
武田(4502)初の外国人社長
- 2013年12月02日
- 株式投資・経済ニュース全般
2012年12月2日(月)荒れる二日新甫 晴れ時々曇り
・2013年度設備投資動向調査(修正計画)全産業の設備投資額、前年度実績比13.1%増、08年リーマン・ショック後最も高い伸び。
期初計画比でも1.8%増。32業種中17業種で上方修正、全体で10年度来3期ぶり上積み。集計対象1393社。通信・建設国内けん引。
・日経新聞社、環境配慮製品・サービス普及、環境ビジネス促進目的に「エコプロダクツ2013」開催。12/12〜14 東京ビッグサイト。
・タイ・バンコクで活動精鋭化している反政府デモ隊1日、新たに内務省や外務省など占拠、同日までに40近い省庁や政府機関支配下に。
治安当局は財務省や政府合同庁舎の奪回作戦に着手すると表明。衝突する恐れも。
・日本を訪れる外国人が増加。円安追い風、2013年には政府目標年間1千万人の大台達成が視野。
旅行収支大幅に改善。外国人消費という「外から来た内需」は無視できなくなりつつある。
・甘利明経済財政・再生相1日、都内ホテルで米通商代表部(USTR)フロマン代表と会談。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で難航する関税分野巡り詰めの協議。
日本が「聖域」に掲げる農産品5項目で「安倍晋三首相の判断としてこれ以上1センチも譲れない」と伝え、米側納得せず決着持ち越し。
・地方銀行間で地元以外の大都市圏や大企業向けの融資増が鮮明に。大手行では地元以外の融資が前年比で1割近く伸びている例も。
中小企業向け融資は横ばい圏の銀行多く。地域の資金需要の掘り起しは道半ば。
・中国国家統計局と中国物流購入連合会1日発表、11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)前月比同水準51.4。
景気判断の節目となる50を14ヵ月連続上回るも景況改善の勢いには一服感も。
・2013年度設備投資額ランキング:1位(2012年1位)NTT <9432> [終値5140円]2013年度修正計画1兆8700億円 当初計画比0.0%
2位(6)国際石油帝石 <1605> [終値1188円]1兆574億円 1.7% 3位(2)トヨタ <7203> [終値6380円]9400億円 3.3%
4位(3)日立 <6501> [終値755円]8640億円 2.6% 5位ソフトバンク <9984> [終値8290円]7800億円 41.8%
・セガ <6460> [終値2699円]中国ゲーム大手と提携し2014年からアジアでスマートフォン(スマホ)ゲーム配信。
マーベラスAQL <7844> [終値701円]も海外でスマホ向け強化。日本市場は競争激化。(2日 日経新聞)
・政府、業績悪化した中小企業の経営者が転業したり再び起業しやすくするため、早期に会社清算や再建に取り組める仕組み作る。
最大460万円程度の生活費や自宅などの財産を経営者の手元に残すことを認める。中小企業の新陳代謝促す。
・原子力発電所の新規制基準の対応で、電力10社が追加の安全対策に投じる費用が総額1兆7000億円超に達した。
対策費は今後もさらに膨らむのが確実、電気料金の押し上げ要因となる。電力各社は一段の合理化迫られそう。
・週明けの日経平均株価は1万5000円台後半の高値圏でもみ合うとの見方多い。前週まで3週間で11%上昇、短期的な過熱感も出る。
1ドル=103円台の円安水準を探る展開も予想されル円相場や企業業績の上振れ期待背景にした買いが下支え。週末にかけては模様眺めと。
裁定取引に伴う現物株の買い残高は4兆円強に達し、「何らかの悪材料出れば、裁定解消売りがかさみ調整幅大きくなるリスクもある」と。
・対インラック首相、反政府デモ隊が政府施設占拠拡大しているのに対し「政府が武力を用いることはない」と強制排除などの可能性否定。
下院解散や自身の辞任については「問題解決にならない」と語る。事態収拾策は「反体制派と対話していく」と政権側に手詰まり感。
・中国新規株式公開制度を改革。許可制度から登録制度へ事実上移行。約1年ぶりに新規株式公開再開へ。国の関与縮小。
・武田薬品 <4502> [終値4975円]初の外国人社長の起用決める。
来年6月英グラクソ・スミスクライン(GSK)幹部クリストフ・ウェバー(47)が社長兼最高執行責任者(COO)となり、
1年後最高経営責任者(CEO)に就く。今回は競合相手から引き抜く。(1日 日経新聞)
・トヨタ <7203> [終値6380円]工場で働く期間従業員を期初比6割増、4千人に拡大。
ピーク時1万1600人(2005年6月)も08年以降では高水準。北米輸出や消費増税前の駆け込み需要で新車受注が計画上回る。
マツダ <7261> [終値471円]国内工場フル稼働。同3割増。採用した期間従業員に「入社祝い金」15万円支給。
日産 <7201> [終値936円]7月末までに2千人増員。富士重工 <7270> [終値2892円]来春までに群馬県主力工場で前期比1割増。
・厚生労働省10月の建設・採掘業有効求人数、9万9千人と前年同月比13.4%増。
東日本大震災の復興関連需要とマンション販売の好調で建設現場の人手不足が深刻化。
製造業派遣大手スタッフサービス、8〜10月の派遣人員は前年同期比2割増。
・回転ずし業界、大手同士による初の再編。
業界2位カッパ・クリエイト <7421> [終値1930円]5位元気寿司 <9829> [終値1549円]29日、経営統合発表。
・総務省10月の全国消費者物価指数、基調を示す「食料とエネルギー除く指数」5年ぶりに上昇に転じた。
円安による輸入物価の押し上げ効果に加え、好調な消費が幅広い商品の価格引き上げ始めた。消費・設備投資に好循環。
・経済産業省29日、メタンハイドレートを日本海の上越沖の海底で確認。「鉱山」の内部が大規模に露出。2014年度にサンプル取得へ。
・年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)29日、2013年7-9月期運用実績3兆2418億円の黒字へ。黒字は5四半期連続。
景況感改善、国内外の株式が上昇、評価益が膨らむ。運用利回りは2.71%のプラス。
・国土交通省29日、10月の新設住宅着工戸数、前年同月比7.1%増の9万226戸。
リーマン・ショック直後2008年10月(9万2123戸)以来5年ぶりの高水準。
景況感の改善や14年4月の消費増税にらんだ駆け込み需要が住宅着工押上げ。14ヵ月連続前年同月上回る。
・日本取引所グループ(JPX)<8697> [終値2735円]斉藤惇最高経営責任者(CEO)
来年1月から公表始める「JPX日経インデックス400」の先物など金融派生商品(デリバティブ)導入検討する考え示す。
・インド経済減速。今年7-9月期実質国内総生産(GDP)前年同期比4.8%の伸び。4-6月期を0.4ポイント上回るも通年目標5%台には届かず。
物価抑制と高成長を結ぶ「ラジャン効果」が表れるまではまだ時間も。
・新興企業の業績拡大が鮮明。ジャスダックなど5市場に上場する企業、2013年7-9月期経常利益前年同期比39%増加。
サイバーエージェント <4751> [終値228800円]ビッグデータ活用、利用者の興味や関心細かく分析する需要つかみ経常利益3割増。
ジャストシステム <4686> [終値1000円]
タブレット(多機能端末)使う小学生向けネット教育サービスの利用増加。経常利益37%増、7-9月期としては過去最高更新。
転職情報サイト、エンジャパン <4849> [終値2114円]主力転職サイトでスマホ対応進め、利用者急増。求人広告6割増益。
ガンホー・エンターテインメント <3765> [終値67100円]スマホ向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」ヒット。同四半期利益額首位。
・NEC <6701> [終値226円]売却表明したインターネット接続(プロバイダー)子会社、NECビッグローブの買収に、
伊藤忠商事 <8001> [終値1392円]住友グループ系投資ファンド、ライジング・ジャパン・エクシティ(東京・千代田)、
日本産業パートナーズ(東京・千代田)1次入札通る。300億〜1千億円弱の幅で交渉見込み。2次入札は12月中実施へ。
・日立 <6501> [終値755円]情報通信システム事業で年間500億円程度をM&A(買収・合併)に投じ、海外展開加速へ。
海外でもシステム構築から運用まで総合的に提供する体制早急に整える。(30日 日経新聞)
・今年4月以降「オール電化住宅」の全国設置戸数(沖縄除く9電力)2013年3月比で約3.9%増約542戸。ガス併用に比べ光熱費2〜3割安。
オール電化普及に伴い電力需要も増加する事態になっている。
電力各社原発停止に伴う節電要請や電気料金値上げへの配慮からオール電化の宣伝活動控えている。(2日 産経新聞)
・2013年新規株式公開(IPO)は前年より10社多い58社となり2007年以来6年ぶりの水準に。
安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」追い風にこれまで上場に慎重だった企業がIPOに踏み出すケース相次ぐ。
来年は70〜80社程度上場とも。昨年末から40者連続で初値が公開価格上回り、06年春の「新規上場バブル」時の39社連続を超えた。
来年はリクルート、LINEなどの上場も取りざたされている。
・中国証券監督管理委員会、株式市場活性化するため上海など証券市場の新規株式公開(IPO)手続き迅速化、
来年1月末までに約50社上場へ。現在約760社がIPO申請。今後1年間で審査完了する方針。 (1日 産経新聞)
・韓国、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に対し、日本などTPP交渉参加国と個別協議行う方針表明。消極姿勢事実上転換。
・政府・自民党財政再建に向けた取り組みの一環として高級の飲食に対して課税する新税導入検討。
企業の使う交際費の一部非課税とする優遇策の拡充とセットで実施、景気刺激と財政確保の両立目指す。
1回の飲食で1人当たり1万円超えたら1人数百円程度の税を課す案浮上。
・野村証券 <8604> [終値811円]20代中心に若手社員対象、来年4月から賃金平均約2%引き上げ。
「初級職」「業務職」の計約3800人と「一般事務補助」の180人。全社員(1万3千人)の約3割。月額「初級職」に1万円、他は5千円。
・東電 <9501> [終値546円]千葉県富津市富津火力発電所に新設する液化天然ガス(LNG)タンク2基について、
2017年から輸入する北米産新型天然ガス「シェールガス」専用とする方針固める。10年間で総額約400億円投じる計画。(30日 産経新聞)
・欧州偽りの夜明け 忍び寄るデフレ、ドイツ1強の危うさ。
2ヵ月にわたった連立協議の決着で12月下旬独連立政権発足。市場も欧州のパワー・ブローカーの「政治空白」終結を好感。
安定した欧州ー勝ち組ドイツの効用とは裏腹に南欧ではこの言葉がむなしく響く。
為替の調整弁のないユーロ圏で競争力取り戻すには、構造改革を進めるしか道はなし。
6月以降欧州連合(EU)域内の取引所の株式時価総額は200兆円増加。
改革には副作用付きまとう。賃下げと相まって物価に低下圧力。
11/7欧州中央銀行(ECB)による電撃利下げは域内の強い物価低下圧力に対応する狙い。
世界にとって再び「リスクの震源」となるのか。
・欧州偽りの夜明け 「日本化」懸念、急速に台頭。
景気底入れに逆行、物価に下落圧力。債務危機、緊縮財政の副作用。
10/31発表10月ユーロ圏の消費者物価指数(CPI)、前年同月比0.7%と4年ぶりの低水準、市場予想の約1%から下振れ。
物価の下落の波は欧州全般に及ぶ。ディスインフレを経て1990年代にデフレに陥った日本、欧州ではこの「日本化」懸念急速に台頭。
原因の一つに債務危機が迫った緊縮財政。内需縮小招き、輸出拡大強いられたため。
フランスやスペインがドイツとの差埋めて輸出拡大するには賃金の抑制が避けられず、これが国内消費の足を引っ張る。
・欧州偽りの夜明け 外需頼みの株高浮き彫り。脆弱な域内需要、新興国減速の悪夢。
ついこの間まで、危機でマネーが逃げ出していた欧州。今は風景が一変。
世界の投資信託の資金流出入動向で欧州ファンドは11月中旬まで21週連続流入超。過去最長の欧州株ブーム。
株式市場では最高値圏にあるドイツをはじめ、主要欧州株価指数はリーマン・ショック後の高値圏で推移。
新興国需要で欧州の立ち直り支える。新興国の経済が減速すれば欧州も無傷ではいられず。
・欧州偽りの夜明け 増え続けつ失業、鬱積する不満。「反EU・ユーロ」極右政党、国境超え連携強める。
・欧州偽りの夜明け すくむ政治、金融市場に矛先。ドイツ取引税導入を検討、南欧にも圧力。
欧州中央銀行(ECB)銀行審査、公的資金注入の引き金引く恐れも。
国の財政を痛め、それが国債価格の下落招き、銀行の財務傷める「負の連鎖」再来の引き金になる可能性秘める。
ストレステスト(資産査定)は「パンドラの箱」を空けることになるのか。
・株高・円安が一段と進む。日経平均株価先週1週間で280円上昇。5/22に付けた年初来高値上回り、2007年12月以来6年ぶりの水準。
円相場は1ドル=102円台後半と約6ヵ月ぶりの水準に下落。欧米ヘッジファンド勢による「日本株買い・円売り」が継続。
ファンド勢が仕掛けた11月からの強力な株買い・円売り。彼らの多くが11/28の米祝日(感謝祭)前に持ち高手じまうとの見方強く。
ふたを開けると先物主導で株価は大幅上昇。円相場一時1ユーロ=139円台後半と約5年ぶりの安値へ。
市場では日銀が「来春にも追加の金融緩和に踏み切る」との予想多い。円安支えに「来期まで見通した企業業績の拡大期待」。
海外投資家11月1〜3週だけで日本株2兆円強買い越し。海外勢が日本株を選考する流れは続くと強気の見方増えている。
・円相場下落。11/29一時1ドル=102円台後半と半年ぶりの円安・ドル高水準に。5/22に付けた今年の最安値水準103円74銭も迫る。
日米株価の上昇追い風、リスク取りやすくなった投資家が安全資産とされる円を売っているため。
今週から年末にかけて黒田東彦日銀総裁はじめ、日銀政策委員の講演が相次ぎ予定、その発言に市場の注目が集まりそう。
・12/6、米雇用統計(11月分)発表。非農業部門雇用者数は前月比20万人程度のプラスと前月に続き底堅く推移との見方が濃く。
雇用が上向いても12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合では機は熟さず、2014年1月以降に緩和縮小の決断先送りされるとの見方大勢。
1〜3月のFOMCが量的緩和縮小と追加緩和措置との抱き合わせ実施巡る大きなヤマ場となると見られる。
・1年余り続く米住宅市場の急激な回復ピッチにブレーキがかかる兆しでる。住宅価格の上昇を主導してきた投資家の買いは今後鈍る見通し。
市場の過熱感も沈静化。新規購入者の住宅ローン需要も6月以降弱含む。
物件が大幅に値上がりすれば、賃料が上がらない限り賃貸住宅投資の利回りは下がる。
利回りが頭打ちになってきたことで投資家は買いを手控え始めている。
米住宅街気の長い回復を続けるには、投資家中心から実際に住むための家を買う個人ら実需中心へと主役切り換えられるかが焦点。
・オーストラリア経済のけん引役を資源関連投資からサービス産業などに切り替えようとしている。
資源関連の投資ブームはピーク過ぎると豪資源・エネルギー経済局は11/27発表の報告書で指摘。
今後プラント建設などの終息が景気押し下げ要因となるのが必至。その前に新たな産業を育てようとする現政権の試み一部実を結びつつ。
有望産業の一つは観光業。狙うは中国人観光客。
・楽天 <4755> [終値1574円]株価上昇。ジャスダックから東証1部への市場変更切っ掛け。市場は「攻めの資本政策」評価。
事業面の戦略と合せ、グローバル成長銘柄への脱皮が進むことに期待高まる。
株主優待制度導入、クーポン金額換算で約8300円。利回りクーポンだけでも5.3%になる。
・発掘実力企業:大真空 <6962> [終値386円]増収率高い(10)
米アップルなどスマートフォン(スマホ)の主要メーカーを顧客に持つほか、自動車の電装部品向けの伸びも追い風に。
2014年3月期前期比16%増収、経常利益は4割増見込む。
将来成長分野として期待は、超小型音叉型水晶振動子。ウエアラブル端末やスマートカードに搭載。10月から世界最薄の新製品生産開始。
来年2月から月200万個を量産する計画。ポストスマホへの取り組みが今後のカギに。
・太平洋セメント <5233> [終値414円]住友大阪セメント <5232> [終値396円]の株価、伸び悩む。
復興需要などセメント需要は引き続き堅調も販売増による業績改善は株価に織り込み済み。
目下の焦点はセメントの値上げの成否。需要かである総合建設会社(ゼネコン)の業績が厳しく、値上げ浸透するかは不透明。
・ダイキン <6367> [終値6500円]2016年までの中期経営計画発表。
期間中に売上高で今期予想比24%増2兆2000億円、営業利益で57%増2200億円目指す考え。
海外販売拡大に加え、好採算のソリューション事業に取り組むことで大幅な増益目指す。
・会社がわかる 特集江崎グリコ <2206> [終値1170円]主力チョコレート菓子「ポッキー」軸に海外戦略進める。
2020年までにポッキーの世界売上高、現在の3倍10億ドルに引き上げる計画。ポッキーはグリコでほぼ唯一のグローバル商品。
世界30ヵ国で販売、年間販売数5億個のうち、海外が3億個占める。
高止まりしている原材料の仕入れ費用は課題に。
構造改革の成果も出つつある中、売上高を国内外でどこまで拡大して費用増吸収できるかが問われる。
・日経平均株価1万5727円と6年ぶりの水準に上昇。
「5.23ショック」からほぼ半年、海外投資家の買いが再び盛り上がり、円安材料に一部の輸出関連株の上昇が加速。
半面株価が半年前の水準に達していない主力株も多い。株高が持続するかどうかは出遅れ組の業績動向にかかる。
海外投資家による日本株の買越額は年初から累計で約13兆円。過去最高の2005年(10兆円)と比べてもピッチは速い。
11月に年初来高値更新した主な銘柄:パナソニック <6752> [終値1175円]11/8比騰落率18.2%
KDDI <9433> [終値6430円]17.3% 富士フイルム <4901> [終値2797円]NKSJHD <8630> [終値2839円]15.7%
オリックス <8591> [終値1865円]14.0% ソフトバンク <9984> [終値8290円]13.9% 村田 <6981> [終値8810円]12.9%
5/22終値を下回っている主な銘柄:ニコン <7731> [終値1942円]5/22比騰落率▲32.2%
コマツ <6301> [終値2129円]▲28.4% 日東電工 <6988> [終値5210円]▲26.1% いすゞ <7202> [終値654円]▲25.4%
日産自 <7201> [終値936円]▲23.0% 旭硝子 <5201> [終値661円]▲19.6% 東ガス <9531> [終値510円]▲18.7%
・金の国際相場が7月上旬以来の安値で推移。
米国の株高やドル高背景に売りが先行、市場では「買い材料が見当たらない」と悲観視する声も。
一方、金相場の下値は限られてるとの見方も多い。ファンド勢がリスク分散目的に金を買う需要は強いと。
・OUT Look:今週の株式相場はもみ合いか。週の前半は米国のクリスマス商戦の動向などが材料視され、上値を試す展開も期待。
週後半は6日の米雇用統計意識した持ち高調整の売りも出てくる可能性も。
12/2、米サプライマネージメント協会(ISM)製造業景気感指数、3日に新車販売台数発表予定。米景気回復示す内容なら日本株支援材料。
需給面では警戒感も。裁定取引ともなう現物株の買い残は買い残高22日時点4兆円超え「5.23急落」の前のピーク(4兆3000億円)に接近。
来週13日には先物・オプションの特別清算指数(算出日)控え、「先物には仕掛け的な売買が入りやすい」との声も。
・Wall Street:今週の米株式相場は高値圏でもまう展開か。最大の注目材料は雇用関連の指標。
年末商戦の行方にも関心が高い。米経済の回復を示しながら、量的緩和の早期縮小促すほど強くないという「適温」材料続くかどうか。
ダウ工業株30種平均は週間ベースで8週連続上昇。高値圏で推移しているため利益確定の売りも出やすい状況。
米雇用統計非農業部門の雇用者数前月比18万8000人程度増加見通し。
4日発表の11月AFP全米雇用リポートも材料視されそうと。
・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派44% (前回比-8)弱気派30%(同-1)中立派26%(同+9)
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち19指数が上昇。
上昇1位台湾週間騰落率3.6%(12年末比騰落率9.2%)2位アルゼンチン3.4%(100.4%)3位インド2.8%(7.0%)8位日本1.8%(50.7%)
下位25位ロシア▲2.9%(▲8.1%)24位インドネシア▲1.4%(▲1.4%)23位カナダ▲0.6%(7.7%)19位米国0.1%(22.8%)
2012年度比騰落利率 1位アルゼンチン100.4% 2位日本50.7% 3位ギリシャ31.7% 4位ドイツ23.6% 5位米国22.8%
最下位ブラジル▲13.9% 24位ロシア▲8.1% 23位トルコ▲3.1% 22位上海▲2.1% 21位タイ▲1.5% 20位インドネシア▲1.4%
・ランキング:5月22日日覚株価上昇率ランキング 時価総額2000億円以上東証1部上場対象。
1位ヒューリック <3003> [終値1802円]上昇率79.8% 2位ミネベア <6479> [終値723円]78.5%
3位セイコーエプソン <6724> [終値2476円]67.0% 新興国向けプリンターけん引。
4位スタートトゥデイ <3092> [終値2626円]53.1% スマートフォン(スマホ)アプリ「WEAR」寄与期待。
11位TOTO <5332> [終値1504円]30.7% 国内重説事業好調。年間配当前期実績6円増20円。
33位キーエンス <6861> [終値41150円]23.6% 2013年4-9月期決算は半期ベースで過去最高益。けん引役は海外事業。
・紙上座談会:沢上篤人氏(さわかみ投信)キャシー・松井氏(ゴールドマン・サックス証券)
芳賀沼千里氏(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)辻村裕樹氏(日興アセットマネジメント)
なぜ急ピッチで上昇?
沢上氏:企業業績の先行きに明るさが増す。年金などの中長期投資主体とする海外投資家の本格的な買い。
世界経済は一本調子ではないかもしれないが今後も拡大基調たどる。
松井氏:米国株やドイツ株に比べ出遅れ。この遅れをキャッチアップした。イエレン副議長のハト派的姿勢を確認できたことも安心感に。
緩和縮小で米金利の上昇期待が高まり、対ドルでの円安が進むとの思惑も日本株買いの背景。
芳賀沼氏:グローバルマクロ系ヘッジファンド中心とした短期筋の売買比率は4、5月より小さい印象。
その分中長期で買い持つる海外投資家の資金が入る。日経平均株価が1日で1000円超下げるような極端な調整は起きにくく。
米国株は2009年3月以降約4年半上昇。経験則では上昇相場は長くて5年で調整局面に入る。1割程度の調整であればいつ起きても。
辻村氏:長期のデフレに陥った理由の一つは政治の不安定さ。
1992年から20年ほどで日本では15回首相誕生。政治が安定しないから根本的なデフレ対策が打てず。
米国株価指数は最高値更新も過熱感はない。経済や企業業績のファンダメンタルズからみても現在の株価水準は行き過ぎではない。
今後の注目材料・相場見通し。
松井氏:企業が賃上げに動くかどうか。実質所得が伸びれば消費など内需刺激され、経済は活性化する。
1年後の日経平均は1万7500円、2年後には2万円と予想。
辻村氏:米量敵緩和の縮小「テーパリング」の開始時期。早ければ2014年1月にも。読み切れないのが世界の個人投資家の動き。
日本の個人の現預金の動向にも注目。14年度末には日経平均株価は1万8000円上回り、2万円を狙う展開と予想。
上昇相場は5年以上の長期にわたって続くことも。足元は助走期間に過ぎず。
沢上氏:長期金利。黒田東彦日銀総裁掲げる2%の物価上昇率が実現すれば長期金利は3〜4%の水準へ。
銀行や不動産セクターの株価は弱く、一方世界経済の成長に乗ってる企業の業績は金利には左右されず。
日経平均は14年4月には1万8000円に届く。
足元の上げは株高の第2ラウンドに過ぎず、日本株はとんでもなく大きな上昇相場に入ったと見る。
芳賀沼氏:日経平均株価は1万8000円を狙える。
投資妙味がありそうなのは設備投資絡みの融資の伸びが期待できる金融株や比較的割安な水準にある電機株。(日経ヴェリタス)
・日本ゼオン <4205> [終値1147円]次世代炭素材料「単層カーボンナノチューブ(CNT)」の商業生産に乗り出す。
2015年に量産プラント稼働。まず年間数トン程度の生産となる見通し。コストは従来の1000分の1程度。
キャパシターや燃料電池向けなど幅広い用途が期待されている。
・MUTOHホールディングス <7999> [終値471円]自社ブランドによる3Dプリンターの製造・販売始める。自社開発品の投入決めた。
個人向け3Dプリンター手始めに、業務用へと展開。造形材料も国内メーカーと共同開発。
国内主要プリンターメーカーによる3Dプリンター市場参入は初。シリーズ化し数年で売上高20億-30億円の事業に育てる。
・メディネット <2370> [終値47400円]
再生医療や細胞治療に用いる細胞の培養加工を医療機関などから請け負う受託サービス事業体制整える。
細胞治療製品の独自開発・事業化に関わる業務を近く設立する新会社に移管。メディネット本体は受託サービス実施主体に。
・中国工 <5974> [終値769円]新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同
燃料電池車(FCV)のインフラとなる水素ステーション向け複合容器畜圧器(水素貯蔵容器)開発へ。
300リットルまで大型化し2018年の実用化目指す。価格1000万円程度想定。 (日刊工業新聞)
・東レ <3402> [終値724円]吸水速乾性の高い生地開発。来年2月メドに量産に入る予定。
細いポリエステル糸を高密度に編み、面積当たりの意図の本数増やした。吸汗性能2倍。スポーツ衣料などでの採用提案。
・今年度設備投資動向、当初計画比増加額ランキング
【増加】1位ソフトバンク <9984> [終値8290円]増加額2300億円 増加率41.8% 2位JXHD <5020> [終値533円]400億円 7.1%
3位積水ハウス <1928> [終値1413円]370億円 17.6% 4位三菱電機 <6503> [終値1183円]300億円 17.6%
4位トヨタ <7203> [終値6380円]300億円 3.3% KDDI <9433> [終値6430円]300億円 7位日立 <6501> [終値755円]220億円 2.6%
【減少】1位キャノン <7751> [終値3410減少額300億円 減少率11.5% スズキ <7269> [終2630円]300億円 11.1%
3位明治HD <2269> [終値5720円]102億円 16.6% 4位神戸鋼 <5406> [終値176円]100億円 8.3%
4位日野自 <7205> [終値1587円]100億円 12.5% ダイハツ <7262> [終値1874円]100億円 8.7%
・米政府次世代ガス資源として注目されるメタンハイドレートの研究本格化。
テキサス大やマサチューセッツ工科大学(MIT)など計画する7つの研究プロジェクトに総額約500万ドル(約5億円)の助成金交付。
シェールに続くエネルギー資源開発の商業化につなげたい考え。
・グーグル日本法人(東京・港)29日、話し言葉で検索でき、結果も音声で回答するサービス始めた。
・KLab <3656> [終値764円]中国インターネット大手奇虎(チーフ―)360テクノロジー(北京市)と資本提携。
奇虎引受先とする第三者割当増資を12月中にKLabが実施。KLabは増資で得る約6億円の資金をゲーム開発や中国販売促進費用に充てる。
・9月の日本メーカーによる電子部品の世界出荷額、3197億円と前年同月比23%増。7ヵ月連続プラス。
スマートフォン(スマホ)など携帯機器向けに加え、自動車向けの部品の需要が堅調に伸びる。
・みらかHD <4544> [終値4760円]傘下検査薬大手富士レビオ(東京・中央)
今年度内メドに骨粗しょう症などの診断向けに新たな試薬導入。
カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値3255円]開発した「ADLibシステム」技術活用して試薬に使う後退取得、感度100倍高い。
カイオムは富士レビオよりロイヤルティー収入受け取る。
・大日本住友製薬 <4506> [終値1475円]神戸市にiPS細胞活用した再生医療の研究拠点設ける。
2014年春メドに理化学研究所の発生・再生科学総合研究所センターのあるこうべ医療産業都市内にある細胞の培養施設などを開設。
・日鉄住金テックスエンジ(旧太平工業) <1819> [終値455円]
新日鉄住金 <5401> [終値332円]全額出資する設備エンジニアリング・保守会社7社と2014年10月メドに合併へ。(日経産業新聞)
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第三者割当
ネットプライス <3328> [終値82000円]9600株 8万2200円 12/25 割当先 デジタルガレージ
KLab <3656> [終値764円]91万8500株 649円 12/24 割当先 Qihoo 360 Technorogy
130万株 649円 12/24 割当先 ドイツ銀行ドイツ支店
株式分割
レカム <3323> [終値3440円]2014年3/31 1株→100株 一単元株式数変更 2014年1/1 1株→100株
ミルボン <4919> [終値4260円]12/20 1株→1.2株
サン電子 <6736> [終値2780円]12/31 1株→2株
丹青社 <9743> [終値659円]2014年1/31 1株→1.3株
公募・売り出し価格
日本ドライケミカル <1909> [終値2430円]14万900株
物語コーポ <3097> [終値3855円]100万株
サン電子 <6736> [終値2780円]100万5900株 申込み/- 払込日/
KYB <7242> [終値619円]3000万株
新規公開株
コード 市場 銘柄 幹事証券 公募価格 発行株数 単位株
12/3 <6082> マザーズ ライドオン・エクスプレス 野村 2,000円 1,196,000株 100株
12/6 <4588> マザーズ オンコリスバイオファーマ 日興 2,600円 2,553,000株 100株
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(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、まちまち。
感謝祭の休日明けで短縮取引(米東部時間後以後1時まで)で商いは薄く。
連休を取る方も多いとのこと。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約20億株。
週間ではダウ工業株30種平均は0.1%高、8週続伸。ナスダック指数は1.7%高、3週続伸。S&P500種も0.1%高、8週続伸で終了。
ダウは週間での上昇は8週間までとの記録が多く、9週連続の上昇はなかなかないといった声も・・・
11月月間ではダウは3.5%高、ナスダック指数は3.6%高、S&P500種も2.8%高とそれぞれともに3ヵ月続伸となった。
欧州株式市場はまちまち。
英国株式市場は小反落も、銀行当局の規制緩和もあり金融株は上昇。
全体に商いは低調、独DAXは2営業日続伸。
東京株式市場で日経平均は反落。
感謝祭で米系外国人の取引減少、週末でもあり利益確定売りやポジション調整の動きも。
引けにかけては下げ渋る動きも出て終了。
東証1部騰落数は値上がり698銘柄、値下がり880銘柄、変わらず183銘柄に。
週間ベースで日経平均株価は1.8%高、TOPIXは0.8%高、ともに3週続伸。
マザーズ指数は2.5%高、3種続伸。日経ジャスダック平均は0.8%高、4週続伸。東証2部は0.8%高、4週続伸で終了。
11月間ベースで日経平均株価9.3%高、2ヵ月ぶり反発。が、TOPIXは5.4%高、3ヵ月続伸。
マザーズ指数は9.3%高、2ヵ月ぶり反発。日経ジャスダック平均は2.2%高、3ヵ月続伸。東証2部は1.7%高、2ヵ月ぶりの反発。
月間で見ると日経平均とマザーズ指数の上昇が突出してる恰好です。
【銘柄研究】は個別銘柄とNISA候補。
http://www.koronoasa.com/koroasamembers/
日経新聞社、環境配慮製品・サービス普及、環境ビジネス促進目的に「エコプロダクツ2013」開催。12/12〜14 東京ビッグサイト。
省電舎 <1711> [終値2237円]省エネルギー関連注目されるところも・・・
エイジア <2352> [終値1354円]出直り始めたような・・・
みらかHD <4544> [終値4760円]傘下検査薬大手富士レビオ(東京・中央)
今年度内メドに骨粗しょう症などの診断向けに新たな試薬導入。
カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値3255円]開発した「ADLibシステム」技術活用して試薬に使う後退取得、感度100倍高い。
カイオムは富士レビオよりロイヤルティー収入受け取る。
ナノキャリア <4571> [終値228800円]不思議なことに毎年1月に大幅高する傾向があります。
来年も絶対上がるとはいえないところですが、可能性は高いのではないでしょうか?
でしたら12月中安いところがあったら打診して良さそうなところも・・・
また大崎電気 <6644> [終値546円]こちらも1月は上昇するようなアノマリーがあります。
スタートトゥデイ <3092> [終値2626円]丁度良さそうな押し目に来たようなチャートの絵面?
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