
景気ウォッヂャー先行指数最大の上昇
- 2014年05月13日
- 株式投資・経済ニュース全般
2014年5月13日(火)雨のち晴れ
・三菱ケミカルHD <4188> [終値403円]大陽日酸 <4091> [終値802円]を買収。年内にTOB(公開市場買い付け)実施。
現在27%保有、TOB通じ50%超に高める。金額は1千億円超、シェール関連事業に参入。大陽日酸上場維持。
・ローソン <4091> [終値7230円]三越伊勢丹 <3099> [終値1327円]などが、高級スーパー成城石井(横浜市)買収に名乗り。
・主要証券10社、顧客から預かっている資産は2014年3月末で約257兆円と金融危機前07年3月末上回り、過去最高更新。
「貯蓄から投資へ」の流れ広がりつつある。
野村 <8604> [終値600円]大和 <8601> [終値754円]など大手5社と
SBI証券 <8473> [終値1112円]楽天証券 <4755> [終値1220円]などネット証券5社対象。
・日立 <6501> [終値731円]収益力取り戻している。2014年3月期連結決算、営業利益5328億円と、23年ぶりに最高益更新。
社会インフラ関連に集中する事業構造改革が実を結ぶ。日立の最高益更新は日本の製造業の復活象徴。
・内閣府12日発表、4月の景気ウォッチャー調査(街角景気)
2〜3ヶ月先の景気見る先行き判断指数は前月比15.6ポイント上がり、50.3に。2001年8月以降最大の上昇。
足元の景況感示す現状判断指数前月比16.3ポイント低下41.6。15ヵ月ぶりの50割れ。12年11月以来の低水準。
リーマン・ショック後08年12月には15.9まで下がる。比べると高い水準にある。
・経常収支の黒字が2013年度に過去最少に。貿易収支の赤字が大幅に増えたことが大きい。黒字縮小は日本全体の「稼ぐ力」の低下とも言える。
競争力の向上には、構造変化に応じた改革が急務。
・東京商工リサーチ、4月の企業倒産件数は前年同月比1.7%増の914件。18ヵ月ぶりに前年同月比上回った。
4月としては過去20年で昨年に次いで2番目に低い水準。負債総額は前年同月発生した5千億円規模の大型倒産の反動で79.4%減、1410億8700万円。
・日本郵政グループ日本郵便、インターネット通販サイトの立ち上げから在庫管理、配送や決済一括して引き受けるサービスに今秋にも参入。
・ウクライナ東部「独立支持9割」ドネツク州「ドネツク人民共和国が主権国家と宣言」表明。ロシア編入求める考えも示す。
トゥルチノフ大統領代行は12日「法的結果は何も持たない」と批判、両者の対立一段と激しくなる恐れ。
・ファミリーマート <8028> [終値4245円]複合型のコンビニエンスストアの出店増やす。現在約460店を異業種と展開する店5年で3000店に広げる。
ドラッグストアや調剤薬局との提携先は年内20社に拡大。複合店を今後の成長の柱にする。
・メディアドゥ <3678> [終値4150円]図書館向け電子書籍事業で大手米オーバードライブ(オハイオ州)と資本・業務提携。
今夏図書館向けに電子書籍販売始める。国内の電子書籍を海外の図書館にも販売する。
・イヌイ倉庫 <9308> [終値902円]乾汽船 <9113> [終値314円]を吸収合併。乾汽船株1株にイヌイ倉庫株0.35株交付。乾汽船9/26上場廃止。
・千代田化工 <6366> [終値1356円]ロシア・西シベリアの液化天然ガス(LNG)プラント建設プロジェクトに参画。
日揮 <1963> [終値3306円]仏テクニップと共同、設計から機器調達、建設まで手掛け、総事業費1兆5千億円規模とロシア最大のLNG事業に。
・ソニー <6758> [終値1754円]次世代の高画質として有望視されてきた有機EL(エレクトロルミエッセンス)テレビの商品化開発当面凍結。
世界1位シェア持つ高精細4K液晶テレビに経営資源集中。テレビ事業の収益建て直し急ぐ。グループ社員の全役員計40人が賞与返上。
・東証投資主体別売買動向5月第1週(4/28〜5/2日)海外投資家(外国人)3週ぶり売り越し(320億円)個人投資家3週連続売り越し(824億円)
・ジャスダック投資主体別売買動向5月第1週(4/28〜5/2日)
海外投資家(外国人)2週ぶり買い越し(31.25億円)個人投資家2週ぶり売り越し(34.28億円)(日経新聞)
・ウクライナ住民投票、東部2州事実上「独立宣言」。暫定政権「いかなる法的有効性もない」と非難。
ロシア大統領府「ドネツク、ルガンスク両州住民の意思表明に敬意をもって接する」と表明。今後の対応は明示せず。
・中国のビットコイン取引サイト「FXBTC」閉鎖。規模は小さめ。
・日銀 <8301> [終値50400円]4月の貸出・預金動向(速報)、国内銀行の貸し出し平均残高は前年同月比2.2%増、414兆227億円。
31ヵ月連続で前年実績上回った。伸び率3月から0.1ポイント下落。(産経新聞)
・IHI <7013> [終値405円]シンガポール科学技術研究所(Aスター)と包括研究開発契約書(MRCA)締結。
情報通信、生産技術、環境科学工学の3分野で連携。第1弾高度道路交通システム(ITS)技術の実証実験行う。
・ミネベア <6479> [終値919円]2014年度内にスマートフォン(スマホ)向けなど発行ダイオード(LED)バックライトの生産能力現状比1.5倍へ。
約30億円投じ、超薄型導光板技術売りにスマホ周辺需要に応え、17年3月期にバックライト事業で売上高1100億円(14年3月期630億円前後)目指す。
・ナノキャリア <4571> [終値955円]
薬物を標的部位に届ける機能発揮させる技術として、外部との共同開発、自社開発の両面で複数のパイプライン抱えるまでに成長。
数あるベンチャーの中で存在感ある位置へ。優秀な人材確保し、次の開発へと発展、循環できる強み生む。
中核は「ミセル化粒子技術」。フェーズ3まで行ってる製品2つある安心感も。(日刊工業新聞)
・首都高速道路会社、約6300億円投じて、首都高の大規模更新・修繕に乗り出す。
更新対象の多くは重交通路線で十分な作業空間を確保できない現場。実現には民間会社の知恵欠かせず。
工事に伴う交通渋滞を以下に軽減するかが課題。工期短縮につながる技術開発が進む可能性高く。
・ADEKA <4401> [終値1140円]次世代型炭素繊維「グラフェン」を特殊な溶媒に入れた液状の機能性素材開発。
溶液濃度従来品比20倍、酸化しにくく、導電性も向上。電池や液晶ディスプレーの電極などへの採用働きかける。
・エナリス <6079> [終値1481円]バイオ燃料によるディーゼル発電所新設。バイオ燃料にはパーム油用いる。
総額200億円投資、2015年12月までに発電能力合計16万1000KWの確保計画。バイオディーゼル発電事業としては国内最大規模の事業者になる。
・日立造船 <7004> [終値502円]石炭火力発電所から出る排ガスに含まれる水銀を取り除く触媒開発。水銀8割以上取り除ける。(日経産業新聞)
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株式併合
いすゞ <7202> [終値585円]10/1 2株→1株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株
アルビス <7475> [終値284円]8/1 5株→1株 一単元株式数変更 8/1 1株→100株
公募・売り出し価格
エナリス <6079> [終値1481円]400万株
阪急リート投資法人 <8977> [終値555000円]1万3000口
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(今日の一言)
海外NY株式市場は続伸。
ダウ工業株30種平均は2営業日連続、S&P500種総合指数は約1ヵ月ぶりの終値で過去最高値更新。
ナスダック総合指数もモメンタル株と呼ばれるインターネット株やバイオ関連株が上昇、大幅高となった。
ウクライナの住民投票はスルーされたような感覚。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約58億株、5月平均約62億株を下回る。
欧州株式市場の主要3指数は反発。
JPモルガンは世界最大の消費国である中国に経済回復の兆しがあるとして、鉱業株の投資判断を引き上げ。
M&A(買収・合併)の動きも相場に追い風。
東京株式市場で日経平均は3日ぶりの反落。
東証1部出来高は18億2889万株、売買代金は1兆6076億円と低調。
騰落数は値上がり382銘柄、値下がり1327銘柄、変わらず101銘柄に。
日経平均株価は50円どころの下落にとどまったものの、体感温度は200円安ぐらいな・・・
東証マザーズ指数は668.56と大幅4営業日続落(3.9%)で終値で年初来安値更新。
4営業日累計では7.5%の下落率。個人投資家の多いと言われてるマザーズ銘柄では、投資意欲「投げやり」状態になっているところも・・・
三菱ケミカルHD <4188> [終値403円]大陽日酸 <4091> [終値802円]を買収。年内にTOB(公開市場買い付け)実施。
現在27%保有、TOB通じ50%超に高める。金額は1千億円超、シェール関連事業に参入。大陽日酸上場維持。
50%超にするとは23%超の買い付けで1千億円とすれば、1株約1000円で買い付ける計算に・・・
松井証券のメルマガでの信用評価損益率速報では、買い方の評価損率が再びマイナとなり、「追証」発生状態となっております。
20%7台に達する時もありますが、信用評価損率の15%超はそれなりに底値圏に入っています。
ここからの下落には向かいたいところですが、枠の余裕との綱引きともなってきます。
「投げやり」にならず、ファイティングポーズをとって頑張っていきましょう。
メディアドゥ <3678> [終値4150円]図書館向け電子書籍事業で大手米オーバードライブ(オハイオ州)と資本・業務提携。
今夏図書館向けに電子書籍販売始める。国内の電子書籍を海外の図書館にも販売する。
UBIC <4815> [終値415円]なんとも6営業日連続で大幅な陰線描いています。
5/1~の下落率は6日で27.4%と・・・
出来高を伴ってないだけに、反転すれば戻りも意外に大きいかとも・・・
首都高速道路会社、約6300億円投じて、首都高の大規模更新・修繕に乗り出す。
更新対象の多くは重交通路線で十分な作業空間を確保できない現場。実現には民間会社の知恵欠かせず。
工事に伴う交通渋滞を以下に軽減するかが課題。工期短縮につながる技術開発が進む可能性高く。
贔屓ではないのですが、セック <3741> [終値2970円]のリアルタイムソフト技術が浮かんでしまいます。
ファーストエスコ <9514> [終値796円]行って来い状態も業績は上向いてきています。
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