
金融派生商品(デリバティブ)午前3時まで
- 2013年05月13日
- 株式投資・経済ニュース全般
2012年5月13日(月)晴れ時々曇り
・無線LAN(構内情報通信網)の次世代技術を世界の情報通信企業、約20社共同開発。3年後実用化目指す。
NTT <9432> [終値5080円]や米クワルコムなど速度10倍に高める技術持ち寄り、国際標準規格つくることで基本合意。
スマートフォン(スマホ)向けの精緻な映像配信や利用者の居場所に合わせた多様な情報提供サービスの実現へ。
・5月に入り円安加速。企業業績などのプラス面も家計にとって電気代や食品価格の上昇など円安の副作用も気になる。
・円相場一時1ドル=102円目前に迫ったことで、日銀4月に積極的な金融緩和に踏み切って以降の円相場の対ドル下落幅は約1割に達した。
日本経済全体でみるとプラス効果も徐々に現れてくるとの見方有力。
内閣府試算、10%の円安が進むことで実質成長率初年度13年度に0.19%、翌年0.38%、3年後0.58%押しあがる。
・日本取引所グループ(JPX)<8697> [終値11590円]2014年3月に国債先物と東証株価指数(TOPIX)先物の2種類の
金融派生商品(デリバティブ)の夜間取引の終了時間、現在の午後11時半から午前3時まで延長する方針。
・米国の証券取引所でシステム障害相次ぐ。4月にはソフトウェアの不具合で米最大のオプション取引所で半日、売買できなくなった。
米国での取引の中断やソフトの不具合は、複雑さを増す高速取引の副作用ともいえる。
・東洋エンジニアリング <6330> [終値476円]
ブラジル国営石油会社から海底油田の原油や天然ガス、洋上で生産・処理する大型設備を約700億円で受注。
ブラジル企業との合弁工場で来年末までをめどに1500人新規採用、現地で主要設備組み立てる。
・シャープ <6753> [終値450円]
欧州で主力の液晶テレビ、太陽電池の事業縮小。景気低迷による販売不振で採算悪化、収益見込める地域に販売絞り込む。
・旭硝子 <5201> [終値772円]
高精細のスマートフォンやタブレットのディスプレー向けに熱による縮みを従来の5分の1に抑えたガラス開発。今月下旬発売。
2015年までに年200億円以上の売り上げ目指す。
・ニコン <7731> [終値2500円]半導体製造装置の開発、クラウドコンピューティングの活用始めた。
富士通 <6702> [終値414円]のデータセンターにあるスーパーコンピュータ(スパコン)の演算機能ネット経由で使用。
部品の試作のシュミレーションなどに活用。増大する開発コスト抑え、開発期間短縮。
・ドリコム <3793> [終値160600円]6月にスマートフォン(スマホ)向けの交流ゲーム(ソーシャルゲーム)韓国市場に投入。
第一弾は米国市場で人気を得たカードバトルゲーム「レインオブドラゴン」。英語版に加えて5月中に日本語版投入。
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加することになり、著作権保護期間を70年程度に延長するかどうか注目。
知的財産保護につながる一方、図書館の蔵書デジタル化や「古典」格安販売ビジネスの制限につながる側面も。
日本では保護期間は一般に創作時に始まり、著作者死後50年で消滅、映画は公表後70年。
米国では死後70年、映画は公表後95年か創作後120年かのいずれか早く切れる方となっている。(13日 日経新聞)
・上場企業2014年3月期連結経常利益前期比2割増。製造業円高修正による利益押し上げ効果鮮明に。
利益額リーマン・ショック前過去最高の08年3月期の9割程度の水準に戻りそう。
・外国為替市場円安再び加速。10日海外市場で一時1ドル=101円台後半と4年7ヵ月ぶりの円安水準まで下落。
・パナソニック <6752> [終値749円]
2014年3月期連結最終損益500億円の黒字になる見通し。リストラ効果、人件費など固定費減り、3期ぶりの黒字回復。
13年3月期連結決算最終損益7542億円の赤字(前期7721億円の赤字)リストラ費用5088億円計上。
・「国の借金」(国債や借入金など)残高2012年度末時点で991兆6011億円に。11年度末比31兆6508億円増加。
国民一人当たり約779万円の借金抱えていることになる。13年度末時点の「借金」残高は1107兆1千億円になると見込む。
・りそなHD <8308> [終値553円]8716億円が残る公的資金を5年以内に完済する計画正式発表。普通株年間配当3円増既存株主に配慮。
・企業倒産件数鵜、低水準で推移。4月倒産件数前年同月比10.4%減、899件と22年ぶりに900件割り込む。
・内閣府4月の景気ウォッチャー調査(街角景気)足元の景況感示す現状判断指数前月比0.8ポイント低下56.5、6ヵ月ぶり前月を下回る。
好不況の分かれ目である「50」を3ヵ月連続で上回った。基調判断「景気は持ち直している」と判断据え置き。
先行き判断指数は57.8と過去最高に。
・上海市政府10日、鳥インフルエンザ「H7N9型」に対する警戒態勢解除。
市内で新たな感染者20日間確認せず、感染者急増する可能性低くなったと判断。流行ピーク越えた可能性も。10日時点感染者33人。
・インターネット広告の拡大が顕著に。2012年のネット広告費は広告市場全体の約2割に迫る。
前年比16.2%増990億ドル(約10兆円)シェアは19.5%。ネット広告は15年に新聞・雑誌上回り、テレビに次ぐ市場規模になると予想。
・3月期決算上場企業、2014年3月期およそ6社に1社が経常利益過去最高の更新見込む。
・三菱商事 <8058> [終値1927円]千代田建設 <6366> [終値996円]モンゴル政府が2016年の開港予定新国際空港建設事業共同受注。
受注額500億円、日本企業が手掛ける同国社会インフラ案件として過去最大。同国での事業拡大急ぐ。
・東急不 <8815> [終値1225円]
10月メドに東急リバブル <8879> [終値2457円]東急コミュニティー <4711> [終値5410円]3社経営統合。東急HD設立。
・アイスタイル <3660> [終値813円]6月中国で化粧品情報提供するテレビ番組始める。
情報サイト「アットコスメ」ン口コミランキング活用、人気の高い化粧品やグッズの使い勝手紹介。動画サイトとも連動。
・ジェイアイエヌ <3046> [終値5460円]5/30に東証1部か2部に重複上場へ。売り出し60万株。2013年8月期記念配含め40円配当。
・大日本スクリーン <7735> [終値536円]2014年3月期連結最終損益40億円の黒字(前期134億円の赤字)見通し。
スマートフォン向け中小型用液晶製造装置伸び、原価低減の効果。年3円で復配。
・東証1部騰落レシオ(25日移動平均)10日、152.15%と約4ヵ月ぶりの高い水準。
数値の上昇は足元の円安や最近の米株高を背景に幅広い銘柄が買われていることを示している。
一般的に120%超えると「買われすぎ」過熱感。1月中旬に157.71%と直近のピーク。
・不動産投資信託(REIT)相場下落。10日の東京市場で東証REIT指数が続落、節目の1500を割り込む。約2ヵ月ぶりの安値水準。
東証上場39銘柄中、代表的日本ビルファンド <8951> [終値1279000円]など35銘柄値下がり。
指数終値前日比3%安、週間下落率6%と2009年4月以来の大きさに。年初から3ヵ月間のREIT上昇率47%で利益確定売りも出やすく。
新規上場「野村不動産マスターファンド」6/12上場承認で需給面懸念。調達資金約1750億円と国内REITで過去最大。
・東証投資主体別売買動向5月1週(4/20-5/2)海外投資家(外国人)2週ぶり売り越し(28億円)個人投資家2週ぶり買い越し(544億円)
信託銀行昨年10月第3週(15-19日)以来28週ぶりに買い越し(30億円)。都銀・地銀も6週ぶりに買い越し(7億円)。
・ジャスダック投資主体別売買動向5月1週(4/20-5/2)
海外投資家(外国人)3週連続売り越し(18.72億円)個人投資家3週ぶり売り越し(46.76億円)
・日本を含む世界20ヵ国以上の金融機関の現金自動預け払い機(ATM)から計4500万ドル(約45億円)不正に引き出された犯罪摘発。
米当局8人起訴。にほんではゆうちょ銀のATMから合計で4億円引き出される。
・米連邦準備理事会(FRB)バーナンキ議長7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議欠席。米国内で講演予定。
・NY市場9日、円の対ドル相場をベースにした上場投資信託(ETF)の売買高急増。
代表銘柄「カレンシーシェアズ日本円トラスト」売買高180万口と前日(24万口)の7.5倍に。円相場の急落受け下落、売り殺到。
対ドルの円安進めば上昇する仕組みの「プロシェアズ・ウルトラショート円ETF」前日比3.4%上昇。売買高175万口と前日比6倍。
・4月の対外及び対内証券売買契約などの状況海外投資家による日本株の買越額3兆805億円。7ヵ月連続の買い越し。(11日 日経新聞)
・日米欧7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議11日昼(日本時間同日夜)閉幕。為替相場は政策目標にはしないとの方針改めて確認。
各国は通貨安競争を回避する方針で一致。
麻生太郎副総理・財務相会議後の記者会見で「日銀の金融緩和や円安に対して批判的意見はなかった」との見方示す。
黒田東彦日銀総裁大胆な金融緩和について「15年続いたデフレからの脱却するという国内の目的に資する」と説明。
・伊藤忠 <8001> [終値1210円]トルコの原子力発電所の売電事業に参画。出資額700億円超。日本の原発輸出に弾みも。
三菱重工 <7011> [終値695円]と仏アレバ連合の受注確定した原発の建設・運営会社を仏エネルギー大手などと設立。
・6/23投開票の東京都議選の告示(6/14)まで1ヵ月、与野党党幹部応援を本格化させるなど臨戦態勢に入る。
過去の都議選は結果が直後に実施された国政選挙と同様の傾向示すこと多く、選挙戦は今夏の衆院選にらんだ展開に。
・紳士服大手2社2013年度の出店数大幅に増やす。婦人服スーツの販売に力入れる。
AOKIホールディングス <8214> [終値3195円]12年度比5割増70店、過去最多の出店計画。
青山商事 <8219> [終値2749円]12年度の2倍の25店出店。
・三越伊勢丹HD <3099> [終値1553円]アウトレット施設への出店増やす。現在2店を2016年度に10店程度に。
・東芝 <6502> [終値492円]タイの業務用エアコンの生産能力2015年に現在の約3倍年間65万台に引き上げ。約50億円投じ工場新設。
大型ビル建設続く東南アジア諸国連合(ASEAN)やインドなど新興国の需要取り込む。
・JR東日本 <9020> [終値8330円]
2013年度約40億円投じ、主要路線である山手線の計7駅にホームドア整備。当初予定2年前倒し、15年までに整備完了へ。
・セブン&アイ <3382> [終値3840円]高付加価値のプライベートブランド(PB=自主企画)商品増やす動き広がる。
2014年2月期中に高価格のPB「セブンゴールド」を現在の3倍、50品目に増やす。
メーカーのナショナルブランド(NB)の普及品より高めの価格設定し、
味や原料、品質にこだわり持つ消費者取り込む。(12日 日経新聞)
・西武HDと筆頭株主の米投資会社サーベラスが手掛けた敵対的な株式公開買い付け(TOB)巡る攻防は今週ヤマ場迎える。
17日TOBの締め切りで18日にも結果が判明する。カギは約1万3千人占める個人株主。
・国内で敵対的TOB盛んだったのは6、7年前。投資ファンドなどが相次いで実施、注目を集めた。
日本株の先高感が続いて企業価値が高まるとの観測が強まれば新たな敵対的TOBが出てくる可能性も。(13日 産経新聞)
・円相場1ドル=100円突破、企業関係者からは歓迎と警戒の声が相半ばしている。
輸出企業トップらは円安傾向が続くとみて、2014年3月期業績について強気予想示す。
一方燃料消費する航空や素材産業など輸入依存度の高い企業にとっては行き過ぎた円安は逆風で副作用懸念。
・東電 <9501> [終値447円]1円の円安で燃料コスト年320億円、関西電力 <9503> [終値1251円]年134億円上昇。(11日 産経新聞)
・オバマ大統領10日、北極圏の開発や安全保障政策を推進する「北極圏国家戦略」発表。
豊富な地下資源眠る北極圏の権益拡大を国を挙げて目指す姿勢を鮮明に。
北極圏で動き活発化させるロシアや中国など周辺国をけん制する狙い。
・イオン <8267> [終値1304円]「次世代型」と位置付ける大型ショッピングセンター(SC)出店加速。
2015年までに20以上の出店計画。狙う波物販から娯楽性へのシフトによる「リピーター」の囲い込み。
「買い物以外にも懐具合に応じて楽しめるのがSCの真骨頂」と強調。
・ファミリーマート <8028> [終値4575円]
独自プレミアムビール6月から日本と台湾で発売。独地ビールを国内外で展開するのは業界初。(12日 産経新聞)
・熱風相場、クールに乗る。1000人に聞いた「私の投資術」。鉄則忘れず、株高の恩恵。
時間が最大の武器、分散投資は王道。深追いすべからず。
・ジョン・テンプルトンの明言「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」。
日本株の現状は、さしずめ「懐疑の中で育った」段階かと。いったん利益確定のタイミングは近づいている。
上がれば下がり、下がれば上がるのが相場。
・1000人調査、日本株と外貨預金・FXが個人投資家の運用の柱に。
アベノミクス相場で新たな投資して利益が出た金融商品は日本株47%とトップ、外貨預金・FXが21%。
今後積み増したい金融商品では「日本株」22%。
1000人の資産配分平均、51%を現預金・国債。23%が国内株式(個別株と投信、上場投資信託(ETF))。10%の外貨預金・FX。
・円相場2009年4月以来約4年ぶりに1ドル=100円下回る。日経平均株価の10日終値約5年4ヵ月ぶりに1万4600円台回復。
円安の進展が株高に拍車かけそう。主役は海外投資家、ヘッジファンドによる短期売買だけでなく、米年金基金などの長期投資家も。
・外国為替市場で円相場が1ドル=100円を下回り、約4年7ヵ月ぶりの円安水準まで下落。
9日米労働省発表失業保険の週間申請件数が市場様相を大幅に下回ったことが切っ掛け。
「中国人民銀行が外貨準備でドル保有比率引き上げるらしい」「あるヘッジファンドが40億ドルのドル買い注文入れた模様」
「米連邦準備理事会(FRB)バーナンキ議長が10日講演で量的緩和第三弾(QE3)の出口示唆する」などの噂もドル高・円安材料に。
今後の円相場は、円安は引き続き「ドル次第」も市場ではなお円安続くと見る向き多い。
100円からの円安は米国が要因との見方で市場はほぼ一致。
「ザ・セイホ」の出番も注目。歴史的な円安局面で共通しているのは、世界経済が安定成長していること。
・内閣府16日発表する1-3月期の国内総生産(GDP)速報、アベノミクス効果実感する内容に。実質経済成長率は4四半期ぶりの高水準。
株高・円安による景況感の回復で個人消費や住宅投資が好調なことが最大の要因。
民間調査機関29社の予測集計、1-3月期実質GDP成長率前期比年率1.8〜3.6%。予想中央値2.8%と米国の成長率(2.5%)上回る。
けん引役は家計、個人消費前期比0.8%増、2012年10-12月期(0.5%増)~加速。住宅投資も1.3%増と4四半期連続拡大。
・米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の「ご託宣」。株投資にみなぎる自信。
バークシャー・ハザウェイ株主総会、4日開催。3万5000人詰めかける。
「これまでと同じように(安全志向)債券の保有比率を高めに維持していくのは間違ってます。」
「FRBの量的緩和が縮小・停止に向かうサインが出る瞬間は、世界中に銃声が鳴り響くようなものです。金融市場は大きな変化迎える」
「大型買収の機会は引き続き探していくつもりです。いずれ良い案件が見つかるでしょう」
「欧州は財政問題がくすぶっていますが、我々にとってむしろ買収の機会が生まれているのかもしれません」
「気を付けなければいけないのは、投資の時期を間違えること。誰もが興奮している時こそ、冷静にならなければいけません」
・会社がわかる 特集 タイヤ、北米決戦デットヒート
ブリヂストン <5108> [終値3590円]ミシュラン(フランス)横浜ゴム <5101> [終値1223円]
ブリヂストン米国市場で攻めの姿勢鮮明に。タイヤビジネスは補修に使う交換用タイヤの販売が収益左右。
ファイアストン買収がリコール問題やリーマン・ショックによる需要低迷乗り越えようやく収益に貢献し始める。
住友ゴム <5110> [終値1877円]と提携関係のある米国シェア首位グッドイヤーは競争激化のあおり受け守勢に回る。
仏ミシュラン超大型タイヤに力入れる。超大型タイヤはブリヂストンとほぼ2社で独占状態。
横浜ゴム、トラック・バス用タイヤ工場、ミシシッピ州に300億円投じ建設、15年10月生産始める。
東洋ゴム <5105> [終値533円]も米国での生産能力高める方針。
・発掘実力企業:トランザクション <7818> [終値757円]企業の販売促進に欠かせない雑貨の企画・販売担う。
工場や店舗を持たない効率経営で過去3年間の自己資本利益率(ROE)16〜20%と高水準。
中国やベトナム、インドなど250社を超える提携工場を持つ。情事稼働は100社ほど。
2013年8月期連結純利益3割増。証券や住宅業界からカスタムメイド雑貨受注急増。音楽業界がコンサートグッズ販売強化も追い風。
円安はマイナス要因も下半期仕入れ定額7割は為替予約済み。
・日本株への資金流入の勢い増す。米景気指標の好転受け外国為替市場で円相場1ドル=101円後半と約4年7ヵ月ぶりの円安水準まで下落。
日経平均株価10日に2008年1月以来約5年4ヵ月ぶりに1万4600円台に回復。前週日経平均は週間で913円(6.7%)上昇。
トヨタ <7203> [終値6050円]5年2ヵ月ぶりに6000円台回復。海外投資家11月中旬から約半年間で日本株8兆5000億円超買い越し。
「郵政解散」相場では05〜06年にかけて海外勢は累計で11兆円弱買い越しも8兆円を超えたのが7ヵ月目と今回はこれをしのぐピッチ。
買い遅れた米年金基金など自動車や機械などの主力株を現物で買う動きみお目立つと。
日本株には過熱感も指摘、
日本、米国、ドイツの株価予想PER(株価収益率)比べると過去最高値圏の米独でも12〜16倍台に対し、日本は19倍台。
・株式市場では先高観が一段と強まる。市場関係者に9月末までの日経平均株価の見通し、1万5000〜1万6000円台まで上値期待と。
上昇ピッチは急だが一段の円安進行による企業業績の押し上げ効果も。
政府6月まとめる「骨太の方針」で大胆な規制緩和など示されれば、海外勢の買いに勢いも。
中国の成長鈍化が日本株の重荷にもなりそうとの声も。
・OUT Look:今週の株式相場は日経平均株価は1万5000円を試す展開か。
主要企業の決算発表一段落、相場を左右する焦点は為替へと切り替わる。
相場の過熱感を指摘する声も出始め、いったん調整局面に入るとの見方も。
週間で900円上昇、「過去のセオリーではこの後は調整するが、今はセオリー通じない勢い」とも。
米国経済指標では13日小売売上高、15日鉱工業生産、16日住宅着工など予定。円安になりそうな材料とも。
今週の相場は上値を試しつつ底堅さを保ちそうと。
日経平均は25日移動平均の乖離率が7%超えると一旦調整するケースも多い。(10日時点7.4%)
・Wall Street:今週の米株式相場は底堅い展開か。
欧州中央銀行(ECB)など世界の中央銀行が一斉に金融緩和に動き、株式市場では余剰マネーが流れ込むとの期待高まりやすい。
今週は米国で重要な経済指標相次ぐ。
新興国も「緩和競争」に追随すれば世界の株式相場の追い風になりそう。
米景気指標13日4月の小売売上高、市場前月比0.3%減と2ヵ月連続減少見込む。16日米小売り大手ウォルマートの2-4月期決算も注目。
欧州では1-3月期ユーロ圏国内総生産(GDP)発表。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派48% (前回比+4)弱気派23%(同-13)中立派30%(同+9)
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は総じて堅調。欧州中央銀行(ECB)に続き、インド、韓国、豪州中銀も相次ぎ利下げ決定。
金融緩和の世界的拡大が好感された。
上昇1位日本週間騰落率6.7%(12年末比騰落率40.5%)2位ギリシャ5.2%(13.9%)3位インドネシア3.7%(18.3%)4位スイス3.0%(19.9%)
下位25位アルゼンチン▲4.5%(30.1%)24位韓国▲1.1%(-2.6%)23位ブラジル▲0.7%(▲9.6%)22位ロシア0.0%(▲6.4%)
12年末比での上昇率をみると首位日本40.5% 2位アルゼンチン30.1% 3位フィリピン24.9% 米国は15.4% 上海は▲1.0%
・ランキング:決算シーズンに株価高騰ランキング 時価総額1000億円以上3月期決算企業対象
1位タカラバイオ <4974> [終値3500円]4/19起点10日までの株価騰落率 136.01% 政府の成長戦略の恩恵受け安いとの思惑。
2位J・TEC <7774> [終値743000円]72.99% 3位ニューフレア <6256> [終値1125000円]66.91%
5位ニプロ <8086> [終値1295円]49.54% iPS細胞量産する自動培養装置開発。精製医療関連銘柄として物色も。
26位ワコム <6727> [終値514000円]25.98% 6月に1株を400株に分割。サムスン向け部品が好調。
34位日揮 <1963> [終値3130円]24.35% 液化天然ガス(LNG)プラントの大型受注相次ぐ。収益拡大期待高まる。
46位住友化学 <4005> [終値343円]22.06% 業績回復期待と出遅れ株物色の流れ。JPモルガン投資評価最上位も手掛かり。
(日経ヴェリタス)
・シャープ <6753> [終値450円]
3ヵ年中期経営計画で高付加価値新型液晶「IGZO(イグゾー)」既存の小型サイズだけでなく、大型の拡販も含めた成長戦略示す。
・大日本住友製薬 <4506> [終値1786円]米国にがん領域医薬品扱う専門の販売子会社を2013年内に設立へ。営業担当100人新規採用。
・関西ぺ <4613> [終値1303円]
2015年メドに中国で自動車用塗料原料の生産始める。現地生産化で製品化までの時間と輸送コスト低減、コスト競争力高める狙い。
・プレシジョン・サイエンス(PSS)<7707> [終値215500円]
全自動遺伝子解析装置を年内に発売。2機種数百万円で販売。中小規模病院での遺伝子診断を普及させる。
・情報サービス20社、2013年3月期連結決算16社が営業増益。
これまでIT(情報技術)投資抑制してきた製造業にも前向きな姿勢に転じる企業増加。(日刊工業新聞)
・3Dプリンターの世界大手、米3Dシステムズ、新シリーズ「プロジェクトx60」6機種日米同時に発売。
商品の製造や開発品の試作など企業の利用想定。価格白単色造形で218万円、フルカラー対応最上機種1498万円。
・MTI <9438> [終値910円]動画配信サービスビデオマーケット(東京・港)と提携。
MTIは女性向け健康管理サイト「ルナルナ」や音楽配信サービス手掛け、826万人の有料会員抱える。
7万本の配信作品揃えているビデオマーケットと提携し、動画配信事業強化へ。
・デンソー <6902> [終値4540円]タイや中国など新興国での開発体制強化。タイでエンジン部品やカーエアコンの風洞実験設備新設。
中国では2年後メドに技術者3倍の500人規模に増員。開発期間短縮やコスト削減。
・石油資源開発 <1662> [終値4055円]国際石油帝石 <1605> [終値497000円]2014年3月期投資額過去最高に。
石油資源13年3月期比6.4倍、1619億円。国際石油帝石1.7倍、1兆30億円。
・宇部興産 <4208> [終値207円]子会社宇部マテリアルズ <5390> [終値239円]8月に株式交換で完全子会社化。
宇部マテリアルズ1株に対し、宇部興産株1.4株割り当て
・東レ <3402> [終値711円]2014年3月期連結純利益前期比34.1%増650億円に。過去最高益に。
フィルムや自動車向け樹脂など主力製品で出荷増を見込む。
・ノバレーゼ <2128> [終値71600円]7月韓国で飲食事業始める。
第一号店となるイタリアンレストランをソウル市内に設け、今後3年内にさらに1〜2店出店へ。(日経産業新聞)
]
————————————————————————————-
第三者割当
価値開発 <3010> [終値47円]2646万7000株 34円 5/27 割当先レンプラントンホテルなど計9先
小僧寿し <9973> [終値268円]203万2524株 246円 5/27 割当先アドバンスドキャピタル 夢真メディアサポートなど計4先
株式分割
国際石油帝石 <1605> [終値497000円]9/30 1株→400株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
トラスト・テック <2154> [終値89000円]6/30 1株→100株 一単元株式数変更 7/1 1株→100株
ASJ <2351> [終値3905円] 9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
スターバックス <2712> [終値801000円]9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G) <4331> [終値22500円]9/30 1株→10株
ネクストウェア <4814> [終値9720円]9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
ぱど <4833> [終値56000円]9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
朝日工業社 <5456> [終値162400円]6/30 1株→100株 一単元株式数変更 7/1 1株→100株
藤商事 <6257> [終値137000円]9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
福島工業 <6420> [終値2896円]6/30 1株→2株
ぷらっとホーム <6836> [終値63000円]9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
スパークス・グループ <8739> [終値33500円]9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
株式併合
三栄コーポ <8119> [終値518円]10/1 5株→1株
新株式発行
メディシノバ <4875> [終値379円]115万8730株 発行価格3.15ドル
新株予約権 86万9047個 無償 行使期間 5/13〜2018年5/9
———————————————————————————-
【今日の一言】
週末のNY株式市場は反発。
ハイテク株が買われ、エネルギー株の下落を相殺。
週間ではダウ工業株30種平均が1.0%高、S&P総合500種指数が1.2%高。ナスダック総合指数は1.7%高で終了。
ダウとS&Pは終値で過去最高値を更新。
欧州株式市場は上昇。
FT100種総合指数(ロンドン)は7営業日続伸、5年半ぶりの高値更新。1999年の最高値にあと4.7%に迫る。
通信、ヘルスケア関連株に買いがはいる。
独DAX指数は過去最高値更新。
東京市場も為替の100円突破といった円安効果で企業決算の上振れ余地大きく残ると見て輸出株が物色される。
好業績の内需関連も引き続き確り。
新興市場のバイオ関連も場中に崩れかけるものの持ち直すような動きも見られた。
日経平均は大幅反発。今年3番目の上げ幅となり、2008年1月以来、約5年4カ月ぶりに1万4600円台を回復。
東証株価指数(TOPIX)も年初来高値を更新。
東京株式市場は週間ベースで日経平均株価%は913円50銭(6.7%)高、2週ぶりの上昇。
TOPIXは5.0%高、2週ぶりの上昇。マザーズ指数は9.9%高、7週続伸(この間累計62.8%高)。
日経ジャスダック平均は3.9%高、5週続伸(累計20.1%高)。東証2部は3.0%高、5週続伸(同12.3%高)。
マザーズ指数の圧勝といったようなところ。
国内で敵対的TOB盛んだったのは6、7年前。投資ファンドなどが相次いで実施、注目を集めた。
日本株の先高感が続いて企業価値が高まるとの観測が強まれば新たな敵対的TOBが出てくる可能性も。
これとは別に投資ファンドの出口模索もあるようなところ。
3〜5年前に投資した企業の現金化したいところも多く出てくるところですね。
無線LAN(構内情報通信網)の次世代技術を世界の情報通信企業、約20社共同開発。3年後実用化目指す。
NTT <9432> [終値5080円]や米クワルコムなど速度10倍に高める技術持ち寄り、国際標準規格つくることで基本合意。
スマートフォン(スマホ)向けの精緻な映像配信や利用者の居場所に合わせた多様な情報提供サービスの実現へ。
ワイヤレスゲート <9419> [終値5850円]
一見不利なようにも思えますが、無線LANが当たり前になってくるようですので利用増加になるのではないでしょうか。
複数の通信事業者からインフラを借り受けて、無線通信サービスを組み合わせて提供を行う「アグリゲーター」として事業を展開。
設備投資負担が少なく新しい通信技術にも素早く対応でき、先行者メリット享受ということにも・・・
週末の【銘柄研究】は「きらり」と光る企業を紹介。日足チャートも動意含みです。
そろそろ大証単独の1部上場銘柄にも注目しても良さそうなところも・・・
7/16に大証と東証が統合されます。
明星工業 <1976> [終値394円]モリテックスチル <5986> [終値278円]
週末にかけてバイオ関連銘柄が不安定な動きでしたが、今週はどうなるかも個人投資家の動向に影響も・・・
個人的には大きな下落はないと思っていますが・・・(どちらかと言えば上昇かとも・・・)
ドリコム <3793> [終値160600円]6月にスマートフォン(スマホ)向けの交流ゲーム(ソーシャルゲーム)韓国市場に投入。
第一弾は米国市場で人気を得たカードバトルゲーム「レインオブドラゴン」。英語版に加えて5月中に日本語版投入。
急騰後に半値落ち水準のところ・・・
旭硝子 <5201> [終値772円]
高精細のスマートフォンやタブレットのディスプレー向けに熱による縮みを従来の5分の1に抑えたガラス開発。今月下旬発売。
2015年までに年200億円以上の売り上げ目指す。
アイスタイル <3660> [終値813円]6月中国で化粧品情報提供するテレビ番組始める。
情報サイト「アットコスメ」ン口コミランキング活用、人気の高い化粧品やグッズの使い勝手紹介。動画サイトとも連動。
アベノミクス成長戦略の女性活用の点からも注目にも・・・?!
櫻井さん夕刊ゲンダイ連載「これから大化け中小株」新連載での第19回 コムチュア <3844> [終値2295円]
クラウドで急成長。成長基調に変化なし。3000円台は近いと見る。
39連勝男がズバリ。藤本誠之1ヵ月で稼ぐ勝ち銘柄 11回 ローソン <2651> [終値7720円]
国策に売りなし。ローソン株でアベノミクスに乗れ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「雨宮京子先生と「円安恐慌」の著者菊池真氏」
株式セミナーコラボレーション第8弾 東京・日本橋人形町
2013年6月15日(土)14:30〜16:45(開場14:15)
申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=2854
今まで(過去8回)のセミナー概要もまとめてあります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
福の神降臨!!『半歩先ゆく投資術』フルスロットル!!
新刊出版記念セミナー!!「ズバリ!藤本が打ち明けます」
2013年6月1日(土)15:30〜17:45 日本橋人形町
当日セミナー参加者(ビデオ除く)には新刊本サイン付きで手渡しいたします。
https://www.directform.info/form/f.do?id=2992
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
岡本昌巳 東京株式セミナー 初夏の陣 2013
2013年5月18日(土)15:30〜17:00 東京・高田馬場 鮨源4階
「さあ! 日本人全員が投資家になる時代が来たぞー!」
https://www.directform.info/form/f.do?id=2855
満員御礼!!ビデオダウンロードではご覧いただけます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
講師:馬渕治好(まぶちはるよし)氏
世界から見た株式セミナー
世界経済・市場展望〜年後半の国内金融市場の行方
2013年7月27日(土)15:30〜17:00 東京・高田馬場
場所:東京・高田馬場 鮨源ビル 4階(20名限定)
詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3021
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ヘッジファンド運用助言会社のミョウジョウ・アセット・マネジメントが
インターネットを通じた新サービスを開始しました。
http://www.myojoam.net
20年以上の日本株運用経験を持つ代表取締役 菊池真のマーケット・コメント、
日本株個別銘柄の需給分析に役立つ各種データ提供、特にカラ売りに力を入れた銘柄
推奨のほか、
個別での質疑応答や面談相談サービスも行っています。
どうぞ一度サイトをご覧になってみてください。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。
【コロ朝プレミアム】会員の方でメールが突然来なくなってしまったらご連絡ください。
送信システムで何度か届かないことが続きますと自動的に停止になることがあります。
———————————————————————–
株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5
URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–
記事の続きはコロ朝プレミアムで!