
銘柄研究・ナノキャリア
- 2012年04月14日
- 株式投資・経済ニュース全般
東京市場は週末SQを無事に経過し、朝方の北朝鮮弾道ミサイル発射失敗で地政学リスクも後退、続伸で終了。
週間ベースで日経平均株価マイナス0.5%、TOPIXはマイナス1.2%、ともに2週続落。
マザーズ指数はプラス0.05%、2週ぶり反発、日経ジャスダック平均はプラス0.35%、3週ぶり反発。東証2部はマイナス0.42%で3週続落に。
4月のSQ値は9638円83銭となり、週末は日経平均株価(9637円99銭)は若干下回って取引を終えました。
よくこのSQ値と日経平均株価の関係でSQ当日から6日間の日経平均株価の終値でSQ値を超えると勝ちとして下回ると負けとした場合、
負け越すとその月は軟調になると言われております。
ちなみに3月は3勝3敗、何とか踏みとどまり月足陽線、2月は4勝2敗で陽線となっております。
今回も週末の海外安から見て週明けは反落スタートと予想されスタートの2日間は2月と同様2連敗の苦しいスタートになりそうです。
日本独自の切り返しを期待したいところです。
今週は3月10日にも注目しましたナノキャリア(当時30850円)をもう一度取り上げてみます。
ウィズ・パートナーズ社が200社前後のバイオベンチャー企業から同社を最初の投資対象として選択。
プロジェクトの自社開発の加速化と製品価値及び企業価値最大化に向けて増資も完了。
3月末にそのウィズ・パートナーズの協力でエーザイと共同研究契約締結。
国内外での再実施権付独占的ライセンス契約している特許が欧州特許庁から特許査定受ける。
日本、米国、カナダ、オーストラリア、韓国、欧州で遺伝子キャリア(運搬体/担体)に好適なポリマーミセルに関する物質特許確保。
同社が開発しているミセル化ナノ粒子医薬品(主に抗がん剤)では、薬物が病変部へ集まる割合が高くなり、
相対的に正常組織への分布が抑制されることにより、副作用が軽減されることが見込まれています。
バイオベンチャーの一部が理想買いの状態から収益が見えてきた現実買いへとの変化の兆しも追い風になりそうです。
同社のIRも頻繁に出しております。1月5回、2月6回、3月5回、4月は1回と今週(16-20日)にはなにか発表も期待されそうです。
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