
銘柄研究・国際VIXETF(1552)
- 2012年07月21日
- 株式投資・経済ニュース全般
週末の海外株式市場はスペイン財政不安が再燃、このところ何かと懸念材料の多い銀行株が下げ主導したところもあり大幅反落に。
欧州債務危機が少し忘れていたようなところに、スペインのバレンシア州が20日、
債務返済に向け中央政府に支援を要請する方針を明らかにしたことで思い出されたような格好も・・・
スペインの株価指数IBEXが5.8%下落、イタリアFTSE・MIB指数は4.4%下落。
日経平均株価で換算すれば1日で500円前後の大幅安となった感じでしょうか?!
もっともスペインと一緒にしてほしくはないとの声が聞こえてきますが・・・
米国ダウ工業株30種平均も企業決算発表本格化となって、「思っていたほど悪くない」との声で上昇も、なんかしっくりきません。
ロンドン銀行間取引金利(RIBOR)不正操作疑惑やマネーロンダリング(資金洗浄)問題も効いてきそうです。
東京市場も2012年7月9日から7月13日(7月第2週)における株券の投資部門別売買状況では、
外国人投資家が株を売った総額は2兆8495億8352万9000円なのに対し、買い総額は2兆7291億4480万4000円となり、
差し引き1204億3872万5000円の売り超しとなった。
為替は特にユーロ安の影響を受けて円高が進み、これに連動する形で輸出産業銘柄を中心に下げの動きが続いている。
内需系の個別材料株の一部は賑わっており、個人投資家にとって全く手が出ない状況ではないのですが一進一退の動きに。
本日は海外市場のちょっとした変調の兆しから国際VIXETF <1552> [終値4015円]に注目。
ご存知の通りVIX指数は、「Volatility Index(ボラティリティ・インデックス)」の略称で、別名では「恐怖指数」とも呼ばれ、
シカゴ・オプション取引所(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティ(30日間)を元に算出・公表している指数。
米国S&P500指数の株価の値動きを指数化したもの。
国際VIXETFはVIX短期先物指数の円換算値に連動することを目指しており、VIX指数の18以下ですと時間的価値の目減りでじり安となり傾向です。
VIX指数が20に近づくと急変時の保険としての利用に適しているかとも思われます。
週末のVIX指数は16.27(+5.31%)となっております。
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