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扉を開いて(新興国次の勝ち組)

2013年4月6日(日)はれ

・新興国 次の勝ち組 政治・経済・将来性、20ヵ国を徹底調査。浮かぶ国と沈む国。

 政治編:腐敗認識指数(高い方が良い)1位チリ71 2位ポーランド60 3位マレーシア50 19位ナイジェリア25 20位ベネゼイラ20
     報道の自由度 1位チェコ(13位) 2位ポーランド(19位) 3位南アフリカ(42位) 19位ベトナム(174位) 20位中国(175位)

 経済編:経常収支のGDP比 1位ベトナム5.6% 2位マレーシア3.5% 3位ナイジェリア3.2% 19位ウクライナ▲7.3% 20位トルコ▲7.4%
     外貨準備のGDP比 1位マレーシア43.2% 2位タイ41.3% 3位中国41.2% 19位アルゼンチン6.6% 20位ベネゼイラ1.8%
     対外債務のGDP比 1位ナイジェリア5.4% 2位中国8.8% 3位ベネゼイラ20.4% 19位ポーランド71.1% 20位ウクライナ78.8%

 将来性編:人口増加率予想 1位ナイジェリア28.6% 2位フィリピン17.6% 3位マレーシア16.1% 19位ロシア▲1.7% 20位ウクライナ▲5.6%
      成長率予測 1位中国7.1% 2位ナイジェリア6.9% 3位インド6.3% 19位チェコ2.1% 20位ウクライナ1.7%

・新興国 次の勝ち組 ヴェリタス・新興国ランキング
 1位ナイジェリア・マレーシア 3位フィリピン 4位タイ・中国 6位インド・ブラジル 8位コロンビア・べネゼイラ 
 10位インドネシア・ベトナム・チェコ・チリ 14位ポーランド・南アフリカ・アルゼンチン・メキシコ 18位ロシア 19位トルコ 20位ウクライナ 
・新興国 次の勝ち組 明日の巨人企業を探せ
 
 ナイジェリア:タンゴテ・セメント 建設資材 フォルテ・オイル 石油精製販売 ナイジェリアン・ブリュワリーズ アルコール飲料
 PZクソンズ・ナイジェリア 家庭用品 フラワー・ミルズ・オブ・ナイジェリア 農産物・製粉業

 マレーシア:IHHヘルスケア 病院運営 ペルジャヤ・スポーツ・トト カジノ・ギャンブル ハルタレガHD 医療用具
 マキシス 通信 トップ・グローブ・コーポレーション 医療用具

 フィリピン:ジョリビー・フーズ レストラン マニラ・ウオーター 水道 SMインベストメンツ デパート
 RFM 製菓業 インターナショナル・コンテイナー・ターミナル・サービシズ 港湾

・新興国 次の勝ち組 評価の劣る国でも巨人予備軍
 VGIグローバル・メディア(タイ)広告・マーケティング ソーファン(中国)不動産販売情報サイト運営
 シエロ(ブラジル)決済サービス シャンダ・ゲームズ(中国)オンラインゲーム大手

・米国株の上値が重い。3月米雇用統計発表受け、4日にダウ工業株30種平均は小幅二hン発して始まったが、終値は159ドル(約1%)安、1万6412ドル。
 昨年末過去最高値(1万6576ドル)目前に利益確定の売りに沈む。
 日中の取引時間中に過去最高値更新しながら終値で最高値に届か尚足踏みが3日続く。
 雇用統計も株式市場が高値圏突破するには力不足と受け止められたようだ。
 目先は今月から始まる2014年1-3月期決算発表に注目。主要500社ベースで最終増益維持も13年10-12月期から増益率は鈍化する見通し。
 米株式相場が再び高値を試せるか、市場の事前予想を上回る決算が期待されている。

・2014年度株式・為替相場、プロの市場関係者9月末までの予想。
 日経平均株価は1万6000円前後まで上昇し、為替相場は円安基調で推移するとの声多く。

 日経平均株価 
 
 木野内栄治氏(大和証券チーフテクニカルアナリスト)
 5月まで株高。海外勢の「セルインメイ」でいったん下落も補正予算など景気対策決まれば再び株高。現在から5月に上げ6月下落も9月末1万6300円。

 窪田真之氏(楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジスト)
 7-9月には内需・外需とも回復。春に控えめな業績予想を出した企業の業績上方修正期待が9月に出始める。ほぼ横ばいで9月末1万6000円。

 久保健一氏(東京海上アセット投信シニアファンドマネージャー)
 日銀追加緩和待ちで外国人の買いは入りにくい。中国で景気対策打たれれば株価の支援材料。現在から5月に下落も9月末1万6000円。

 白川浩道氏(クレディ・スイスチーフエコノミスト)
 6月発表の成長戦略、日銀追加緩和期待はいずれも期待外れ。外国人失望売り。
 円安進んでも日本では株高になりにくい。現在から6月にかけ1万2000円台に下落も9月末1万4500円。

 ドル円相場

 植野大作氏(三菱UFJモルガン・スタンレーチーフ為替ストラテジスト)
 日米金融政策の方向性の違い鮮明で円安。円安行き過ぎ、夏には調整。現在から6月にかけて110円超、なだらかな下落で9月末106円。

 高島修氏(シティグループチーフFXストラテジスト)
 追加緩和期待により夏には円安。緩和直後材料出尽くしで円買い。6月まで横ばい、7月110円超、9月末105円。

 唐鎌大輔氏(みずほ証券チーフマーケット・エコノミスト)
 米金融緩和縮小により日米金利差拡大。緩やかなドル高・円安傾向。ほぼ横ばいながら9月末104円。

 棚瀬順哉氏(JPモルガン・チェースチーフFXストラテジスト)
 追加緩和期待剥げ落ち、いったん円高進む。現在から6月に100円前後も9月末102円。

・日銀 <8301> [終値50000円]7、8日に金融政策決定会合開く。今会合での焦点は17年ぶりとなった消費増税後の景気・物価動向の点検。
 金融政策は今回も「無風」となる公算が大きい。消費増税受け4、5月の景気の落ち込みは想定済み。重視するのは6月のデータの方向性。
 日銀の追加緩和への期待が根強い市場参加者。大勢が照準合せるのが、日銀7月に示す「「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」の中間評価。
 ここで日銀が物価シナリオの修正迫られるかどうかが、金融政策の先行き左右とみている。
 サプライズ演出するため、黒田日銀が4〜6月に先手打つとの見方もくすぶる。

 今回の決定会合から黒田総裁の記者会見の方式を大きく見直す。
 会見終了まで緊じらられていた発言内容などの報道が、今回からスタートと同時に随時できるようになる。
 リアルタイムで伝えられる黒田総裁の一言で為替や株式の相場が揺れ動く場面も。

・利下げする口実はそろっていたものの、欧州中央銀行(ECB)は3日の理事会で動かず。6月まで見極めたうえで、追加緩和が必要かを決める構え。
 物価やロシア情勢見極め、緩和への地ならしは怠らず。

・しまむら <8227> [終値8680円]脱デフレ下の苦悩。2014年2月期連結純利益前年同期比3%減、265億円と8年ぶりに減益。
 機動的な品ぞろえに失敗。商品力の強化で今期最高益見込むも、株式市場は懐疑的に。新PBブランドが消費者の心をつかめるかが株価浮揚のカギ。

・発掘実力企業:海外に挑む(5)ベクトル <6058> [終値1548円]日本食を海外に輸出・発信したい日本の農林水産省を仲介。
 顧客と対面型のコンサルティングを重ね、メディアをひきつけるための戦略PRの企画から実行まで支援。
 今後は日本で培ったPR手法を日本企業の進出加速する中国や東南アジアに持ち込み、「アジアナンバーワンのPR会社目指す」。
 持続的な株高には海外事業を早期に軌道に乗せる必要もある。

・会社がわかる 特集ディスコ <6146> [終値6760円]「切る・削る」極め、収益力に磨きをかけている。半導体市場の回復も追い風。
 「消耗品ビジネス」も同社の収益源、ウエハーを切る刃に相当する「ブレード」部品世界シェア7割誇る。
 先端装置と消耗品の2本柱の強み。中長期的には自動車や医療分野でもさらに半導体の用途広がり、市場が成長する見込み。
 世界半導体市場統計(WSTS)13年の半導体の世界市場は3043億ドル(約31兆円)で、15年には3272億(33兆円)ドルに膨らむ見通し。

・日経平均株価3日、ほぼ3週間ぶりに1万5000円回復。けん引役の1つが電機株。
 ソニー <6758> [終値1994円]東京エレク <8035> [終値6626円]など家電・半導体株が年初来高値まで上昇。自動車株に勝る上昇。
 世界的に広がる電機株高の中心が米国。半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体指数(SOX)が12年ぶりの高値まで上昇。
 日本では「第2の日立 <6501> [終値783円]」への期待でパナソニック <6752> [終値1219円]NEC <6701> [終値325円]が候補。

・国内投資信託市場で、先進国の国債に投資する国際投信投資顧問の「グローバル・ソブリン・オープン(グロソブ)」が
 約12年間守ってきた残高首位の座を、フィデリティ―投信の「USハイ・イールド」に明け渡した。
 景気回復による個人のリスク資産への投資意欲を反映した。 

・OUT Look:今週の株式相場、日経平均株価は底堅い展開か。
 4日発表の3月の米雇用統計は市場予想を若干下回ったが、米景気の回復が確認できなかったため、買い安心感につながったとの見方が多い。
 今週は日銀の金融政策決定会合(7、8日)が控える。会合結果や黒田東彦日銀総裁の会見の発言内容次第では値動き荒くなる場面も一時的とも。
 3月第2週から続いていた外国人投資家の日本株売りは一巡しつつある。海外勢の買いを誘っているいるのは、日銀の追加緩和への期待感も。

・Wall Street:今週の米株式相場は方向性の定まりにくい神経質な展開か。
 4日発表の3月雇用統計が雇用情勢の回復示したにもかかわらず、同日の株式相場は大きく下げる。
 米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方に加え、米主要企業の1-3月期決算にも注目集まる。
 ナスダック総合株価指数4日に2.6%安と下げが目立つ。
 情報技術やバイオ関連株で利益確定目的の売りが膨らみ、3月初めに付けた年初来高値からの下落率は5%を超えた。
 過去最高値圏で底堅い株式相場全体の流れが大きく変わったわけではないが、先行き強気にはなり切れてない。
 注目は3月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨。最大の焦点である利上げ開始時期占ううえで議論の中身への関心高い。
 8日のアルコア皮切りに主要企業の1-3月期決算発表が始まる。11日はJPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴの発表。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派62% (前回比-6)弱気派14%(同+3)中立派24%(同+3)

・ランキング:昨年末から2014年3月末までの主な株式投資信託の上昇率ランキング
 1位イーストスプリング・インドネシア株 運用会社イーストスプリング 上昇率21.9% 海外マネー流入、ジャカルタ総合指数1割強上昇。

 2位ダイワ・ライジング・インドネシア株 大和 21.8% 

 3位世界インフラ関連高配当株式(レアル)三井住友TAM 14.1% ブラジルレアルで運用しているような効果。レアル高で押し上げ要因。

 19位ダイワ・ダイナミック・インド株 大和 8.6% インド株堅調。特に銀行株好調。

・新年度入りの日の相場は、将来を示唆。年金の買い需要があると期待。
 過去、受け渡しベースでの新年度入り、3月末の権利落ち日に日経平均株価が上昇した年は2003〜06年と09年と13年。
 いずれも株価パフォーマンスは良し。一方、下落した01〜02年、07〜08年、10〜12年とほとんどの年でパフォーマンスはさえず。
 
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち23指数が上昇。

上昇1位トルコ週間騰落率5.0%(13年末比騰落率7.1%)2位ロシア4.0%(▲14.5%)3位スペイン3.4%(7.7%)7位日本2.5%(▲7.5%)
下位25位ギリシャ▲1.0%(13.1%)24位ベトナム▲0.2%(17.5%)23位インド0.1%(5.6%)22位ノルウェー0.2%(1.9%)20位米国0.5%(▲1.0%)

 2013年末比騰落利率 1位アルゼンチン18.5% 2位ベトナム17.5% 3位インドネシア13.7% 4位ギリシャ13.1% 5位フィリピン11.4% 
 最下位ロシア▲14.5% 24位日本▲7.5% 23位香港▲3.4% 22位上海▲2.7% 21位韓国▲1.2% 20位米国▲1.0% 

・日本取引所グループ(JPX)<8697> [終値2580円]次々と改革に乗り出している。
 
 変化1:信用取引、証拠金規制を緩和。個人が短期売買、活気づく新興市場。

 変化2:大型株の刻み幅縮小 約定回数が増加、大量注文の影響強まる。

 変化3:現物市場の統合 旧大証の成長銘柄 外国人が発掘。

 もう一つの変化:高速取引は功罪相半ば。市場に厚みもたらすも、情報格差巡り批判。(日経ヴェリタス)

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