの投資家に経営陣への意見を聞いた。
浮かび上がったのが、中長期的なビジョンを描いて資本効率を改善することの重要性だった。

・株式市場が創業100年前後の老舗企業に変革を迫っている。
東京製鉄 <5423> [終値1315円]19年に取締役への株式報酬制度を導入し、「経営陣=株主」の構図を持ち込んだ。
電炉で生産する鋼材は二酸化炭素(CO2)の排出が少なく、脱炭素の追い風が吹いた面はある。
だが、自動車向け鋼板の拡大といった積極策は成長重視にかじを切った表れだ。
国内の製鉄大手は高炉から電炉への転換を進めるが、数年はかかる。
設備投資で先行し、売上高純利益率を高めてきた東京製鉄の優位性が高まる。

・KDDI <9433> [終値4420円]11日、東日本エリアで一時通信障害が発生したと発表。
午後10時半ごろから通話やSMS(ショートメッセージサービス)が利用しづらくなり、約12分で復旧。

・9/11 19時、非常に強い勢力の台風12号(ムイファー)は、石垣島の南の海上をゆっくり北北西に進んでいると推定。
石垣島などは風速25m/s以上の暴風域に入っていて、19時までの最大瞬間風速は石垣島で27.0m/s、伊原間で27.8m/sを観測

・アメリカ軍普天間基地の移設の是非を最大の争点とする沖縄県知事選挙で、
名護市辺野古への移設反対を掲げた現職の玉城デニー氏が再選。

・逆風下の成長株を探すヒント 業界シェアや株主に注目
農林中金バリューインベストメンツ 奥野一成氏
信越化学 <4063> [終値16450円]塩化ビニール樹脂などでトップシェア 過去10年の株価上昇率 3.8倍
SMC <6273> [終値67680円]空気圧機器メーカー首位 5.5倍
テルモ <4543> [終値4577円]カテーテルなど医療機器大手 5.3倍

・逆風下の成長株を探すヒント 業界シェアや株主に注目
三井住友DSアセットマネジメント 古賀直樹氏
エムアップHD <3661> [終値1722円]ファンクラブサイト運営や各種イベントの電子チケット 過去10年の株価上昇率13倍
ケアネット <2150> [終値1349円]製薬会社のデジタル営業支援サービス 28.4倍
ULSグループ <3798> [終値3370円] ITコンサルティング 8.5倍

・逆風下の成長株を探すヒント 業界シェアや株主に注目
日興アセットマネジメント 北原淳平氏
リログループ <8876> [終値2272円]企業の福利厚生代行や借り上げ社宅の管理 過去10年の株価上昇率8.4倍
ジェイエイシーリクルートメント <2124> [終値1992円]人材サービス大手 12.2倍
ベクトル <6058> [終値1137円]企業のPR事務代行やマーケティング調査 9.9倍

・成長株投資の注意点
振り向けるのはリスク資産の一部 失敗を許容できる範囲で投資
長期での保有を前提にする 短期的な値動きに一喜一憂しない
中小型株はより慎重に 売りたいときに売れない可能性や業績の振幅リスクが高い
投資判断は自分で ブームに乗るのは高値づかみのリスクも

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・バイデン米大統領9日、米半導体大手インテルが中西部オハイオ州に建設する新工場の起工式で演説
「米国は半導体の分野で世界をリードする存在でなければならない」と、より高性能な半導体の研究・開発や生産、
サプライチェーン(供給網)の強化に向けた取り組みを加速させる考えを強調した。

・東京都小池百合子知事9日、
一戸建て住宅を含む新築建物への太陽光パネル設置を住宅メーカーに原則義務付ける制度について
2025年4月に導入する方針を示す。
一戸建て住宅を対象とした設置の義務化は全国で初めて。

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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。

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第三者割当

バリオセキュア <4494> [終値1170円]71万株 1178円 9/27-29 割当先 HEROZ

自己株処分

エル・ティー・エス <6560> [終値3060円]14万3000株 3490円 処分日9/26 処分先 横河デジタル

新規公開株

銘柄 (コード/市場)  公募価格 注目度 主幹事証券

9/13 ジャパニアス (9558/東G) 1,020 B 日興
先端エンジニアリング事業

9/16 eWeLL (5038/東G) 1,700 A 大和
在宅医療分野における業務支援事業

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、3日続伸。
米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げ観測の織り込みがある程度進み、米債券市場では長期金利の上昇も一服。
投資家心理の悪化にひとまず歯止めがかかり、8月中旬以降の調整局面で
下げがきつかったハイテク株や景気敏感株を中心に買われた。

ダウ平均は直近3営業日で1006ドル上昇し、8月中旬からの下落幅の3分の1を戻した。
S&P主要11セクター全てが上昇。
通信サービス、ハイテク、エネルギー、一般消費財の上げが目立った。

フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3日続伸。

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場はドル高基調が一服していることなどを背景に反発。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は
欧州のエネルギー危機や石油輸出国機構(OPEC)主導の減産に伴う供給懸念などを背景に買いが加速、大幅続伸。

アップル(+1.88%)グーグル(+2.016%)メタ(旧フェイスブック)(+4.37%)アリババ(+2.93%)エヌビディア(+2.64%)
ネットフリックス(+2.70%)アマゾン・ドット・コム(+2.66%)バイオジェン(+1.86%)バークシャー(+0.86%)
マイクロソフト (+2.30%)ズーム(+2.96%)テスラ(+3.60%)ラッセル2000(+1.95%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.40%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約99.1億株、過去20日間平均約102.4億株。

週間ベースでは、ダウは2.7%、ナスダック総合指数は4.1%、S&P500種指数は3.6%、それぞれ上昇。
市場参加者が景気見通しへの懸念から目をそらし、再び買いを入れたことが背景。
主要株価指数は週間ベースで4週間ぶりに上昇した。

市場は13日に発表される8月の消費者物価指数(CPI)統計に注目。
ウェルズ・ファーゴのエコノミストは、ガソリン価格の低下を背景に、
8月の総合指数は新型コロナウイルス感染拡大初期の2020年4月以来の幅で低下するとの見方を示している。
ただそれでも市場は連邦準備理事会(FRB)が今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で再度大幅利上げを決定するか注目している。

欧州株式市場の主要3指数は大幅上昇。
英国FT100株価指数は日続伸、独DAX指数2日ぶり反発、仏CAC40種平均は4日続伸。
欧州中央銀行(ECB)が金融引き締めをさらに進めるとの予想から銀行株が上昇したのが相場全体を押し上げた。

エリザベス女王の死去を受けて、イングランド銀行(英中央銀行)は来週予定していた金融政策委員会を延期すると発表。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインが9日、節目の2万ドルを超えた。
上昇率は2月下旬以来半年ぶりの大きさとなる見込み。
米ドルが幅広い通貨に対して売られたことを受けた。

9日の東京株式市場で日経平均(+0.53%)は2日続伸。
東証株価指数(TOPIX)(+0.40%)も2日続伸。

東証マザーズ(+2.42%)は2日続伸、東証スタンダード市場指数(+0.58%)は2日続伸、
東証グロース市場指数(+2.42%)は2日続伸で終了。

東証プライム出来高は12億2470万株、売買代金は3兆1436億円。
東証プライム騰落数は値上がり1,205(65%)銘柄、値下がり535(29%)銘柄、変わらず97(5%)銘柄に。

東証スタンダード出来高は1億8634万株、売買代金は996億円。
東証スタンダード騰落数は値上がり701(50%)銘柄、値下がり472(33%)銘柄、変わらず181(13%)銘柄に。

東証グロース出来高は1億6359万株、売買代金は1362億円。
東証グロース騰落数は値上がり309(64%)銘柄、値下がり146(30%)銘柄、変わらず23(4%)銘柄に。

東証プライム業種別ランキングでは26業種上昇、7業種下落に。
値上がり上位は、海運業、電気・ガス業、不動産業、鉱業、サービス業、非鉄金属、医薬品、石油石炭製品、・・・
値下がり上位は、空運業、ゴム製品、精密機器、陸運業、パルプ・紙、小売業、輸送用機器。

東証プライム値上がり上位は、新日本科学 <2395> [現在2940円 +414円]ソースネクスト <4344> [現在281円 +37円]
ミダックHD <6564> [現在3625円 +400円]ジャムコ <7408> [現在1407円 +131円]

値下がり上位は、国際紙パルプ商事 <9274> [現在780円 -36円]オイシックス <3182> [現在1720円 -76円]
島精機 <6222> [現在2181円 -92円]Hamee <3134> [現在1046円 -43円]

日経平均株価は続伸。
朝方は、8日の米国株高を受け、買いが先行。
前場に2万8286円(前日比220円高)まで上昇。

その後、戻り売りや利益確定売りに伸び悩む場面もあったが、
一巡後は持ち直し、引けにかけて2万8200円台で推移した。

日経平均先物・オプション9月限SQ(特別清算指数)値は2万8253円40銭。

マザーズ指数は、続伸。
東京市場全般が堅調な週末相場となり、新興市場はプライム市場より買い優勢の展開となった。

週間ベースでは、日経平均株価は、2.0%高、3週ぶり反発、東証株価指数(TOPIX)は1.8%高、3週ぶり反発。
東証プライム市場指数は1.8%高、3週ぶり反発。
東証マザーズ指数は3.2高、東証スタンダード市場指数は0.9%高、
東証グロース指数は3.3%高、東証REIT指数は1.0%高、それぞれ3週ぶりの反発で終了。

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今週は、後半には来週の米連邦公開市場員会(FOMC)を控えて、模様眺めといった予想も多いのですが、
ほぼ、0.75bpの利上げが織り込まれているようですので、中小型材料株は物色されるのではないかと考えています。

無理することはいけないのですが、少し買っておくことも・・・

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