
円全面高に
- 2013年06月13日
- 株式投資・経済ニュース全般
2012年6月13日(木)雨時々止む
・政府12日産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)、日本経済の活性化に向け成長戦略決める。
企業生産設備の更新や事業再編促すため「思い切った投資減税で法人負担軽減する」と明記。具体策は秋の臨時国会に提出。
・丸紅 <8002> [終値672円]タイ石油公社(PTT)提携、東南アジアで発電事業本格展開。
2022年までにタイ、ミャンマーなど4ヵ国で原子力発電所5基分相当する発電容量計500万KW分の発電所建設し各国の電力会社に売電。
・政府、宇宙創製の謎を迫る次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」国内誘致方針。建設費約8300億円。
世界の科学者による国際チームが12日技術設計に関する報告まとめ、実現へ動き出す。53万人の雇用、30年間に約45兆円の経済効果。
政府レベルで候補地に手を挙げた国はなく、世界の科学者日本支持、現状では最有力に。2015年メドに建設地決定へ。
・日経新聞社12日実施企業経営者緊急アンケート、政府決定成長戦略一定の評価する割合は88%に達する。
安倍首相秋にも検討する追加策盛り込むべき政策(複数回答)では「思い切った法人減税」挙げる企業が95.4%に達した。
・原子力規制委員会、原子力発電所の再稼働に向け安全性確かめる審査について複数の原発同時並行で進める方針。
7月上旬にも新たな規制基準施行し審査始める。
・外国為替市場で円が全面高の展開に。円安・株高主導してきた海外投資マネーの変化が背景に。
新興国から投資マネー引き揚げる動きも目立ち、株式市場には先行き不透明感から倍あ売手控えるムード広がる。
・政府12日決めた成長戦略に、保険診療と保険外診療の併用例外的に認める「混合診療」の対象拡大盛り込む。
秋をめどにまず抗がん剤の分野適用する。
・日銀 <8301> [終値57000円]6月金融経済月報で国内景気の基調「持ち直している」と判断。
前月の「持ち直しつつある」から6ヶ月連続景気判断上方修正。消費者物価指数「次第にプラスに転じていく」と想定。
・米グーグル自前の光回線使った高速ネット接続サービス拡大。
カンザスシティーに続き2都市に進出。新たなネットサービスや技術開発後押しする。CATVと通信会社との競争も激化に。
・武田 <4502> [終値4355円]
長谷川閑史社長12日、先進国で発売後5年以内の新薬が売上高に占める比率2013年3月期15%から18年3月期に35%に引き上げる方針示す。
・IHI <7013> [終値358円]日揮 <1963> [終値3320円]ジャパンマリンユナイテッド(JMU 東京・港)3社共同、
ブラジル最大造船会社アトランチコスル造船所(ペルナンブコ州)に出資。出資額2億100万レアル(約94億円)出資比率25%。
出資比率IHI60.4%、日揮24.6%、JMU14.9%に。
・国内パソコン4社市場縮小受けて、新製品の機種数大幅に絞り込む。昨夏より約4割減。高性能機種の競争にシフト。
・日立 <6501> [終値665円]
社会インフラや情報通信の大型プロジェクト受注するため、海外専任コンサルタント2015年度までの現状比5倍100人に増員。
・インデックス <4835> [終値1320円]12日粉飾決算の疑いで証券取引等監視委員会の強制捜査受ける。上場廃止の恐れも。
・ビール大手最需要期の7月、「プレミアムビール」増産。
サッポロビール <2501> [終値349円]
主力千葉工場(千葉県船橋市)などでエビスの生産量1割増。新型サーバー年内に全国1000店に広げる計画。
サントリー酒類「ザ・プレミアム・モルツ」15%引き上げ。約50億円投じる。
・森永製菓 <2201> [終値192円]
3年後メドに中国全土の菓子販売網広げる。上海大手商社キャピタル・グループ傘下上海MGと代理店契約結ぶ。
・ペプチドリーム <4587> [終値9200円]公募・売出価格の3.2倍の初値(7900円)1ヵ月ぶりの新規株式公開(IPO)
時価総額1185億円でマザーズ市場で5番目に。
・東京ガス <95311> [終値515円]2014年3月期前期比2倍強、約1200億円の資金調達する計画。
大半が新規資金で海外でのシェールガスの権益獲得や国内天然ガスパイプライン整備など設備増強投資に充てる。
・東証REIT指数12日、約4ヵ月ぶりの安値水準に。長期金利上昇傾向にあることが嫌気。日銀のREIT買い入れ額細るなど需給への懸念も。
分配金利回りは4%台回復。相場調整何時準しつつあるとも。
・円・ドルの外国為替証拠金(FX)取引量高水準で推移。過去最高記録する業者も相次ぐ。
GMOクリック証券ではロスカットの対象になった建玉が、証拠金倍率(レバレッジ)に上限設けた2010年以降で最高に。
・円建て金価格下落。前日比95円安1グラム4284円。終値として9ヵ月ぶりの安値。海外市場での下落や為替の円高影響。
・オリックス <8591> [終値1285円]サウジアラビアなどで健康保険や自動車保険手がける中東民間保険最大手メドガルフに出資。
総額200億円で株式25.7%取得。海外保険業に初参入。(日経新聞)
・「アベノミクス」の第3の矢になる成長戦略の最終案。名称「日本再興戦略」副題「ジャパン・イズ・バック」。
投資減税や規制緩和で企業の設備投資や事業再編、成長市場へ進出促し、家計の収入増につなげて日本経済を成長軌道に導くのが狙い。
・米国家安全保障局(NSA)などが市民の通話履歴やインターネット上の情報を秘密裏に収集していた問題、
国家の安全と市民のプライバシー保護のどちらを優先すべきか議論米国で活発化。(産経新聞)
・日立 <6501> [終値665円]
抜本的調達改革に乗り出す。3年かけサプライチェーン管理(SCM)システムの全面刷新、約3万社ある取引先の情報を「見える化」へ。
・サイバネットシステム <4312> [終値29800円]完成車メーカー向けの設計・開発支援ソフトウエア採用促す専門チーム設置。
車の電子化背景にコンピューター利用エンジニアリング(CAE)の用途拡大取り込むのが狙い。
・カイオム・バイオ <4583> [終値14240円]様々なヒト抗体作り出す大本となる細胞株の試作に成功。
今後抗体医薬としての可能性検討。2014年3月実用化目指す。「アドリブシステム」をヒト抗体に応用するための基礎がほぼ固まる。
・アールテック・ウエノ <4573> [終値344500円]北海道大共同研究。
アトピー性皮膚炎の患者で特異的に活性が高まるたんぱく質「VAP1」の発現量から白内障など眼合併症早期発見へ。(日刊工業新聞)
・タクマ <6013> [終値777円]小規模下水処理場向け発電システム開発。汚泥焼却で出る蒸気使い、特殊形状スクリュー動かし発電。
タービン回す一般的なシステムは1日あたり100トン以上処理しないと採算割れも、新システムは30トンで採算とれる。
・インフォコム <4348> [終値157400円]韓国で電子書籍事業6月下旬に開始。オリジナルコンテンツを勧告配信事業者に提供。
・三菱重工 <7011> [終値563円]
カリフォルニア州南カリフォルニア・エジソン(SCE)サンオノフレ原発2、3号機廃炉受け、自社姿勢示す。
SCEは三菱重工に損害賠償求める方針に「契約上当社の責任上限は約1億3700万ドルで代替燃料コストも含め間接損害は排除されている」
賠償額最大で約130億円との見方。
・大京 <8840> [終値293円]中古マンションの売買仲介の営業体制強化。3年後売買仲介件数を12年度の2倍に近い1万件に引き上げる。
・世界文化遺産登録確実となった富士山周辺宿泊施設の予約好調。
「楽天トラベル」では富士・富士宮地区で7〜8月宿泊予約数前年同期比3倍に。「じゃらんnet」5月宿泊予約2割増加。(日経産業新聞)
]
————————————————————————————-
第三者割当
ワールド・ロジ <9378> [終値4500円]26万9059株予定、中止
公募・売り出し価格
三社電機 <6882> [終値490円]470円 申込み6/13-14 払込日6/19
イオンモール <8905> [終値2110円]2046円 申込み6/13-14 払込日6/19
新規公開株(IPO)
コード 市場 銘柄 幹事証券 公募価格 発行株数 単位株
6/13 <6248> JQS 横田製作所 みずほ 720円 490,200株 100株
————————————————————————————-
【今日の一言】
NY株式市場は大幅続落。
今年初のダウ工業株30種平均は3日続落とのこと。
米連邦準備理事会(FRB)は向こう数か月以内に買い入れ規模の縮小に動くとの懸念続く。
バーナンキFRB議長が5/22議会証言で
「景気の勢いが維持されていることがわかれば、今後数回の会合で債券購入ペースの減速決定もありうる」と述べてから
15営業日のうちダウ工業株30種平均はこの日含め7日間で1日の変動幅200ドル超。
シカゴVIX指数は18.59%(8.9%)高、週初からでは20%超上昇。
3市場(NY、アメリカン、ナスダック取引所)出来高は約62億株、1日平均約63.8億株を下回る。
欧州株式市場は続落。
ギリシャ連立政権の行方に懸念、ギリシャ情勢の緊迫化が影響と。
国営放送ERTを突如閉鎖、ギリシャ政府への抗議の声が市民や政治家の間で高まり、株式市場はMSCIによる格下げ受けて下落。
国際支援機構に約束している民営化による資金調達目標に暗雲が立ち込める。10年国債利回り10%を再び上回る。
東京株式市場は12日日経平均株価は安寄りから、徐々に指数は戻し、一時的にはプラス圏にも。
6/7の安値(1万2877円)が目先の底の確認作業のようなところも。
瞬間割れた日経平均の75日移動平均線も引けでは上回り、週末のメジャーSQ(特別清算日)への耐性示したようなところ。
また本日は海外市況は株安と円高で帰ってきており、再び耐性試されるようなところ・・・
明日は長かったメジャーSQになります。
甘利明経済財政・再生相が話した「1万3000円」は金融関係者からも最低でもそのあたりを示唆された水準ではないかとも思われ、
ここは瞬間切っても戻さないとならない水準かとも思われます。
先物6月物は夜間で一時12855円もなんとか13035円に戻ってきています。
昨日と同様に安寄り後戻ってほしいところも、2日連続は厳しいと思うところも・・・
逆に戻せるようなら、13000円どころは厚い鉄板になりそうなところも・・・
1ヵ月後振り返れば今が押したところだったと思えそううなところではないだろうかと思っていますが・・・
7月物先物13000円割れ買いで昨日安値12850円ロスカットで大幅反発狙いも・・・
昨日初値規制のペプチドリーム <4587> [終値9200円]今日からネット証券などからは信用取引で買うこともできます。
相場が厳しいところですので集中する期待も・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「雨宮京子先生と「円安恐慌」の著者菊池真氏」
株式セミナーコラボレーション第8弾 東京・日本橋人形町
2013年6月15日(土)14:30〜16:45(開場14:15)
申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=2854
今まで(過去8回)のセミナー概要もまとめてあります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。
【コロ朝プレミアム】会員の方でメールが突然来なくなってしまったらご連絡ください。
送信システムで何度か届かないことが続きますと自動的に停止になることがあります。
———————————————————————–
株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5
URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–
記事の続きはコロ朝プレミアムで!