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【銘柄研究】日経インバース(1571)

週末の海外NY株式市場は、反落。
1月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値が主要3指数が予想下回り、新興国市場の混乱が収まらない不安が継続。
週間ではダウ工業株30種平均は0.6%安、2週続落。ナスダック指数は0.6%安、2週続落。S&P500種も0.4%安、3週続落で終了。
月間ではダウは5.3%安、2週続落。ナスダック指数は1.7%安、2週続落。S&P500種も3.6%安、それぞれ5ヵ月ぶりの下落。

欧州株式市場は下落。
相場はほぼ全面安。世界経済を巡る懸念で金融や鉱山株は売られる。

東京株式市場で日経平均は続落。
寄り付き後、円高一服、前日の反動もあり主力株が買われ、136円高まで上昇も後場は先物主導で下落、下げ幅は一時200円超も。
東証1部騰落数は値上がり694銘柄、値下がり948銘柄、変わらず138銘柄に。
29日の大幅反発(403円高)は完全なだまし足のようになってしまい、とても弱い絵面になってしまったようにも・・・
出来高は30.8億株、売買代金も2兆8427億円と活況、
下落時に商いが出来てるということは、買い方(個人投資家中心)も頑張ってるようにも思えます。
ただし個別株は下げで出来高が増える傾向はあまり良くないと思われますが・・・

週間ベースで日経平均株価は3.1%安、4週続落(累計8.5%下落)、TOPIXは3.5%安、4週続落(累計6.3%下落)。
マザーズ指数は6.4%安、3ヵ月ぶりの反落。日経ジャスダック平均は2.5%安、6週ぶりの反落。東証2部は1.7%安、2週続落で終了。

月間では日経平均株価は8.5%安、3ヵ月ぶりの反落、TOPIXは6.3%安、5ヵ月ぶりの反落。
マザーズ指数は0.3%安、6週ぶりの反落。日経ジャスダック平均は2.4%高、5ヵ月続伸。東証2部は3.0%高、3ヵ月続伸で終了。

1月の日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)は週間で全敗。
日経平均株価は1月19営業日中、6勝13敗(2013年末比8.5%下落)。TOPIXは7勝12敗(13年末比6.3%下落)。
一方マザーズ指数は10勝9敗、(13年末比0.3%下落)日経ジャスダック平均は13勝6敗、(13年末比2.4%上昇)
東証2部は11勝8敗(13年末比3.0%上昇)となっています。

個別で目立つところではソフトバンク <9984> [終値7563円]が8日続落中(この間14.8%下落)、1月は6勝13敗(13年末比17.8%下落)。
トヨタ <7203> [終値5922円]1月は8勝11敗(13年末比7.8%下落)。

全体や主力株をみると厳しい2014年の株式市場の動きも、個別で見ると動きの違いが感じられます。
ただこの日経平均株価や主力株が2014年相場を占っているような
「何らかの悪材料」を予感しているとも感じられないこともないのですが・・・(2008年の動きが思い起こされます)

「何らかの悪材料」に関してのヘッジ的に日経インバースETF <1571> [終値3310円]を買っておくことも一法にも。

ソチ五輪開幕に駆けつける安倍晋三首相とロシアでの会談も予定されています。
そんな簡単には北方領土問題に進展がみられるとは思えませんが、月に1度ぐらいは海洋資源に関しての発表もありそうで、
三井海洋開発 <6269> [終値2813円]日本海洋掘削 <1606> [終値5280円]はおとなしい場面を拾って吹き値売りが出来そうな・・・

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