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【銘柄研究】カイオム・バイオサイエンス(4583)

週末のNY株式市場は引けにかけて戻して小反発。
4月の住宅着工件数(前月比13.2%増、年率107万戸)や許可件数(8%増、108万戸)と相場下支えと。
半導体製造装置大手アプライド・マテリアルは2-4月期決算発表で急伸。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約57億株、5月平均約61億株を下回る。

週間ではダウ工業株30種平均は0.6%安、5週ぶりの反落、ナスダック指数は0.5%高、2週ぶり反発、S&P500種は0.03%安、2週続落で終了。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
英国とフランスの主要株価指数は反発も独DAXは3営業日続落。
景気に左右されにくいディフェンシブ関連が買われる。
イングランド銀行が住宅ローン融資に関するルールを厳しくするとの観測で住宅関連が下落。
前日下落したイタリヤやポルトガルの株価指数は反発。

東京株式市場で日経平均は大幅続落。
5/7の大陰線の後の反発も往って来いのような展開も終値では辛うじて、安値を割り込まず。
外国為替市場での円高進行も嫌気されたところも。

東証1部出来高は20億4189万株、売買代金は1兆8903億円で終了。
騰落数は値上がり159銘柄、値下がり1602銘柄、変わらず46銘柄に。

週間ベースで日経平均株価は0.7%安、TOPIXは0.6%安、ともに2週続落。
マザーズ指数は3.6%安、4週続落(累計10.0%下落)、日経ジャスダック平均は2.2%安、2週続落、東証2部は1.6%安、2週続落で終了。
個人投資家の多いマザーズ指数や日経ジャスダック平均の下落率が高く、個人投資家の投資意欲と余力が低下しています。
松井証券で算出している信用評価損益率の速報値も、買い方はマイナス14.326%と「追加保証金」差し入れがあってもいいような水準に。

そんな中、あえて火中の栗を拾いに行くような銘柄に注目してみます。

カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値1510円]の週末16日はストップ安比例配分となりました。
SBI証券の取引所金融商品市場外取引(PTS)夜間取引では1205.6円と303.5円安ながらも21万株商いが出来てきました。
週明け月曜日も16日(週末)の売り残りは167万6300株ありますので、ストップ安かも知れません。
信用買い残も237万4900株となっていますので、大発会(1/6)始値も1597円(分割修正後)、高値4945円(3/25)で総やられ状態かと・・・
信用取引では強制執行される場合もあるかもしれません。

この下落の要因は、昨年の数字からほぼ1期ズレ込むということでしょうか。
創薬アライアンス事業及び基盤技術ライセンス事業での顧客候補企業に対する本格的ビジネスの展開は、
従来の技術導出計画よりも更に1年の時間が必要と判断し、平成 27 年度からの契約取得、平成 28 年度の収益化を見込んでおります。

以前からの株主においては、期待していたことが、また1年延期で、いつになったら収益になるんだよってところでしょう。
カイオム・バイオの株価のボラティリティーは大きく、目先の投資家も多く参入しています。
「ADLobシステム完成」や「株式分割」などの発表で期待感が膨らんでいたことも、反作用するところ。
短期的な失望による投げは仕方ないようなところですが、
それこそ少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)など長期投資においては「良い拾い場」になって来るのではないでしょうか?

しばらく放っておくようなことになりそうながらも、負担のない範囲での投資としてはポテンシャルを考えると悪くないと思います。

代表取締役社長の藤原正明氏が平成26年3月期決算説明および中期経営計画を動画で語っております。
http://www.net-presentations.com/4583/20140515/

【お知らせ】

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