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インフルエンザ態勢強化

2012年5月7日(火)新聞休刊日 晴れのち時々曇り 気温少し低く

・中国2013年の経済分野の重点施策、個人投資家による海外投資を認める新制度の創設をめざす。

・日中韓3ヵ国の環境相会合は6日、微小粒子状物質(PM2.5)など大気汚染対策に関する新たな枠組みを盛り込んだ共同声明採択。
 大気汚染対策で実務者レベルの会議を新たに設け、関連する政策や観測体制、研究などの分野で協力関係を強化で合意。

・厚生労働省は、法律に基づいて検疫や医療の態勢を整える必要があるとして、
 N7N9型の鳥インフルエンザを検疫法の「検疫感染症」と感染症法の「指定感染症」に、6日、新たに対象に。
 国内へのウイルスの侵入や感染拡大を防ぎたいと。

・日産 <7201> [終値979円]中国での4月の新車販売台数が前年同月比2.7%増、10万2800台。
 激しい反日デモから半年以上を経て、ようやく前年並みの水準に回復。

・トヨタ <7203> [終値5490円]4月の中国販売は6.5%減の7万6400台と、減少率は1桁台にとどまる。
 昨年8月以降、今年1月を除いて2桁減が続いていたが、回復の兆しも。

・マツダ <7261> [終値323円]4月の中国販売15.2%減、1万2353台と苦戦が続く。

・文部科学省2014年春から、世界最高性能次世代スーパーコンピューターの開発に着手。スパコン「京」の100倍、20年ごろ稼働目指す。
 1000億円規模の開発費投じて世界一奪還へ。次世代スパコン毎秒1エクサ(100京)の水準目指す。(京は1兆の1万倍)。

・経済産業省、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、洋上風力発電向けの価格新設。来年度価格改定時にも新たな価格設ける。
 陸上風力発電所と比べ割高なコストに合うように買い取り価格を優遇、幅広い企業の参入促す。

・政府、低迷する国内製造業に復活に向けて、先端的研究開発を資金支援する方針。対象は「3Dプリンター」や「パワー半導体」。
 2014年度から5年間それぞれ100億円程度の予算配分検討。

・大手銀行5グループ、投資信託の販売が伸びる。2012年度販売額合計前年度比2割増5.4兆円。
 08年9月のリーマン・ショック前の水準上回る。昨年末ごろから販売が加速。
 個人マネー預金から株式投信や不動産投資信託(REIT)のファンドに流れ始めた。

 みずほFG <8411> [終値214円]三菱UFJ <8306> [終値652円]三井住友 <8316> [終値4595円]年間投信販売過去最高更新。

・スイス金融大手UBS・ユルグ・ツェルトナー最高経営責任者(CEO、46)日本含むアジアに巨額の資産あり、日本での人員拡充考える。

・トウモロコシ世界2位の消費国・中国で秋の収穫減の懸念浮上。
 不作で中国が穀物輸入拡大すれば国際価格上昇、輸入依存度の高い中東やアフリカの国々にも影響及ぶ。政治不安の引き金にも。

・著名投資家ウォーレン・バフェット氏経営する米投資会社バークシャー・ハザウェイ4日、株主総会開く。
 バフェット氏「米国の将来は明るい」と強調、大型買収続ける意向示す。
 米量的緩和の縮小や停止が現実になれば混乱広がりかねないとも指摘。微妙な心境の変化も。

・ソニー <6758> [終値1627円]海外で電子書籍事業拡大へ。オーストラリア地元出版社と提携、電子書籍の配信サイト開設。
 今後1-2年間で欧州とオセアニア中心に約10ヵ国で事業化、サービス地域現在の3倍15ヵ国程度まで増やす。 
 世界の電子書籍市場規模、2012年で約5000億円、16年には4倍の2兆円に拡大する見込み。

・フォスター電機 <6794> [終値1345円]東南アジアでヘッドホンとイヤホン増産。10億〜20億円投資。
 ベトナムでなどで機械化の加速やミャンマー工場の生産能力高める。4年後メドに世界での月産台数現状比5割増5千万個に引き上げ。

・ミネベア <6479> [終値298円]欧州で産業機械や工作機械向けの軸受け製造に参入。
 独子会社がオーストリアAPBサービシズから軸受事業買収。6月メドに生産開始。
 産業・工作機械向けの売上高2018年に20億円まで引き上げ、欧州市場での販売拡大へ。(5/6 日経新聞)

・NHKと在京民放5局年内にも、テレビ放送をインターネット経由でスマートフォン(スマホ)などに無料で転送するサービス始める。
 放送と通信の融合進め、テレビ視聴方法広げる。
 ソニー <6758> [終値1627円]東芝 <6502> [終値517円]パナソニック <6752> [終値702円]
 年内メドに転送機能付いた専用テレビ発売へ。

・日本株投資信託の売れ行きが好調。販売額から解約額を差し引いた資金の純流入額は日本株投信で4月約4400億円。
 IT(情報技術)バブル時2000年5月以来、13年ぶりの高水準。個人マネー回帰しつつ。

・韓国企業2013年1-3月期決算、有力企業相次ぎ減益や赤字発表。サムスン電子1強の様相。
 ウォン高・円安に加え、造船など一部業種では中国勢の追い上げも響く。
 現代自、ポスコ、SKテレコム、現代重工業、LG電子、大韓航空6社、1-3月期連結営業利益合計前年同期比24%減に。

・ドイツ4月の新車販売台数前年同月比4%増28万4500台。前年実績上回るのは6ヵ月ぶり。

・イタリア高級株扱うアッシーナ・イクシ― <2777> [終値8200円]年内に名古屋で直営店開く。8年ぶりの直営店。
 2014年末に東京青山本店の増床も検討。(5/5 日経新聞)

・国内電子部品メーカー、スマートフォン(スマホ)向け部品相次ぎ増産。
 韓国サムスン電子製スマホ販売好調。米アップル秋にも新製品投入期待。

 エルピーダメモリー、モバイル用DRAMの海外生産開始。

 村田製作所 <6981> [終値8000円]主力品SAWフィルターの生産能力3月までに前年同期比2割増、9月までにさらに2割増強へ。。

 東光 <6801> [終値293円]電源回路に使う小型品の生産能力、今年中に月産4億個と前年度比2倍以上に増やす。

 ソニー <6758> [終値1627円]CMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーの供給拡大。

・東京新築ビル(築後1年以内)の賃料示す指数が4年ぶりの高水準。特に大型新築ビルの人気高い。
 業務効率化狙った集約移転に加え、事業拡大に伴う面積拡張など企業の前向きなオフィス需要出始める。

・安倍晋三首相3日、トルコ・エルドアン首相と会談。
 黒海沿岸シノプでの原子力発電所建設めぐりトルコ政府が日本に優先交渉権与えることで合意。
 三菱重工 <7011> [終値652円]仏アレバ連合の受注事実上確定。
 東電 <9501> [終値438円]福島第一原発事故後の日本勢による初の海外受注案件に。総事業費1兆円規模。

・米4月の雇用統計、非農業部門の雇用者数前月比16万5千人増。3月改定値13万8千人増(速報では8万8千人増)に上方修正。
 市場予測平均(15万人程度)上回る。2月改定値前月比33万2千人増(既報26万8千人増)へ。失業者数7.5%、前月比0.1ポイント低下。

・3日のNY株式市場ダウ工業株30種平均大幅続伸、初の1万5000ドル台乗せ。上げ幅一時170ドル超。
 先進国中心に金融緩和続くとの期待も相場を下支え。
 米シカゴ市場で日経平均先物(6月物)急上昇、一時1万4180円付ける。2日の日経平均株価終値は1万3694円04銭。

・インド準備銀行(中央銀行)3日、政策金利(レポ金利)0.25%引き下げ年7.25%に。即日実施。景気の下支え目指す。

・3日午前のNY外国為替市場で円の対ドル相場下げ基調強めた。一時1ドル=99円前半まで売られる。99円台まで下落するのは1週間ぶり。
 米国の労働市場の改善を好感して円売り・ドル買い強まった。

・欧州市場3日、スペイン10年物国債利回り一時前日比0.1%低い3.95%前後まで低下(価格は上昇)。
 4%下回るのは2010年10月以来2年半ぶり。 

・欧州連合(EU)欧州委員会3日、2013年のユーロ圏実質経済成長率、マイナス0.4%になるとする経済見通し発表。
 14年もプラス1.2%にとどまる。前回2月予測から13年0.1ポイント、14年0.2ポイントそれぞれ下方修正。独仏主要国の予測引下げ主因。

・ホンダ <7267> [終値3820円]
 メキシコに基幹部品変速機(トランスミッション)の新工場建設。約4.7億ドル(約460億円)投資、2015年後半の稼働目指す。
 年産能力70万台、北米での生産能力5割増。日本自動車メーカー景気上向く米国向け狙い、生産体制整備急ぐ。(5/4 日経新聞)

・欧州中央銀行(ECB)2日、定例理事会で政策金利0.25%引き下げ、過去最低の0.5%へ。8日から適用。
 ドラギ総裁「行動する用意はある」と語り、景気動向によっては追加的な利下げに踏み切る考え示す。

・大手損害保険各社相次ぎ、任意加入自動車保険の保険料引き上げへ。損保各社黒字化狙う。

 東京海上日動火災 <8766> [終値2996円]10月メドに保険料引き上げる方針。上げ幅平均2%程度。

 損害保険ジャパンと日本興亜損害保険 <8630> [終値2422円]4月に平均2%の保険料引き上げ行った。

・日本アフリカ向け投資・貿易で直接投資額が中国の7分の1、輸出額も韓国を下回る。日本の出遅れ目立つ。
 日本政府6月に約40ヵ国の首脳を招きアフリカ開発会議(TICAD)横浜で開き、官民連携テコに巻き返しに乗り出す。

・祖父母が孫に贈る教育資金を預かる信託銀行のサービス上場の滑り出しに。4月開始4月末残高約250億円、契約数約4000件。

 新サービス「教育資金贈与信託」三井住友信託 <8309> [終値492円]三菱UFJ信託 <8306> [終値953円]
 みずほ信託 <8411> [終値215円]りそな銀 <8308> [終値536円]の4行取り扱う。

・セブン&アイ <3382> [終値3685円]2014年末までに食品や日用品のプライベートブランド(PB=自主企画)全1700品刷新。
 原料や製法のほか委託先も見直す。15年度売上高1兆円に引き上げる。

・マツダ <7261> [終値329円]や欧州の自動車大手は日本国内でディーゼルエンジン車の市場本格的に開拓。
 マツダ全面改良する主力車「デミオ」に同エンジン搭載、他の車種と合わせて年間10万台の販売目指す。
 欧州勢含め今後2年間に5車種以上のディーゼル車が発売される見通し。年間販売台数約300万台の1割に達する可能性も。

・富士電機 <6504> [終値326円]下水処理施設で発生するメタンガス利用した発電システム開発。自治体や企業の工場向けに販売。
 再生エネルギーの全量買取制度の対象に。中国など新興国でも販売する方針。 

・協和発酵キリン <4151> [終値1159円]高崎工場(群馬県高崎市)でバイオ医薬品の生産設備増設。
 約27億円投じ、現在米国から輸入している製品を自社生産に切り替え、開発中の新薬の生産設備に。

・レアメタル(希少金属)の国際価格が相次ぎ下落。
 マンガンやバナジウム、2月比1割前後下落。欧州での自動車販売の伸び悩みも一因。(5/3 日経新聞)

・シャープ <6753> [終値337円]
 片山幹雄会長(55)の退任検討。会長退任により経営責任明確にし、名実とも奥田隆司社長率いる経営体制を構築。権限集中へ。

・ドクターシーラボ <4924> [終値294900円]
 「オールインワン化粧品」が働く女性らの朝の化粧時間短縮できる効果も注目。この分野の「パイオニア」自負。
 肌のトラブルの解決めざし、治療の最前線からの新たな製品開発への挑戦は今後も続く。(5/6 産経新聞) 

・4月1日時点人口推計、15歳未満の子供の数は前年比15万人減1649万人。32年連続して減少。
 総人口に占める子供の割合0.1ポイント減少12.9%で過去最低更新。子供のうち男子844万人、女子より40万人多く。

・安倍晋三首相、ロシア・中東歴訪、「実利主義」と「総力結集」の姿勢に徹した。したたかに国益追求する「安倍外交」へ。 

・マンション市場活況。マンション業界勢力図変化。シェア争い激化、再編加速。
 消費者には「今は買い得」という心理働く。2013年マンション市場は前年比10.7%増10万3900戸になると予想。

 野村不 <3231> [終値2624円]2012年新築マンション販売戸数初めてトップ。「ダブルブランド戦略」勝因。2013年計画6千戸。

 2位三井巣動産レジデンシャル <8801> [終値3340円]3位三菱地所レジデンス <8802> [終値3175円]13年計画それぞれ5千戸台。

 台風の目は大京 <8840> [終値375円](13年6位)「サーパス」展開穴吹工務店(高松市)307億円で完全子会社化。
 13年の販売戸数合計すると4位住友不動産 <8830> [終値4665円](12年4209戸)を抜く4506戸に。

 大和ハウス <1925> [終値2153円](12年5位)
 4月コスモスユニシア <8844> [終値1280円]の第三者割当増資応じる。(5/5 産経新聞)

・日本、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5ヵ国とは自国通貨が暴落した場合、
 自国通貨を買い支えるために必要な外貨を貸し借りする通貨交換協定締結・拡充した。中国・韓国が加わらない新たな枠組み。

・産経新聞社主要企業120社対象にアンケート、
 安倍晋三政権の経済対策「アベノミクス」への企業の期待感、そのまま賃上げや新卒採用への動きにつながらず。
 欧州債務危機の再燃など海外の不安材料は消えず。(5/4 産経新聞)

・黒田東彦総裁率いる日銀 <8301> [終値67600円]
 世の中に供給するお金の量を示すマネタリーベース(資金供給量)を2年で倍増させる「異次元」の金融緩和決定して4日で1ヵ月。
 2日発表4月のマネタリーベースの平均残高前年同月比28.1%と伸び、月末残高は過去最大の155兆2803億円とお金は潤沢に。
 大規模緩和は円安・株高を加速させ、景気の改善期待なお続く。一方金利が日銀の狙い通りに下がらないなど緩和効果には明暗も。

・アラブ首長国連邦(UAE)訪問中の安倍晋三首相2日午後、ムハンマド副大統領兼首相とドバイで原子力協定漁師立会いの下署名。
 日本・UAE共同声明、安倍精研が成長戦略の柱として重視する医療分野での協力が盛り込まれた。(5/3 産経新聞)

・今こそ磨く選別力 好調ファンドに見る有望株。株高の期待感が強まっている状況でこそ「銘柄選別の重要性が増す」

 支援材料、まず政策。「金融緩和だけでなく、日本政府は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加交渉にも踏み込んだ」
 企業業績も急拡大がほぼ確実。ゴールドマン・サックス証券、主要企業の2013年度の増益率は54%と世界的に突出すると予測。

 1999〜00年「IT(情報技術)バブル相場」日経平均株価55%上昇する裏側で業種や銘柄間の格差は意外なほど広がる。
 「通信」「精密」が2倍超に急騰する一方で「造船」「建設」などは逆行安に沈む。

 05〜06年の「郵政解散相場」も構図変わらず。
 業種間の値動きは二極化、「電機」「海運」など約半数の業種は日経平均の上昇率(49%)に届かず。

 現在の「アベノミクス相場」でも「水産」「鉱業」は伸びが鈍い。

・「勝ち組ファンドマネージャーたちが選んだ有望銘柄の一覧」
 金融緩和や円安の追い風受けやすい主力株で安定感出しつつ、成長期待の高い中小型株で攻める戦略。

 矢内伸介氏リサーチ・アクティブ・オープン:アベノミクス騰落率(2012年11/14〜13年4/26)64.3%(この間の日経平均60.2%)
 昨年11/14、衆院解散宣言で円安・ドル高進むと見て、輸出関連株を思い切って増やす。保有銘柄大きく組み換えたことが奏功。
 組み入れ銘柄上位:住友不 <8803> [終値4665円]3.9% JR東 <9020> [終値8340円]3.7%
 ブリヂストン <5108> [終値3540円]3.6% セブン&アイ <3382> [終値3685円]3.5% クボタ <6326> [終値1339円]3.5%

 堀剛氏ダイワ・ニッポン応援ファンドVol。3:アベノミクス騰落率86.1%(日経平均60.2%)
 「本当に評価する要因」がある銘柄なら業界下位でも組入れ。「乗る時は乗り、引くときは引く」20年近い運用キャリアから得た教訓。
 組み入れ銘柄上位:OLC <4661> [終値15790円]5.6% オリックス <8591> [終値1450円]4.1% 
 三井不 <8801> [終値3340円]3.9% トヨタ <7203> [終値5490円]3.7% JR東 <9020> [終値8340円]3.7%

 西崎純氏ニッセイ日本勝ち組ファンド:アベノミクス騰落率68.1%(日経平均60.2%)
 各業種で売上高やシェアが首位の企業に投資。分かりやすい運用方針。
 組み入れ銘柄上位:セブン&アイ <3382> [終値3685円]3.5% 東ガス <9531> [終値570円]3.5% 
 キリンHD <2503> [終値1713円]3.5% コマツ <6301> [終値2507円]3.4% 三菱重工 <7011> [終値652円]3.4% 

 新井剛氏日航中小型グロース・ファンド:アベノミクス騰落率114.8%(日経平均60.2%)
 機動性重視のヒットアンドウェー戦略絡める。足元ではバイオベンチャーの組み入れ増やす。伝統的な長期投資に縛られず。
 組み入れ銘柄上位:Jトラスト <8508> [終値3940円]2.4% ガンホー <3765> [終値895000円]1.9%
 レーサム <8890> [終値180500円]1.7% IRジャパン <6051> [終値16800円]1.7% FPG <7148> [終値4970円]1.7%

 得能修氏いちよし・インベスコ中小型成長株オープン:アベノミクス騰落率83.9%(日経平均60.2%)
 企業の製品やサービスに対する潜在需要、ライバルがまねできない参入障壁があるかどうかを銘柄選びの二大原則。量的緩和の恩恵も。
 組み入れ銘柄上位:Jトラスト <8508> [終値3940円]6.8% 光通信 <9435> [終値5170円]4.7%
 エンプラス <6961> [終値7000円]4.2% OTS <4564> [終値333000円]4.0% VTHD <7593> [終値1250円]3.8%

 藤部圭氏ブラックロック日本小型オープン:アベノミクス騰落率77.6%(日経平均60.2%)
 経済構造や政策の変化見越し「投資テーマ」設定。短期の値上がり益も取っていく。
 組み入れ銘柄上位:日本風力開発 <2766> [終値78200円]2.4% ブロードリーフ <3673> [終値1726円]2.0%
 エンプラス <6961> [終値7000円]1.7% ケネディクス <4321> [終値72600円]1.7% VTHD <7593> [終値1250円]1.7%

・アベノミクス相場では中小型株組み入れた投資信託が優位。値動きの軽い中小型株が大きく上昇したことが奏功。
 「衆院解散発言」後の主な成績優良ファンド。
 JPM・E-フロンティアオープン:運用JPモルダン 衆院解散後の上昇率(2012年11/14〜13年4/26)129.3%
 DIAM新興市場日本株ファンド:DIAM 123.3% 成長株ジャパン・オープン:国際投信 119.0%
 日興中小型グロースファンド:日興アセット 114.8% SBI小型成長株ファンドジェイクール:SBIアセット:107.8%

 IRジャパン <6051> [終値16800円]皆川裕IR・SRリサーチ部長「こんな海外株主の増え方は前代未聞」
 顧客のうち主要60社の外国人株主比率が昨年9月より2ポイント高い約28%と急上昇。2007年度の高水準にほぼ並ぶ。
 「構造改革型」と「内需成長型」に海外勢買い進む。

・「異次元緩和」後の外国ファンドの主な動き。

 買い増し:村田 <6981> [終値8000円]アデランス <8170> [終値1608円]ニコン <7731> [終値2113円]
 カプコン <9697> [終値1610円]ドンキホーテ <7532> [終値5090円]ローランド <7944> [終値941円]

 売却:アイコム <6820> [終値2443円]前田道路 <1883> [終値1453円]シマノ <7309> [終値8400円]
 テンプHD <2181> [終値2205円]シスメックス <6869> [終値6130円]パーク24 <4666> [終値1979円]

・需給面から銘柄選別を考えると無視出来ないのが日銀 <8301> [終値67600円]の存在。
 「異次元緩和」による上場投資信託(ETF)の購入拡大に伴い
 「日銀マネーがファーストリテイリング <9983> [終値35350円]株を集中的に買ってくる」との思惑。
 日銀ETFを2兆円買い入れた際の個別銘柄への資金流入額試算。

 1位ファーストリテイリング <9983> [終値35350円]資金流入額1082億円 2位トヨタ <7203> [終値5490円]611億円
 3位ソフトバンク <9984> [終値4750円]561億円 4位ファナック <6954> [終値14560円]519億円 
 5位ホンダ <7267> [終値3820円]426億円 6位KDDI <9433> [終値4710円]351億円 7位京セラ <6971> [終値9640円]337億円

・相場上昇しても常に格差存在。
 足元のアベノミクス相場でも証券、海運、不動産上昇目立つ一方、鉱業、石油、建設は伸び悩む。  

・日本の連休中に米欧金融市場は大きく動く。
 ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数3日、それぞれ1万5000ドル、1600ポイントの大台に初めて乗せた。
 ドイツ株式指数(DAX)も最高値更新。4月の米雇用統計の想定以上の改善がきっかけに。
 市場注目は3月分(速報8万8000人増)が13万8000人増まで上方修正。雇用情勢の回復基調に変化なしと確認。
 米株高に加え欧州中央銀行(ECB)が10ヵ月ぶりに利下げ、外国為替市場で円は対ドル、対ユーロでそれぞれ1円超下落。
 7日以降4年ぶりの「1ドル=100円台」が意識されそう。

・今週自動車大手の決算発表相次ぐ。
 8日トヨタ <7203> [終値5490円]9日スズキ <7269> [終値2450円]10日日産 <7201> [終値979円]発表で大手7社決算出そろう。
 注目は2014年3月期の利益水準。アベノミクス背景にした円高修正追い風になるうえ、新車販売も堅調な結果見込まれる。
 市場には7社合計でリーマン・ショック前に記録した最高益に迫る利益を見込む参加者多い。

・米国ケーブルテレビの契約を解約する「コード・カッティング」広がる。向かった先はネット動画配信サービス。
 「ユーチューブ」や映画やドラマを有料配信する「Hulu(フールー)」など。好きな時に番組楽しめる点受けている。

・発掘実力企業:高速 <8504> [終値907円]東日本大震災で被災しながら早期立て直し、2013年3月期、5期連続連結営業増益に。
 今期も業績拡大続く公算大きい。きめ細かな提案営業に強み。パックひとつで見た目の違い。おいしく見せる包装資材の提案力に定評。
 1600社以上のメーカーから仕入れ、6万点以上の包装資材から小売店の要望にあったものを提供。
 創業以来40年以上、増収続ける。市場のテーマになりにくく、株価はやや出遅れている。

・電子部本大手の中で日東電工 <6988> [終値6320円]村田製作所 <6981> [終値8000円]の業績拡大が鮮明に。
 スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能端末)向け部品の需要を巧みに取り込んでいるうえ、顧客基盤の広さが強みとなる。

・会社がわかる 特集関東天然瓦斯開発 <1661> [終値652円]
 東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故後、天然ガスの需要急増に伴い業績拡大。
 株価は好業績にもかかわらず、割安に放置。同業他社より低い利益率ネックに。

・株式市場、新興・小型銘柄への資金の流入一段と勢いづく。
 前週(4/30〜5/2)日経平均株価は1%安とさえないが、東証マザーズ指数12%、東証小型株指数1%、それぞれ上昇。
 前週値動き目立ったのが医薬・バイオ関連株。「期待先行の理想買い」とはいえ創薬関連の具体的な報道続いて支援材料に。
 日経ジャスダック平均株価とマザーズ指数は2007年以来の高値水準回復。
 上昇基調は崩れてはいないものの高値波乱に警戒感も出る。超短期の売買中心と見られるだけに急変動には注意必要。

・OUT Look:今週の株式相場は日経平均株価は年初来高値(1万3926円)の更新を目指す展開。
 4月米雇用統計が市場の予想上回り、欧州中央銀行(ECB)も利下げ実施、投資家心理改善。
 海外で円安進んだことも後押し、週初は買い先行と。今週は「決算発表が最大の材料」。
 どのタイミングで輸出関連株に資金を振り向けるかが、市場の関心ごとに。

・Wall Street:今週の米株式相場は高値圏での攻防が予想。
 株式市場にはリスク資産求める資金流入、ダウ工業株30種平均は1万5000ドル一時突破。S&P500種も1600を超えて取引終了。
 今週は高値をさらに更新するか焦点。9日の週間新規失業保険申請件数は注目と。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派44% (前回比+10)弱気派36%(同-1)中立派21%(同-8)

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25株価指数のうち22指数が上昇。
 ドイツ株価指数(DAX)ダウ工業株30種平均ともに過去最高値更新。

上昇1位トルコ週間騰落率4.7%(12年末比騰落率13.9%)2位アルゼンチン4.1%(36.2%)3位ドイツ3.9%(6.7%)4位ロシア3.4%(▲6.4%)
 下位25位日本▲1.4%(31.7%)24位インドネシア▲1.1%(14.1%)23位タイ▲0.3%(13.4%)22位ベトナム0.2%(14.9%)

・株式市場の時価総額が名目国内総生産(GDP)の何倍まで膨らむか調査。
 日本では日経平均が3万8915円の高値を付けた1989年末の1.41倍が最高。
 当時の時価総額を米ドル換算すると4.26兆ドル。名目GDPは3.02兆ドル。
 「本格的な上昇相場」と言えるような局面では時価総額の天井は名目GDPをやや越えたあたりに。
 世界でも天井は米国1.2倍、韓国1.08倍、中国・上海は1.06倍、タイ1.08倍、英国1.11倍、ユーロネクスト1.13倍。
 日経平均は名目GDPが今後も横ばいと考えるとあと30〜50%の上昇余地がありそうと。 

・「水が足りない」世界で奪い合い。国境超える紛争の火種。

 中国にとって海水の淡水化は工業用水だけでなく、生活用水を確保するための国家的事業。
 海水淡水化事能力2015年までに現在の3〜4倍(日量220万〜260万トン)に高める計画。1500万人以上の生活用水確保。

 シェール革命でも深刻な問題。採掘に使う大量の水の確保や排水の処理が大きな課題に浮上。規制強化の動き広がる。

 日本では施設老朽化。財源問題で多くの自治体で老朽化対策遅れる。民間企業が活躍できる場が広がる可能性も。(日経ヴェリタス)

・貸金業者数の減少止まらず。登録業者数(3月末)2217社と前年同月末比5.7%減。2003年3月末2万6281社が10年間で10分の1以下に減少。
 ただし「ヤミ金融業者」の問題は依然解消されず。

・富士電機 <6504> [終値326円]洋上風力発電向けコンバーター開発。湿気や塩害など海上特有の環境に耐えるよう密閉性確保。
 第一号機5月稼働予定実証用洋上風力向けに出荷済み。
 洋上風力の導入拡大見据え、コンバーターや発電機を風力発電機メーカーに提案。(5/6 日刊工業新聞)

・中国で感染拡大続く鳥インフルエンザ「H7N9型」警戒した取り組みが日本国内で進む。
 ワクチンについては感染の広がり見ながら量産が必要かどうか見極め。予断は許さない状況。

・テラ <2191> [終値4025円]
 新薬に関する臨床試験(治験)の薬効評価に必要な画像診断の技術やノウハウを提供するサービスに乗り出す。
 専門の子会社「タイタン」を2日付で設立。がん領域中心に最新技術による画像判定支援。5年後の売上高5億円目指す。

・4月の米国新車販売台数前年同月比8.5%増 128万5338台。
 年率換算では1492万台で6ヵ月ぶりに1500万台の大台下回るも米大手3社はそろって2ケタ増。

 米大手6社中トヨタ <7203> [終値5490円]のみ前年実績割り込む。17万6160台、1.1%減。

 日産 <7201> [終値979円]8万7847台。23.2%増。ホンダ <7267> [終値3820円]13万999台、7.4%増。(5/3 日刊工業新聞)

・住友商事 <8053> [終値1212円]2014年3月期から15年3月期の中期経営計画、事業投資額7500億円と過去最大を計画。
 非従来型資源やアジアでの小売りビジネスなど強化。15年3月期連結純利益2700億円を目標。

・三井造船 <7003> [終値176円]島根大と共同で、熱から電気を取り出す熱電素子の効率、従来比5割高く出来る素材開発。

・交流サイト(SNS)最大手フェイスブック今月中旬、株式上場から1年迎える。「モバイルの崖」乗り越えつつあるが課題も見え隠れ。
 「利用者の増加が止まった後への対応」3月末時点利用者11億1000万人、3ヵ月前比5400万人増。
 モバイル時代に生まれた新たなライバルとの競争も控える。(5/5 日経産業新聞)

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株式分割

SBIライフリビング <8998> [終値483500円]5/31  1株→500株 一単元株式数変更 6/1 1株→100株

公募・売り出し価格

サムティ <3244> [終値137700円]1万7000株 

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【今日の一言】

NY株式市場はまちまち。
はじまりはほぼ変わらずから推移。前週末にダウ工業株30種平均とS&P総合500種指数が最高値で、上昇一服感も。
ナスダック総合指数とS&P総合500種指数は小幅続伸、3営業日続伸で引ける。
休み前の景色とはがらりと変わってきたような感覚です。

米国ではネット小売課税の問題が出てきてるようです。

3市場(NY、アメリカン、ナスダック取引所)出来高は約53億株と1日平均約64億株を下回る。

欧州株式市場ではロンドン株式市場はバンクホリデーのため休場。
ドイツ、フランス主要指数は小幅反落。
独DAX指数は一時過去最高値に迫る場面も。
東京市場の休場前比では大幅に上昇。

東京株式市場は週間ベースで日経平均株価は1.4%安、2週ぶり反落。TOPIXは0.7%安と2週ぶり反落。
マザーズ指数は11.6%高、4週大幅続伸(4週累計48.2%増)日経ジャスダック平均は3.3%高、4週続伸(同15.7%増)。
東証2部は1.9%高、4週続伸(同9.0%増)。マザーズ指数の上昇が際立っています。

4連休中の海外株式市場は大幅高。
シカゴマーカンタイル取引所の日経225先物が14100円超で帰ってきています。

大型連休中に安倍晋三首相の外交は珍しく?失言等落ち度なく、良い結果をもたらしそうなところも好感されそうなところろも・・・

7日に三菱地所 <8802> [終値3175円]、10日に三井不動産 <8801> [終値3340円]など大手不動産の決算発表。
第一弾の上昇が止まって約1ヵ月。大手不動産の出直りがあっても良さそうな・・・?!
意外な伸びが期待できそうなのは住友不動産販売 <8870> [終値6600円]大京 <8840> [終値375円]なども?!

買い物先行で、持越しをしてないと見てるだけになりそうな感覚もありますが、
主力株が動くときは中小型株はお休みすることもあります。

レーサム <8890> [終値180500円]ブロードリーフ <3673> [終値1726円]好調ファンドに入ってる銘柄。

テラ <2191> [終値4025円]
新薬に関する臨床試験(治験)の薬効評価に必要な画像診断の技術やノウハウを提供するサービスに乗り出す。
専門の子会社「タイタン」を2日付で設立。がん領域中心に最新技術による画像判定支援。5年後の売上高5億円目指す。

日本自動車メーカー景気上向く米国向け狙い、生産体制整備急ぐ。
曙ブレーキ <7238> [終値481円]ようやく出直り気運も・・・?!

一休 <2450> [終値171600円]このゴールデン・ウィークは国内観光地はかなり込み合っていたようにも・・・
景気が上向くと今まで押さえ気味の旅行需要はかなり良くなってくると思われますが・・・。

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