
今週もイベント盛り沢山
- 2012年09月10日
- 株式投資・経済ニュース全般
2012年9月10日(月)新聞休刊日 晴れ
・民主党の原口一博元総務相は9日夕、民主党代表選に出馬表明。鹿野道彦前農林水産相も出馬要請受け、「前向きに検討する」と。
・中国国家統計局が9日発表、8月の工業生産は前年同月比8.9%増と3ヶ月連続で伸び鈍化。
伸び率はリーマン・ショック後の2009年5月(8.9%)と並ぶ3年3ヵ月ぶりの低い水準に。
欧州債務危機による輸出減速と中国の内需不振背景。
・中国8月の消費者物価指数の上昇率、前年同月比2.0%、5ヵ月ぶり加速。世界的な食料価格の高騰が主因。インフレ懸念が再燃も。
・アジア太平洋経済協力会議(APEC)閉幕。野田佳彦首相環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加表明を見送る。
・カシオ <6952> [終値593円]タブレット事業に9月参入。個人向け競争厳しく、利益率の高い法人向け市場に特化。
・今週(10〜14日)の株式相場は8000円台後半で一進一退か。
12〜13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和第3弾(QE3)が決定されるか見方が分かれ、発表までは身動きが取りづらく。 中国景気への警戒感が和らぐものの、7日の米市場では円高・ドル安が進み、積極的な売買は手控えられそうと。(10日 拾い読み)
・JX日鉱日石金属 <5020> [終値397円]三井金 <5706> [終値158円]
国内需要の1割を生産する南米の銅山権益を従来比1割以下の価格で買収。金額数十億円。
非営利公的機関の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が資源探査にあたったことが安値買収可能に。
・ロンドン銀行間取引金利(RIBOR)不正操作問題について主要国中央銀行総裁9日から再発防止協議。
今月下旬改革案まとめる英国が呼びかけ。
・世界の株式市場欧米株底堅く、日本中国伸び悩む「西高東低」が鮮明に。
米ダウ工業株30種平均約4年8ヵ月ぶりに高値。米雇用統計に力強さ欠くとの株式市場や個人消費について明るさも見られる。
「金融緩和」と「景気改善」という相反する材料同居、株価押し上げる構図に。
8月主な株価指数騰落率、米国以上に欧州堅調。スペインやイタリアは2ケタ上昇。ドイツ1年1ヵ月ぶりの高値圏浮上。
中国上海総合株価指数先週約3年7ヵ月ぶりの安値。日本3月下旬今年の高値(10255円)から1割以上安く。
・セブンイレブン・ジャパン <3382> [終値2297円]2013年春空白地域四国に進出。3年で250店出店計画。
47都道府県のうち青森、鳥取、沖縄3県除きほぼ全国カバー。
四国では「サンクス」の地域運営会社がセブンイレブンへの転換希望。サークルKサンクスとの契約来年1月満了。
・ヤフー <4689> [終値2859円]ベンチャーキャピタル(VC)事業に参入。
VC運営会社通じ、主にスマートフォンやインターネット広告、クラウドコンピューティングなどのベンチャー企業に投資。
・日産 <7201> [終値751円]中国独自ブランド車「ヴェヌーシア(中国名・啓辰)」2車種目となる新型車発売。
人気のハッチバック車、価格6万7800元(約84万円)から。中国消費者好みや内陸部の中間所得層に合わせる。
・NY株式市場ダウ工業株30種平均小幅に3日続伸。2007年12/28以来約4年8ヵ月ぶりの高値連日で更新。
8月米雇用統計は非農業部門雇用者数事前予想を下回るも市場、12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融緩和期待高まる。
・米インテル7日、7-9月期売上高の見通し従来比約8%低い132億ドル(約1兆300億円)前後に引き上げ。
新興国の景気減速、主力パソコン用MPU(超小型演算処理装置)の出荷伸び悩む。(9日 日経新聞)
・通常国会事実上閉会、民主、自民両党で党首選の動き加速。民主野田佳彦首相再選濃厚。自民党混迷波乱抱えた展開へ。
・中国政府7日までに鉄道や港湾、高速道路など総額1兆元(約12兆4000万円)規模の公共投資認可。
景気減速鮮明となり、公共投資の認可速める必要と判断。
・セブン&アイ <3382> [終値2297円]
傘下スーパー、イトーヨーカ堂の運営をパート中心に切り替え、2015年度メドに現在の正社員8600人を半分に。
パート比率現在の13ポイント高い90%に引き上げ15年度人件費100億円削減。
・オランダ金融大手ING、日本の生命保険事業から撤退。香港の実業家グループに売却する方向で最終調整へ。
・8月の米月の雇用統計、非農業部門の雇用者数前月比9万6000人増にとどまる。。市場予測平均(13万人増)下回る。
前回7月増加幅も16万3000人から14万1000人に下方修正。失業率前月比0.2ポイント低下8.1%とやや改善。
・東京株式市場7日、日経平均株価急進、前日比191円08銭(2.2%)高8871円65銭。上昇幅今年5番目の大きさ。
欧州中央銀行(ECB)が南欧国債購入で大筋合意が好感。「無制限購入」に市場関係者は予想外と。
8月雇用統計予想下回り、米追加緩和観測拡大は好材料も為替相場の円高に傾く可能性高く日本株マイナスになるとの指摘も。
・細田豪志環境相の擁立劇は不発に。
不出馬の背景には現職閣僚としての職責に加え、擁立論の予想外の広がりに焦った党幹部の強い圧力。短命政権の恐れもかすめる。
・内閣府7月の景気動向指数、景気の現状示す一致指数92.8と前月より1.3ポイント低下。4ヶ月連続悪化。
エコカー補助金終了控えて自動車の生産や販売落ち込む。
海外経済の減速に加えて堅調だった内需にもやや陰り。
数ヶ月先の景気動向を示す先行指数は前月比1.4ポイント低い91.8と4ヵ月連続悪化。
中小企業の売り上げ見通し示す指数も4ヶ月連続悪化。
・自民党総裁選(14日告示、26日投開票)候補擁立に向けた2つの一本化調整が難航。
谷垣禎一総裁と石原伸晃幹事長7日、3日にわたって協議も折り合わず決着を8日に。
町村信孝元外相7日出馬表明も安倍晋三元首相も週明け表明する構えで調整のメド立たず。
・2013年度予算各省庁からの概算要求と13年度税制改正要望が7日出そろう。
要求総額政策経費の上限である71兆円を2兆〜3兆円上回る。
東日本大震災復興予算4兆4794億円と「5年間で19兆円」の大枠突破ほぼ確実に。
・NKSJホールディングス <8630> [終値1489円]傘下の損保ジャパンと日本興亜損保でそれぞれ200人づつ計400人の希望退職者募集。
40歳以上総合職社員対象。
・丸紅 <8002> [終値501円]節電サービス世界最大手米エナーノック(マサチューセッツ州)日本で節電事業始めた。
電力消費制御する機器を無償で供給することで競争力高めシェア獲得。余剰分電力会社に売電、収益顧客企業と分け合う。
・大王紙 <3880> [終値464円]成長分野の紙おむつでは中国現地生産する方針。
北越紀州紙 <3865> [終値367円]との連携も深める方針示す。
・8月の携帯電話・PHS端末契約数純増数ソフトバンク <9984> [終値3225円]21万7200件と8ヵ月連続で最多。
KDDI <9433> [終値554000円]16万1900件、NTTドコモ <9437> [終値130600円]8万1200件。
・大同メタル <7245> [終値625円]独BMWとの取引拡大。
主力セダン「3シリーズ」と小型車「1シリーズ」ディーゼルエンジンの軸受け初受注。
初年度数万台分、15年度メドに15万台分に拡大。中長期では100万台分に増やす方針。
・コロワイド <7616> [終値685円]焼き肉店チェーン「牛角」運営レックスHDを10/1子会社へ。買収額137億円。
・常磐興産 <9675> [終値90円]2013年3月期連結業績予想上方修正。
最終損益15億円の黒字(前期は88億円の赤字)と従来予想11億円上回る。
・リブセンス <6054> [終値3455円]東証1部か2部への上場市場10/1付で変更。経営陣48万6600株売り出す。売出価格9/18〜21決定。
・クックパッド <2193> [終値2112円]2012年5-7月期単独決算税引き利益前年同期比70%増、3億4200万円。5-7月期として過去最高。
・日経平均株価構成する225銘柄のうち3銘柄定期見直しにより入れ替え。
住金 <5405> [終値118円]日新製鋼 <5407> [終値76円]日軽金 <5701> [終値78円]除外。
トクヤマ <4043> [終値174円]日新製鋼HD <5413> [10/2補充]日軽金HD <5703> [10/2補充]採用。
・日経株価指数300定期入れ替え4銘柄。
住金 <5405> [終値118円]日新製鋼 <5407> [終値76円]日軽金 <5701> [終値78円]アイフル <8515> [終値140円]除外。
リンテック <7966> [終値1476円]第一生命 <8750> [終値88200円]日新製鋼HD <5413> [10/2補充]
日軽金HD <5703> [10/2補充]採用。 (8日 日経新聞)
・「大阪維新の会」国政進出のための新党結成正式決定。新党の名称は「日本維新の会」、橋下徹氏が暫定的に代表(党首)に就く。
次期衆院選では「過半数」獲得目指す。
・自民党谷垣禎一総裁と石原伸晃幹事長、
8日党総裁選(14日告示、26日投開票)への候補者一本化に向けての会談決裂。両者とも10日に出馬表明する方向に。
・野田佳彦首相日露首脳会談「12月訪露」を打診したことで
その時期まで衆院解散・総選挙を行わないと「国際公約」したとの受け止め広がる。(9日 産経新聞)
・野田佳彦首相民主党代表選(10日告示、21日投開票)有効な対立候補見当たらず再選確実。
・中国南西部雲南省7日、マグネチュード(M)5以上に地震続けて発生。20万人以上避難。
・「大阪維新の会」公明党次期衆院選で擁立する小選挙区候補者を大阪維新が支援する方針。
・NY外国為替市場8日雇用統計が市場予想下回りドル売り円買い進み、円相場一時1ドル=78円台前半まで急進。
週明け以降も円買いドル売りの流れ続く見通し。
・マツダ <7261> [終値93円]欧州主流となっているエコカー技術「ダウンサイジング・ターボ」分野に参入。
各種エコカー技術への対応みせ全方位戦略に軸足移す。(8日 産経新聞)
・株民たちの憂鬱。中国では個人投資家を「股民(ぐーみん)」と呼ぶ。日本語訳は株民(かぶたみ)。
上海中心部にある申銀万国証券広東路営業部店先から「予想屋」消える。2006〜07年の株ブームの際、個人投資家に有望株指南。
中国の経験則、「景気後退期こそ買い」金融緩和や財政政策であふれた資金が株式市場に流入が理由。
今回はこの経験則が今のところ機能せず。中国政府系機関の調査、約8割の個人が損失抱える。
・上海株2007年のピーク時から3分の1。共産党新指導部は難しい経済運営迫られる。
中国株式市場個人が取引口座で9割、時価総額で7割占める特異な市場。
年齢別投資家の比率44歳以下全体の7割弱占め「現役世代多く」、株安続けば将来不安から政府への不満高まりかねず。
政府も株式相場の低迷に危機感、テコ入れ策相次ぎ打ち出す。海外マネーの呼び込みも強化。
・上海総合指数ピークの2007年10月から12年7月末まで下落率上位には素材(鉄鋼・非鉄)や金融など。
一方IT(情報技術)関連や医療サービス、飲料・食品は指数全体がピーク時の3分の1になる中で株価は上昇。
上海総合指数06年以降2回の上昇局面、いずれも景気後退局面で始まる。政府金融緩和切っ掛け、景気の底を見る前に上昇。
足元4-6月期国内総生産(GDP)伸び率8%を割り、7月の物価上昇率も1年半ぶりに2%下回る。今年2回利下げ実施。
過去の経験則からは株価反転の条件はそろいつつある。だが市場はもう一段の景気後退を警戒へ。
・欧州中央銀行(ECB)6日、南欧国債購入の枠組み発表。市場債務危機問題緩和への期待膨らむ。
ドラギECB総裁の「量に制限は設けず、目標を達成するまで買う」との発言に敏感に反応。
7日10年物国債利回り、スペイン5.8%弱、イタリア5.0%強とそれぞれ3ヵ月、5ヵ月ぶりの水準まで低下。
株式相場ではイタリア最大手ウニイクレディト株が7日までの2日間で13%上昇。銀行株大幅上昇。
ECBは大きな鉄砲は用意したが、弾丸はまだ見当たらないと懐疑的な声も。
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長決断の時。12-13日米連邦公開市場委員会(FOMC)開く。
市場予想大幅に下回った8月の雇用統計は追加金融緩和に前向きな議長の決断を後視する格好の材料のはず。
世界中どんな一手を繰り出すか固唾をのんで見守る。
7日米株式市場雇用統計市場の期待を見事裏切ったにもかかわらず前日比プラスに圏で引ける。
FRB議長の踏み込んだ緩和策決断につながるとの観測が高まったため。
・欧州単一通貨ユーロを守れるか。ユーロ圏非常に重要な局面を迎える。
9/12予定されるドイツの憲法裁判所による欧州安定メカニズム(ESM)の合憲性判断とオランダの下院総選挙。
両方とも「ユーロ圏の大惨事を招くことはない」との見方が強い。予期せぬ結果が出た場合には市場大きく動揺するリスクも。
・会社がわかる 特集トランコム <9058> [終値1577円]12年連続増配予定の物流会社。
ノルウェー政府年金基金など外国人投資家も投資する。強みは荷物と空車を結びつけ物流効率化に貢献する独自の事業モデル。
全国26ヵ所の情報センターで約370人のアジャスターによる年間成約件数は79万5000件に。単純計算で1台当り約2000円の利益。
もう一つの柱は企業から配送や在庫管理を一括で請け負うロジスティックスマネジメント事業。
一般には「サードパーティー・ロジスティック(3PL)」と呼ばれる。売上高営業利益は7%前後と物流情報サービス上回る。
日立物流 <9086> [終値1301円]ハマキョウレックス <9037> [終値2264円]など競合多く、案件獲得ハードル高く。
「One Stop 3PL」と呼ぶ新たな事業モデル打ち出す。従来3PLに物流情報サービス提供。
インダストリアルサポート事業(生産請負)も加え調達から生産、出荷まで一貫して担う。
すでにユニ・チャーム <8113> [終値4525円]に対し、3つのサービスすべて提供。
中核物流情報サービス事業はスポットの荷物が9割占め、コスト掛かる。定期荷物増やせば効率化でき収益性高められる。
流動性の低さがネック、割安感の是正には業績の上方修正などで成長性示す必要に。
・野村HD <8604> [終値278円]とトップ退経て新しい経営体制動き出した。
グループ率いる永井浩二最高経営責任者(CEO)と吉川淳最高執行責任者(COO)ともに営業経験が長く、顧客ニーズに明るい人物。
海外事業現実路線に修正し、経営資源をアジアにシフト。
・米雇用統計の発表を受け、1ドル=78円90銭程度に推移していた円相場、78円30銭に。
今回の結果は量的緩和第三弾(QE3)への期待高めた。
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でQE3に踏み切るかについては市場関係者の予想は割れる。
9月にQE3が見送られてもQE3への期待はくすぶり続けるとみられ、円は当面売り難い展開になる可能性も。
当面の焦点は6/1に付けた直近の円の高値(77円66銭)。市場関係者は政府・日銀がこの水準を為替介入の目安にしていると意識。
・OUT Look:今週の株式相場は日経平均株価は戻り歩調も上値の重い展開に。
12〜13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和を決めるとの観測が市場では強まる。
欧米株価は底堅い展開が予想され、日本株はいったん上値を試しそう。
一方で日経平均の9000円付近には戻り待ちの売り控え、上昇余地は限られそうと。
今週は海外で大きなイベント目白押し。欧州では12日にドイツ憲法裁判所が欧州安定メカニズム(ESM)の合憲性判断。
市場では「違憲判決となる可能性は低く大きな波乱要因にはならない」との予想が大勢も判決内容によってはESM発足に微妙に影響。
同日にはオランダで総選挙。野党左派社会党は南欧各国への救済資金の拠出に慎重。野党勝利だと救済の行方に懸念も。
株式市場の需給面をみると19日に東証に再上場するJAL <9201> の売り出し価格が10日決定。 投資家保有株売却する動きも。
3月の株高局面での信用取引で買った投資家による売りも続きそうと。信用取引の買い残高は3月にかけて大幅に増加。
・Wall Street:今週の米株式相場は12〜13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に大きく左右されそうだ。
市場の期待通り量的緩和第三弾(QE3)が決まれば目先は買い材料との声がある一方、見送られれば失望売りに押されるとの見方も。
FOMCの焦点はQE3。買い材料の出尽くしで利益確定の売りの可能性もありそうと。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派49%(前回比+20)弱気派23%(同-21)中立派28%(同+1)
6日の欧州中央銀行(ECB)の南欧国債買い入れ決定や米経済指標が好転。週末にかけて円安・ドル高方向に振れたことも支援材料に
(市場関係者への聞き取りは米雇用統計発表前の模様)
・世界市場往来:先週の世界の株式相場はほぼ全面高。
欧州中央銀行(ECB)の南欧国債買い入れ決定で投資家心理が強気に傾く。
ギリシャやスペインンド欧州中心に先進国から新興国まで大半の市場が上昇した。
週間騰落率上位:ギリシャ7.2%(年初来1.9%)スペイン6.2%(▲8.0%)ロシア5.9%(6.5%)上海3.9%(▲3.3%)ドイツ3.5%(22.3%)
下位:アルゼンチン▲1.1%(▲3.3%)フィリピン0.1%(19.0%)オーストラリア0.2%(5.8%)日本0.4%(4.9%)
・ランキング:PBR(株価純資産倍率)が1倍未満、3月期決算製造業。減損処理による下方修正リスクの少ない企業
1位SANKYO <6417> [終値3650円]2位ユニバーサルエンター <6425> [終値1622円]パチンコ・パチスロ機メーカー
3位アズビル(旧山武) <6845> [終値1518円]7位島津 <7701> [終値531円]計測・精密機器など手掛ける。
9位グローリー <6457> [終値1726円]英国同業大手買収連結営業利益上方修正。
16位日立化成 <4217> [終値1138円]日立グループ独自の経営指標「FIV」用いて新規投資案件選別、減損発生リスク抑える。
20位シチズンHD <7762> [終値430円]小型製品の比重高く大掛かりな設備投資必要性少なく固定資産小規模に。
26位コニカミノルタ <4902> [終値588円]連結売上高に占める欧州事業の比率3割と高いが需要底堅いドイツで社の高さ寄与。
・不動産復調の兆し。生保や地銀が不動産投資信託(REIT)買い進み、海外投資家も日本市場の割安感に注目し始める。
アクティビア・プロパティーズ <3279> [終値463500円]「東急プラザ表参道原宿」所有権450億円で75%取得。
新規上場(6/13)で900億円強調達。18物件総額1703億円で取得。
坂根春樹社長「不動産市況が底値のタイミングで上場し、質の高い物件買うことが出来た」と話す。
上場初値は44万5000円と公募価格(46万円)下回るも、そのご公募価格を上回って推移。
希少性の高い物件を多く保有し予想分配利回りは5.7%で割安との声も。
東京REIT指数年初から17%上昇。東証株価指数(TOPIX)が1%の上昇で大きく上回る。
海外勢割安感の注目。東京都心の不動産市場に回帰し始める。
東京千代田区新生銀行(旧日本長銀)の旧本社ビル、2008年頃まで不動産ミニバブルの象徴的な物件。
一時1000億円超で取引もリーマン・ショック後価格折り合わず売買成立せず。
ケネディスク <4321> [終値8780円]7月特別目的会社(SPC)通じて約510億円で購入予定。資金の出し手は海外機関投資家。
米ゴールドマンサックス4年ぶり日本での本格的な不動産投資再開。
米不動産投資会社ラサールインベストメントマネジメントも日本での投資増やす。
売買のメーンプレーヤーの1つである思慕不動産ファンドの組成も活発化。金利低下資金調達環境も良好。
三井不 <8801> [終値1522円]子会社三井不動産投資顧問は12年1-6月期新規に5本の思慕不動産ファンド(1300億円)組成。
三菱地所 <8802> [終値1417円]9月末新規ファンド組成予定。
業種別日経平均株価の「不動産」は年初から日経平均株価を上回る上昇率で推移。
・全国不動産鑑定士アンケート(70人)住宅地に強気な見方増えている。商業地については見方割れる。
住宅地の半年ほど先の見通し東京・大阪・名古屋の3大都市圏で「上昇」または「やや上昇」と強気な回答31%に。
3大都市圏「下降」「やや下降」との弱気の答えはゼロ。大阪圏強気36%。
・日本航空(JAL) <9201> 売出価格の仮条件(3500〜3790円)を基に10日に本条件決定。再上場の時価総額は6300億〜6900億円。
全日空(ANA) <9202> [終値176円]7日終値で約6200億円を上回る。航空2社は買いか売りか。投資尺度から探る。
PER(株価収益率)JALは5倍。ANAは15倍。JALは会社更生法の適用で会計上の特例受け特殊要因除くとPERは9倍に。
航空株は株主優待券目当ての個人の比率高くPERは東証1部平均(12倍)より高くなりやすい。
利益水準ではJALが高いとはいえ、本業で現金稼ぐ力量はANAに分がある。
株価キャッシュフロー倍率(PCFR)はANA4倍、JAL8倍。
成長戦略では2社とも国際線路線拡大描く。
・日経平均VI、株の売買にかなり有効。
日経225証拠金取引(株365)2010年11/22上場から2012年7月末までの期間(416営業日)対象、投資リターン累計で124.42%。
年率換算で64.99%に達する。ぞっと買い持ちでの投資リターンはマイナス14%に。
具体的な売買手法:相場状況を3つに大別することが有効。
【低ボラティリティー期】日経平均VIが「20未満」市場参加者は株価はあまり変動しないと見込む。相場は極めて穏やかに
【中ボラティリティー期】日経平均VIが「20以上29未満」株価は平均的に変動すると予想。相場の状況はふつう。
【高ボラティリティー期】日経平均VIが「29以上」市場参加者は今後大きく株価は振れると感じている。相場は荒れ模様に。
1.日々の手順は前日の日経平均VIの終値を振り返ることから始める。日経新聞マーケット総合1面「マーケットシグナル」内に掲載。
2.次にその日の寄り付き状況。日経225証拠金取引開始は朝8時半。寄り付きが前日終値に対して何%プラスかマイナスかを確認。
1と2でその日の売買方針を決める。方針は「順張り」か「逆張り」で臨むか。
「高ボラティリティー期」かつ「寄り付きがマイナス0.11%未満」の組み合わせのケースは順張りが妥当。
それぞれのケースについて望ましい売買方針は次週詳しく説明します。(日経ヴェリタス)
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第三者割当
ジアース <8922> [終値960円]37万9746株 790円 9/24 割当先 トリコロール2
株式分割
成学社 <2179> [終値600円]9/30 1株→2株
売り出し
リブセンス <6054> [終値3455円]48万6600株 払込日10/1
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【今日の一言】
週末のNY株式市場は続伸。。
ダウ工業株30種平均は3営業日続伸。
8月の米雇用統計が市場予想を大きく下回り、ショック安でも解説がつくようなところでしたが、
連邦準備制度理事会(FRB)が追加刺激策を実施する期待が高まると上昇した。
3市場(NY、アメリカン、ナスダック取引所)出来高は約64億4000万株、昨年1日平均約78.4億株を下回る。
週間ではダウ工業株30種平均は1.6%高、ナスダック指数は2.3%高、S&P500種も2.2%高それぞれ3週ぶり反発となった。
欧州株式市場も続伸。
主要市場の終値は、ドイツのDAX指数が前日比47.17ポイント(0.66%)高の7214.50、
英FTSE100指数が17.46ポイント(0.30%)高の5794.80、フランスのCAC40種指数が9.17ポイント(0.26%)高の3519.05。
イタリアのFTSE MIB指数は2.09%高と大幅に続伸。全体に銀行株と鉱山株がリスク志向の流れ(売られていた反動)で買われた。
ただ米国8月の雇用統計が市場予想に届かず、上げ幅を縮小したところも。
東京市場もは週間ベースで日経平均株価が0.4%高、TOPIXは0.5%高とともに3週ぶりの反発。
マザーズ指数は0.4%安、日経ジャスダック平均は0.5%安、東証2部は0.8%安とともに2週続落で取引を終えた。
先週は大注目だった欧米2大イベントECB理事会の無制限の国債購入の詳細表明、そして米雇用統計を通過。
ECB理事会ではドイツの反対にも関わらず、無制限で決定で市場は意外感で大幅上昇に。
米雇用統計は前日のADP雇用統計の強さに期待感が膨むも、
非農業部門雇用者数は9.6万人増と、市場予測平均(12.5〜13万増)を下回る弱い結果も、
米連邦公開市場委員会(FOMC)9月12〜13日での追加金融緩和期待が膨らみました。
今週もイベント盛りだくさん。
12日 独連邦憲法裁判所 欧州安定メカニズム(ESM)と新財政協定の是非判断
オランダ議会選挙
米アップル新製品イベント「iPhone5」が発表とも
米連邦公開市場委員会(FOMC)(12-13日)
13日 米新規失業保険申請件数(9月8日までの週)
米FOMC政策金利、バーナンキFRB議長の会見
オランド仏大統領、講演
G20財務相・中央銀行総裁会議(メキシコ、14日まで)
14日 国内メジャーSQ(特別清算日)
ギリシャ、救済融資受け入れのための緊縮策を発表
海外株式相場の状況で国内株式相場は上げ下げを繰り返しているようなところもあり個人投資家の一部には嫌気を指している方も。
そうはいっても、買いで取れる相場も近づいてきてるようにも思えます。
どうしても目先の材料で一喜一憂するのは仕方ないようなところですが、
個別銘柄ではIRジャパン <6051> [終値3870円]のような銘柄を探していきたいと思っています。
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ヴェリタス特集トランコム <9058> [終値1577円]12年連続増配予定の物流会社。商いも増加傾向。
クックパッド <2193> [終値2112円]2012年5-7月期単独決算税引き利益前年同期比70%増、3億4200万円。5-7月期として過去最高
カイオムバイオ <4583> [終値931円]週末瞬間1000円タッチ。バイオベンチャーには珍しく収益もついてきてる企業に・・・
TYO <4358> [終値114円]12日決算発表予定。上方修正期待もあつ2日間ですかね・・・
栗本鉄工 <5602> [終値269円]が高止まりしているようなところ。落ちないのなら買ってみたくなってきましたが・・・?!
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