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住宅購入に現金給付案

2012年6月3日(月)晴れ時々曇り

・2013年設備投資動向調査、全産業当初計画12年度実績比12.3%増。4年連続増加。
 不動産や小売りなど内需型企業けん引。リーマン・ショック後で最も高い伸びに。製造業はアジアへの投資が旺盛。

・参院選の焦点、与党が参院でも過半数制し衆院との「ねじれ」を解消できるか。
 与党主導での政権担保されれば、安倍晋三首相(自民党総裁)の長期政権に向けた視界広がる。

・政府2014年4月消費増税後に住宅購入者向けの給付制度で住宅ローン組む人だけでなく現金で住宅買う人にも
 現金給付する構想が政府内に浮上。富裕層優遇にならない仕組みがカギに。

・インターアクション <7725> [終値50500円]
 中国企業大全集団と共同でメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業の証券化に乗り出す。

・週明けの株式市場は不安定な動きが続きそう。前週末5/31の米市場では金融緩和縮小することへの警戒感から株価急落。
 週内発表される米国経済指標や円相場の動き次第で投資家の売買も神経質に。
 3日米サプライマネージメント協会(ISM)製造業景況感指数、7日米雇用統計発表。

・総務省2015年度にも行政機関や企業が持つ自動車など位置情報集約したデータベース作る。
 官民共用し、災害対策・農業の自動化に役立てる。12年度約20兆円の国内位置情報関連市場は20年度約62兆円に拡大目標も。

・ネット証券各社取引システムの増強急ぐ。午前9時寄り付き直後「ログインできない」など不具合目立つ。

 SBI証券 <8473> [終値1298円]5月現物株の注文受付システム1秒当たりの処理能力1.5倍に。
 サーバーの台数増やすか高機能機種に変更も検討。

 楽天証券 <4755> [終値1134円]
 7月までに既存のサーバーのメモリー増やすうえ、サーバー1台追加計3台にする。年内数億円単位の投資でサーバー2台追加する。

・上場地方銀行・第二地銀、2013年3月期決算、不良再k連処理にかかる実質与信費用4期ぶり増加。
 金融円滑化法期限切れ、貸倒引当金積み増す動き広がる。

・中国経済のけん引役の輸出の「水増し」疑惑が浮上。広東省深圳からの輸出額急増、実態とかけ離れているとの声。

・設備投資額ランキング:1位(2012年1位)NTT <9432> [終値5050円]2013年度当初計画1兆8700億円(12年度実績比増減率5.1%減)
 
 2位(5)国際開発帝石 <1605> [終値437000円]1兆402億円(73.6%増)3位(2)トヨタ <7203> [終値6010円]9100億円(6.7%増)

 4位(4)日立 <6501> [終値700円]842億円(13.4%増)5位(7)ホンダ <7267> [終値3830円]700億円(17.9%増) 

・フランスベッド <7840> [終値198円]抗菌効果のある銅を使った医療機関向けベッド開発。ウイルスや細菌減らし、院内感染防ぐ。
 小児科や集中治療室(ICU)中心に1年間で1000台程度の販売目指す。10月発売。高価格製品として売り込む。(日経新聞)

・千代田化工 <6366> [終値1112円]水素発電所の実用化に必要な技術開発。
 燃料の水素、低コストで供給。2-3年後にも世界初の水素発電所稼働する見通し。

・上場企業「実質無借金」2012年度末で52%へ。連結決算本格化して初めて半数超える。財務体質強化する動き広がる。
 今後は豊富な手元資金wp将来の成長に振り向けられるかに課題。

・世界的な株価の上昇が一服。先進国や新興国含む世界株指数、5月に3ヵ月ぶりに下げに転じ、下落率0.6%と昨年10月以来の大きさに。
 米国金融緩和が「出口」に向かうとの観測が台頭し、投資マネーの動き鈍る。
 MSCI世界株指数(米ドルベース)昨年11月の安値から5/21高値まで2割上昇。
 日米が引っ張り、世界的に「債券から株式」へ資金シフト起きるという期待高まったため。
 日経平均株価23日以降急落。米ダウ工業株30種平均も31日200ドルを超す下げに。

・米住宅市場、投資マネー主導で回復。
 2008年リーマン・ショックの打撃大きかった米西部中心に投資家積極的に買い進み、住宅価格の上昇に弾みつく。
 市場の回復は東部などにも波及。個人消費にも追い風に。

・クボタ <6326> [終値1500円]
 2014年末にも大型トラクターに参入。200馬力級欧米農機市場の主力製品。穀物需要の拡大背景に。(2日 日経新聞) 

・経済産業省、原子力発電所の廃炉進めやすくするため、電力会社の会計規則見直す方針。
 現状原発を40年超運転前提、途中で廃炉にすると巨額の損失でる上電気料金で回収できず。
 損失数年に分けて計上認め、料金で回収できるように改める。安全規制強化で廃炉迫られる原発相次ぐことに備える。
 2013年度中に会計規則に関する省令改正する方針。

・日本郵政グループ日本郵便、太陽光発電事業に乗り出す。
 郵便局など全国286施設の屋上に太陽光パネル張り今年度内に電力会社に売電開始。投資額30-40億円、年間5億円収入見込む。

・5月の株式相場、海外ファンドによる株価指数先物への売りが現物株の売り招く形で大商い、
 東証1部月間売買代金75兆7千億円弱、前月比15%増過去最高記録。日経平均先物の月間売買高も4年7ヵ月ぶりの高水準。
 5月の高値(15627.26円・5/22)と安値(13589.03円・5/30)の差は2038円と2011年3月(2148円)以来の振れ幅。

・三菱商事 <8058> [終値1786円]ブラジルの穀物大手セアグロ(ゴイアス州)の買収で合意。
 融資含め総額500億円投じ、大豆など調達量増やす。穀物取扱量2020年前後に年2000万トンに倍増させる。日本の安定調達にも寄与。

・米投資会社サーベラス、西武Hdに対し実施したTOB(公開市場買い付け)31日終了、発行済み株式数3%強の応募、保有株36%に上昇。
 買い付け上限(44%保有)には届かず。両社の関係には大きな変化はなく。上場の協議焦点に。

・金融市場の激しい動き踏まえ、金利上昇や株安の影響を回避しようとする個人の動き広がる。
 金利上昇に備えて固定金利型住宅ローンを選ぶ人ジワリ増える。個人投資家低リスク型金融商品に関心寄せ始める。

・消費者物価に上昇の兆し。消費者物価指数(CPI)、東京都区部5月中間速報で0.1%上昇。デジタル家電の値下がり一服。
 全国CPIも5月にプラスに転じる可能性と。持続的物価上昇には賃金の改善などハードルは高く。

・4月の新設住宅着工戸数7万7894戸と前年同月比6%増、8ヵ月連続増加。個人の購入意欲が回復。
 住宅ローン金利の反転上昇や来年4月の消費増税後の負担増見込み、駆け込み的住宅購入が増えている面も。

・日銀 <8301> [終値64000円]公表、
 31日午後5時時点円相場1ドル=100円62-64銭。前月比では昨年9月末から8ヵ月連続円安・ドル高と最長記録(7ヵ月連続)更新。

・一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売巡るルールづくりの結論先送り。当面「事実上の販売解禁状態」続くことに。

・インド政府31日発表、2012年度(12年4月〜13年3月)実質国内総生産(GDP)成長率5%と10年ぶりの低水準。
 個人消費伸び悩み、輸出も欧州向けなどの減少でさえず。BRICS構成国の大半の経済がそろって振るわず、世界経済牽引力弱まる。

・欧州連合(EU)31日、ユーロ圏17ヵ国4月の失業率前月比0.1ポイント高12.2%と過去最悪更新。景気回復への重しとなる。
 スペイン26.8%(1年前比2ポイント上昇)

・中国政府31日、省エネルギー型家電購入補助打ち切り。2007年末から景気下支えなどのため実施。家電メーカーの淘汰進む可能性も。

・4月の米個人消費支出、年率換算で11兆3937億ドル(約1145兆円)と前月比0.2%減。市場予測平均(0.1%減)下回る。
 昨年10月以来6ヵ月ぶりに減少。

・イオン <8267> [終値1188円]アジア各国で現地メーカーに生産委託するプライベートブランド(PB=自主企画)商品拡大。
 マレーシアでは100社前後の品質向上支援、2014年春までに現地版PB売り出す。マレーシアとタイでPB開発会社設立。
 中国では13年度中に商品数1000品目に倍増。

・JTB(東京・品川)31日発表2013年3月期連結決算純利益前期比2.6倍86億円。東日本大震災後旅行自粛の反動。
 円高で海外旅行部門伸びる。14年3月期連結売上高1.3%減1兆2190億円の見通し。システム関連設備投資で利益押し下げ。

・タムラ製作所 <6768> [終値212円]埼玉工場生産の能力2.5倍へ引き上げ。約30億円投じる。高機能化学材料事業拡大。 

・カナモト <9678> [終値2371円]2013年10月期連結純利益前期比27%増45億円になる見通し。従来予想13億円上回る。
 公共工事増え、全国で防災やインフラ補修向け工事伸びる。

・裁定解消売り圧力続く。裁定取引に伴う現物株の買い持ち高5/29時点で26億株弱。直近ポーク比で約3億株減少もなお高い水準。
 6/14先物取引の最終決済清算価格(SQ)に向けて株価の値動き不安定になりかねないと。(1日 日経新聞)

・東急リバブル <8879> [終値2011円]自社分譲マンションシリーズ「ルジェンテ」ブランド本格展開。
 女性向け都市型コンパクトブランド、中古物件の内装大幅に変えるリノベーション、収益用の3つのブランドに拡充。
 2018年3ブランドで700戸の供給目指す。

・今週5日安倍晋三首相「アベノミクス」第3の矢と位置付ける成長戦略に関する第3弾の政策発表。
 今月中旬にも「骨太の方針」「成長戦略」決定。自民党参院選公約策定へ。(3日 産経新聞)

・中国国家統計局と中国物流購買連合会、1日発表5月の景況感示す製造業購買担当者景気指数(PMI)前月比0.2ポイント上昇50.8に。
 市場では指数の低下予想する声多かったため、中国経済の減速懸念ひとまず和らぐ。

・65歳以上の高齢者のうち認知症推計15%、2012年時点で約452万人に。予備軍も約400万人。
 65歳以上の4人い1人が認知症とその予備軍となる計算。早急な対策迫られそう。(2日 産経新聞)

・米国で投資ファンドなど「物言う株主」の存在感増す。株主への還元を企業に迫り、大型のM&A(買収・合併)次々仕掛ける。
 日本企業にも触手伸ばす。企業戦々恐々と。いずれ政策転換でバブルはじけファンドも失速と危ぶむ声も。

・東京株式市場「調整局面」入り。株価回復まで数ヶ月。
 過去の急落と回復までの期間:米国経済の状況がカギとも。
 
 1987年10/20 ブラックマンデー 急落前の株価2万4746円 下げ幅3836円(15.5%)回復までにかかった期間5ヵ月
 2000年 4/17 ITバブル崩壊 2万434円 1426円(7.0%)未回復
 2008年 9/16 リーマン・ショック 1万2214円 605円(5.0%)4年6ヶ月
 2011年 3/15 東日本大震災発生 9620円 1015円(10.6%)半月
 2013年 5/23 米金融緩和縮小 1万5627円 1143円(7.3%)   (1日 産経新聞) 

・失われた5月、乱気流の中でプロは何を考える。
 「5/23ショック」の余波は足元でも続く。ファーストリテイリング <9983> [終値34900円]株の売買動向がカギ。
 株価先物が下落すると今度はその指数を構成する複数の現物株にも自動的に売りが出る。
 割高な先物を売って割安な現物株を買う「裁定取引」をしていた投資家、利益確定のための反対売買(先物買い・現物株売り)に動く。
 ヘッジファンドで一般的な5月末の決算期に向けて「一斉に利益確定に走った」と。
 「ヘッジファンドの日本株の買い越し持ち高は4/23にピークを付けた」と指摘も。相場格言「5月に逃げる」が現実になった。
 5月の調整で東証1部平均のPER(株価収益率)は15倍台と米国を下回ってきた。
 今後は「個別企業を競争力や財務体質により選別する相場に移る」

・5/23の1143円安と30日の737円安。日経平均の2度の急落受け「震源地」となった先物市場でも買い手控えムード広がる。
 「売買注文は通常の半分以下。小口の売り物でも大きく下がりやすく」
 「急落の主犯はマクロ系やCTA(商品投資顧問)などのヘッジファンド」
 日経平均は半年で8割も上昇。株式相場は過熱、「需給メカニズム」は突如逆回転し始めた。
 先物に強い欧州系ニューエッジ・ジャパン証券、昨年11月半ば以降日経平均先物の買い積み上げ、23日や30日の急落時も大幅買い越し。

 足元の買い残高は4万5000枚強と見られ、市場関係者は神経をとがらせている。 

・三井不 <8801> [終値2863円]三菱地所 <8802> [終値2547円]住友不 <8830> [終値3955円]新規貸し出し賃料引き上げ要請。
 大手の一斉値上げ要請はリーマン・ショック以降初めてと。 
 都道府県9月公表、基準地価では首都圏中心に地価が前年比プラスに転じる可能性高まる。
 
・外国為替市場、円相場1ドル=100〜103で揺れ動く。
 米景気の改善を示す経済統計が相次ぎドル買いの流れが続く一方、
 日本株の急落切っ掛けに広がる「リスクオフ」ムード受けた円買いの圧力も強い。
 目先最大の焦点は7日発表の5月の米雇用統計。
 ドル高、円高双方の材料に挟まれた円相場の不安定な動き。一方向に動き出したらオーバーシュートする可能性も。

・石油輸出国機構(OPEC)5/31総会で非在来型原油「シェールオイル」の増産が脅威になりかねないとの懸念共有。
 1バレル100ドルを「防衛ライン」として、シェールの荒波に対抗する構え。

・米国「自金融危機前」を上回る経済指標が相次ぐ。先週S&Pケース&シラー住宅価格指数(主要20都市)は2006年4月以来の上昇率。
 5月の消費者信頼感指数も08年2月以来の高水準、米連邦預金保険公社(FDIC)集計した米銀の1-3月期の最終利益も過去最高記録。
 力強い回復は量的緩和の「出口」を意識させる要因に。市場は米連邦準備理事会(FRB)の次の一手に身構えている。

・サントリー食品 <2587> [IPO]公募売り出し想定価格3800円に基づく時価総額1兆1742億円。
 アサヒグループHD <2502> [終値2444円]の1兆1818億円に匹敵。
 市場参加者、サントリー食品に期待大きく。缶コーヒー「ボス」茶飲料「伊右衛門」と強いブランド。上場後進めるグローバル化。
 調達資金約3400億円の大半をM&A(買収・合併)に充てる方針。大型買収の期待高まる。
 美醜価格は6/24決定。上場予定日は7/3。上場後もサントリーHDは約6割保有。

・発掘実力企業:ミツバ <7280> [終値1353円]エンジン始動させるスターターモーター二輪車世界トップシェア。
 生産設備のほとんど自社で開発。徹底して無駄を省き、高効率経営につなげている。2期連続の最高益更新見込む。
 今後のけん引は四輪車部品の分野。大規模な部品会社との取引拡大に注力し、開発力強化急ぐ。

・安倍晋三首相とインド・シン首相29日、インドの高速鉄道建設の共同調査に入ることで合意。
 新幹線採用されれば鉄道車両や電機、信号など関連する日本企業の商機。

 川崎重工 <7012> [終値349円]世界市場向け高速車両自社開発。 

 日本信号 <6741> [終値754円]台湾新幹線で信号や運行システム手掛ける。

 日立 <6501> [終値700円]昨年、英国で高速車両596両受注。約30年の保守サービス含め事業規模5000億円超える。

 三菱電 <6503> [終値977円]16年3月期に海外での交通システム事業の売上高前期比6割増800億円目指す。

 東洋電機 <6505> [終値299円]台湾新幹線でパンタグラフなど納める。

 JR東日本 <9020> [終値7580円]受注に向けて積極的に取り組み、副社長2月に現地訪れている。

 東鉄工 <1835> [終値1526円]中国版新幹線で現地の会社に技術指導した実績。

・大京 <8840> [終値310円]経営再建が順調に進む。
 マンション販売戸数の数量追わず、収益が安定した管理ビジネス強化する経営にかじを切ったことが奏功。
 「優先株」が無くなれば、大京の完全復活と。

・会社がわかる 特集ナガイレーベン <7447> [終値1526円]看護婦ウエアというニッチな市場で成長続ける。
 約6割のシェアや高齢化の進展といった追い風。2013年8月期連結営業利益4期連続で過去最高に。
 円安の悪影響回避できる猶予期間は3年だけ。その間に対策講じなければならない。配当性向50%。

 
・世界の金融市場でヘッジファンドの存在感増す。大物たちの最近の声手掛かりに彼らの運用実態に迫る。

 空売り王子:アインホーン氏 アップル株158万株から238万株超へと買い増し。

 空売り帝王:チェイノス氏 2001年経営破たんしたエンロン不正会計見抜く。
 「パソコンの販売減は始まったばかり」とハードディスク駆動装置(HDD)関連売り推奨。
 空売り条件は2つ。経営幹部の辞任や保有株の大量売却の動向。

 物言う株主:アックマン氏 有望な投資先米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)挙げる。
 講演後半、コスト削減や株主還元策の拡大など経営改革急ぐよう求めた。

 ソロス氏の元右腕:ドッケンミラー氏 「日本は15年もデフレに苦しみ、円高にも直面。今の金融政策は正しい選択」日本評価。
 「日本株長期の上昇に入った可能性がある」と語る。「商品(コモディティー)は毒を含んだカクテル」と。資源国もダメージ受ける。
 
 ヘッジファンド大手サード・ポイント創業者ダニエル・ローブ氏 日本の成長戦略に期待。
 ソニー <6758> [終値2049円]には約11億ドルと運用資産の1割近く投じ、本気度合いうかがえる。

 新債券王:ガンドラック氏 「グレートローテーションは幻想に過ぎない」結局は再建にマネーはとどまるとみる。
 日本株には強気、年内に1万7000円に届くと。円安基調は揺るがないとの根拠。

・日経平均株価急落する一方、新興株相場の底堅さ目立つ。
 株価指数先物の影響受けにくい点など着目、個人投資家らが主力株から資金移す。ネット株やバイオ株への物色旺盛。
 日経平均5/22に年初来高値(1万5627円)付け、先週末まで12%下落。同期間東証マザーズ指数3%安、日経ジャスダック平均株価5%安。

・債券市場にかすかな安堵感。日銀 <8301> [終値64000円]国債の買い入れ方法6月から見直すと決め、債券への買いが一部で再開。
 週末新発10年物国債利回り0.860%と前日比0.030%低下(価格上昇)。米長期金利は5月下旬急上昇しており、6月も波乱の展開にも。

・OUT Look:今週の株式相場は日経平均株価1万3700円前後でもみ合う展開か。
 不安定な相場動向の中リスク回避の傾向も、先週までの大幅な下落で押し目買いも入りやすく。株価大きく振れる状況続く可能性も。
 テクニカル指標で過熱感も後退。騰落レシオ(東証1部)先週100%を下回る水準へ低下。
 「ストキャスティスク」では、「売られすぎ」のサインが点灯。 

・Wall Street:今週の米株式相場は上値の重い展開か。最大注目材料は7日発表5月の米雇用統計。
 米サプライマネジメント協会(ISM)企業景況感指数や米新車販売など、重要指標相次ぐ。
 最近米市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の早期縮小観測が台頭、神経質な値動きに。
 米雇用統計では非農業部門雇用者数前月比16万4000人程度増えると予想。失業率7.5%と。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派41% (前回比-12)弱気派24%(同+3)中立派34%(同+8)

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち9指数上昇。世界の株式相場に対する出遅れ感に注目した買い入る。
上昇1位ベトナム週間騰落率3.6%(12年末比騰落率25.3%)2位南アフリカ3.2%(8.1%)3位韓国1.4%(0.2%)4位ノルウェー0.9%(10.6%)
 下位25位日本▲5.7%(32.5%)24位トルコ▲5.5%(9.9%)23位ブラジル▲5.1%(▲12.2%)22位ロシア▲4.1%(▲12.8%)

・ランキング:5/23、24日の株価急落で信用買い残高が減った会社(5/17申込み時点から8/24申し込み時点の信用買い残減少率)

 1位神戸鋼 <5406> [終値137円]減少率43.39% さらなる成長戦略の提示が必要。

 2位綜合警備保障 <2331> [終値1653円]36.63% 3位ヤマハ <7951> [終値1101円]36.57%

 16位H2Oリテイリング <8242> [終値881円]18.74% 旗艦店の伸び悩み響く。

 22位カシオ <6952> [終値918円]16.64% 株価上昇ピッチ早く利益確定売り優勢。

 25位富士急行 <9010> [終値963円]15.93% 富士山世界文化遺産登録受け株価上昇も予想PER80倍で割高感。(日経ヴェリタス)

・明電舎 <6508> [終値351円]浄水場の水質向上に使われる水処理膜事業に参入。
 中国エンジニアリング会社と連携、実証実験開始。水処理膜関連事業売上高、現状数億円から2015年度には20億-30億円に引き上げ。

・田中精密 <7218> [終値881円]
 自動車用部品の生産マザー機能、日本からタイへ。コスト競争力高める。売上高比率海外が日本を上回る。日本は先進的な開発狙う。

・世界人口2011年に70億円突破。国連推計50年には93億人上回る。特にアフリカ諸国など新興国での増加見込まれる。
 これによって必要な食糧増産のため世界で肥料プラントが年間2-5か所のペースで新設される見通し。

 三菱重工 <7011> [終値632円]東洋エンジ <6330> [終値492円]などエンジニアリング各社事業拡大へ虎視眈々。 

・アイティフォー <4743> [終値448円]ブラザー販売(名古屋市)からコンタクトセンター(顧客対応窓口)システム受注。
 国内2拠点の設備をクラウドコンピューティング型に移管。システム全体コスト2分の1に削減、今後の機能拡張にも対応しやすく。
 今後1年間に25社への提供目指す。

・栗本鉄工 <5602> [終値260円]
 炭素繊維と樹脂の複合材料分野に参入。自動車の駆動系部品のほか、電車の車両、船の部材などで採用活動進める。

・三井物産 <8031> [終値1291円]
 出資先インド収納代行スビタ・インフォサーブ(ムンバイ市)通じ2013年度中にも電子マネー口座(Eウォレット)サービス始める。

・大和ハウス <1925> [終値1931円]福岡県宮若市旧貝島炭鉱跡地に自社グループ最大メガソーラー(大規模太陽光発電所)建設。
 総事業費65億円、出力1万9500KW。1-3号発電所設置、10月から随時九州電力 <9508> [終値1399円]に売電。(日刊工業新聞)

・2013年設備投資調査、増加額ランキング:1位国際石油帝石 <1605> [終値437000円]増加率73.6%
 2位三井不 <8801> [終値2863円]176.4% 3位ホンダ <7267> [終値3830円]17.9%増 4位スズキ <7269> [終値2509円]59.5%

 減少額ランキング:1位ソフトバンク <9984> [終値5170円]30.0%減 2位新日鉄住金 <5401> [終値260円]28.6%減
 3位パナソニック <6752> [終値789円]34.1%減 4位NTT <9432> [終値5050円]5.1%減 5位ジェイテクト <6473> [終値1129円]

・サトーHD <6297> [終値1873円]焼却時に二酸化炭素最大6割吸収する樹脂の販売始める。ナノベシクルカプセル技術利用。

・大幸薬品 <4574> [終値1529円]除菌消臭剤「クレベリン」の通年販売体制構築。取扱店夏までに1600店まで拡大。
 調剤薬局チェーン大手総合メディカル <4775> [終値3795円]日本調剤 <3341> [終値2805円]2社向け通年供給。

・メドレックス <4586> [終値4645円]31日、臨床試験(治験)に使う医薬候補製造を祐徳薬品(佐賀県鹿島市)に委託。
 米国で実施予定鎮痛薬候補の鎮痛薬候補の最終治験で使用。2014年6月末までに判明へ。
 
・信越化 <4063> [終値6470円]
 放射線遮蔽するシリコンゴム開発。6月から販売。鉛の代替材料として原子力関連施設や医療分野など向け供給も視野に。

・住友化学 <4005> [終値327円]欧州のミツバチ保護規制で対応迫られる。
 農薬で2番目に多い薬剤がミツバチ生態への影響払拭できず、条件付きで欧州連合(EU)内で使用禁止。(日経産業新聞) 

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第三者割当 

エストラスト <3280> [終値937円]8万5000株 950円 6/18 割当先 福岡銀行
 

株式分割

日本駐車場開発 <2353> [終値8370円]2014年1/31  1株→100株 一単元株式数変更 2014年2/1 1株→100株

ジパング <2684> [終値1058円]2014年3/31  1株→50株 一単元株式数変更 2014年4/1 1株→100株

マクロミル <3730> [終値1282円]6/30 1株→2株

公募・売り出し価格

クォール <3034> [終値732円]570万株 

ディア・ライフ <3245> [終値740円]20万株

ペプチドリーム <4587> [IPO]2500円 

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【今日の一言】

NY株式市場は大幅反落。
引けにかけて売りが膨らむ展開に。
5月の米シカゴ地区購買部協会景気指数が予想の50を上回り、58.7に上昇受け米連邦準備理事会(FRB)量的緩和縮小観測再び浮上と。

月間ではダウ工業株30種平均は1.9%高、6ヵ月連続上昇。ナスダック総合指数は3.8%高、6ヵ月連続上昇。
S&P総合500種指数は2.1%高、7ヵ月連続上昇。

週間ではダウ1.2%安、ナスダック指数は1.1%安、S&P500種も1.1%安とそれぞれ2週続落。

欧州株式市場は軒並み急反落。
FRBの緩和縮小観測が続き利益確定に動く。ほぼ全面安の展開に。

東京市場では日経平均株価は反発も注目された月足陽線になる1万3799円超えはならず、月足では10ヵ月ぶりの陰線となりました。
先週の木曜日までは、ほぼ月足で10ヶ月陽線確実視されていましたが、
5/23の1143.28円安、そして5月最終週の837.91円安で24.81円下回りました。
3月高ければ5月が安いとのアノマリーが勝ったということでしょうか・・・
アノマリーでは5月が安いと8月が高いとなっております。

先週週間ベースで日経平均株価は5.7%安、TOPIXは4.9%安、ともに2週続落。日経平均の下落幅は2年2ヵ月ぶり。
マザーズ指数は4.4%高、3週ぶり反発、日経ジャスダック平均は0.2%安、3週続落。東証2部は1.5%安、3週続落。

月間ベースで日経平均株価は0.6%安、10ヵ月ぶりの反落、TOPIXは2.5%安、9ヵ月ぶりの反落。
マザーズ指数は1.3%高、10ヶ月連続上昇、日経ジャスダック平均は2.1%安、9ヵ月ぶりの反落。東証2部は2.0%安、7ヵ月ぶりの反落に。

週末のNY株式市場も大きく下がり、シカゴ225先物価格(円建て)は13455円と週末の大証先物(1万3700円)比245円安で帰ってきました。
ダウ工業株30種平均も史上最高値付近で上値を抑えられてるところの大幅安、高値波乱含みの不安な展開にもなってきそうです。

6月は3日新甫と荒れる要素の多いはじまり。厳しい立ち上がりが想定されてしまいます。
ただここ10年間の日経平均株価は月足で陽線確率は70%(7勝3敗)と月初より月末高の傾向にあります。
立ち上がりの3日、4日の動きが注目です。下がった後切り返せるかどうかでしょうか・・・

連鎖株安を止めていた米国株式市場が急落で先に動揺している日本が止まるかが焦点にも・・・

東急リバブル <8879> [終値2011円]自社分譲マンションシリーズ「ルジェンテ」ブランド本格展開。
女性向け都市型コンパクトブランド、中古物件の内装大幅に変えるリノベーション、収益用の3つのブランドに拡充。
2018年3ブランドで700戸の供給目指す。
日足チャート75日移動平均線タッチ。

今週は日米での経済指標や閣僚コメントなど一喜一憂するような材料も相次ぎそうなところ。

個別銘柄も25日移動や75日移動平均線にタッチしたり、接近する銘柄も増えてきて、反転し頃でもあります。

信越化 <4063> [終値6470円]
放射線遮蔽するシリコンゴム開発。6月から販売。鉛の代替材料として原子力関連施設や医療分野など向け供給も視野に。

先に調整始めていた不動産関連の動きにも注意でしょうか?

野村不動産 <3231> [終値2284円]大京 <8840> [終値310円]レオパレス <8848> [終値470円]

IT投資環境好調でインターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> [終値3425円]コムチュア <3844> [終値1850円]

デ・ウエスタン <4576> [終値1785円]ラジオ日経の櫻井英明さんの番組で取り上げられそうです。

カナモト <9678> [終値2371円]業績上方修正、通期も修正してきました。

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講師:馬渕治好(まぶちはるよし)氏
世界から見た株式セミナー
世界経済・市場展望〜年後半の国内金融市場の行方
2013年7月27日(土)15:30〜17:00 東京・高田馬場
場所:東京・高田馬場 鮨源ビル 4階(20名限定)
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2013年6月15日(土)14:30〜16:45(開場14:15)

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今まで(過去8回)のセミナー概要もまとめてあります。
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「雨宮京子先生とヘッジファンド代表菊池真氏」
株式セミナー第6弾 東京・日本橋人形町

9月15日(土)14:30〜16:45(開場14:15)

申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=2854

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