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サントリー大型買収

2012年1月14日(火)晴れのち曇り

・サントリーHD(大阪市)13日、米蒸留酒大手ビーム社を総額160億ドル(約1兆6500億円)で買収合意。
 買収でサントリーは世界の蒸留酒メーカーで10位から3位へ浮上。

・日揮 <1963> [終値4005円]米石油大手シェブロンからカナダ液化天然ガス(LNG)設備の建設受注。総事業費1兆円。
 カナダ初の大型LNG事業で、2018年にも日本へ輸出する。将来的に世界屈指のLNG輸出国になる見通し。

・政府、海外からインターネット通じて日本に配信される音楽や書籍などへの消費課税を2015年度にも始める方針。
 欧州連合(EU)を参考に日本の個人向けにネット配信する海外企業に国税当局への登録義務付け、徴税へ。

・政府、数ヶ月〜数年先の電力売買できる先物市場を2016年度にも創設する方針。先物を売買すれば価格変動による損失を避けやすくなる。

・13日午前のNY外国為替市場で円が一段高、一時1ドル=102円97銭程度付け、2013年12/18以来約1ヵ月ぶりの水準。
 米雇用統計が市場予想を下回り、米量的金融緩和策の縮小も緩やかなペースになるとの思惑強まる。

・米主要企業の2013年10-12月期決算発表が今週から本格化。市場予想では主要500社の純利益は前年同期比約7%増加見通し。
 良好な企業業績が確認されれば、米株式相場を下支えしそうと。増益率昨年4-6月期約5%、7-9月期約6%を小幅に上回りそう。

・タイでインラック政権打倒と2月の総選挙阻止目指す反政府デモ隊13日、「首都封鎖」掲げてバンコクの主要7交差点占拠。
 政権への圧力強める構え。日本企業も営業拠点休業も。経済活動や市民生活への悪影響は避けられず。 

・日本の農業機械メーカーが東南アジアで存在感高めている。
 秘訣は製品の品質だけでなく、現地の週間に合わせた改良や小口ローンなど現地へのきめ細かい対応。

 ヤンマー(大阪市)ヤシの実が稲刈り農機に引っかかり故障の原因。農家と意見交換で故障防ぐ。

 クボタ <6326> [終値1755円]購入後1年間で3回の無料点検約束。サービス拠点も44ヵ所まで増やす。独特のローンも開発。
 タイのコンバイン市場で6〜7割、トラクターで7割のシェア保有。

 井関 <6310> [終値311円]今月、インドネシアでトラクターの現地生産を始めるなど市場開拓本格化。

・凸版印 <7911> [終値823円]2014年末メドに100億円投じて高精細映像の表示可能にする半導体向け樹脂基板の生産ライン新設。
 「4K」映像や高速通信使ったゲーム等の利用が広がり、半導体の高性能化や薄型化のニーズ高まると判断。

・熊本大千住覚准教授ら、iPS細胞使ったがん免疫療法開発。すい臓がんや胃がんの治療想定したマウスの実験で、がん進行抑える効果確認。
 2016年目標に医師主導の臨床試験(治験)開始。iPS細胞の活用が臨床応用に弾みつける可能性がある。

・理化学研究所(独立行政法人)世界最高性能の創薬スーパーコンピューターを実用化。
 2014年中に神戸市のある理研計算科学研究機構内に設置、稼働させる。国内最速の汎用スパコン「京」の100倍。(14日 日経新聞)

・一人暮らしの高齢者や認知症の顧客への対応が金融機関の経営課題として重み増す。
 口座や資産管理を確実にするため、こまめな安否確認や丁寧な接客、地元自治体との連携の必要性高まる。
 金融機関の支援員13年9月で約16万人。この1〜2年で急増。

・コンビニエンスストア大手5社、2014年度合計で4800店国内で出店。純増数(出店から閉店引く)3200店程度とともに過去最多。
 セブン-イレブン・ジャパン <3382> [終値4395円]ローソン <2651> [終値7960円]ファミリーマート <8028> [終値4845円]
 上位3社そろって千店以上出店は初。国内店舗は既に5万店超、各社消耗戦になりつつ。

・甘利明経済財政・再生相12日、消費税率2015年10月から8%から10%に予定通り引き上げるかについて、
 今年12月の15年度予算編成直前に安倍晋三首相が判断する見通し示す。増税する場合は経済対策まとめる考え示す。

・日本の食卓が様変わり。生鮮食品の購入量が大きく減り、弁当などの調理食品の2012年の購入額は1990年比3割増。
 「素材(そざい)」から「総菜(そうざい)」へ。総菜や冷凍食品は家事負担軽くし、共働きなど忙しい家庭支える。
 生鮮食品の購入控えた主因は「価格が高い」で、全体の30%占める。日本の農業分野の改革にも微妙に響く。

・調理食品購入拡大と歩調を合わせ膨らんだのは生活習慣病にかかる医療費。日本の糖尿病の医療費は2011年度に1990年度比約2倍。
 全体の医療費の伸び(1.5倍)を上回る。食生活の変化は財政にも影。日本の男性29.1%、女性19.4%が「肥満」に分類。

・日本取引所グループ(JPX)<8697> [終値2856円]大阪証券取引所、外国為替証拠金(FX)取引、「大証FX」今秋にも休止へ。
 戦略練り直したうえで、同分野への再参入を模索すると見られる。東京金融取引所のFX市場「くりっく365」との競争も激しく。

・中国習近平指導部2020年までに、農村から地方都市へ約1億人の人口流入促す方針。
 これまで制限していた農村から都市への戸籍の転換も進める。
 都市化の推進でインフラ需要喚起し、都市と農村の格差縮小し内需拡大へつなぎたい考え。

・中国上海市の衛生当局、12日までに同市の女性(58)と男性(56)の2人が新たにインフルエンザウイルス(H7N9型)に感染。
 浙江省でも78歳と34歳の男性の感染確認された。

・電子部品大手、高速データ通信サービス「LTE」対応スマートフォン(スマホ)向け電子部品相次ぎ増産。
 SAWフィルターなど含む「その他受動部品」世界市場をほぼ独占する日本メーカーに追い風。

 村田製作所 <6981> [終値9860円]「SAWフィルター」2013年度下期に上期比5%増強。13年度上期にも12年度比25%増強したばかり。

 TDK <6762> [終値4915円]新型SAWフィルター開発、14年度に市場投入。
 同フィルター中心に高周波部品種類2-3年以内に5割以上増やし、同分野の売上高現在比2〜3割増の1200億円程度に増やす。

 太陽誘電 <6976> [終値1317円]
 日立 <6501> [終値846円]から取得した東京都青梅の半導体工場、14年度にも稼働。SAWフィルターの供給体制強化。

 アルプス電気 <6770> [終値1195円]
 LTEの高速データ普及に伴い、高画質カメラのスマホ搭載進むと予測。カメラのピンと合せるアクチュエーターの出荷増狙う。

 京セラ <6971> [終値5130円]
 より薄型のスマホ用半導体向け樹脂基板を今夏から生産。投資額150億円で昨年12月竣工。数年後年間200億円の生産目指す。

・ヤマハ <7251> [終値1682円]2013年12/31付で自社保有する光ディスク関連特許侵害したとして、
 東芝 <6502> [終値569円]と韓国サムスン電子の合弁会社を米国で提訴。(13日 日経新聞)

・ヤマトHD <9064> [終値2018円]インターネット通販利用者が受け取った商品を確認後に代金支払えるサービス今月から始める。
 ヤマトが通販業者に代金建て替え、利用者はコンビニエンスストアなどで後払い。ネット通販市場の拡大に弾みも。
 ヤマトは金融子会社のヤマトクレジットファイナンス(東京・豊島)が与信管理担う。審査通れば利用者1人当たり5万円限度で建て替え。 

・日本とインド両政府、共同でインドに進出する日系企業対象とする投資ファンドを2014年度中に創設。
 企業価値高めた後株式を売って利益を得る。運用規模300億〜400億円程度。
 公的支援活用し日本からインドへの民間投資増やし、経済関係強化する。

・防衛省、航空自衛隊の次期戦闘機F35について、購入機数現在予定している42機より増やすことを検討。
 中国軍機が日本周辺空域での活動活発化、自衛隊も能力向上で対応する。

・今月4月の消費増税が近づく中、消費者の買いだめや駆け込む需要など想定程起きない可能性浮上。
 消費者の6割程度が増税前には「買いだめなどしない」と答えた。
 増税後も買い控えや節約志向は根強く、消費の盛り上がりに欠けた状態が続く公算も。

・花王 <4452> [終値3300円]アジアで中間層向けの衣料用洗剤売り出す。どんな地域の水でも汚れ落ちがいい洗浄成分開発。価格2割安く。

・東芝 <6502> [終値469円]2014年中に自動車向け小型リチウムイオン電池の生産能力倍増へ。
 柏崎工場(新潟県柏崎市)で車両ベースで年100万台分程度生産できるように。投資額50億円程度。
 アイドリングストップ機能搭載した車向けに供給。

・スキー・スノーボード人口に反転の兆し。主なスキー場の年末年始の利用者数は、前年同期比1割前後増加。
 景気回復に加え、円安や海外での営業強化で外国人客が増加。家族連れでゲレンデ訪れる姿も目立つ。(12日 日経新聞)

・政府、企業内保育所が増えるように後押しする制度を2015年4月から導入。
 現在は5年限りの運営費補助を、定員の4分の1以上を地域住民に開放すれば、無期限の補助に。待機児童の解消につなげる。

・大和ハウス <1925> [終値1973円]インターネット通販向け物流施設の開発本格化。
 2015年までに2千億円投じて全国の大都市近郊30ヵ所に施設を建設、ネット通販各社や物流会社のニーズ取り込む。 
 物流施設は賃貸契約が10年以上の長期にわたり安定収益見込める。

・細川護煕元首相(75)東京都知事選(25日告示、2/9投開票)に出馬する意向固めた。無所属で臨む考えも示す。

・携帯電話大手3社、2013年12月の契約動向。NTTドコモ <9437> [終値1749円]11年12月以来2年ぶりで月間契約純増数で首位。27万9100件。
 ドコモの売るスマホの6〜7割はiPhone(アイフォーン)占めるとみる業界関係者も。ドコモから転出する顧客減が要因。

 ソフトバンク <9984> [終値9020円]KDDI <9433> [終値6260円]はともに純増数22万件強。ソフトバンク首位記録は23ヶ月で途切れる。

・少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)始まって1週間、NISAの実際の買い付けでは武田 <4502> [終値4820円]がトップ。
 高配当の銘柄に人気集まる。長期保有を考えた銘柄選びが顕著。投資信託に毎月定額積み立てる手法も目立つ。 

 みずほFG <8411> [終値237円]ソフトバンク <9984> [終値9020円]キヤノン <7751> [終値3235円]三菱UFJ <8306> [終値686円]
 トヨタ <7203> [終値6290円]NTTドコモ <9437> [終値1743円]野村 <8604> [終値819円]など続く。

・米雇用統計(12月)非農業部門の雇用者数、前月比7万4000人増にとどまる。市場予測平均(約20万人増)を大きく下回る。
 10万人台下回ったのは5ヵ月ぶり。建設業の雇用者数マイナスに転じ、サービス業も「情報」がマイナスに転じる。
 昨年11月の改定値は24万1000人増(速報20万3000人増)に上方修正。失業率2ヵ月連続低下、前月比0.3ポイント下がり、6.7%となる。

 今後の焦点1/28〜29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に移る。市場では「雇用の調整は一時的、今年1月分からは上向く」との観測も。

・日米欧や中国、ロシアなどの主要国、9日「国際宇宙探査フォーラム」開き、火星有人探査目標に国際協力拡大することで合意。
 宇宙空間の平和的な利用に向けた国際協調などもうたう。2016年か17年に次回会合日本で開催。

・経済産業省、再生エネルギー2014年度の買い取り価格の議論開始。
 太陽光買い取り価格2年連続で下げる一方、洋上風力には優遇価格新設して投資後押し見込み。バイオマス(生物資源)は据え置き公算。

 太陽光12年度40円、13年度36円、14年度見込み30円台前半。風力12年度22円、13年度変わらず、14年度見込み35円前後。
 地熱12年度26〜40円、13年度、14年度見込み変わらず。バイオマス12年度13〜39円、13年度、14年度見込み変わらず。

・外国為替市場でユーロ相場の高止まり続く。欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の神通力に陰りが出たからと。
 ユーロ高試す「催促相場」の兆しも。

・内閣府10日発表、2013年11月の景気動向指数、数か月先の景気の現状示す先行指数、前月比1.0ポイント高、110.8に。3ヵ月連続の上昇。
 07年5月以来6年6ヵ月ぶりの高水準。現状の景気動向示す一致指数と前月比0.1ポイント高、110.5と小幅ながら3ヵ月連続で上昇。

・戸建て住宅大手の受注回復に時間かかる。昨年9月までの駆け込む受容の反動で12月の受注額大幅減少。

 最大手積水ハウス <1928> [終値1510円]前年同月比28%減、住友林業 <1811> [終値283円]24%減。
 ミサワホーム <1722> [終値1590円]も2割程度減少と各社とも前年を大きく下回る。
 3月末までに引き渡せば現行税率が適用される分譲住宅では積水ハウス1%、ミサワホーム21%増と好調。

・2013年全国百貨店売上高(全店ベース)6兆1453億円。16年ぶりに前年上回る。既存店ベースでは2年連続プラスへ。

・三菱自 <7211> [終値1086円]家庭用コンセントで充電可能なプラグインハイブリッド車(PHV)3車種に広げる。
 SUV(多目的スポーツ車)「アウトランダー」に加え、「パジェロ」などに追加。量産に入る。充電インフラ整備追い風。

・三菱マテリアル <5711> [終値370円]9日爆発事故起きた四日市工場(三重県四日市市)の操業停止。再開は未定。
 シリコンウエハー原料生産、在庫は1ヵ月分。同社は米国でも同じ材料生産、供給不安が出るようなら代替生産検討する。
 生産量7割をシリコンウエハー世界大手のSUMCO <3436> [終値894円]に供給。
 SUMCOにも在庫有り、自動車やスマートフォンに搭載される半導体の生産への影響は今のところ軽微と。

・ファミリーマート <8028> [終値4845円]
 2014年度末までに、全国の約2000店に太陽光パネルを導入。すべて売電、収入は店舗の節電投資に充てる。

・新株価指数「JPX日経インデックス400」算出始まって1週間。
 採用銘柄の1週目(6〜10日)の株価騰落率ランキング、ネット・中小型株目立つ。

 1位スカイマーク <9204> [終値461円]年初来騰落率19.4% 2位ヤフー <4689> [終値664円]13.5%
 3位カカクコム <2371> [終値2067円]11.9% 4位ガリバー <7599> [終値656円]11.8% 5位楽天 <4755> [終値1741円]11.3%
 JPX日経インデックス400 ▲0.5% 日経平均株価▲2.3% (11日 日経新聞)

・政府今夏メドに、東京五輪開催される2020年までに訪日外国人2千万人達成する目標に向けた行動計画策定する方針。
 日本政府観光局(JNTO)の機能強化や入国管理手続きの簡素化などが柱。

・カシオ <6952> [終値1242円]単語カードのデジタル版「デジタル(電子)単語帳」商品化。名刺サイズで価格は1万円以下の予定。

・インドネシア政府13日までに、自国産業育成のため、ニッケルなど未製錬鉱石の輸出原則的に禁止。禁輸は12日に始まった。
 ニッケル鉱石はステンレス鋼の原料。日本は全輸入量の4割強をインドネシアに依存、長期的には影響も。(14日 産経新聞)

・沖縄県名護市長選12日告示、いずれも無所属、元県議新人、末松文信(65)自民推薦と現職稲峰進(68)共産、生活、社民、沖縄社推薦。
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設問題が最大の争点、稲峰氏は移設反対、末松氏は推進掲げ一騎打ち。
 19日投票、即日開票される。

・ライドオン・エクスプレス <6082> [終値3070円]同じ拠点で傘下の複数の食事デリバリーサービス手掛ける複合店づくり推進。
 宅配ずし市場で約44%のトップシェアもつ「銀のさら」のブランド力武器に、他のデリバリーサービスを複合展開。
 現在全国362ヵ所の店舗を将来500ヵ所まで拡大へ。

・「はやぶさ」後継機、12月打ち上げ目指す「はやぶさ2」。
 小惑星内部物質を初めて採取する計画で、生命の起源の謎に迫る野心的探査に期待高まる。
 2018年6月に小惑星「1999JU3」に到着し、約1年半探査。採取したカプセルが20年12月、地球に帰還する。6年間の長旅に。(13日 産経新聞)

・東京電力 <9501> [終値509円]福島第一原子力発電所汚染水処理の中核として試験運転薦められている
 多核種除去装置(ALPS)本格稼働が速ければ4月中に行われる。汚染水対策の切り札とされたが、トラブル続きで稼働延期。

・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉が「空中分解」の瀬戸際と。交渉参加12ヵ国は次回の閣僚会合を2月に開く方向で調整。
 交渉の長期化回避するには、強硬姿勢崩さない米国がどこまで譲歩するかがカギに。(12日 産経新聞)

・米雇用統計非農業部門就業者数が前月比7万4千人増、前月24万1千人増(改定値)から大幅に鈍化。市場予想19万6千人も大幅に下回る。
 民間部門は8万7千人増で景気改善の目安とされる10万人増を割り込む。建設が前月のプラスからマイナス、製造業も伸びが鈍化。
 年末商戦が佳境を迎えた小売りは堅調。政府部門は1万3千人減で2ヵ月ぶりマイナスに転じた。

・米上下院の与野党幹部9日、大統領に強い通商権限を与える「大統領貿易促進権限(TPA)」法案を超党派で提出。
 停滞する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉を加速する狙い。成立は流動的。

・米IBM、人工知能搭載した高性能コンピューター「ワトソン」について開発本格化。
 今後10億ドル(約1050億円)投じ、2000人規模の専門の事業部門設立。 (11日 産経新聞)

・来るか GPIF買い 運用見直し 120兆円の行方。
 
 ゴールドマン・サックス証券キャシー・松井氏
 「2014年は個人投資家。投資信託、事業法人、そしておそらく年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の買いを予想する。」

 メリルリンチ日本証券神山直樹氏「4月までにGPIFが組織改革などを行うかどうかに注目。新しいリスク資金が投入される可能性がある」

 注目はJPX日経インデックス400を新たに株式運用のベンチマークとする案。

 政治の思惑や市場の期待とは裏腹に、年金関係者は慎重な姿勢を崩さない。
 厚労省社会保障審議会年金部会委員も多くは、提言に反対の立場とる。
 「公的年金運用の力点は『上手に稼ぐ』というより『いかに損をしないか』だ」。

 GPIF運用する日本株は昨年9月末で約20兆円、東証1部の時価総額の5%近く占める。2014年のマーケットを大きく左右する。

・来るか GPIF買い そして外堀は埋められた。
 今年、市場が最も注目するGPIF改革。運用改革を議論する有識者会議の最終報告。
 日本国債に偏った運用を改め、日本株や海外資産、インフラ投資などリスク資産の比率高めるという内容はほぼ想定通り。
 最大のサプライズは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革の「工程表」。
 新たな基本ポートフォリオ策定する時期が「1年をめど」と明記された。
 今回の提言も「厚労省が押し切られた印象」と市場では受け止めている。

 一度棚上げされたGPIF改革がいま一気に動く気配なのは、
 株価を重視する安倍政権が、海外投資家の期待つなぎ留めに有効な手段と位置付けているため。

 改革を最終的に実行するのは厚労省とGPIF。市場や政権の期待が膨らむなかで、どんな判断をするか。水面下での攻防が続く。

・GPIFは「Government Pension Investment Fund」の略称で、公的年金(厚生年金と国民年金)の積立金の管理・運用担う。
 中期運用計画は5年に1度実施する年金の財政検証を基に決まる。今年がその年にあたる。
 現在運用収益率目標、年平均4.1%。基本ポートフォリア資産ごとに基準値が決められ、それぞれ上下に乖離許容幅がある。
 現在国内債券が基準値60%でかい離幅8ポイント。日本株は12%で6ポイントなどとなっている。

・来るか GPIF買い 次期資産配分、今秋にも。
 株式市場にとって最大関心は、運用の指針となる基本ポートフォリアがいつ、どう見直されるか。
 時期は従来、現行の中期運用計画の終わった後、2015年4月からというのが定説。
 だが有識者会議の報告では、1年メドに取り組み課題と位置付けられた。14年中の気直しも示唆。
 
 新たなポートフォリオ、債券について資産配分の基準値現在の60%から50%以下、日本株は現在12%から17%以上に見直すとも。
 
 株高追い風に公的年金の運用は足元で改善。
 GPIFの運用利回りは13年度、前年度に続き10%以上になる公算が大きく、積立金の減少ペースも鈍化する可能性もある。

・昨年12月の米雇用統計の発表受け、10日のニューヨーク外国為替市場で円高・ドル安進む。
 非農業部門の雇用者数が前月比7万4000人増と、20万人程度だった事前予想を大きく下回った。
 発表前に1ドル=105円前後で推移していた円相場は一時103円83銭まで急上昇。昨年12/23以来の高値を付けた。

 意外な底堅さを見せたのは株式市場。ダウ工業株30種平均は午前に一時70ドル近く下げたが、終わってみれば7ドル安。
 週間でも32ドル(0.2%)安にとどまり、高値圏のもみ合いといった様相。
 「米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和の縮小ペースが緩やかになる」との観測で押し目買い入る。
 株式市場の値動きが比較的落ち着いていたのは雇用の調整は一時的との見方広がったのも一因。

 FRBが1/28-29日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加の緩和縮小に踏み切るか市場の見方は分かれる。
 
・中国、今年も成長鈍化か。習近平総書記が打ち出した綱紀粛正が徐々に経済成長に影を落とし始めているため。
 中国国家統計局が20日、2013年実質国内総生産(GDP)成長率発表。13年は前年比7.6%増と12年実績(7.7%増)を下回りそう。
 13年10-12月期は7.7%増と7-9月期(7.8%増)から減速する見通し。

・日経新聞社と日本取引所グループ(JPX)<8697> [終値2856円]東京証券取引所が共同開発
 「JPX日経インデックス400」の算出が6日始まる。月内には指数連動型上場投資信託(ETF)も上場する。
 年金マネーの動向も注目点。株式運用のベンチマークとして新指数の利用検討すべきとしたのが昨年11月。
 約120兆円運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)もいずれ動くとの見方広がる。
 指数連動型のETFが上場すれば、日銀 <8301> [終値57500円]の買い入れ対象になるとの思惑もある。
 新指数が投資家の間で幅広く利用されるには、投資の「インフラ」整備も欠かせない。

・主要コンビニエンスストア2013年3-11月期決算が出そろう。
 
 セブン&アイ <3382> [終値4395円]参加のセブン-イレブン・ジャパンなど大手3社は軒並み営業最高益更新。
 値は張るが付加価値高めた総菜やプライベートブランド(PB=自主企画)商品でヒット連発。
 今後市場では成長持続に向け、海外事業の成否に注目が集まりつつある。

 今回のコンビニ決算ではミニストップ <9946> [終値1637円]やユニーグループ <8270> [終値644円]傘下のサークルKサンクスなど
 大手3社以外の苦戦鮮明になった。出店競争による店舗の飽和、たばこ販売減などで競争環境は厳しさ増す。
 海外事業が持つ意味一段と大きくなるのは間違いない。 

・発掘実力企業:知られざる世界一(1)日本バイリーン <3514> [終値622円]
 車載向けニッケル水素電池用セパレーター、世界市場ではほぼ独占供給。
 世界的自動車生産拡大で2015年3月期連結経常利益46億円と今期予想比3割近く増やす計画。
 自動車用フロアマットも主力製品の一つ。トヨタ <7203> [終値6290円]実施部品会社ランキングで最高の「プラチナムアワード」受賞。
 成長を持続させるためにはリチウムイオン電池用セパレーターのシェア拡大が欠かせない。

・ファーストリテイリング <9983> [終値41100円]9日取引終了後2013年9-11月期連結決算純利益418億円。
 前年同期比9%増と「想定外の増益」とも。アジアで大量出店進める海外事業が収益けん引。国内事業も回復の兆し見せた。

・日立 <6501> [終値846円]8日、会長・社長の交代人事発表。9、10日の株価は小幅な値動きにとどまった。
 「路線に変更なし」とみた投資家が多かったようだ。懸念材料は川村隆会長(74)の退任。グループ全体の重しの役割果たしてきた面も。

・シャッター大手2社、倉庫や商業施設などで使う「非住宅向け」の受注が好調。
 インタ―ネット通販の普及に伴う物流倉庫の増加や首都圏の再開発が追い風。
 非住宅向けは受注から売り上げを計上するまで半年から1年かかり、現在の受注の大半は2015年3月期の業績に反映される。

 国内最大手三和HD <5929> [終値730円]「国内非住宅製品」の13年10月-14年3月の受注額前年同期比1割増。けん引役は重量シャッター。
 「非住宅」では首都圏の再開発に伴い、オフィスビル向け間仕切りやドアも好調。

 2番手文化シャッター <5930> [終値669円]持重量シャッターに加え、学校や病院・福祉施設向け引き戸など、ドアの受注も好調。

・会社がわかる 特集サッポロHD <2501> [終値414円]国内酒類事業、ビールてこ入れで気勢。
 「いよいよビール復活」けん引したのは主力の高級ビール「エビス」。年間で3年ぶりに前年実績上回る。 
 国内景気持ち直しによる高級志向の高まりや5月からCMに起用した滝川クリステルさんが20年東京五輪招致のプレゼンターとして注目に。
 全体は前期営業利益は150億円程度と従来予想(6%増の153億円)並みの水準にとどまったもよう。
 来期飛躍的な伸び目指すカギは食品・飲料事業を担当する子会社、ポッカサッポロフード&ビバレッジ。
 もう一つが不動産事業。東京恵比寿のオフィスビル「星和恵比寿ビル」で増床含む再開発進め、今秋完成予定。

・株式市場で株価指数先物が相場上昇主導する色彩が薄れ、業績によって銘柄が選別される構図鮮明に。
 少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)の開始追い風に個人投資家の買い意欲は強く、相場を下支えしている。
 日経平均株価は先週1週間(6-10日)で379円(2.3%)安となった。
 東証株価指数(TOPIX)の週間下落率は0.29%にとどまる。
 日経平均が採用する225銘柄以外の幅広い銘柄が買われ、東証1部に上昇する約1800銘柄のうち、
 週間で株価が上昇したのは1091銘柄と全体の6割超え。

 「NT倍率」の変化。昨年12/25に約12.7倍と約14年ぶりの高水準まで上昇。年初から目立っているのは日経平均先物への利益確定売り。
 時価総額の比較的小さい中小型株や新興市場株も堅調。
 東証2部指数10日、9日続伸、約6年3ヵ月ぶりの高値。東証2部約560銘柄のうち、昨年来高値更新した銘柄数は6営業日連速で40超。
 日経ジャスダック平均株価も9日続伸、上昇率は1割に迫る。支えているのは個人マネー。NISあも需給改善要因。

・長期金利0.7%軸に攻防続く。今後は波乱含みも。
 株高や円安を背景に年末は一時0.740%まで上昇したが、その後は押し目拾う動きが優勢で市場では需要の底堅さを指摘する声が聞かれる。

・OUT Look:今週の株式相場は1万6000円前後でもみ合う展開。
 2013年12月の米雇用統計が市場予想下回る内容受け、円高進んだことなどが重荷に。
 先週の下落で株価には割安感が強まっているほか、押し目買いが下支えするとの声も多い。
 米雇用統計の事前予想を大幅に下回り、円相場は一時1ドル=103円台へ上昇、
 大証の日経平均株価は先週末の夜間取引で一時1万5700円台まで下落。

 米国の雇用改善の遅れは金融緩和の長期化観測を強める効果もあるため、必ずしも悪い材料ではないともいう。
 
 東証1部売買代金、活況の目安とされる2兆円を13営業日連続で上回っている。
 リスク要因は米景気の行方か。今週は米国で昨年12月の小売売上高や住宅着工件数など比較的注目度の高い経済指標相次ぐ。 

・Wall Street:今週の米株式相場は高値圏でもみ合う展開か。最大の注目点は米主要企業の昨年10〜12月期の決算発表。
 米量敵緩和の縮小の行方に対する関心も高く、金融当局者の発言で投資家の思惑が交錯する場面も。

 米主要企業の決算発表は14日、JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴなど金融大手から本格化。
 市場予想によると主要500社全体の純利益は前年同期比7%増とまずまずの水準となる見通し。

 経済指標では14日小売売上高、16日消費者物価指数発表。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派52% (前回比-9)弱気派22%(同+4)中立派26%(同+4)

・中国では今月末から春節(旧正月)に伴う大型連休に入る。中国上海株の盛り上がりはいまひとつ。
 上海総合指数、過去10年で年初から春節までの騰落率の勝敗は7勝3敗。上昇した7年のうち2005年のぞいた6年間の上昇率は5%超。
 春節前1週間に限ると勝率は10割。新年に向けお祭りムードも今年は盛り上がりに欠ける。
 1年以上にわたって凍結されていた新規株式公開(IPO)が今月に再開する見通しで需給悪化懸念が相場の重荷に。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち13指数が上昇。
上昇1位ギリシャ週間騰落率7.5%(12年末比騰落率42.8%)2位スペイン5.0%(26.0%)3位トルコ2.9%(▲13.2%)15位米国▲0.2%(25.4%)
下位25位上海▲3.4%(▲11.3%)24位ロシア▲3.2%(▲8.6%)23位ブラジル▲2.5%(▲18.5%)22位日本▲2.3%(53.1%)

 2012年度比騰落利率 1位アルゼンチン92.4% 2位日本53.1% 3位ギリシャ42.8% 4位スペイン26.0% 5位米国・ベトナム25.4% 
 最下位ブラジル▲18.5% 24位トルコ▲13.2% 23位上海▲11.3% 22位タイ▲9.8% 21位ロシア▲8.6% 20位韓国▲2.9%

・ランキング:2013年個人マネーを多く集めた投信。
 
 1位フィリディティ・USハイ・イードル 資金流入額5812億円 年間騰落率27.3% 2位新光US-REIT 5004億円 20.7%
 
 3位ダイワ高格付カナダドル 4621億円 10.9% 最上位格付け維持する信用力と米景気回復の恩恵受けやすい経済構造から注目。

 13位GSハイ・イールド・ボンド 1660億円 29.2% 投機的水準とされるダブルB格以下の社債を投資対象とし、高い利回りが人気集めた。

 25位JPM中小型株 688億円 74.6% 設定は1996年10月と老舗の日本株fンド。資金流入のあった上位30本中で上昇率は最も高く。

・米議会上院6日、今月末任期切れになるバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の後任としてジャネット・イエレン副議長の就任正式承認。
 歴代FRB議長は一人を除き、結局は任期中に米国の株式相場を押し上げた。
 任期中ダウ工業株30種平均下げたのは、大恐慌初期の1930年9/16から33年5/10にかけてのメイアー氏のみ。
 グリーンスパン議長(87年8/11〜2006年1/31)が4.05倍。
 9勝4敗にとどまった戦後の日銀総裁とは何かが違う。
 日銀の金融政策はまずは物価の安定目標に遂行。FRBの金融政策は物価の安定と雇用の最大化という2つの目標掲げている。
 もう一つの違いはFRB議長は任期4年も手腕認められれば上限なく再任され、日銀総裁は任期5年で交代するのが習わしに。

・ゴルフ業界、生き残りへこの一打。ゴルフ業界が変身中。
 若者も標準に入れて客層拡大狙うゴルフ場、欧米や新興国に打って出る用品メーカーなど。

 アコーディア・ゴルフ <2131> [終値1390円]ブランド多様化。高級志向「トロフィア」、初心者向けの「エバー」と相次いで立ち上げ。
 18歳未満のジュニアゴルファー向けに特別料金設定。

 PGMHD <2466> [終値975円]ヘリコプターでゴルフ場へ送迎。4人で合計32万円。富裕層や接待目的で利用見込む。
 需要予測緻密にするため、金融理論など駆使。単価下落を歯止めをかける。 

 東急不動産HD <3289> [終値935円]会員権取得について一部コースで分割払い制導入。

 ゴルフダイジェスト・オンライン <3319> [終値235円]プレー枠をゴルフ場から買い取り、ウエブサイト「GDO」で格安で提供。

 ゴルフ用品メーカーはゴルフ人口増加見込めるアジアや欧米など海外市場に活路見い出そうとしている。
 
 ダンロップスポーツ <7825> [終値1266円]今春ゴルフクラブ最新シリーズ「ゼクシオ8」を北米に投入。
 国内ではシニア層中心に高いブランド力誇り、韓国や中国、東南アジアにも人気。

 マルマン <7834> [終値177円]中国市場の開拓本格化。現地法人設立、上海と四川省成都を拠点とする現地の販売会社2社と提携。

 藤倉ゴム <5121> [終値1495円]基幹ブランドのシャフト「スピーダー」の刷新てこに米国などで拡販初め、
 10〜15%の世界シェアを3年後には倍増させる考え。(日経ヴェリタス)

・三井造船 <7003> [終値220円]
 千葉事業所(千葉県市川市)での建造前提に、短納期・低コストの浮体式海洋石油ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)開発。
 今後数年で100隻以上の需要が見込まれる。雇用拡大に寄与する公算も大きい。 

・パイオラックス <5988> [終値4075円]
 米ゼネラル・モーターズ(GM)や同フォード・モーターから新たなグローバル生産車種の部品受注。

 エフテック <7212> [終値1505円]やヨロズ <7294> [終値1993円]も欧米自動車大手から受注。

・アネスト岩田 <6381> [終値695円]圧縮質の内部に注油しないオイルフリーのスクロール式圧縮機で、世界最高水準最大出力7.5KW達成。
 清浄さを求められる環境、騒音や振動による機械精度の狂いなど嫌う現場での使用に適する。価格56万7000円。

・経済産業省、がんの治療や早期発見に役立つ次世代バイオ医薬品や診断法などの開発支援。2014年予算案に開発委託費約53億円計上。 

・小糸製作所 <7276> [終値1996円]
 閉鎖していた吉川工場(静岡県清水市)自動車用照明機器の補助品管理するパーツセンターとして再稼働。
 1ヵ所に集約し賃借料など合理化。人材再配置。拠点の有効活用により経営体質を強化。

・オプトエレク <6664> [終値555円]電荷結合素子(CCD)式ハンディスキャナー事業で2月CCDモジュール「R4」の量産始めた。
 年産100万個程度。レーザー式比低価格訴求し、医療や流通などの市場開拓。(14日 日刊工業新聞)

・ソニー <6758> [終値1835円]直流方式によって複数住宅間で電力相互融通する実証実験を2014年度に沖縄県で始める。
 太陽光パネルで発電した電力をそれぞれの蓄電池にため、残量が少なくなっている住宅に自動制御で融通する。参加住宅20戸。
 電力系統に頼らない次世代エネルギーシステムの商用化の可能性も検討。 

・三菱電機 <6503> [終値1325円]パワー半導体の2013年12月受注、過去最高水準。
 自動車用途に加え中国向け空調や民生機器、鉄道用などで需要旺盛。今後も堅調に推移と。

 富士電機 <6504> [終値504円]も受注好調なため、年末年始の休みを一部返上し工場稼働。

・昭和電工 <4004> [終値215円]有機EL(エレクトロルミエッセンス)照明事業から撤退。現在特許・ノウハウの売却など検討。
 パワー半導体用の材料やリチウムイオンバッテリー(LIB)材料といった事業育ち、成長分野の選択と集中進める。

・日本農薬 <4997> [終値1539円]
 シロアリ駆除薬大手アリスタライフサイエンスアグリマー(東京・中央)の全株式買収、社名アグリマートに変更。
 両社でシロアリ駆除薬国内シェア約3分の1占める見通し。手薄だった住宅メーカーへの販路補強。 

・積水化学 <4204> [終値1292円]2016年度までにアジアに水ビジネスの統括拠点設置へ。
 13年度から中国やベトナムなど東南アジア市場の本格開拓に乗り出す。都市化や水害対策取り込む。

・東燃ゼネラル <5012> [終値938円]三井石油(東京・千代田)買収で、年間30億-40億円の合理化効果見込む。
 三井石油の営業利益は年間50億円程度(過去5年平均)でさらに利益が上積みされる。

・2027年東京-名古屋間で開業予定のリニア中央新幹線、13年9月にルート決定、早ければ14年秋に建設着工。
 リニア建設にかかる総工費、約9兆円。建設業界では国内最後にして最大級のインフラ工事と期待高まる。
 路線延長286キロのうち86%がトンネルに。
 ゼネコンにとってリニア中央新幹線の建設は現状においては東京オリンピック開催される20年以降も続く唯一のビッグプロジェクト。
 戦後の日本が培ってきた土木・建築技術やノウハウの集大成へ。(13日 日刊工業新聞)

・前田道路 <1824> [終値692円]道路表面の傷み従来比半分程度で直せる補修剤開発。気温が低く硬化までに時間がかかる冬季向け製品。
 作業のための車両通行止め時間減らせる。

・英国自動車工業会(SMMT)2013年通年国内新車販売台数(乗用車)前年比10.8%増 226万4700台。
 2年連続のプラス、リーマン・ショック前の07年(204万4千台)以来の高水準。英国の回復ぶりが際立つ。

・パナソニック <6752> [終値1338円]
 スマートフォン(スマホ)向け液晶パネルを高速で生産できる装置開発。中国や東南アジアのパネルメーカー向けに販売攻勢かける。 

・コスモスイニシア <8844> [終値617円]2015年3月期から戸建て住宅分譲数を今年度見込みの2倍へ引き上げ。首都圏中心に土地取得。
 1か所あたり10〜20棟程度の分譲地開発。大和ハウス <1925> [終値1973円]グループ入り、資金調達しやすく規模拡大に踏み切る。

・メディネット <2370> [終値43300円]10日、米創薬ベンチャー、アルゴス・セラピューティクス(カリフォルニア州)から、
 がん治療に用いる細胞医療製品候補の日本における開発・製造権取得。(日経産業新聞)

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第三者割当 

ガーラ <4777> [終値230円]41万6000株 240円 1/27 割当先菊川暁・同社代表取締役
 

公募・売り出し価格

コンフォリア・レジデンシャル投資法人 <3282> [終値735000円]3万1900口 

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、大幅下落。
序盤は様子見で始まったものの引けにかけて、ほぼ一貫した右肩下がりへ。

米国は大雪から一転平均気温に戻り、雪解けで洪水も発生とのことも影響してるような・・・

今週から企業決算発表が本格化。
各社のさえない見通し、業績悪化懸念が台頭している。

外国為替市場で1ドル=103.059円銭、1ユーロ=140.867円銭 1豪ドル=93円294銭

欧州株式市場は続伸。
銀行株主導で相場上昇で終了。
銀行のレバレッジ比率算出基準の緩和で合意したのを好感。
スペインIBEX指数、イタリアFTSE/MIB指数ともに0.7%上昇。

東京株式市場で日経平均は終日ほぼマイナス圏ながらも、引けにかけてプラス圏に浮上。
日経平均株価は一時下げ幅を125円になる場面も。
中長期の海外マネーの流入や値ごろ感などの買いが下支えと。 

東証1部騰落数は値上がり842銘柄、値下がり793銘柄、変わらず143銘柄に。

1月のSQ値は15784円81銭と12月のメジャーSQ値を481円上回り、日経平均終値はSQ値を上回って引ける状況が続いています。
SQ値を上回っているとSQ値が下支えするような構図が続く傾向も。

週間ベースで日経平均株価は2.3%安、5週ぶりの反落、TOPIXは0.3%安、5週ぶりの小幅反落。
マザーズ指数は1.9%高、3週続伸。日経ジャスダック平均は3.1%高、6週連続上昇後1週下落で再び3週続伸。
東証2部は3.8%高、3週続伸で終了。

日足ベースでは日経平均株価は年末までの9連騰の後、新年に入り2勝3敗。、TOPIXは年末まで4連騰後、2勝3敗。
マザーズ指数は新年から4勝1敗。日経ジャスダック平均は新年からは5連勝、通算9連騰(累計9.2%上昇)。
東証2部も新年5連勝、通算9連騰(累計9.3%上昇)。

眺めている場所で、大きく景色が違って見える2014年の初頭の株式市場です。

週末の【銘柄研究】注目の1社は【コロ朝プレミアム】に掲載いたしました。
メールアドレスへも配信しています。http://kabucoro3.toypark.in/index.html

本日はアノマリー的には上げの特異日のようですが、さすがにNY市場の大幅下落を見るとむずかいしいところも。

為替が対ドルで一時102円台後半へ突っ込みました。
落ち着きが出ればいいところですが、105円への突っかけはしばらくお休みになりそうなところも・・・

全体としては下落するような相場ではあるかと思われますが、一巡すれば個別材料株から動きだしてくることも。

個人投資家のキャッシュポジションはかなり傾いており、押し目待ちのスタンスでいると思われます。

なかなか買い切れなかったと感じている方も多く、とりあえず狙ってる銘柄がある方にとっては行動できるところですね。

櫻井英明さんの今年4日のセミナーでの「お年玉銘柄」ワイヤレスゲート <9419> [終値4400円]大幅高となっていますが、
窓埋めなど押し目があったら拾えるとも・・・
17日にはアナリスト向け企業説明会もあり、注目とも・・・

小糸製作所 <7276> [終値1996円]
閉鎖していた吉川工場(静岡県清水市)自動車用照明機器の補助品管理するパーツセンターとして再稼働。
1ヵ所に集約し賃借料など合理化。人材再配置。拠点の有効活用により経営体質を強化。

小糸製作所の再編の一角でKIHD <6747> [終値269円]なんらかのアクションがあっても・・・?!

カイオム・バイオ <4583> [終値3220円]3月の目標(ADlibシステム)に向けて少しだけでも持っていたいような企業です。

日曜日の関口宏さんが出てる朝の番組で宇宙ゴミについて日東製網 <3524> [終値149円]の実験が始まるようなことを報道していました。

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岡本昌巳VS大魔神 東京・早春の陣 2014(東京・日本橋)
2014年2月15日(土)14:15〜16:50
2014年今年もがっちり稼ぎます。
大魔神も久しぶりに登壇します。
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『日本一早い初春株式セミナー』
櫻井英明氏が2014年の月別解説と注目銘柄。
「お年玉銘柄」大発会寄り付きより32%上昇しております。
ビデオ・ダウンロードでご覧いただけます。
http://www.koronoasa.com/e/main.cgi?mode=cart&sid=1
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株式セミナー新シリーズ 第二弾
夢のコラボ・叶内文子さんと「あやこと仲間たち」
2014年1月18日(土)東京・日本橋人形町
第二回目のゲストは北浜流一郎先生に決定!!
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先生を交えての懇親会も企画しています。

北浜先生 新刊、「『自分 年金』はこの3つで銘柄が作りなさい」
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特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
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