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UHG主催 櫻井英明さんセミナー【前半】

UHG主催 櫻井英明さんセミナー

『いつもと違う春相場』を読む (2013.1.26・東京工業取引所)

【前半】市場解説

こんにちは。櫻井でございます。

いつもの語りで始まります。

個人投資家の方の中では潤っている方と乗り遅れた方がいらっしゃるかもしれません。

昨年8月から相場は上昇しております。11/14野田佳彦前首相の衆院解散言及した時からではありません。

1月も陽線(日経平均株価10688円以上)になりそうで6ヶ月連続に。

リーマン・ショック後の復活、大きな流れが変化したと思われます。

為替はまだ所詮は91円台。日経平均株価11週連続の上昇は1972年以来およそ42年ぶりの出来事です。

今までの軸とはずれたと考えられます。

個別銘柄の中には大幅高の銘柄が出ています。端緒ではないでしょうか。今年の夏過ぎから再び上昇とも。

東京株式市場では外国人が全体の6割売買していますが、保有株は3割ほど。外国人持ち株比率が上がるかがポイントに。

自分で言うのもおこがましいと思いますがここ半年ぐらい個別銘柄は当たっています。

ちょっと心配なのは金融庁が捕まえに来ないかというところ。(冗談ですが)

昨年から企業研究会をやっております。その名前も「SS会」に変更しようかと・・・

「SS」のSはサクライ・ストップ高のSです。

まだ本屋さんに株の本が並んでいません。今は週刊誌レベルですのでまだ大丈夫です。

日刊ゲンダイで10万円以下の銘柄特集を依頼されましたが10万円以下の良い銘柄が少なくなったと感じました。

そてだけ底上げされてるのですね。

外人頼みで嫌ではありますがマーケットにお金が入るには外人買いが必要です。

2005年郵政改革では10兆円買い越しとなりました。

まだ2兆5000万円程度ですのでまだまだ入る余地はあります。

外人投資家が入ってきていると実感するのは

ソニー <6758> [終値1290円]トヨタ <7203> [終値4340円]東芝 <6502> [終値400円]が上がってきています。

ソニーは何も変わっていないのにですよ。

外国人は日本株を買うとなってもいろんな銘柄は研究せず、代表銘柄を買ってきます。

オイルマネーはソニーやトヨタになじみがあるからです。

日本経済を引っ張っていくのは自動車関連です。トヨタですと昔っから話してますが誰も取り上げてくれませんが・・・

「お金は寂しがり屋です。だから群れたがります。」今の東京市場には集まりだしてきたのではないか。

投資の方針で旬な銘柄に行くかちょっと先に上がるであろう株を仕込むか?

分かれるところですが上がるであろう株を仕込む方が根はbは大きいですね。

今年のテーマは「個」個人投資家の個、個別株の個です。

新興市場など毎日のように2〜3倍、5倍になっている銘柄が賑わっています。投資の醍醐味味割れる年になるのではないか。

気にしてる方も多い裁定買い残の2兆円超え、危ないと言われていましたが壁は越えたと。

リーマン・ショック前は6兆円に積み上がった時がありました。4兆〜5兆円の買い残もかのうではないか。

4兆円積み上がると日経平均は1万5000円台になってることも。

ここへきて大きく変わってきたのがマスコミの報道姿勢ですね。株が上がってよかったとの報道が目立ちます。

以前は下がった時のみマスコミは騒いでいました。

東証ブースで9時の寄り付き状況を英語で海外に伝えてる方がいます。うるさいのですが今までになあいことです。

フジテレビはワイドショーの中で東証の生中継を入れているようです。心理の変化ですね。

今年の株高を予想したひとつに渡辺淳一先生が日経新聞に私の履歴書を連載しだしたから。

渡辺先生が日経新聞に小説を連載しますと株価が上がっているアノマリーがあります。

日経平均は郵政改革の期待のあった時の18000〜20000円もあってもおかしくないと思っています。

ただ櫻井が言うことは強気で2割引きで考えた方がよいでしょうから、なら16000円あってもおかしくない。

株の配当利回り1.8〜2.0%、国債は0.2%となら株でいいんじゃないかと。

債券から雪崩を打って株に来る時があるのではないかと考えています。

気になるところですが日本企業は約30年の円高で為替のメリットもデメリットもなくなってきたような・・・

海外に出て海外で商売をしています。

個人生活では外国ものを持ってる方はメリットがありますが消費には円安の影響は出てきます。

債券バブルの崩壊に伴う金融機関の損失拡大も懸念です。

バイロン・ウィーン氏のびっくり10大予想に日本関連が2つ入っています。

1ドル=100円の円安、日経平均225種12000円突破と。

S&P500種は13000ドル割れ。(NY市場はそんなに上がらないと)金は1900ドル超。

商品市場にも外国人シェア高まっています。商品価格はどこも同じですが円建てのメリットを取りに来ていると見られています。

皆様が恐れている?ヘッジファンドは運用下手ですよ。2012年運用利回り6%前後に。S&Pは13%上昇、日経平均は20%上昇ですよ。

個人投資家の知っている銘柄で良いですね。外人の影響少ないからです。個人が活躍できる場になります。

今年は大きな変化の年。伊勢神宮が20年ごとの遷都、出雲大社はおよそ60年ごとの遷都。同じ年の遷都は初めての出来事に、

日銀が決断して通貨戦争がはじまりました。安倍晋三首相は世界に宣戦布告。

今までは米国の軍門に下っていました。米国の言いなりだったのです。

やっと日本という国が一人前、グローバルスタンダードに入ってきたところです。

日本の先端事業、ウォン安是正、限安是正で悪くない時代に入ります。

マーケットは過去20年ちょっと出ると頭叩かれていましたが今年から違ってくるかもしれません。

考えてみると良くここまで外国企業に買収されずに残っていましたと感じます。

日経新聞元旦の見出し「5割経済圏:アジアに跳ぶ」アジアで活動、アジアに進出する企業が注目となってくることでしょう。

後半は個別銘柄中心に約20分の休憩に入ります。

ここまで約50分間じっくりとお話しされていました。

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