
宮崎駿監督引退
- 2013年09月02日
- 株式投資・経済ニュース全般
2012年9月2日(月)晴れ時々曇り
・金融派生商品(デリバティブ)に新たな国際規制導入へ。
金利変動に伴う損失を回避する商品が主対象、取引相手の債務不履行の備え、各国に設けた清算機関通して取引するか、
証拠金をあらかじめ差し入れるよう義務付け。日本でも40兆ドル(約4000兆円)超の取引の大半が対象に。2015年にも新規制を各国が導入。
・オバマ大統領8/31午後(日本時間9/1未明)シリアアサド政権が化学兵器使用したと断定したことを受け、
「シリアに対し軍事行動取るべきだと決断した」と表明。同時に軍事介入の承認を議会に要請する考え明らかに。
米議会は9日に審議再開する予定、軍事介入は事実上先送り。
・週明けの外国為替市場で大きく円高・ドル安進むリスクはひとまず後退。数日中に米国が武力介入に踏み切る可能性薄らいだため。
・政府、新たに電力事業に参入した企業が負担する送電線利用料(託送料)の税制優遇拡充する検討へ入った。今後の電力自由化にらんだ措置。
・個人消費の持ち直し映し、ノンバンクの個人ローン回復。クレジットカード各社ではカード利用の伸びに合わせ、キャッシング増加。
消費者金融会社も2013年度の融資残高は8年ぶりにプラスになる見通し。過払い利息返還問題峠越え、各社反転攻勢もくろむ。
・中国8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)前月比0.7ポイント上昇、51.0と2ヵ月連続で改善。
景気判断の節目となる50を11ヵ月連続上回り、1年4ヵ月ぶりの高水準。
・東急不 <8815> [終値914円]2013年度内にも私募形式不動産投資信託(REIT)の運用始める。
オフィスビルや商業施設などに投資、1000億円規模の運用資産目指す。上場しない私募REITは価格変動小さい点が魅力。
・7月の東京都内の主要19ホテルの平均客室稼働率83.6%と前年同月比5.6ポイント上昇。17ヵ月連続プラス、7月80%台となるのは2005年以来。
大阪主要15ホテルの稼働率は86.9%と3.6ポイント増。6ヶ月連続前年上回る。
・博報堂 <2433> [終値6700円]
膨大な顧客情報を活用するビッグデータ分析を最短2週間で提供するサービス月内開始。3年間で100社への提供目指す。(9/2 日経新聞)
・経済産業省、次世代電力計(スマートメーター)を全国共通仕様とする検討。
電力小売りの自由化後電力会社が相互参入して競争しやすい環境整える。
・オバマ米政権シリアへの限定的な軍事介入の具体的な調整へ。軍事施設対象に攻撃する案が有力。近く最終判断するとの観測強まる。
・消費増税の影響検証する集中点検会合31日終了。
有識者60人のうち、7割超の44人が予定通り消費税率を2014年4月に8%に引き上げることに賛成。
一方で景気への悪影響緩和するため、税率の上げ幅変えるべきとの意見も。安部晋三首相10月上旬までに消費税率の引き上げを最終判断する。
・米大統領誤算の連鎖。アサド政権に対抗するため支援した反体制派が分裂、政治解決の枠組みと想定したシリア国際会議頓挫、
越えてはならない一線と警告した化学兵器もアサド政権使用したと断定。オバマ大統領イラクとの違い強調。
・シリア政府、米政府の軍事介入検討に激しく反発。
シリア軍関係者31日「いつでも報復する用意はできている」と攻撃受ければ直ちに報復措置とると強調。
シリア政府が市民を軍事施設に集めて「人間の盾」とする事態にも懸念が強まる。
・欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ機運が後退。
ユーロ圏の景気に底入れの兆し見え、オーストリア国立銀行やドイツ連銀総裁など域内中央銀行総裁が相次ぎ慎重論唱える。
・ホンダ <7267> [終値3545円]インドで新型車相次ぎ投入。
販売店も6割増の250店体制、2016年度販売台数12年度の4倍30万台に引き上げ。現地シェア巻き返し狙う。
・タムロン <7740> [終値1904円]2015年までに最大60億円投じベトナム工場増強。デジタル一眼レフカメラの交換用レンズ生産設備導入する。
・OKI <6703> [終値165円]医療分野のIT(情報技術)保守要員現在の100人程度から来春までに650人体制へ増強。
・クロス・マーケティング <3675> [終値915円]9月シンガポールに100%子会社設立、
東南アジアに進出する日系企業や現地企業向けの市場調査やアプリ(応用ソフト)開発手掛ける。(9/1日経新聞)
・KDDI <9433> [終値4695円]2014年夏の家庭用光回線上回る高速通信可能なスマートフォン(スマホ)発売。
NTT <9437> [終値1515円]も今秋最大速度現在の1.3倍強に高めたスマホ売り出す。
高画質インターネット動画の視聴など容易になり、映画配信などのサービスを消費者が使いやすくなる。
家庭のネット利用では速度勝るパソコンが主流も、モバイル端末への主役交代加速しそう。
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)巡る交渉会合で、5ヵ国が関税なくす割合示す自由化率を100%かそれに近い水準で参加国に伝える。
日本は7〜8割台をいったん示すが、9月中少なくとも90%超へ引き上げる方針。
・政府30日に発表した一連の経済指標は生産が雇用と賃金を押し上げ、消費に波及する好循環が生まれつつある兆し。
増税に耐えられる景気の足腰作るには、今後の輸出と設備投資がカギを握る。
鉱工業生産指数前月比3.2%上昇、97.7。2ヵ月ぶり改善。生産の先行き菊予測調査、8月0.2%、9月1.7%と3ヵ月連続の伸び見込む。
有効求人倍率も0.94倍と0.02ポイント改善。
7月の新設住宅着工戸数前年同月比12%増、8万4459戸。11ヵ月連続前年同月上回る。2ケタ増は3ヵ月連続。
・英国がシリア軍事介入への参加断念。キャメロン首相政府提出議案を英下院に反対多数で否決されたため。「証拠の提示焦点」
欧州諸国など慎重論が強まる可能性。
・シリア軍事介入に英国不参加の意向示すも米国は介入方針崩さず。米国単独介入する可能性が浮上。
・今夏のレジャー主要施設が過去最高水準に。
猛暑の追い風受けたプールに限らず、テーマパークもイベントやアトラクションなど拡充が消費者つかむ。「カラオケ」手軽に涼しく。
・インド政府の景気回復シナリオが不透明に。通貨ルピーの急落でインフレ懸念再燃。
消費者心理冷え、中央銀行利下げによる景気下支えも期待しにくい。2013年4-6月成長率は前年同期比4.4%。目標(6%台)達成は厳しい状況。
・ブラジル2013年4-6月期の実質経済成長率、前年同期比3.3%。
農業や設備投資伸び、11年4-6月期(3.3%)以来の高水準。物価上昇率高止まり、製造業の在庫もたまり先行きには不安抱える。
・メディパル <7459> [終値1097円]創薬支援事業に乗り出す。年間約20億円投資。
新薬はメディパルが独占販売権確保。全国7500ある病院と取引する営業網生かし、効率よく売る。
・古河電工 <5801> [終値198円]ブラジルに光ファイバーの新工場建設、2014年夏に稼働。
光ケーブル用ファイバーの需要が急拡大しているため生産能力3倍に引き上げる。
・三菱商事 <8058> [終値1842円]投資ファンドと組み英国海底送電線約1000億円で買収。
世界最大の洋上風力発電所と陸上結ぶルートなど2本の大容量送電線取得。比電力会社で欧州最大規模。
・ワールド・ロジ <9378> [終値810円]30日、大阪地方裁判所に破産手続き開始申請。負債総額約79億5400万円。事業継続断念。
・スマートフォン(スマホ)用アプリ(応用ソフト)市場で利用者がデザイナーとして作品投稿する「参加型」アプリが注目集める。
「ココッパ」ユナイテッド <2497> [終値2510円]サービス開始から1年で会員数は1200万突破。
特に海外で人気。当面の目標は1年以内の3000万ダウンロード。中国検索大手百度(バイドゥ)と提携。米国でも9月に現地法人設立へ。
・ローソン <2651> [終値7400円]東南アジア諸国連合(ASEAN)で2023年までに5000店舗出店計画。
中核となる東南アジア事業の統括機能置く計画、同国では18年までに1000店舗に。
・ケネディクス <4321> [終値427円]30日、公募増資などで最大153億円、9月下旬に調達。
新たな資金を元手にオフィスビルや商業施設などへの投資加速。
・米量的緩和の縮小観測や新興国景気の減速懸念、シリア情勢悪化など重なり、ヘッジファンドの動きが鈍っている。
日本株8月の東証1部売買代金が今年最低の水準。ヘッジファンドによる日本への投資の回復も遅れ、相場全体で低調な売買続く。
株式への投資マネーは世界的に細っているとの指摘が出る。
・日銀 <8301> [終値52000円]30日、株価指数連動型上場投資信託(ETF)208億円買い入れ。
8月は8回(計1664億円)と7月4回(計744億円)より多く。8月は不動産投資信託(REIT)の買い入れはなく。(31日 日経新聞)
・2020年夏季五輪開催都市に東京が決まったことを想定し、建設や不動産、観光などの「五輪銘柄」の株価上昇。
五輪招致逃した場合、株価下落の可能性も。
岡三証券 <8609> [終値739円]五輪関連企業約80社選ぶ「東京五輪関連株価指数」1/4から8/30の株価上昇率は42.5%、
日経平均株価は25.3%を上回る。五輪開催の経済効果は今年9月からの7年間で約3兆円。
招致出来なかった場合、日経平均500円程度押し下げる可能性も。
・宮崎駿監督、公開中作品「風立ちぬ」最後に引退。6日に記者会見。(9/2 産経新聞)
・米政府8/30 シリアアサド政権が化学兵器使用したことに「強い確信」との報告書。化学兵器で1429人死亡と分析。
・東電 <9501> [終値500円]福島第一発電所汚染水処理問題深刻化。
地上タンクから漏洩、建屋ま海側からの地下水汚染の港湾流出も続いている。2つの汚染水処理に世界の注目が集まる。
・ロシアプーチン大統領31日、シリアアサド政権が化学兵器使用した事実はないと20ヶ国・地域(G20)首脳会合でシリア問題協議する考え示す。
アサド政権擁護に自信。米国に「証拠提示」迫る。(9/1産経新聞)
・シリアのアサド大統領29日、米国主導で検討が進むミサイル攻撃念頭に「シリアはいかなる侵略からも自ら防衛する」と強調。
周辺のアラブ諸国から、ミサイル攻撃に反対する意見も次々と表面化。
・国連安全保障理事会の5常任理事会29日、米英仏3ヵ国の決議案採択訴えに対し、露中両国が反対。目立った進展もなく協議終える。
・トヨタ <7203> [終値5940円]ピンククラウン価格発表。ハイブリッド車(HV)570万円、四輪駆動(4WD)ガソリン車600万円。
通常モデルより57万円高。9/30まで注文受付、12月から生産始める。
・ユーロ圏17ヵ国失業率、6月と同じ12.1%。1995年統計開始以来最悪水準から脱するに至らず。
・2020年夏季五輪招致でAP通信が東京を「本命」に挙げる。「小差で先頭走者とみられる」と評した。
ただし東電 <9501> [終値500円]福島第一原子力発電所汚染水漏れが「懸念もたらしている」とも指摘。
スペインの経済危機で一度脱落したと見られたマドリードが勢い取り戻し、東京の挑戦者となったと。
イスタンブールは反政府デモとトルコ選手の大量ドーピング違反、隣国シリア内戦で後退したとの見方示した。(31日 産経新聞)
・チャイナリスクの虚実。統計だけで見えないひずみ。
不動産ブームは中国全土で再燃。7月新築住宅価格、主要70都市のうち69都市で前年同月比上昇、中国経済下支えする柱に。
英金融大手HSBC8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値前月比ポイント4ヶ月ぶり50上回り、銅や鉄鉱石の市況も反発。
リーマン・ショック後打ち出した4兆元(約64兆円)の景気対策、巨大な設備過剰抱える。円換算で「480兆円の過剰融資」ばらまかれたと。
資金は規制外の「影の銀行(シャドーバンキング)」経由で流れ、金融システムに巣くうリスクの所在は見えにくい。
・チャイナリスクの虚実。不都合な真実 随所に。国内外とも企業決算振るわず。
中国熔盛重工集団2013年1-6月期決算、売上高7割減、経営継続リスク示す「ゴーイングコンサーン」もつく。
中国景気の減速の深刻さを浮き彫りにするような内容。
香港市場決算発表ピーク、目立つのは資源・素材企業の業績悪化。根底には2008年の4兆元の景気対策などで中国経済が過剰な絶び抱えたこと。
・チャイナリスクの虚実。景気減速への警戒感は株式相場からも読み取れる。
CSI業種別株価指数の昨年末日の動き、エネルギー、原料、工業、金融など「景気敏感業種」の下げが鮮明。
「ディフェンシブ業種」の通信や医薬、生活必需品などは上昇。
世界で活躍するグローバル企業も、中国景気の減速に苦しんでいる。
・チャイナリスクの虚実。中国経済の今後担うはずの個人消費にも減速感が漂っている。
「(中国における需要は)過去の水準よりも減っている。」
欧州高級ブランド大手、ケリング・ジャンマルク・デュプレ最高財務責任者(CFO)傘下のブランド「グッチ」への不安隠せず。
4-6月期のアジア売上高4%減。
米マクドナルドも7月、アジア太平洋・中東・アフリカ部門の既存店売上高2%減少。日本だけでなく中国の販売低迷響く。
・チャイナリスクの虚実。中国国家統計局、2013年4-6月実質国内総生産(GDP)伸び率前年同期比7.5%と2四半期連続で鈍化、
12年7-9月以来の水準に沈む。盛来運報道官「適度な成長率の鈍化は、構造改革にとって有利」強調。
中国の各省・自治区など公表した12年のGDP合算すると中央政府がまとめた国全体のGDPを5兆7000億元(約91兆円)も上回る。
電力消費、鉄道貨物輸送、銀行融資のデータ、李克強首相経済測る物差しとして重視(=李克強指数)。
銀行融資は10年半ばまで前年同期比の伸びが40%超も足元では10%強。中国経済の苦境ぶり描き出す。
中国の景気減速は「GDPの数字が示すよりも悪い」とも。
・チャイナリスクの虚実。日本企業の現地事業担当者に聞く「肌感覚」
コマツ <6301> [終値2155円]市原令之中国総代表 2011-12年落ち込んだ建機市場は足元底入れ。油圧ショベル販売6月プラスに転じる。
低水準だった前年との比較では大幅な回復実感はない。地域別に濃淡。南部回復も大型案件少なく、北部は厳しく。
日本精工 <6471> [終値921円]神尾泰宏執行役常務・中国総代表 中国経済は調整局面に入っていると感じる。補修用需要が鈍る。
大和ハウス <1925> [終値1770円]2011年以後新たな開発用地の取得なし。当面現在プロジェクト完売に集中。
ファミリーマート <8028> [終値4135円]小川修史海外事業部マネージャー
高額品の販売に減速感が出ていないようだが、コンビニエンスストアなどの日用消費に関しては今のところ大きな影響は感じず。
2015年2月期は再び店舗の純増数は100以上に増やす計画。
・チャイナリスクの虚実。綱渡り続く金融システム。理財商品が急膨張、銀行への波及迫る。
・チャイナリスクの虚実。国・地域別リスクシナリオへの「耐性」は。
国際通貨基金(IMF)予測、2013年中国名目国内総生産(GDP)は9兆ドル超え、日本(5兆1000億ドル)やドイツ(3兆6000億ドル)引き離す。
中国経済失速した場合、最も影響を受けそうなのが、東アジアと東南アジア(台湾・シンガポール・韓国・マレーシア・タイ)。
「耐性」が高いのは米国。日本の抵抗力は「米国より低いがアジア諸国よりは高い」
中国株との相関性が最も高い株式市場は英国、南米、欧州新興国、中東、アフリカが続く。
意外にも日本株相関性低い。ヘッジ(損失回避)目的で日本株買いが海外投資家などの間でブームになる可能性も。
・シリアへの軍事介入現実味増す中、市場の緊張感も高まる。
外為市場では相対的に安全とされる円に買いが集まり、前週一時1ドル=96円台の円高に進む。
商品市場では原油の供給不安高まって原油先物への買い優勢、
WTI (ウエスト・テキサス・インターミディエート)一時2年4ヵ月ぶりの水準へ上昇。
有事には通常ドルが買われやすいが、今回は米国が当事国となる可能性で「有事の円買い」となる。
・米労働省6日、8月の雇用統計発表。
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)における量的緩和第三弾(QE3)の縮小開始の有無占う最後の最重要の指標に。
注目は前月比の非農業部門の雇用者増加数、市場予測平均(10万人台後半)をどれだけ上回るか。20万人台の乗せれば縮小観測一気に高まる。
「20万人超」や「15万人未満」はともにサプライズ。それぞれ「9月縮小開始」「9月先送り」との観測。
もう一つの波乱要因は失業率。FRBは失業率6.5%を量的緩和縮小・終了の先にあるゼロ金利解除の「目安」としている。
・2020年夏季五輪開催地が7日決定。東京・マドリード、イスタンブールの3都市拮抗。東京開催決まれば「株式市場にとってポジティブ」。
落選すれば建設株など期待先行で買われているため、失望売りも。
主なオリンピック関連銘柄:
ショーボンド <1414> [終値3880円]首都高速道路の老朽化対策など耐震補強工事受注増える。
大成建設 <1801> [終値403円]国立競技場の建設かつて担当。首都圏比率高い。
綜合警備保障 <2331> [終値1775円]会場警備など。三越伊勢丹HD <3099> [終値1278円]訪日外国人増加で売り上げ伸びる。
オリエンタルランド <4661> [終値15850円]観光客増加で集客増える。太平洋セメント <5233> [終値369円]関連施設建設でセメント需要
アシックス <7936> [終値1726円]ミズノ <8022> [終値901円]JOCオフィシャルパートナー
ゼビオ <8281> [終値2216円]スポーツ人口増加。三井不 <8801> [終値3105円]三菱地所 <8802> [終値2560円]不動産開発。
JR東日本 <9020> [終値7540円]旅客増、品川再開発。HIS <9603> [終値4980円]JOC公式旅行代理店。国内旅行や訪日旅行の需要増加。
・ギリシャに第3次支援説急浮上。来夏に資金不足の恐れ 英国を巻き込み議論迷走。
・発掘実力企業:外国人株比率が高い(9)大気社 <1979> [終値2180円]今年創業100周年
空調設備工事と自動車塗装プラント建設が収益の2本柱。外国人持ち株比率3月末で18.8%と半年前から3ポイント強上昇。
株価の昨年末比の上昇率も3割上回る。今後力を入れる東欧やインドでの受注獲得できれば一段の利益成長見込めそう。
・第一三共 <4568> [終値1691円]大塚HD <4578> [終値3045円]など製薬大手9月から年末にかけて、
期待の新薬候補で臨床試験の結果発表などイベント続く。将来見通しを大きく変える試験結果が株価左右することに。
・会社がわかる 特集アシックス <7936> [終値1726円]ランニングシューズで快走
2014年3月期売上高前期比21%増、3150億円。純利益7期ぶりに過去最高更新見通し。海外欧米市場支える。
米西海岸ロスアンゼルス、LAマラソン、参加者2万5000人の半数の足、アシックス製品。売上高日本4%増、米州34%増、欧州30%増見込む。
海外ランナー機能性に人気。アディダス、ナイキの「2強」の背中は遠い。「オニツカタイガー」を主力ブランドに育てるのが課題。
・日本株にのしかかるリスク回避・円高・原油高。重要イベント目白押しの9月に、シリア情勢緊迫化という新たな注目材料加わる。
「シートベルトを締める(慎重姿勢を強める)投資家が増えるのも無理はない」と。
夏枯れ相場で一進一退繰り返していた日本株にも売り圧力が強まったてきた。
波及経路は3つ。第一は売買代金の約6割占める外国人投資家が事態の急変に備えて株式などリスク資産の持ち高を減らしていること。
中でも下げがきつかったのは「銀行」。
2つ目は円高を嫌気した輸出株への売り。業種別では「車」や「機械」の下げにつながる。
3つ目はシリア情勢の緊迫化切っ掛けにした原油価格の上昇も影を落とす。
相場の本格反転はしばらく見込みにくいとも。
・OUT Look:今週の株式相場は弱含みのもみ合いにの展開か。「投資家は運用リスクを取りにくい局面続く」
バリエーション(投資尺度)面からは割安感も出ており、日経平均株価は1万3000円前後で下げ止まる可能性がある。
今週6日、米国雇用統計発表。シリア情勢も投資家のリスク回避姿勢一段と強めそう。
「値ごろ感背景に押し目買いが入り、下値を支える可能性がある」との指摘も。
・Wall Street:今週の米株式相場は神経質な展開予想。
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC 17-18日)控え、重要な経済指標の発表が相次ぐ。
2日はレイバーデーの祝日で休場。3日は8月の米サプライマネージメント協会(ISM)製造業景況感指数の発表。
今週のメーンイベントは6日発表8月の米月の雇用統計。非農業部門の雇用者増加数現時点で「10万人後半」に集中。
シリア情勢は不透明要因として浮上。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派23% (前回比-14)弱気派30%(同横ばい)中立派47%(同+14)
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25株式市場のうち7指数上昇。
上昇1位韓国週間騰落率3.0%(12年末比騰落率▲3.5%)2位上海2.0%(▲7.5%)3位台湾1.9%(4.2%)12位米国▲1.3%(13.0%)
下位25位スペイン▲4.6%(1.5%)24位ブラジル▲4.2%(▲18.0%)23位ドイツ▲3.7%(6.4%)22位フランス▲3.3%(8.0%)14位日本▲2.0(28.8%
)
・金「10年相場」その次は。春先急落した金相場。それまで上昇続いた10年相場が幕引き迎えた。
6月に約2年11ヵ月ぶりの1トロイオンス1179ドルまで下落。足元では1400ドル台まで回復。4月以降の急落分取り戻す。
幕引きとなった10年相場、だが次の「上昇相場」がすでに始まっているとの声も少なくない。
手掛かりのひとつは金算出に係る最低限の費用、産出コスト。人件費上昇現在の産出コストは1210ドル程度。
二大消費国インドと中国の宝飾品需要4-6月期前年同期比5割以上増加。中国での金の先物取引も計画。(日経ヴェリタス)
・三菱ケミカル <4188> [終値464円]傘下三菱レイヨン、
工場排水100%再利用水処理装置事業に参入。サウジアラビアや中国の石油化学工場に装置提供、実証実験に取り組む。
・IHI <7013> [終値398円]チリ北部石炭火力発電所向けボイラ受注。受注額100億円規模。
・文部科学省、厚生労働省、経済産業省3省、
2014年度予算の概算要求に盛り込んだ医療分野の研究開発にかかわる要求は総額2260億円となり、13年度当初予算額31%上回る。
・神戸鋼 <5406> [終値157円]神鋼環境ソリューション <6299> [終値614円]日本下水道事業団、三菱総合研究所、環境省から事業受託。
福島県県中浄化センター(福島・郡山市)に放射性物質含む下水汚泥向け仮設焼却施設完成、焼却処理実証実験9月上旬開始。
・阪神高速道路、鹿島 <1812> [終値351円]共同で道路橋用に超強度繊維補強コンクリート(UFC)製床版を開発。
一般的な鋼製床版と同等の重さで高い拾う耐久性発揮。製作コストも鋼製床版と同等以下になると試算。(日刊工業新聞)
・栗田工 <6370> [終値1980円]
石油精製工場などで使う冷却水向けの水処理薬品刷新。さび防ぐ被膜素早く作る新素材開発。5年後の年間受注額として20億円目指す。
・米セールスフォース・ドットコム、5-7月期決算、前年同期比31%増、9億5709万ドル(約940億円)、
最終損益7660万ドルの黒字(前年同期982万ドルの赤字)。税負担軽減寄与。企業向け顧客情報管理(CRM)ソフトなど好調。
・2013年6月の日本メーカーによる電子部品世界出荷額2711億円と前年同月比12.9%増。4ヶ月連続プラス。
スマートフォン(スマホ)や車載向けの部品出荷が引き続き堅調、円安効果も寄与。全13品目中12品目出荷伸びる。
出荷額減少はハードディスク駆動装置(HDD)の磁気ヘッドやDVD光ピックアップなどの「その他の変換部品」。
・ユナイテッド <2497> [終値2510円]プレゼントサイト「ドリームメール」でゲーム使ったサイトの活性化に乗り出す。
ネットマイル(東京・千代田)すごろくゲーム導入。新コンテンツでサイト訪問者3割程度増やし、広告収入拡大狙う。
・LINE(東京・渋谷)電子商取引(EC)市場に参入。4700万人ユーザー抱える国内で始め、海外への展開も視野。東南アジア席巻する可能性も。
・大塚製薬 <4578> [終値3045円]
米食品医薬品局(FDA)に申請していた難病腎臓疾患「常染色体優位性多発性のう胞腎(ADPKD)」治療薬、承認できないと審査完了通知。
・ダイキン <6367> [終値4740円]10月、
温暖化ガス大幅に減らせる新しい冷媒「HFC(ハイドロフルオロカーボン)32」採用エアコン欧州で発売。規制論議に一石投じる考え。
家庭用エアコン「うるさら7」空気中の水蒸気使って部屋の加湿ができる高級機種。規制強化に先手。(日経産業新聞)
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第三者割当
ガーラ <4777> [終値16410円]5500株 1万6100円 9/17 割当先菊川暁・同社代表取締役
株式分割
カルビー <2229> [終値9590円]9/30 1株→4株
ファンコミュニケーション <2461> [終値2870円]9/30 1株→2株
デジタルガレージ <4819> [終値502000円]9/30 1株→200株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
ゲートウェイ <7708> [終値10790円]10/22 1株→100株 一単元株式数変更 10/23 1株→100株
公募・売り出し価格
ケネディクス <4321> [終値427円]3530万株
シーボン <4926> [終値2067円]43万株
エス・ディー・エス バイオテック <4952> [終値963円]100万株
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【今日の一言】
週末のNY株式市場は反落。
シリア情勢不透明の中、3連休控えて取引も控えられたようなところ。
3市場(NY、アメリカン、ナスダック取引所)出来高は約39.9億株と1日平均約63.1億株を下回り、3日連続50億株割れ。
週間ではダウ工業株30種平均は1.3%安、4週続落。ナスダック指数は1.9%安、S&P500種も1.8%安、ともに2週ぶり下落。
月間ではダウは4.4%、ナスダックは1.0%、S&P500種は1.8%と2012年5月以来の大きな下落で8月相場は終了。
米国はレイバーディ(9/2)を過ぎると「夏休み」終了と・・・
欧州株式市場は反落。
英議会はシリアに対する軍事行動案を否決。キャメロン首相は議会の意向は無視しないと表明。
即時シリアへの軍事攻撃に踏み切る可能性低下で、原油価格値下がりで、エネルギー関連株に売りが出る。
週末の東京株式市場は反落。
週末と月末が重なり、ドレッシングやリンク債に係わるリバランスの買いの期待があったものの、
シリア情勢控え、米国の3連休もあり、ポジション持ったままでは「怖い」感覚も・・・
東京1部市場は15営業日連続の売買代金2兆円割れ。
東証1部騰落数では値上がり277銘柄、値下がり1393銘柄、変わらずは83銘柄。
週間ベースで日経平均株価は2.0%安、3週ぶり反落。TOPIXは3.1%安、2週続落。
マザーズ指数は3.3%安、5週続落。日経ジャスダック平均は0.9%安、5週続落。東証2部は1.8%安、2週続落。
月間では日経平均株価は2.0%安、4ヵ月続落。TOPIXは2.3%安、4ヶ月続落。
マザーズ指数は11.4%安、2ヵ月ぶり下落。日経ジャスダック平均は4.2%安、2ヵ月ぶり反落。東証2部は1.1%安、2ヵ月ぶりの反落で終了。
今夏のレジャー主要施設が過去最高水準に。
猛暑の追い風受けたプールに限らず、テーマパークもイベントやアトラクションなど拡充が消費者つかむ。「カラオケ」手軽に涼しく。
カラオケ「招き猫」コシダカ <2157> [終値2990円]昼の営業効果が出る可能性も。
週末の【銘柄研究】入っております。
http://kabucoro3.toypark.in/index.html
先週火曜日(27日付)の【今日の一言】で東電 <9501> [終値500円]汚染水処理関連で
アタカ大機 <1978> [終値461円]神鋼環境ソリューション <6299> [終値614円]が週末にストップ高でした。
米セールスフォース・ドットコム、5-7月期決算、前年同期比31%増、9億5709万ドル(約940億円)、
最終損益7660万ドルの黒字(前年同期982万ドルの赤字)。税負担軽減寄与。企業向け顧客情報管理(CRM)ソフトなど好調。
同社と提携している企業も恩恵受けそうなところ。シナジーマーケティング <3859> [終値695円]コムチュア <3844> [終1378円]
地銀に売り圧力がかかってるようなところも・・・
千葉銀 <8331> [終値673円]なんとか値を保っていますが、「ズル」っと来ても・・・?!
週末に日経IRフェアに行ってきました。
叶内文子さんが京急 <9006> [終値841円]の駅員に扮してアナウンスを担当。
その京急はオリンピック関連の本命にもなってくるようなところも・・・(好印象)
また旧フィデック改めアクリーティブ <8423> [終値15560円]の説明していただいた方に好感。
アジアグロースキャピタル <6993> [終値39円]こちらも旧森電機、昨年は化粧の濃いいかにも社員でない方がブースにいらっしゃいましたが、
今回は皆社員の方のように見えました。
ただ業容変更も創業の電気事業はやめられないような印象も・・・
2年連続で出展は何らかの意気込みは買えるようなところ。(確か昨年も一時倍化したと思われますが・・・)
一方Jトラスト <8508> [終値1462円]
資料配布でJトラストの袋を持った来場客は多かった印象も配布してる方は社員ではないように感じました。
デジタルガレージ <4819> [終値502000円]株式分割発表。ツイッター上場観測もあり直近高値取ってくるか?!
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