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オランド氏勝利宣言

2012年5月7日(月)はれ

・フランス大統領選、社会党オランド氏勝利。仏メディア速報で、社会党のオランド前第1書記が51〜52%の票を獲得と。

・オランド氏支持者を前に「全てのフランス人の大統領になる」と述べ、勝利を宣言。

・ギリシャ総選挙、選挙前まで大連立を組んでいた二大政党が議席大幅に減らす。2党合わせた過半数獲得が微妙な情勢と。

・ギリシャ総選挙、内務省の推計。第1党の右派・新民主主義党(ND)が112議席、3位の左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が43議席と予測。
 連立与党が過半数を維持する可能性も、政府の議席獲得見通しは開票率約38%で試算されており、結果は予断を許ず。(7日休刊日 拾い読み)

・エルピーダメモリ5日、米半導体大手マイクロン・テクノロジーズを支援企業にする方針固めた。
 買収額2千億円超、設備投資の肩代わり分含めた支援総額3千億円弱になる見通し。日本勢DRAMメーカー消える。

・欧州連合(EU)のイラン向け制裁でイラン産原油の輸入、7月全面停止する事態避けるため、政府新たな法律つくる検討へ。
 新法で国が補償の大部分を肩代わりへ。

・北海道電力 <9509> [終値1084円]5日深夜泊原発3号機(北海道・泊村)定期検査に入るため発電停止。
 国内すべての原発停止は1970年以来42年ぶり。

・消費者金融経営環境が厳しさ増す。業界の不良債権比率2011年度上期に15.3%と10年間で約5倍の水準へ上昇。
 貸し付けが細る一方、不良債権処理重荷に。若者中心に貸し倒れ減らず。

・4日米株式市場ダウ工業株30種平均3日続落、前日比168ドル32セント(1.3%)安1万3038ドル27セントで終了。
 4月の雇用統計、非農業部門雇用者数前月比の伸びが3月から鈍化、市場予想大幅に下回る。

・原油先物相場大幅に続落。WTI (ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近6月物前日比4.05ドル(約4%)安1バレル98.49ドル。
 3ヵ月ぶりに100ドル割れ。

・三菱自 <7211> [終値89円]主力工場水島製作所(岡山・倉敷市)普通乗用車の減産に踏み切る。2012年度生産計画11年度比約2割減産。

・日立 <6501> [終値492円]
 企業のデータセンターの設計から建設、保守まで一括で請け負うサービス始める。構築期間従来比短く、費用1割前後抑制へ。

・「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」と呼ばれる携帯電話のゲームの新商法について消費社長が景品表示法に抵触する可能性を判断。
 国内ソーシャルゲーム(交流ゲーム)各社に今後の収益にも影響も。
 
 DeNA <2432> [終値2490円]
 「モバゲー」でアイテムがガチャを購入する際に使用する仮想通貨「モバコイン」の消費量、今年1-3月500億円超。年間で2000億円に達する勢い。

 
 グリー <3632> [終値2151円]2011年10-12月有料課金収入前年同期比3倍以上382億円に達する。 (6日 日経新聞)

・川重 <7012> [終値231円]船舶の建造でブラジルに進出。現地企業との合弁約900億円投じる大型造船所の建設計画に参加。
 資源大手に掘削船生産供給。特殊技術の必要な需要地近くで生産してコスト競争力高める。

・米国4日雇用統計、非農業部門の就業者数前月比11万5000千人増加。市場予測平均(約16万人)下回り、昨年10月以来の小幅な伸び。
 昨年12月から今年2月まで3ヵ月連続で20万人超も3月(15万4000人)に続き2ヵ月連続20万人割り込む。失業率8.1%と3年3ヵ月ぶりの低水準に。

・米国防総省、日本の次期主力戦闘機に決定している最新鋭ステルス戦闘機F35、日本購入計画42機総額推計100億ドル(約8000億円)に。

・米雇用統計受け、4日の外国為替市場では円相場1ドル=80円前後でやや円高方向で推移。
 週明けにフランス、ギリシャの選挙結果の判明控えていることから市場様子見姿勢はなお強く、一方向に売買傾ける動きには至らず。

・韓国・サムスン電子4日、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の戦略機種「ギャラクシーSⅢ」を今月末から世界市場に順次投入発表。
 4.8型有機EL(エレクトロルミエッセンス)パネルや音声認識機能備えた。
 「iPhone(アイフォーン)」の次世代機発表は今秋とサムスンは間隙を突く形で販売競争優位に進めたい考え。
 サムスン電子の2012年1-3月期のスマホの世界出荷台数4450万台で3510万台の米アップルを抜き返す。

・米主要小売企業4月既存店売上高(ウォルマート除く)前年同月比0.6%増。2、3月は同6%超の伸びが続くも4月は急減速。

・米ゼネラル・モーターズ(GM)中国の自動車供給体制強化。
 内陸部の武漢市に新工場建設。これまで沿岸部に偏っていた生産拠点を中国全土に広げる。

・米フェイスブック新規株式公開(IPO)に伴う調達額最大1350億8000万ドル(約1兆900億円)に。
 米企業としては2008年カード大手ビザ、10年GMの再上場に次ぐ史上3番目の規模。IT(情報技術)業界では最大。
 公募・売り出し価格の仮条件は28〜35ドルに。上場日は17〜18日との見方有力。(5日 日経新聞)

・伊藤忠 <8001> [終値908円]ミャンマー内陸部でタングステンやモリブデンなどの鉱山開発目指す。総事業費数百億円規模になると見られる。

・丸紅 <8002> [終値544]ミャンマー経済制裁前に建設にかかわったヤンゴン近郊火力発電所やバルーヂャン第2水力発電所の改修に着手。
 
・三井物産 <8031> [終値1235円]ミャンマーで生産した天然ガス原料に使う化学肥料プラントなど老朽化設備改修案件調査開始。 

・仏ルノー、日産 <7201> [終値808円]などと共同でロシア自動車最大手アフトワイズの経営権取得へ。日産の保有比率15%。

・オフィスビル賃貸料下落傾向一服。東京既存ビル(1年以上)新築ビル(1年未満)とも4年ぶりに上昇。大阪は新築が2年連続上がる。

・日中韓、東南アジア諸国連合(ASEAN)3日財務相・中央銀行総裁会議、
 外貨融通網「チェンマイ・イニシアチブ(CMI)」拡充柱とする共同声明採択。欧州危機の波及回避に域内上げて連携する姿勢示す。

・欧州中央銀行(ECB)3日、政策金利の据え置き決定。ドラギ総裁「国債市場に緊張が残っている」との認識示す。

・武田 <4502> [終値3495円]スイス製薬大手ロシュグループ会社と提携、
 抗がん剤の投与前に患者の遺伝子など診断し、薬が効きやすい人を見極める「個別化医療」への対応強化へ。

・NTTドコモ <9437> [終値133200円]
 出資先米エバーノート(カリフォルニア州)の企業価値10億ドル(約800億円)に達する。2009年評価額は3000万ドル程度。

・米ゼネラル・モーターズ(GM)3日発表2012年1-3月期純利益前年同期比68%減10億400万ドル(800億円強)。(4日 日経新聞)
 欧州事業の巨額赤字響く。北米や中国での売上高は4%増377億5900万ドル。 

・上場企業2012年3月期決算、経常損益改善する企業が全体の半数超。円高やタイ洪水、東日本大震災などの逆風下でも収益力高めた企業多く。
 船体の経常利益額、電機大手などの業績悪化響き、前期比18%減。13年3月期は上場企業の経常利益2ケタ増見通し。

・2011年度中国事業、前年度比2k手合賃上げした企業8割に。中国事業の利益見込み10%以上減る企業は2割近くに。

・事業再生ADR(裁判外外の紛争解決)による経営再建中のアイフル <8515> [終値172円]
 2012年3月期連結最終利益170億円の黒字(前期は319億円の赤字)。3期ぶり最終黒字悪保。

・東京海上 <8766> [終値2032円]
 中国政府1日、自動車損害賠償責任保険(自賠責)の外資開放発表受け、年内にも中国人向け自動車保険市場に参入。

・欧州緊縮財政と経済成長の両立探る動き表面化。
 欧州連合(EU)域内景気の早期回復に向け成長戦略の策定検討し始めた。6月末首脳会議での合意めざし調整へ。

・スタンダード&プアーズ(S&P)ギリシャ国債長期信用格付一部のデフォルト(債務不履行)示す「SD」から「トリプルC」に引き上げ。

・ファーストリテイリング <9983> [終値17500円]
 衣料品専門店ユニクロ4月既存店売上高前年同月比6.8%減少。前年同月下回るのは5ヵ月ぶり。来客数大幅減。

・スズキ <7269> [終値1857円]インド4輪子会社マルチ・スズキ発表、
 4月の新車販売台数前年同月比3%増10万415台。4ヶ月連続前年実績上回る。

・2011年度鉄鋼輸出量、前年度比8.3%減、3999万2000トン。3年ぶり前年度マイナスに。10年度まで2年連続最高更新。
 東日本大震災やタイ洪水による自動車産業の生産停滞響き、円高進行輸出減少。

・古河電工 <5801> [終値210円]自動車用組み電線(ワイヤハーネス)向けに強度2倍に高めた新型アルミニウム線材開発。
 2014年出荷開始。自動車の軽量化と燃費向上につながりそう。

・カーシェアリング向けの車両台数2013年にも1万台突破する見通し。直近の1.5倍強の水準。都市部では新しい利用法が身近に。 

・ソーシャルゲーム(交流ゲーム)の2強、DeNA <2432> [終値2490円]とグリー <3632> [終値2151円]海外展開急ぐ。
 国内市場拡大への期待薄れつつあるため。
 高額課金に結び付ける独自の仕組みを欧米などに持ち込み世界ユーザー獲得狙うも勢いつき過ぎると日本と同様の問題起きる可能性も。

・信用買い残4/27申込み10週連続増加。1兆5249億円と前週比76億円増。2011年9/22時点(1兆5411億円)以来の高水準。

・米国株高・日本株安鮮明に。
 1日米国市場ダウ工業株30種平均4年4ヵ月ぶりの高値付ける一方、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)は4月以降じり安歩調。
 追加金融緩和期待根強い米国に対して日本では金融政策に目先の出尽くし感広がる。(3日 日経新聞)

・国内全原発が停止。原発再稼働できないまま今夏猛暑になった場合、沖縄除く日本全体で0.4%の電力不足と試算。
 不足率北海道電力 <9509> [終値1084円]管内3.1%、関西電力 <9503> [終値1129円]管内で16.3%に達する見通し。
 停電や過剰節電事態で熱中症患者急増も。
 長期停止すれば原発の「命」にも影響。メンテナンス請け負↑企業廃業、必要な作業員確保できなくなるとも。「安全技術の継承も進まず」
 
・民主党執行部国会会期今年末まで「超大型延長」する奇策浮上。
 衆院解散や党分裂の危機回避、谷垣禎一自民総裁の息の根を止める一石三鳥作戦。(6日 産経新聞)

・フランス大統領選、世論調査で優位を保つオランド氏の強気姿勢目立つ。

・人口推計(4/1現在)15歳未満の子供の数は前年比12万人減1665万人と31年連続で減少。総人口に占める割合過去最低の13.0%。(5日 産経新聞)

・再生可能エネルギー固定価格買い取り制度7月開始受け、発電ビジネス乗り出す企業の動き活発に。

 京セラ <6971> [終値7730円]シャープ <6753> [終値448円]参入決定。

・NTTドコモ <9437> [終値133200円]スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)端末の販売価格大幅に引き下げ。
 「実質0円」端末も積極的に投入。スマホ競争本格化。 (4日 産経新聞)

・グリー <3632> [終値2151円]米ソーシャルゲーム開発会社ファジオ、約2億1千万ドル(約169億円)で買収。5月中の買収完了目指す。
 ファジオの人材活用してゲームなどの開発力強化。

・レギュラーガソリン店頭価格(1日現在 全国平均)1リットル当たり153.9円と前週比1.6円値下がり。値下がりは4週連続。(3日 産経新聞)

・熱風インドネシア 世界のマネーを引きつける潜在力。

 2011年実質国内総生産(GDP)成長率6.5%で東南アジア諸国連合(ASEAN)商用国でトップ。
 
 年100万台視野に入ったインドネシア自動車市場、韓国企業本気度あらわす。

 双日 <2768> [終値134円]工業団地へ20〜30社誘致へ。

 「所得水準の向上」と「人口増」の掛け算で今後個人消費が加速度的に伸びそうと。

・インドネシア世界4位の人口2億4000万人を抱え、購買力備えた中間層急増中。
 人口構成20歳以下若年層が総人口の4割。「人口ボーナス期」が30年ごろまで続く。

・内需拡大の恩恵、銀行、メディアなどインドネシアでは「成長産業」インフラ整備が街の利便性高め、さらなる拡大呼び込む。

・インドネシアの自動車市場や二輪車市場では日本企業シェア9割超。

 自動車:首位トヨタ <7203> [終値3205円]シェア35% ダイハツ <7262> [終値1536円]18% 三菱自 <7211> [終値89円]15%

 二輪車:ホンダ <7267> [終値2818円]53% 2位ヤマハ発 <7272> [終値988円]39% 

 車部品メーカー:ケーヒン <7251> [終値1359円]日信工 <7230> [終値1304円]エフ・シー・シー <7296> [終値1660円]など
 ホンダ <7267> [終値2818円]系二輪車部品メーカーに注目。 

 建機:コマツ <6301> [終値2256円]49% 米キャタピラー18% 日立建機 <6305> [終値1683円]15%

 生活用品:ユニ・チャーム <8113> [終値4535円]紙おむつシェア約5割 フマキラー <4998> [終値310円]小分け蚊取り線香

 化粧品:マンダム <4917> [終値2063円]認知度高く。整髪剤でシェア7-8割。

・外国為替市場円高・ドル安を招く2つの波が押し寄せる。
 第1波先週月曜日、4月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が失望誘う。
 第2波は4日、4月の米雇用統計、非農業部門の就業者数増加幅が市場予測平均(約16万人)に遠く届かない11万5000人。
 米市場では円が79円81銭まで上昇。6日仏大統領選とギリシャ総選挙という不安材料も。

・欧州に「選択の日」訪れる。6日仏大統領選挙決選投票とギリシャ総選挙、ドイツ地方選挙。
 投票結果はドイツ主導緊縮財政への反発を色濃く映すものになる公算。
 
 仏大統領選社会党オランド氏勝利で「財政協定」の見直し、フランス歳出カットの取り組み減速、夏場仏株動揺とも。

 ギリシャ総選挙では二大政党が過半の議席獲得できず、小政党乱立し政策の実行力低下することが懸念。

・上場企業2012年3月期決算発表今週から後半戦に突入。
 先週企業決算に対する市場の反応は13年3月期会社側業績計画が市場事前予想上回れば買われ、下回れば売られる構図。

 日本電産 <6594> [終値7000円]ファナック <6954> [終値13870円]株価下落。
 京セラ <6971> [終値7730円]日東電工 <6988> [終値3460円]買われる。

 8日東芝 <6502> [終値318円]9日トヨタ <7203> [終値3205円]10日ソニー <6758> [終値1270円]決算発表。 
 自動車の決算次第ではムード一変も。

・会社がわかる 特集旭化成 <3407> [終値491円]
 4月TOB(公開市場買い付け)により米ナスダック上場医療機器大手ゾール・メディカル(マサチューセッツ州)約1800億円で買収。 
 医療や血液浄化装置など既存事業に新たに救急救命事業加わる。相乗効果でアジア事業拡大へ。狙いは将来の収益安定性と成長力。

・「テクニカル分析」日経平均株価9400〜9700円のボックス圏下抜けで下値のメドは「9200円」が注目集める。波乱含みの展開が予想。
 約3ヵ月半ぶりに75日移動平均線割り込む。「株価チャートもう一段下落しやすい形に」。
 直近安値から直近高値までの上昇幅の半分を株価下落の目安とする考えでは9195円。
 最悪シナリオ200日移動平均線9070円が意識。チャート上の「窓」は2/14高値9072円と翌2/15安値の9107円の間。
 東証1部騰落レシオ(25日移動平均)2日時点で70.7%まで下落。一般的に70%前後では「底値圏」を示すとされる。
 上昇の場合25日移動平均線(9666円)が目安と。

・インドで金需要が頭打ちに。同国政策にも一因。金に対する輸入関税の引き上げや課税強化打ち出す。
 金の国際価格4月以降1トロイオンス1620〜1670ドル前後の狭いレンジで推移。安値でのアジア勢の実需買いに力強さなく上値重くする原因と。

・OUT Look:今週の株式相場は下げ圧力が残る展開か。「リスクオフ」の流れ受けて円高基調が加速しかねないとの懸念も。
 日経平均株価9000円割れ巡る攻防との声の一方、PBR(株価純資産倍率)下値のメドの1倍前後まで低下、割安感からの買い支えする期待も。
 市場心理冷やした要因の一つに欧州情勢、欧州不安再燃。仏大統領選とギリシャ総選挙も市場の関心高く。
 米景気減速も意識し始める。米景気への懸念から追加緩和期待高まればドル安・円高圧力につながりかねず、二重の意味で日本株にマイナス。
 市場の一部の話題に上っているのは大型連休前後に繰り返される株価の下落。

・Wall Street:今週の米株式相場は米経済の先行きと欧州債務不安の再燃警戒した神経質な展開となりそう。
 先週ダウ工業株30種平均1週間で190ドル(1.4%)下落。米景気の回復ペースについて懸念が広がっており、3週ぶりに前週比マイナスに。
 今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)の委員や地区連銀総裁らの発言が相次ぐ。
 ツイスト・オペの終了時期やQE3の実現可能性を巡る手掛かりとして注目。
 10日に3月貿易収支と週間の新規失業保険週間申請件数、11日5月の消費者態度指数(速報値)発表。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派37%(前回比-1)弱気派46%(同+10)中立派17%(同-9)
 今週は自動車大手の決算発表やフランスなど海外での選挙結果が株価を左右しそう。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場はアジア株が上昇目立つ。1日発表4月の米IMS製造業景況感指数の改善などを受けアジア株に買い入る。

・韓国・サムスン電子の快走が取引の深い日本企業の今期の業績を底上げする見通し。

 アドバンテスト <6857> [終値1360円]サムスンの成長力をフル活用する方針協調。
 2012年1-3月期連結営業損益61億円の黒字と3四半期ぶり黒字に浮上。13年3月期も増収増益に。

 半導体製造装置で高いシェア誇る東京エレク <8035> [終値4060円]売上高地域別、12年1-3月期韓国がトップの502億円。
 直前11年10-12月期の2.4倍。全世界の36%に。

 村田 <6981> [終値4590円]2013年3月期主力の積層セラミックコンデンサーなどの電子部品販売が増える見通し。
 スマホ、タブレット市場が前期比それぞれ5割拡大すると予測。

 日東電工 <6988> [終値3460円]
 今期液晶表示用材料などの部門営業利益前期比30%増547億円まで回復する見通し。今後スマホなど向けで稼ぐ。 

・「再生医療」本格的な実用化に向けて新興も大手も結集。

 タカラバイオ <4974> [終値443円]京都大学にiPS細胞研究所にiPS作成に必要なDNA提供。

 J・TEC <7774> [終値68300円]開発やけど治療用培養表皮「ジェイス」は唯一、再生医療製品として国から承認得て生産・販売。

 メディネット <2370> [終値12050円]「免疫細胞療法」の研究開発や医療用機関への技術ノウハウ提供。

 セルシード <7776> [終値928円]患者の細胞使った細胞シート開発、事業化進めている。J・TEC <7774> [終値68300円]と共同研究分野も

 テラ <2191> [終値440円]「樹状細胞ワクチン療法」で知られ、この両方を契約医療機関に提供。

 スリー・ディ・マトリックス <7777> [終値3850円]
 「自己組織化ペプチド」技術使った医療材料の開発や製造手掛けている。2月歯槽骨再建材「TDM-711」の臨床試験(治験)を米国で開始。

 テルモ <4543> [終値3565円]カリディアンBCT(現在テルモBCT)と血液・骨髄用遠心分離機の米ハーベストテクノロジーズ買収。
 国内では世界初となる細胞シートによる心筋再生医療の臨床試験(治験)開始。 

 アデランス <8170> [終値857円]毛髪再生事業への本格参入表明。米国で商品化目指す。(日経ヴェリタス)

・コマツ <6301> [終値2256円]排ガス規制適合建設機械30機種7月から市場投入。
 新サービス「コマツ・ケア」導入、顧客に長期でのコストメリットアピール。

・日本調剤 <3341> [終値3050円]店舗網の規模5年で一気に拡大へ。
 全国都市部にこれまでの2倍、年間200店出店ペースを5年ほど維持へ。11年度末店舗数は214店。(4日 日刊工業新聞)

・新電元 <6844> [終値332円]2013年度に基板に炭化ケイ素(SiC)使ったパワー半導体事業に参入。
 山形工場(山形・東根市)に直径4インチ(約100mm)の専用ライン新設。産業機器や車載向け需要取り込む。

・米国新車販売台数4月、前年同月比2.3%増 118万4447台。11ヵ月連続前年同月比プラス、緩やかな回復基調続く。

 メーカー別クライスラー13万7316台(18.0%増)トヨタ <7203> [終値3205円]17万8044台(11.6%増)現代自6万2264台(0.8%増)

 GM21万3387台(8.2%減)フォード17万9658台(5.1%減)

 ホンダ <7267> [終値2818円]12万2012台(2.2%減)日産 <7201> [終値808円]7万1329台(0.3%減) 

・近畿車両 <7122> [終値327円]米国西部に車両組み立て工場建設。
 投資額約50億円。ロサンゼルス郡と市交通局向け2両1編成のLRV(低床車両)78編成受注に伴い、現地に自社工場新設。2013年7月稼働。
 ロス群交通局最大157編成追加発注する権利持つ。受注総額最大8億9000万ドル(約713億円)。(3日 日刊工業新聞)

・富士重工 <7270> [終値597円]炭素繊維複合材(CFRP)を航空機部品に加工時、穴あけなど生産性を3倍以上に高める技術開発。
 連続加工可能に。米ボーイング「787」の増産に備える。 

・スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けに新手の広告手法相次ぎ登場。ネット広告の世界にも「スマホ革命」の波が押し寄せている。

 リッチ広告(テレビCMに近い動画で表示)
 位置情報連動型広告(利用者の現在地付近の店舗などの広告・割り引きクーポンなど)
 つぶやき広告(ツイッター上などでつぶやく)
 りワード広告(成果報酬型広告のうち、利用者に特典与える工夫のある広告)

・大阪大、三重大、スイスチューリッヒ大学病院などがんの新たな治療技術開発。
 がん細胞内部の物質に「抗体」と呼ばれるたんぱく質が反応し、免疫の力で攻撃する仕組み。スイスで1〜2年以内に臨床試験(治験)開始目指す。

・エーザイ <4523> [終値3140円]米国研究子会社H3バイオメディシン(マサチューセッツ州)
 英ベンチャー・ホライゾンディスカバリーと抗がん剤領域で共同研究契約結ぶ。

・レンゴー <3941> [終値582円]
 放射線の遮蔽シート開発。レアメタル用いた従来製品比価格20分の1以下に。2013年14億円の売り上げ目指す。(3日日経産業新聞)

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株式分割

ダイヤモンドダイニング <3073> [終値422500円]5/31  1株→2株

メディカルシステム <4350> [終値1337円] 5/31  1株→2株

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【今日の一言】

週末のNY株式市場は大幅安に。
米雇用統計発表受けて景気の先行き不安広がる。
フランス大統領決選投票やギリシャ総選挙の行方に警戒感も下げるたびに強まったようなところ。
3市場(NY、アメリカン、ナスダック取引所)出来高は約70億2000万株と今年の平均67億6000万株を上回る。昨年1日平均は約79億株。

欧州株式市場は大幅安。
米国の景気の回復に陰りとの不安が覆う。
鉱山株中心に景気循環株の売りが優勢となる。

注目のフランス大統領選では社会党オランド氏が現職大統領のサルコジ氏を破る世論予想通りの結果。
ギリシャ総選挙も連立組む二大政党が苦戦、大幅に議席を減らしている模様。
ここも想定通りながらも過半数維持できるか微妙と。ただ第3政党引き込み過半数獲得へと動くことに。

ともかくイベント通過となり、株式市場が日本から始まることになります。

週末の海外株式市場は米雇用統計の市場予測を大幅に下回る結果で大幅続落となっています。
この流れは寄り付き段階で洗礼受けるようなところは仕方ないような・・・

社会党オランド氏は現在講じられている緊縮策を緩和することによってユーロ債務危機を解決することを公約しており新しい風も感じられます。

シカゴ先物が9150円となっており、全体はそのあたりを意識しています。
週明けの欧州イベントの結果はおおよそ想定通りでここを好感も嫌気も無いようなところではないでしょうか?
日本市場からの先導的な反応は難しく、安く始まってそのあたりでのもみあいとなってしまうのかとも思われます。
ここは日本の代表的銘柄を拾っておきたいと思ってしまいます。

本日買いに出られるような個人投資家は現物買いの余裕の有る方か一部の投機家あたりで数は少ないとは思いますが勝率は良い方々かと・・・

枠的に余裕の有る方は、拾い場探しとなり、一杯一杯の方は処分をしないとならないような心理状態となります。

何時の時でもある程度余裕を持っていきましょう。

コマツ <6301> [終値2256円]排ガス規制適合建設機械30機種7月から市場投入。
新サービス「コマツ・ケア」導入、顧客に長期でのコストメリットアピール。

スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けに新手の広告手法相次ぎ登場。ネット広告の世界にも「スマホ革命」の波が押し寄せている。
リッチ広告(テレビCMに近い動画で表示)はどこでも製作できるわけでもなく、TYO <4358> [終値104円]需要増になるかと?!

日本電産 <6594> [終値7000円]こういうところでは拾っておきたいと思てしまう銘柄です。

音声認識スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の宣伝がテレビCM目立つようになってきたような?
NTTドコモ <9437> [終値133200円]のCMなのですが、フュートレック <2468> [終値126300円]の技術が使われております。

油研工 <6393> [終値165円]黒田精工 <7726> [終値168円]ちょっと気になるところです・・・

日経平均株価の日足チャートが75日移動平均線を割ったことは気になる出来事ではあります。

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