2013年大発会

2012年1月4日（金）はれ

・日本政府同盟強化の具体策として自衛隊の海外派遣を随時可能にし、米軍との協力拡大する検討へ。

・楽天　<4755> ［終値674円］今年6月メドにインターネット通販即日配送始める。
　当初関東地方で直販書籍や日用品、一部契約店舗商品を注文当日に届ける。3年以内に国内総人口の7割が居住する地域をカバー。
　総投資額100億円超も。ライバル、アマゾン・ドット・コムを引き離す。

・主要30業種対象、2013年1〜3月期産業天気図予測12年10〜12月期比「薄日」2つ増え7業種に。建設・セメント、ネットサービス改善。
　家電と電力の2業種は「雨」続く。「小雨」前四半期と同じ10業種。「曇り」11業種（-2）「晴れ」はゼロ。

・建設業の人手不足強まる。震災復興需要で求人増。有効求人倍率は技術職、労務職とも2倍超。
　新政権防災名目で公共事業の拡大目指すが人材難が制約にも。

・ミャンマー訪問中麻生太郎副総理・財務・金融相3日、テイン・セイン大統領と会談。
　3月末までに500億円規模の円借款26年ぶりに再開へ。

・4日今年最初の取引迎える日本株市場、投資家間で先高観広がる。
　米国「財政の崖」回避され、2日から3日朝の海外市場で円相場1ドル＝87円台と2年5ヵ月ぶりの水準に下落。
　年初米国市場で日経平均先物急上昇。安倍政権の経済政策への期待も。

・米国「財政の崖」問題2日、「崖」転落2ヵ月間凍結する法案成立。
　米長期金利急上昇、市場好感も抜本的な財政再建先送りした結論に不満表面化。

・オバマ大統領の主張に沿う法案採決容認したベイナー会員議長への風当たり一段と強まる。
　2か月後までの決着迫られる債務上限引き上げ交渉などの波乱要因になる公算大きい。

・ホンダ　<7267> ［終値3145円］
　セダンクラスで最高となるガソリン1リットル当たり29KMの燃費性能持つハイブリッド車（HV）6月国内発売。
　自動車大手の燃費性能にさらに拍車がかかりそう。

・住友電工　<5802> ［終値988円］
　アルミニウム製ワイヤハーネス（組み電線）事業拡大。2015年までに採用車種現在の9から20に増やす。銅線比較2割軽く燃費改善も。

・国内素材大手炭素繊維増産へ。国内3社東レ　<3402> ［終値527円］500億円　帝人　<3401> ［終値213円］300億円　
　三菱レイヨン　<4188> ［終値426円］100億円投資。（4日　日経新聞）

・日本政府とNEC　<6701> ［終値181円］IHI　<7013> ［終値222円］子会社IHIエアロスペース
　一体で小型衛星製造、打ち上げサービスを新興国へ売り込む。従来の半分100億円弱。宇宙ビジネスで先行する米欧勢追い上げる。

・米国「財政の崖」協議、上下両院で減税延長などに必要な法案賛成多数で可決。オバマ大統領の署名経て成立。土壇場で回避。
　包括的な財政再建策については協議先送り、今後に火種残す。
　焦点の所得減税について年収45万ドル（約3915万円）以下の世帯に限って延長。

・新年最初の取引（2日）の外国為替市場は円売りで始まり、日本時間午後3時過ぎアジア・オセアニア市場で1ドル＝87円33銭に下落。
　約2年5ヵ月ぶりの円安・ドル高水準に。

・米国歳出の強制削減や米国債の発行枠（債務制限）の引き上げなど先送りされた問題巡り、
　改選後新議会が2月下旬にも再び深刻な党派対立に直面する恐れも。

・アジアの主な株式市場で年明けの最初の取引、2日軒並み上昇。米国「財政の崖」回避するための法案可決好感。
　中国景況感改善も支援材料に。米シカゴ市場では日経平均先物上昇、一時1万0700円台に。

・韓国輸出に自由貿易協定（FTA）効果が鮮明に。
　2012年実績、主要国の景気後退にもかかわらずほぼ11年並みを維持。自動車部品など健闘。

・富士重工　<7270> ［終値1076円］米国の生産能力増強する方針固めた。
　2016年度にもインディアナ州工場生産能力現状の年27万台から35万台程度へ。投資額200億円程度となる見通し。
　世界販売100万台達成に向けた供給体制整備する。

・大型小売店の初売りは堅調な出足となる。百貨店や家電量販店では売上高が前年上回る店多く。
　イオン　<8267> ［終値987円］などスーパーも前年並み維持。

・主要企業経営者20人が占う2013年、日経平均株価高値予想平均は1万1825円。
　2010年4月リーマン・ショック後の高値（1万1339円）上回る。高値の時期は20人中12人が10〜12月。
　安値予想平均は9125円で1〜3月付けるとの見方多い。　

・主要企業経営者20人が占う2013年有望銘柄、1位（前年2位）信越化　<4063> ［終値5230円］2位（5）トヨタ　<7203> ［終値4005円］
　
　3位（ー）ホンダ　<7267> ［終値3145円］4位（4）東レ　<3402> ［終値527円］5位（6）ファナック　<6954> ［終値15920円］

　5位（ー）三菱UFJ　<8306> ［終値461円］7位（ー）三井不　<8801> ［終値2090円］（ー）ユニ・チャーム　<8113> ［終値4495円］

（3日　日経新聞）

・世界の5割経済圏　沸き起こる中間層　日本ネジ巻き直そう.

・米アップル、日本で電子書籍販売に参入。
　月内にも日本語書籍の販売始め、自社のタブレット（多機能端末）「iPad（アイパッド）」などに配信する。
　講談社、小学館、角川HD　<9477> ［終値2295円］など出版大手から書籍の意提供受けることで大筋合意。電子書籍普及に弾みも。

・米「財政の崖」巡り、米議会上院での民主、共和両党の協議は30日中の合意至らず。31日も交渉は続いた。
　焦点の所得減税の延長では年収40万〜50万ドル以下の世帯を対象とする方向に議論は集約。

・2013年の政局は7月の参院選が最大のヤマ場になる。
　参院選で与党が過半数を得れば長期政権視野に、野党が勝った場合は「ねじれ国会」続き「決められない政治」の構造問題は残る。

・「スピード感」首相の年頭は7月の参院選。2月までに12年度補正予算案、5月上旬までに13年度予算案成立させる方針。
　即効性のある景気刺激策で経済を再生しなければ政権復帰した自民党に参院選で厳しい審判下されかねず。

・位置情報が新ビジネスを拓く。企業にとって「宝の山」ともいえる位置情報は様々なサービス生みつつある。（1日　日経新聞）

・政府、リース会社と官民共同出資会社つくり、公的資金活用し工場や設備買い入れる。企業の過去の投資に伴う負担和らげる狙い。
　5年以上かけて1兆円超の資産買い入れ見込む。公的資金の規模は最大1000億円に。
　予算措置は早ければ来年1月今年度補正予算に盛り込む。

・東京都築地市場（東京・中央）を江東区豊洲に移転する時期、2014年度中から1年延期へ。

・中国政府、2013年1/1付でマンガンなど鉱物資源・原料にかけている輸出税撤廃へ。
　世界貿易機構（WHO)12年1月に9種の輸出規制が協定違反と最終判断したための措置。

・2012年の円相場は年間で11%下落、主要国で最も下落した通貨となる。市場関係者円高修正の流れ13年も続くと。

・日米欧企業のM&A（買収・合併）戦略に中国の独占禁止当局の審査リスク重く。
　審査の適用厳格化で手続き長引き尖閣問題で日本企業の案件意図的に遅らせる。

・「財政の崖」巡り、米議会上院の民主、共和両党幹部29日も減税延長などに必要な法案作成の詰めの調整続ける。
　30日中にも上院の法案採決めざし、下院採決は31日になる見通し。予断許さず。

・NTTドコモ　<9437> ［終値124000円］2014年度にもスマートフォン（スマホ）向け高速通信サービス（LTE）の通信速度現在の5倍に。
　KDDI　<9433> ［終値6090円］が4倍速化計画打ち出したため対抗へ。消費者の光回線離れ進みそうと。

・さくらインターネット　<3778> ［終値551円］北大と中部大などと超電導現象利用、送電ロスゼロへの実験2014年4月始める。
　データセンターの消費電力現在より40%減るとの試算も。

・国内の遊園地・テーマパークの2012年売上高合計が過去最高に。通年で5千億円に達する可能性。（12/31　日経新聞）

・産経新聞社主要企業106社アンケート、経済政策に期待する企業の割合7割に。
　「アベノミクス」実行による経済成長への企業の渇望浮き彫りに。円高是正求める声も多く。「脱・中国依存」加速へ。

・エジプト財政悪化深刻化。モルシ―政権の新たな不安要因と。
　中央銀行外貨準備が「危機的水準」と警告。通貨エジプト・ポンドは12/30、対ドルで史上最安値更新。

・イラン、今年原油価格を大幅に押し上げる「地政学リスク」となり得る。
　ペルシャ湾出入り口ホムルズ海峡封鎖する可能性しばしば言及。米欧をけん制。（4日　産経新聞）

・米「財政の崖」回避。中間層の減税維持と引き換えに富裕層への増税に踏み切り、国防費など歳出の強制削減の開始は2ヵ月延期。
　
・消費2極化。低価格だけを武器に消費者を引きつけることが難しくなりつつある。
　安倍晋三政権が目指す「脱デフレ」には政府支援に加え、付加価値を付けて新しい需要を掘り起こす企業の創意工夫求められる。
　品質良ければ高級志向も。　（3日　産経新聞）

・政府・自民党デフレ脱却に向けた安倍晋三政権の景気対策後押しするため
　2013年度から財投債の発行大幅に拡大し、大規模地震に備えた高速道路網や一般住宅の耐震化進める方針。
　「列島耐震化」とともに公共事業の推進で経済の活性化につなげる。

・安倍晋三首相1日付年頭所感発表。経済、教育、外交を立て直す方針掲げ、
　「危機突破に向け、一つ一つ『結果』を出していくことにこだわる」と決意表明。
　「内閣の総力を挙げて経済政策を強力に進める」と言明。　（1日　産経新聞）

・日立メディコ　<6910> ［終値1240円］イラク政府から超音波診断装置44台1月中旬にも受注へ。受注額約5億円。
　日本政府がイラクに対して医療人財育成の支援約束するなどして米ゼネラル・エレクトリック（GE）を逆転。　

　島津　<7701> ［終値587円］もX線診断装置120台（約15億円）受注する見込み高まる。（12/31　産経新聞）

・富士フイルム　<4901> ［終値1723円］2014年度に新薬事業で中国に進出。
　まず抗菌剤「ジェニナック」市場に投入。当初年商小売りベースで50億円以上目指す。（4日　日刊工業新聞）

・三井石油開発（東京・港）
　出光　<5019> ［終値7480円］と国際石油帝石　<1605> ［終値457500円］が北海道と秋田県で進めている地熱発電事業に参加。
　総事業費の一部負担、数年間かけ共同調査。約10年後も事業化目指す。

・大興電機　<6675> ［終値161円］
　住宅や店舗向けの発行ダイオード（LED）照明の新製品3月から順次発売。全7機種50製品。従来比価格3-4割に抑える。　

・大和ハウス　<1925> ［終値1479円］
　2013年度にも高齢者など対象排泄支援ロボットを海外でも販売する方針。デンマーク技術研究所と情動研究、海外向け製品開発へ。

・鳥居薬　<4551> ［終値1920円］スギ花粉症に対する免疫療法薬候補「TO-194SL」について製造販売申請。「舌下投下」タイプが特徴。

・富士重工　<7270> ［終値1076円］
　北米市場に投入した2013年全モデルが米国自動車保険業界団体、ハイウェイ安全保健協会（IIHS）の安全評価受賞。
　全車最高評価受賞は4年連続で北米市場に展開する自動車ブランドでは唯一。

・安川電　<6506> ［終値823円］自社の産業用ロボット展示し、顧客企業などに効率的な使い方提案する施設世界で積極展開へ。
　2-3年度メドに国内や中国・アジアで増設、10ヵ所程度に倍増へ。（4日　日経産業新聞）　

・東芝　<6502> ［終値337円］
　タブレット（多機能端末）のカメラでカタログなどの写真認識し、詳細な商品紹介を動画で配信するシステム開発。
　どの角度でも認識99%の精度に。

・三浦工　<6005> ［終値2263円］
　都市ガス使い発電する業務用燃料電池の試作品開発。発電後の排ガスの熱を回収・再利用。2015年度から販売目指す。

・ウエザーニューズ　<4825> ［終値2375円］
　中国で鉄道や高速道路管理会社向けサービス本格化。2013年春にも江蘇省高速道路管理会社へ提供始め、全土の陸上交通機関を開拓。

・東南アジア主要6ヵ国、2012年11月新車販売台数前年同月比98%増計33万3443台。11ヵ月連続プラス。
　首位タイ3ヵ月連続単月最高更新。2位インドネシア55%増10万3699台。10万台超は3ヵ月連続。

・2013年分譲マンション市場で大手が攻勢強める。消費税率引き上げ前の駆け込み需要期待。

　最大手野村不　<3231> ［終値1638円］12年よりもさらに5%多い7千戸供給。　

　住友不　<8830> ［終値2847円］供給戸数2年続けて引き上げ。5〜10%引き上げ5千戸前後販売検討。

・カイオム・バイオ　<4583> ［終値8300円］藤原正明社長、目標時価総額1兆円超の米リジェネロン・ファーマシューティカル。
　「完全ヒトADLibシステム」完成すれば抗体薬の基となるヒト抗体が10日で作れる。（1日　日経産業新聞）

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第三者割当　

戸田工　<4100> ［終値394円］1260万株　304円　2013年1/15-31　割当先　伊藤忠商事　<8001> ［終値907円］

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【今日の一言】

NY株式市場は3営業日ぶりに反落。
前日の大幅上昇に対する反動、利益確定売りも。
米連邦準備理事会（FRB）内部で資産買い入れに対する懸念強まっていることが米連邦公開市場委員会（FOMC）議事録で明らかに。

2012年サンタ・ラリー（12/24〜2013年1/3まで）はS&P500種指数21日終値（1430.15）からプラス。上昇率は2.0%に。
年末最終売買日と2013年初取引の2日間で持ち直しました。
ずいぶんお寝坊なサンタさんでしたね。この期間マイナスになると嫌な年になるところでした。
リーマン・ショックが起きた年がマイナスになった年でした

欧州株式市場はまちまち。
12月ADP全米雇用報告で民間部民雇用者数が21万5000人増と市場予測平均（13万3000人増）を大幅に上回ったのを好感し下げ幅縮める。

東京株式市場2013年の大発会となります。
今年の大発会銘柄（東証1部市場で値上がり銘柄の中で最も商いが出来た銘柄）は何になるでしょうか？
2012年はトヨタ　<7203> ［終値4005円］だったような・・・
12年大発会でのトヨタの始値は2611円で53.4%の上昇でした。為替の円高修正を予感した株式市場でした。

2013年日経新聞元旦の見出しは『世界の5割経済圏　沸き起こる中間層　日本ネジ巻き直そう』でした。
ネジとなると日東精工　<5957> ［終値254円］か・・・
ミネベア　<6479> ［終値304円］もふと頭に浮かびましたが・・・

日本政府とNEC　<6701> ［終値181円］IHI　<7013> ［終値222円］子会社IHIエアロスペース
一体で小型衛星製造、打ち上げサービスを新興国へ売り込む。従来の半分100億円弱。宇宙ビジネスで先行する米欧勢追い上げる。
明星電気　<6709> ［終値82円］ようやく日の目を見ることにも・・・。

株式相場が上昇した年や大納会が高いと翌年の大発会は高いといったアノマリーもありましたが、
海外市場からの大幅高での戻りもびっくりするほど。

ラジオでどなたかが話していましたが9/5の安値から83営業日の1/9が変化日とも・・・
9日は戎さまで天底の変化にも重なりますね。
メジャーSQではありませんがSQ週の魔の水曜日でもあります。

日本取引所グループ　<8697> ［終値430000円］旧大阪証券取引所が東証1部に重複上場です。1ヵ月後TOPIX参入です。

カイオム・バイオ　<4583> ［終値8300円］藤原正明社長、目標時価総額1兆円超の米リジェネロン・ファーマシューティカル。
「完全ヒトADLibシステム」完成すれば抗体薬の基となるヒト抗体が10日で作れる。
1日付の日経産業新聞の最終面で自信の社長発言が特集となっておりました。
元旦の新聞になかなか特集としても載らないでしょうに「すごいうこと？」になりそうな・・・？！

さくらインターネット　<3778> ［終値551円］北大と中部大などと超電導現象利用、送電ロスゼロへの実験2014年4月始める。
データセンターの消費電力現在より40%減るとの試算も。

国内の遊園地・テーマパークの2012年売上高合計が過去最高に。通年で5千億円に達する可能性。
レジャー産業2013年はもっとにぎやかになってきそうです。となると宿泊施設なども好調に・・・
一休　<2450> ［終値61800円］宿泊予約サイトの利用は大幅増加とも？！

富士重工　<7270> ［終値1076円］米国の生産能力増強する方針固めた。
2016年度にもインディアナ州工場生産能力現状の年27万台から35万台程度へ。投資額200億円程度となる見通し。
世界販売100万台達成に向けた供給体制整備する。　

富士重工　<7270> ［終値1076円］
北米市場に投入した2013年全モデルが米国自動車保険業界団体、ハイウェイ安全保健協会（IIHS）の安全評価受賞。
全車最高評価受賞は4年連続で北米市場に展開する自動車ブランドでは唯一。

ニュースヘッドラインで富士重工は米国で一部の2009-12年型「フォレスター」
「レガシィ」と「アウトバック」について「全ての2010-11年型」最大63万3842台をリコール（無償で回収・修理）　と。

位置情報が新ビジネスを拓く。企業にとって「宝の山」ともいえる位置情報は様々なサービス生みつつある。
コロプラ　<3668> ［終値5110円］位置情報ゲームや高品質ゲーム保有。
オンラインtoオフライン（O2O）出かけないインターネットから出かけたくなるインターネットは新しい創造に・・・

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