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銘柄研究・愛知製鋼

注目の米9月の雇用統計、非農業部門の雇用者数前月比11万4000人増、市場予測平均(12万人増)。

失業率前月比3ポイント下回る7.8、市場予測平均(8.1%)改善。

8月の雇用者数も当初の9万6000人増から14万4000人増へと大幅修正となりました。

8月の雇用者数が14万4000人増でしたら量的緩和第三弾(QE3)はあったのでしょうか?

作為的に10万人切る数字を出してきたのではないかとの疑惑も出て来そうです。

1ヵ月後に5割アップする統計に意味があるのでしょうかと思ってしまいます。

米国株式市場は強いと見えます。

ダウ工業株30種平均は週末も上昇してほぼ5年ぶりの高値を付けてきています。

「上がってもみあいとなり再び上値を取ってきています。」

ただ「上値の重さも少し気懸りなところ」との声も少数派ではありますが言えるところも・・・

米国決算発表が10月第2週後半から始まります。

欧州、中国など新興国の経済減速懸念も出てくる可能性も高くなっております。

東京市場も10月第4週から9月期中間決算発表が本格化致します。

どう見ても輸出関連企業業績はトントンが良いところで下方修正が多くなってきそうなところですね。

ということで今回の注目株は売り目線の銘柄です。

3日付の日経新聞一面に『トヨタ <7203> [終値3045円]主力セダン「カローラの輸出車すべて現地生産に切り替える方針。

為替相場に左右されない生産体制構築へ。』と掲載されていました。

トヨタにとってはそりゃいいでしょうが・・・

愛知製鋼 <5482> [終値304円]にとってはどうなんでしょうか?

同社は自動車向け特殊鋼大手でトヨタグループの一角となっています。

特殊鋼を現地で製造するか輸出して為替リスクを負うか現地生産分をあきらめるかの厳しい選択となってきそうです。

現時点の株価は他の自動車部品株より値持ちが良いところで75日移動平均線絡みにとどまっています。

エコカー減税終了の追い打ちをかけるような事態となってきそうなところではないでしょうか?

9/15配信、カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値1321円]引き続き注目(当時999円)しています。

10/24には櫻井英明氏進行、日本証券会館で同社の企業研究会が開かれます。

http://www.chiome.co.jp/info/pdf/prs20121004.pdf

参加できましたらそのレポートも【コロ朝プレミアム】にアップする予定です。

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